戦国武将がIS世界で生きていく   作:とあるP

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とあるPです。

遂に始まりましたタッグマッチトーナメント。果たして忠勝は誰とタッグを組むのでしょうか?

それでは本編どうぞ!



タッグマッチトーナメント
第壱拾四話 忠勝とタッグマッチトーナメント(前編)


忠勝とシャルルが同じ部屋になって1週間が過ぎた。その頃IS学園では、ある噂で持ち切りとなっていた。

 

『来週末開催されるタッグマッチトーナメントに勝つと、一夏、忠勝、シャルルと付き合える』と言う噂である。

 

その噂の出どころはさておいて、恋する彼女達にとってはまたとないチャンスである。

 

 

憧れの男性操縦者とお近づきになるチャンス。当然ながら訓練にも身が入るのであった。そして、今日も今日とて、シャルルと一緒に食堂に進む忠勝達。

 

その姿を見ると女子生徒達は「今日も一緒に居るよね~」と言われる始末である。

 

「おはようございます。今日もこれで頼む」

 

「はいよ。毎日サバの味噌煮定食で飽きないのかい?」

 

「うむ。ここでの食べ物は美味いからのぉ」

 

「そう言ってもらえると嬉しいよ。シャルル君もかい?」

 

「はい。忠勝と同じのでお願いします」

 

「はいよ。いつも一緒にいるから癖になりそうだよ」

 

そう言いつつも、サバの味噌煮定食を用意する食堂のおばちゃん。そして、食べるために席を探すがそこで待ってました!と言わんばかりにやって来たのが…

 

『忠勝さん!(忠勝)!一緒に食べませんか?』

 

そこに現れたのは、箒、セシリア、神楽の3人である。最近の神楽は静寐達と一緒にいるよりも、単独で行動し、隙あらば忠勝に近づくようになった。

 

これも恋する乙女のパワーなのかもしれない…

 

 

「セシリア、神楽。今日は栄子と翔子と一緒に食べたらどうだ!なに心配要らないぞ、忠勝の世話は私がするからなぁ」

 

「あら~箒さんこそ、最近栄子ちゃんと翔子ちゃんと一緒に食べたてないでありませんか?それなら、このセシリア・オルコットが忠勝さんと一緒に、食事を致しますわ!」

 

「箒さんもセシリアさんも、最近忠勝さんにべったりじゃないですか?偶には私に譲ってくださいよ」

 

「何だと!そう言う神楽も道場で忠勝と稽古しているじゃないか!」

 

「そのセリフ聞き捨てなりませんね。私は射撃訓練しか忠勝さんと一緒にいられないのに…」

 

「箒さんのお弁当いつにも増して気合いが入っているじゃないですか?同室の織斑さんにでも、食べさせたらいいじゃないですか?」

 

『ムムム~!』

 

3人で言い争っている中忠勝と一緒にいたシャルルは複雑な気持ちだった。男装をしているから一緒にいられる役得と、もし正体を明かして女性になったら離れてしまうのかもしれない、と言う気持ちであった。

 

 

そんな事を思いつつ忠勝は皆で一緒に食べられる分の席を探すのであった。そして、大勢で食べられる場所があったので、そこに座るのであった。

 

「はぁ…箒殿、セシリア殿、神楽殿。ちょうどいい場所が見つかったでござる。そこで、食べようではないか。早くしないと折角の料理が冷めてしまう」

 

この回答に少々納得出来なかった3人であったが、結果的に忠勝と一緒に食べられるので、良しとするのであった。

 

「…まぁ忠勝がそう言うのであれば」

 

「致し方ありませんが…」

 

「ここはそう致しましょう…」

 

三者三様言いたいことがあるが、またひと悶着あると忠勝の印象を下げてしまう可能性がある。

 

ここは、一時休戦とした。

 

3人がそう言って席に着こうとした瞬間思わぬ訪問者が現れた。一夏と鈴であった。

 

一夏と鈴はあの事件(謎のIS襲撃事件)以来一緒に行動することが増えた。一見恋人関係になったのかと思うが、一夏はそんな事ないと言う。

 

一方の鈴も旧友の再会を祝う様に、一夏との時間を楽しむのであった。そんな2人が珍しく忠勝と一緒になったのだ。

 

