艦これ小説 習作   作:From

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艦これ小説 習作

 目下のところ沈没した船舶の捜索には全力を尽くしております    

 

         深海棲艦初出現時の記者会見

 

 

 

 大海洋戦争、後にそう名付けられる戦争が始まった時、私は帝国陸軍の第4師団で野戦砲兵連隊に所属する、いち下士官に過ぎなかった。

 

 だから当時はハワイ近海で発見され、小笠原諸島でも目撃されるようになったと言う新種の海洋生物(駆逐イ級だった)が、ニュースで報道されても気にも止めていなかった。

 

 そもそもこの時点で深海棲艦の脅威に気づいていたのは世界で初めて深海棲艦と交戦した駆逐艦『ダニエル・イノウエ』の乗員だけだろう。

 

 パールハーバー・ヒッカムの指令部すら映像分析が終わるまでは、『ダニエル・イノウエ』の報告を信じていなかった。

 

 だが、この時点では人類の保有する電波探信儀で深海棲艦を探知する事は不可能であったし、そもそも全長10メートル以下の光るクジラが5インチクラスの砲撃でタンカーを撃沈したと言って信じる人間など当時は一人もいないだろう。

 

 史上初めて出現した深海棲艦は7000メートルの距離から不意に発砲し、『ダニエル・イノウエ』の艦首を破壊したが反撃を受けて直ぐに撤退した。

 

 米軍はこの謎の敵の扱いに困り、当初はただの事故として報道していた。

後の歴史を知るものならばこの時点でアメリカが総力を挙げれば開戦初頭の犠牲をもっと減らせたと主張する者もいるだろう。

 

 だが、大海洋戦争で最も戦歴の長い指揮官の一人として言うが恐らくこの時点では何をしてもそこまで変わらないのでは無いかと思う。

 

 根拠は2つだ、まず深海棲艦は欺瞞行動に優れる点である。艦船のように行動することも、短時間なら海に潜ることも可能であった。

 

 また、彼らはこの後、世界各地で同時に行動を起こすが

深海棲艦には高い知性が存在する、個々の深海棲艦ではなく旗艦、鬼や姫と呼称される一部の上位種達だ、これらが開戦時存在したのかは定かではないが、基本突撃しかしないはずの深海棲艦がこの時のみ直ぐに撤退したのは恐らく、鬼、姫クラスの指示ではないかと私は思う。

 

 つまりこの時米軍が全力で捜索しても電波探信儀で探知できず、目視確認を潜っていくらでもやり過ごせ一定の知性をもつ深海棲艦を捕捉するのは不可能だったと思われる。

 

  20XX年6月10日ハワイ沖タンカー事故から2日後、ハワイ近海には光るクジラが複数現れるようになりその3日後には日本、フィリピン、インドネシアで目撃されるようになった、後に公開された文書によるとこの時既にで深海棲艦は沖合いの船を襲撃していたようであった。

 

 6月15日アメリカ東海岸、セイロン島沖合いでも光るクジラが発見された時、パールハーバー・ヒッカム基地から通信が入った

 

 

 

『正体不明の敵勢力によりハワイ諸島全土が攻撃をうけている海域は封鎖され既に敵は上陸を開始、我増援を乞う』

 

 

 この時米軍は第25師団を筆頭に防衛戦を展開、港湾施設からの退避を行っていたが、オアフ島以外はこの時点で既に制圧され住民への虐殺が始まっていた。

 

 

 アメリカ太平洋軍はこれを受け第7艦隊に出撃を命じると共に、同盟国日本帝国及び韓国も部隊の動員を開始していた。そしてこの僅か1ヵ月半後私は初陣を迎えるのである。

 

 

 

 

 

     

         

 

 

      ◇

 

 

 

 

 

 

 20XX年7月30日、沖縄防衛のため帝国陸軍は4個師団の戦力を終結させ、米軍と共同防衛作戦を展開、私の野戦砲兵連隊は第12海兵連隊と共に宜野湾へ布陣していた。

 

 沖縄での戦闘の前にハワイ戦の結果を語ろうと思う、第7艦隊はハワイ諸島の深海棲艦を多数撃破したが、夜襲により、『ロナルド・レーガン』『シャイロー』が被雷、駆逐艦3隻撃沈の被害を出したうえ、敵艦隊を撃破する事には失敗した、7月3日にはスコフィールドバラックスが制圧されオアフ島における組織的抵抗は終了し、現地部隊は壊滅したため第7艦隊は撤退することになる。同時にそれはハワイ州130万を見捨てると言うことでもあった。

 

 この戦闘後小笠原諸島近海で大量の『クジラの怪物』が目撃され、沖縄県に向け集結しつつあることが確認される。

 

 

 

 

 

 帝国政府の動きは速かった、彼らは米軍からハワイで何が起きたか正確な情報が伝わっていたし沖縄を失陥すれば何が起きるかをよく知っていたからである。

 

 帝国政府は直ちに内地の4つの師団を南方軍として編成し沖縄へ投入、アメリカも安保条約のもと参戦、沖縄は日米6万の戦力で防衛されることとなった。

 

 この時点で深海棲艦は沖縄の何処に上陸するつもりか不明であったので沖縄県民を北部へ退避させた後うるま市、宜野湾市、読谷村へ帝国軍は配置され第3海兵師団は機動防御戦力として扱われることになった。

 

 

 

 8月1日沖縄沖にて呉から出撃した帝国海軍、空軍が接近する深海棲艦に迎撃を試みるも失敗、同日那覇市に対し艦砲射撃が加えられ市街地が破壊される。地対艦ミサイルでの反撃は効果を認められず中止される

 

 

 8月2日0300史上初めて深海棲艦による爆撃が行われ、嘉手納飛行場、普天間飛行場、キャンプコートニーが奇襲を受け海兵師団長が戦死。

 同日0400百々ビーチに深海棲艦が上陸、帝国軍第15師団は水際阻止に失敗し隷下の歩兵60連隊、第15戦車連隊は玉城跡まで後退し、逆襲準備に備えた。

 

 

 

 

 8月2日1200には、城南市の砲兵と宜野湾から進出してきた私の野戦砲兵連隊により砲撃が始まり、玉城跡に集結した、15師団への支援が開始され、敵の進撃は一時停止することになる。

 

 

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あとがき

 

 

 

はじめて小説を投稿しました‼️回顧録風に作ってみましたがどうでしょうか?

世界観や国家については現実とは違いますが主人公の語る内容から読者がわかるように描写していきたいと思ってます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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