ロクサスSide
「クソがァッ!あんな依頼受けんじゃなかった!!」
オレの名前はロクサス・・・吸血鬼ハンターを生業にして現在、険しい山を登っている男だ。
そんなオレの下に依頼が来た。
“吸血鬼姫君メアリーヌ”
この町では有名な吸血鬼のようでその吸血鬼を倒してくれと依頼が来たのだが・・・
「考えても仕方ねぇ・・・取り敢えず見て確認するしかないか。噂の絶世の美女吸血鬼によ。」
そしてオレは再び山を登り出すのであった。
ロクサスSideend
ーその頃、メアリーヌの城ではー
《いいこと!貴女のような女があの方に似合わないのよ!》
《そんなことないわ!私は・・・私は!》
《彼は“目玉焼きにはソース派”なのよ!貴女とは生きる世界が違うと解りなさい!!》
《そんなこと無いわ!彼は“目玉焼きには醤油”の良さを知ろうとしてくれたモノォ!》
「グス・・・いつみて“玉子学園物語”は良いのォ〜」
メアリーヌは自室で少女アニメを観て泣いていた。
バアァァァンッ!
「メアリーヌ様!大変ですよ!?って!何こんな忙しい時にアニメ観てるんですかァ!」
「ぬわッ!?キュア!主の部屋にノックせずに入るとは・・・「そんなことどうでもいいから!侵入者ですよ侵入者ァ!!」なんじゃと?また何処かのバカか?そんなの自動トラップでなんとか・・・「そのトラップが破壊されながら侵入者が来てるんですよ!!」化け物かソイツは!?下等吸血鬼なら確実に一撃で殺れるトラップだぞ!?」
キュアの言葉に焦るメアリーヌだが・・・
「だが・・・この城は御婆様からお預かりしている城・・・なにかあっては御婆様に申し訳たたん!キュア、迎撃準備せよ!妾もすぐに準備する!!」
「は、はい!(普段頼りないけどこういう時には役立つわ〜)」
そうしてキュアはメアリーヌの指示を受け、侵入者の迎撃準備するために部屋を後にした。
「・・・でも、もう少しだけ観よ♪」
メアリーヌは再び玉子学園物語を観始めるのであった。
ーその頃、ロクサスはー
「なんなんだこの城はァァァッ!」
ロクサスは城外で数々のトラップを破壊しながら突き進んでいた。
「クソッ!段々と面倒くせぇ!こうなったら・・・」
そう言うとロクサスは持っていた鞄を空中に投げると鞄は変形し、ロケットランチャーに変わる。
カチャ
「新しく道を作ってやらァァァッ!」
ドゴォォォン!!
問答無用にミサイルをぶっ放した。
ーその頃メアリーヌはー
ドゴォォォン!!
「なっ、なんじゃ!?今の衝撃は!?こ、これは流石に不味い!」
ゆっくりアニメを観すぎたメアリーヌは慌て部屋を駆け出す。
しかし・・・
「しまった!?こっちは行き止まりだった!」
慌て過ぎて行き止まりに来てしまったメアリーヌは道はないか辺りを見ると壁に穴を見つける。
「この姿では通れんな・・・なら!」
メアリーヌの身体は煙に包まれそこから現れたのは小学高学年くらいの姿へと変わった。
「これならこの穴を通れるわ♪」
こうして穴をくぐるメアリーヌであったが・・・
「たく、噂の吸血鬼はどこだよ!」
「さて、早よキュアと合流せんとな・・・」
壁を抜けた先にはロクサスが走っていた。それに気付かずメアリーヌは壁抜けた先に進もうとした時だ。
ドォン!
「「キャッ!/ぬおッ!」」
ロクサスとメアリーヌは打つかり、倒れかけたメアリーヌをロクサスはメアリーヌの手を掴む。
「ふぅー危ねー大丈夫かい?お嬢さん。」
「・・・ふぇ?」
メアリーヌを現状を確認する。
壁の向こうで異性と打つかる。
↓
異性から手を握られる。
↓
相手はイケメン
↓
爽やか笑顔で壁ドンされている。
「・・・お・・・」
「お?」
メアリーヌの様子に首を傾げるロクサス。
「王子様が現れたァァァッ///!!・・・キュン///・・・」
その瞬間、メアリーヌは砂となって死んだ。
「えェェェッ!?」
流石のロクサスも叫ぶしかなかった。
吸血鬼姫君メアリーヌ
死因・・・
“壁ドンによるキュン死”
The Next Time