「お!おはよう忠勝!どうだ、一緒に食べるか?」

 

「おお、一夏。おはよう。いいだろう、丁度あの席が空いているのだ」

 

「そっか、それなら、鈴も呼んだ方がいいかもしれないな。おーい、鈴一緒に食べようぜ」

 

「わかったわよ。おはよう忠勝。元気そうね」

 

「鈴殿も元気そうで何よりでござる」

 

「ええまぁね。それよりもミリアンヌがあんたの事探していたわよ。何でも、話したいことがあるんだって」

 

「ロゼッタ殿が?」

 

「ええ、モテる男はつらいわね~」

 

「?拙者はモテるのか?」

 

「あんた、それ素面で言っていたら怒るわよ」

 

「その前にモテるとは何だ?」

 

「そこから説明しなきゃいけないの!?」

 

などといった驚愕の事実を突き付けられながら、朝食を済ませるのであった。午前中は五教科に加えてIS経論や基礎的なルールなどを勉強した。

 

IS学園とは言え、成績も常にトップレベルでなければならない。タッグマッチトーナメントが終われば、臨海学校、夏休みと楽しいことが目白押しだが、その前にやらなければならない事がある。

 

『期末テスト』

 

学生である以上避けて通れない道である。現に赤点だった者は、夏休みなどなく補習の毎日が続く。

 

更に酷いと、退学処分という思い罰が課せられるのだ。そのため皆必死に勉強するのであった。

 

 

 

 

昼休み。それぞれが思い思いに過ごしている中で忠勝は、ミリアンヌを探しに2組を訪れた。そして、ドアの付近にいた女子生徒に話して、件の人を探し出すのであった。

 

「すまぬが、ちと良いか?」

 

「え?ほ、本多君!?どうして2組に?」

 

「いや、ロゼッタ殿を探しているのだがいるだろうか?」

 

「ああ、ミリアンヌさんね。ちょっと待って…」

 

そう言って、女子生徒は他の人と話しているミリアンヌの所に行くと、忠勝に気づいたミリアンヌは真っ先に忠勝の所に寄って来るのであった。

 

「あ~忠勝だ!ヤッホー」

 

「ロゼッタ殿、息災であったか?」

 

「うん。元気だったよ!それよりも忠勝に聞きたいことがるんだけど……」

 

 

 

「私の事好き?」

 

 

 

 

ピシ

 

その一言に、周りの空気が変わり、爆弾発言級のことを言い出したのあった。しかし、忠勝は何食わぬ顔で答えるのであった。

 

「う~む。拙者にはよくわからんでござる。しかし、ロゼッタ殿の事を嫌いにいう人はおらんだろ」

 

「え~どうして?」

 

「ロゼッタ殿は社交性が良く、気さくに接している。故に、先程まで友人と談笑しておったしな」

 

「う!ちょっとそこまで言われると恥ずかしい///」

 

如何やら忠勝の褒め言葉が効いたのか顔を赤くするミリアンヌ。そんな姿が珍しく、2組のクラスメイト達が囃し立てる。

 

「あ~ロゼッタさん照れてる~」

 

「ちょっとやめなよ~」

 

「けど、そんな事を平気で言える忠勝くんって、もしかして天然?」

 

「天然とは何だ?」

 

「アハハ!やっぱり忠勝くんって、天然だね」

 

「…まぁその話しは置いていおいて、それよりもロゼッタ殿が拙者に用事だと言っていたが…」

 

そう言って忠勝がミリアンヌに聞くと、これまたとんでもない答えが帰ってきた。

 

「うん。忠勝、明後日の休みの日私とデートしよ?」

 

 

 

 

 

 

『はい?』

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら忠勝、こっちだよー!早く早く!」

 

「ちょっと待つでござる。ロゼッタ殿」

 

それから2日後。IS学園が休みの時に忠勝は、ミリアンヌと一緒にとあるテーマパークに行っていた。

 

 

そのテーマパークでは、家族連れや恋人達など、様々な人達が行き交っていた。そんな中忠勝は先に走っているミリアンヌを追いかけていく。

 

