仮面ライダー天我   作:暁クロガネ

2 / 2
初投稿から約3か月お待たせしてすみません。ようやく第1話が完成しました。ほんとならば、8月中にはだすはずだったのですが、どうにもこうにも忙しいのと、遅筆で…
これからも更新は遅いと思いますが、よろしくお願いします。

それではどうぞ!!


第1話 運命の変身

???

 

暗い。暗い。一面闇しかない世界。

そこに佇む一人の女。

女は妖艶に微笑み、唇を撫でると、つぶやくように語る。

 

「さあ、物語を始めよう。戦いという名の物語を…」

 

 

 

 

子供の頃、アニメや漫画の世界に憧れたことってないか?もちろん俺はある。そんな世界で生きられたらどんなに楽しいのか。毎日が刺激に満ち溢れたそんな世界。最高だね!別にそこでヒーローになりたいとか、そんなんじゃないけどさ…

 

でも俺は、退屈なこんな世界を抜け出したい!要はこれだ。つまらないんだ。今の生活が。楽しくなくてもいい、苦しくてもいい。とにかく俺は退屈な世界から抜け出したい…抜け出したいんだ!

 

「…君。駆…君」

 

何で毎日毎日学校行って帰ってなんてのを繰り返さなくちゃならないんだ?そもそも大人になっても、仕事して…

 

「…導君!…導君!」

 

そればっかじゃないか!くそ…

 

「駆導君!!」

 

「はうあっ!」

 

突然耳元で大きな声がし、俺は変な声を上げて下向けていた顔をはっと上げる。

 

横をみると…眼鏡をかけた長い黒髪の美少女―いやいや!三枝彩花(さえぐさあやか)がなにやら俺に手話みたいなので語りかけてくる。人差し指をクイクイと動かしながら、ん?前を向けってことか

 

それに従って前を向くと

 

「く~ど~う~」

そこには我らが担任教師望月沙希が背景にゴゴゴと擬音を立てるかのようにニコニコと笑みを浮かべながら、腕を腰に当てて立っていた。

 

「ははっ、いや~すんません。ついウトウト「覚悟は?」っていえ!ヤー!できております!」

 

ゴツン!

 

教室内に響くその音とともに、俺駆導真(くどうしん)の頭に大きなたんこぶができた

 

 

 

「では、少し早いが今日の授業を終わりにする。ホームルームは今日は連絡事項もないからなしでいい。あ~号令はいいぞ、これで解散だ。」

 

望月先生は手を振って教室を去って行った。我らが担任は、厳しいがこの辺は何もなければすぐ終わるから助かるんだよな。とこぶを触りながらしみじみ。

 

「はあ~マズったな~」

 背もたれに体を預け、ポリポリと頭をかいた。

 

「ふふっ。どうしたの?駆導君いつにも増して変だったけど…」

 

口元に手を当てながら笑う三枝の言葉に

グサリ!と俺の心臓にロンギヌスの槍が刺さった。

俺っていつも変だったのか…

 

「どうしたの?」

 

頭に?マークを浮かべるかのように首をかしげる三枝。いや悪意がないのは分かっているんだが…

 

「いや、何でもないよ。ああそういやさっきの質問に答えてなかったっけ?」

 

取りあえず話を戻しておく。とはいえあまり話しても仕方ないことだが…まあ下らない話だしな。

 

「うん。何か考え事だったの?」

 

「あ~まあ何というか、俺の願い事が叶わないかな~って」

 

「願…い?」

 

「ああ、何か非日常の世界に生きたいなぁ~って願い。ゲームとかアニメとかみたいなさって…三枝?」

 

何か急に思いつめたような顔してるけど…NGワード何か言っちゃったか?

 

「あっ!ご、ごめんね。ちょっと考え事しちゃってて。わ、私用事あるの思い出したから行くね!また明日駆導君」

 

そう言うと三枝は、逃げるように教室から去って行った。

 

「何かおかしいな」

 

あの様子は明らかに俺の言葉の何かに反応してって感じだ。でも何だ?何が三枝に思いつめさせる表情にしたんだ?

三枝の様子がおかしくなったのは確か俺の考えていたことについて話し始めた時だ。そのとき三枝は何て言ったんだ

 

「願…い?」

 

…そうだ確か俺が願いが叶えばいいなとか言ったときじゃないか?しかしどうして願いなんて言葉に三枝は反応したんだ?