他の人はミリアンヌの容姿に現を抜かしているが、忠勝だけは違っていた。そして、2人揃って受付口に行くとチケットを購入するのであった。

 

「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」

 

「高校生2枚で頼む」

 

「はい。高校生2枚ですね」

 

「うむ「ハイハイ!カップル割でお願いします!」ロゼッタ殿?拙者達はそう言う…」

 

「細かい事は良いの!」

 

「わかりました。では、カップル割でご用意致しますね。それではいってらっしゃいませ~」

 

そう言って、受付の人からチケットを貰ったミリアンヌは忠勝の腕を引いて、パーク内に入って行くのであった。

 

「しかし、箒殿達に黙って行って良いのだろか…」

 

「こ~ら。私とデートしてる時に他の女の子名前を出すのはいけないんだ~」

 

「しかし…気になってしまってな」

 

「ふ~ん。まぁそこが忠勝のいいところなんだけどね…けど、今は私だけを見ていて欲しいな」

 

「ロゼッタ殿…分かった。努力しよう」

 

「…まぁいいか。それよりも早く行こう!」

 

「おっと!」

 

そう言って、忠勝の手を強引に取りパーク内へと向かうのであった。因みに他の面子は、

 

・箒と神楽は剣道の試合。

・セシリアはテニスの大会。

・シャルルは織斑先生と一緒に今後の対策。

・栄子と翔子は静寐達とお買い物

 

と皆各自で行動していたため、偶然にも忠勝はフリーとなっているのだ。

 

 

 

パーク内に入ると大きなお城が見えてきた。その他には、近未来的な建物やファンタジーな乗り物。まるでジャングルを模様した施設など、IS学園にはない建物ばかりで忠勝は楽しそうだった。

 

「おお~!こんなものがあるとは」

 

「あれ?忠勝ってここに来るの初めてなの?」

 

「ああ、拙者IS学園から出た事ない故ここに来ることも、こんな物があるのは初めて知ったのだ」

 

「え?IS学園に来る前とか友達とかと一緒に来たことないの?」

 

「生憎と休みの日は学業や奉仕活動で行っておったからのぉ…休みらしい事は何一つやってこなった」

 

「…そうなんだ。忠勝って大変だったんだね」

 

「そんな事はないぞ。部活動や生徒会とか楽しい時期もあった」

 

「私は無理だなぁ~そんなお固そうなことは。私は自由に生きたいからね」

 

「まぁ人の生き方は、それぞれだからのぉ…それで、次はどれに行くのでござるか?」

 

「お!ノッてきたねぇ。それじゃあねぇ~」

 

そう言って、ミリアンヌは忠勝の手を引きながら次のアトラクションへと向かうのであった。

 

ひとしきりアトラクションに乗った2人は、近くあるレストランに入った。ミリアンヌはキャラクターが描かれているパンケーキ。忠勝は和風ハンバーグをチョイスした。

 

食べている最中に、ミリアンヌの携帯が鳴ったので席を立つのであった。

 

「ごめんね。ちょっと出てくる」

 

「うむ。拙者の事は気にせずゆっくりとしてくればいい」

 

そして、忠勝の姿が見えなくなるとミリアンヌは電話に出るのであった。その相手とは…

 

「…もしもし~定時連絡にはまだ時間があると思うんですど~」

 

『ミスミリアンヌ。貴女は我が『ブラックレディ』の一員である事を理解していますか?』

 

彼女が所属しているブラックレディからの定時連絡であった。気だるい感じになるが、一応出るミリアンヌであった。その内容とは…

 

「分かっているわよ」

 

『なら、どうして本多忠勝を抹殺しないですか。神聖なISに乗っている汚らわしい男の1人や2人貴女なら簡単でしょう』

 

「アンタバカ?こんな街中でやったら一発で、判られるでしょ。ただでさえIS学園のガードが堅い中でやれる訳ないでしょ。下手したらこっちがやられるわよ」

 

『確かに彼のポテンシャルはブリュンヒルデと同等でしょう…わかりました。実行のタイミングは貴女に任せます。けど、失敗は許しませんよ』

 

「…わかっているわ」

 

『では、これで』

 

そう言って、電話が切れるのであった。ミリアンヌとて組織を裏切る訳にはいかない。しかし、相手はブリュンヒルデと同等の力を持つ忠勝だ。

 

ハニートラップで簡単に出来ると思っていたが、中々ガードが堅い。正攻法で行くとのでは無理だと踏んだミリアンヌは、先ず自分に心を開いてもらってもらう事にした。

 

その為のデートである。

 

電話を終えて戻って来たミリアンヌは何食わぬ顔で忠勝とデートを再開した。

 

「お待たせ~」

 

「おお、ロゼッタ殿。随分とかかっていたようだが大丈夫だったでござるか?」

 

「う、うん…大したことなかったから」

 

「…なら良いが。では、行こうか」

 

「あれ?お会計は?」

 

「拙者の方で済ませておいた。それで、次は何処に行こうか」

 

「…あ、ありがとう///」

 

ちょっとした男の仕草に照れてしまったミリアンヌ。そして、色々なアトラクションを見たり乗ったりした2人は、最後に大きなお城が見える広場にいた。

 

「今日は楽しかったねぇ~」

 

「そうでござったな。こんなに楽しい時間を過ごせたのは、生まれて初めてかもしれぬ」

 

「そう…良かった」

 

「ロゼッタ殿?」

 

「最近の忠勝、忙しそうだったし少しでも癒せたらいいなぁって思ったからね」

 

最近の忠勝と言えば、早朝からIS史上最強と名高い織斑千冬とのドンパチから始まり、必死にIS理論や経論と勉強漬けや、シャルルの救出作戦の案だし。

 

更には、仮部員とは言え剣道部での部活動。夜には、栄子と翔子の世話やシャルルとの生活。

 

そして、3人が寝静まったころに復習勉強と寝る間も惜しんで動いている。元戦国武将と言えども、流石に体力・気力の限界が来る。

 

そういった意味では今回のデートは良い気晴らしになったかもしれない。

 

「…そうでござったか。感謝している」

 

そう言って、頭を下げる忠勝をミリアンヌは笑いながら止めるのであった。

 

「アハハ!そこまで大袈裟にしなくても大丈夫だよ~。ホント忠勝って真面目なんだね」

 

「そうであろうか?」

 

「うん。そうだよ~けど、そんな忠勝もいいと思うよ」

 

「ありがとうでござる。では、帰るとすかのぉ」

 

「うん。そうだね」

 

そう言って、2人は並んでゲートに向かうのであった。その手は繋がれていないが、ミリアンヌは今の時間を大切にしようと思った。

 

 

 

 

 

次の日。タッグマッチトーナメントを今週末に控えている時に事件は起きた。それは、第三アリーナで鈴とセシリアが訓練している時に発生した。

 

「あら、セシリアじゃない。どうしたのよ?」

 

「鈴さんこそここで何を?」

 

「アタシは今週末に行われる、タッグマッチトーナメントの特訓よ。誰と組んでもいいようにしておかないとね」

 

「そうでしたか。では、少々お相手してくださる?忠勝さんと一緒に組んだ時に、確認しておきたい事があるので」

 

「ちょいまち。何でセシリアと忠勝が組むことになってるのよ」

 

「だって、私と忠勝さんは運命の赤い糸で結ばれているのですもの!」

 

あ~と天を仰いだ鈴はセシリアを無視して、準備をするのであった。そんな2人にIS【シュヴァルツェア・レーゲン】を纏ったラウラがいた。

 

「イギリスのIS【ブルー・ティアーズ】と中国のIS【甲龍】か。どちらでもいい、私と戦え!」

 

「だそうですよ。」

 

「アンタから行きなさいよ」

 

「どちらでもいい。面倒なら2人同時でもいいぞ」

 

「それは、ごめんこうむりますわ。何だか弱い者いじめをしているみたいなので」

 

「アタシもパス。今はそんな気分じゃあないから」

 

「ほう、逃げるのか。そう言えばあの男2人も弱そうな人間だったな」

 

その一言が、2人に火を付けた。どちらも尊敬し、慕っている人をバカにされたような言い方だったから。

 

「今なんておっしゃいました…」

 

「一夏と忠勝が弱いですって…」

 

「そうだ、あんな女の園でしか生きていけないなど、軟弱にも程がある。織斑一夏は専用機を持っているが、その力を一向に使わない。本多忠勝に至っては、論外だ。何が「拙者が守る」だ。そもそも、アイツは妹達の世話ばかりしているではないか」

 

そう言った瞬間、ラウラの横をレーザー光線が横切り、スターライトmkを構えていたセシリアがいた。

 

「今の言葉…撤回してください!忠勝さんはそんな方ではありません!」

 

「そうよ。一夏もそんな事ないわ!アイツは力に溺れない為にいるのよ!」

 

「そんな事は知らん」

 

「…いいでしょう。そこまで言うのであれば、私たちが相手になりますわ!」

 

「ちょうど、退屈していたところだし。いいわ!やって、やろうじゃない!」

 

「面白い」

 

そう言って、ラウラは大口径レールカノンを放った!鈴とセシリア躱して両サイドから接近して行き、双天牙月を振った!しかし、あと数センチの所で止められた。

 

「なんで!」

 

「鈴さん!」

 

すかさず、セシリアがフォローに入ろうとしたが、シュバル・レーゲンから出てきた、ワイヤーブレード×6に阻まれてしまった。

 

「きゃ!」

 

「セシリア!この!動きなさいよ」

 

「無駄だ、この慣性停止能力(アクティブ・イナーシャル・キャンセラー)(AIC)からは逃れられない」

 

ラウラの第三世代型兵器である、停止結界、慣性停止能力(アクティブ・イナーシャル・キャンセラー)通称AICは対象を任意に停止させることができ、1対1では反則的な効果を発揮する。

 

これによって鈴と双天牙月の動きが止まってしまった。

 

しかし、これの使用には多量の集中力が必要であり、複数相手やエネルギー兵器には効果が薄いのが弱点である。

 

「さて、この状態では避けられまい」

 

「ひ!」

 

至近距離で大口径レールカノンが鈴に向けられあと数秒で直撃するところで、セシリアのブルー・ティアーズが邪魔をしてAICが解かれて難を逃れた。

 

「チィ!」

 

「サンキューセシリア」

 

「いえいえ、けどどう対処いたしましょう」

 

「あのAICが厄介よね」

 

「来ないのか?ならば、こちらから行くぞ!」

 

そう言って、ラウラは瞬時加速(<イグニッションブースト>)をして、セシリアに肉薄した。

 

当然セシリアは近距離武装である「インターセプター」をコールしたが、ラウラのプラズマ手刀にはじかれてしまい、ガラ空きになったボディにラッシュが入った。

 

そして、ワイヤーブレードでアリーナの壁まで吹き飛ばされてしまった。

 

「セシリア!」

 

すかさず救護に回った鈴だがそこに大口径レールカノンからの、対ISアーマー用特殊徹甲弾の雨が降り注いだ。

 

セシリアをカバーしようとしたが間に合わず、2人のSEが0になってしまった。セシリア達は絶対防御が働いて気絶した。

 

 

その頃忠勝と一夏それに、シャルルは校内を歩いていた。話題は自然と今週末に行われるタッグマッチトーナメントについてである。

 

 

今回はIS襲撃事件を受けてより実践的なISバトルを行うため、2人1組のツーマンセルで行う事となった。

 

そんな事を話していると、女子生徒達が急に第三アリーナの方へと行くのを見えた。忠勝は1人の女子生徒に声をかけてみた。

 

「もし、そこの者。この騒ぎはなんだ?」

 

「あ!本多君!聞いてよ。第三アリーナで何だか乱闘騒ぎがあったんだって」

 

「乱闘騒ぎとな?」

 

「うん。聞いた話によると、中国代表候補生とイギリス代表候補生がドイツ代表候補生に、ボコボコにいじめられているらしいよ」

 

「何だと!」

 

その話しを聞いた忠勝は急ぎ第三アリーナまで駆け込んだ。それを見た一夏とシャルルはただごとではないと思い、忠勝の後に続くのであった。

 

 

第三アリーナについた3人はラウラに蹂躙されて、足蹴にされている鈴とセシリアを見た途端忠勝はIS【samurai】を一夏は【白式】をシャルルは【ラファール・リバイブ・カスタムⅡ】をそれぞれ身に纏い、アリーナ内に入って行くのであった。

 

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