 

ん~分からん!考えても分かるわけないだろ人の気持ちなんか。

 

とにかく三枝を追うか。まだ校門は出てないだろうし。

 

俺は席を立ち、三枝を追うために急いで教室を出た。

 

 

Side 三枝綾花

 

「はあ~」

 

駆導君の言葉に動揺した私がいたのは、近道のトンネル内だった。私はそこで座り込みため息を吐いていた。

 

「願いが叶わないかな~って」

 

何をやっているんだろう私は。ただの駆導君の願望じゃない。それをこれ(・・)と結びつけてしまうなんて…

鞄から取り出したある物を見つめる。それは特異な形状をしたベルトとスマートフォンのような形をした機器。そして龍の絵が描かれたカード。

駆導君はこれとは関係ないはずよ。そんなの当り前のはず。何でそんな風に考えてしまうのだろう私は…

 

「最低だよね…私。でも…」

 

そんな考えに至ってしまうくらいに私には…

 

「なら、君の答えは決まっているはずだよ」

 

「!?」

 

突然女の人の声が聞こえた。とっさに振り向くけど誰もいない。周りを見渡しても誰もそこにはいなかった。

 

空耳?色々考えすぎたのかな?

 

「帰ろう」

 

そう思い、立ち上がった時

 

「さあ、君の運命が始まるよ。三枝綾花…」

 

 

ジジ…ジジジジジジジジジジジジジ

 

また聞こえたその声が消えるとともに目の前では不思議なことが起こっていた。

眼前に見える空間の一部が縦に裂け、そこからおよそ人とは思えない緑色の腕そして獣のような鋭い爪をもった手が見え、おとぎ話でしか出てくることのない怪物がそこから現れた。

 

 

「どこだ?どこにいるんだ?三枝!

 

結局学校では三枝に追いつくことは出来ず追ってきたものの、途中で見失ってしまった。てか家に行けばいいだろって話だが、肝心の彼女の住所を知らなかったことに今頃気づいた俺は、近くにあった公園で立ち往生していた。

明日にでも改めて聞けばいいんだろうが、何か胸騒ぎがするんだよな…

はあ~こういう時、超能力とかがあればすぐにわかるのにな。ピキーンとか何か頭にきてさ。

そんなバカなことを考えていると…

 

「おや、どうしたんだい?」

 

後ろから声をかけられて振り向いて絶句した。そこには女の人が立っていた。いや絶句したのはいつの間にか女の人がいたからではない。それもあるんだけど…。驚いたのは、その

女の人の服装だ。まるでファンタジーに出てくるような黒いオーブを着ていて、見るからに怪しい雰囲気がプンプンしていた。

 

「どうかしたかい?」

「い、いえ」

 

顔はフードに隠れて見えないが、赤い口紅が塗られた口元は、とても艶やかな感じがした。恐らく美人さんなんだろう…多分

それはどうでもいいが、あまり構うと何か変なものでも売りつけられそうだ。さっさとここから出よう

そう思い、黒いオーブの女性に言葉を発したとき

 

「すいません。急「探し人ならこの近くを通る電車下のトンネルの方に向かうといいよ」

 

え?

 

「今…なんて?」

 

どうして俺が人を探しているって…

そんな俺の驚いた表情を気にしてか彼女は

 

「いやすまないね。実は私は占い師なんだ。この格好で分かるだろ?」

 

そう言って、オーブを広げる彼女。

 

いや分からないよ…普通。お茶目な人…なのかな?

 

「じゃあ俺を占ってみたってことですか?」

「そうだね。何やら焦っている顔をしていたから、ついね。ああ勿論お代はいらないよ、私が勝手にやったことだからね。それに私の占いは当たるよ?必ずね。」

 

口元が歪ませ、笑う自称占い師の彼女。正直占いなんて信じてないが、もしかしたらというのもあるし、彼女を信じてみよう。

 

「ありがとうございます。じゃあそこに行ってきます」

 

彼女に向かってお辞儀をし、俺はそこに向かって走り出した。

 

 

 

「ふふふ。さあ舞台は準備したんだ。ここから君の運命が始まるよ駆導真」

 

 

Side三枝綾花

怖い…怖い…足がすくんで逃げることも出来ない…

 

突如目の前に現れた怪物は、ゆっくりと私に近づいてきていた。

 

どうすればいいの?このままじゃ私…

 

「!?」

 

そのとき私は、自分が握りしめている物に気付いた。そうだ、私には…ある。この状況を何とかすることが出来ることが…

 

こカードとデヴァイス、そしてこのベルトがあれば…

ギュッ

自然とベルトを持つ手に力がこもる。

 

でもこのベルトを使うということは…いえ今はそんなこと考えている場合じゃない。

覚悟を決めよう。私は!…

 

震える足を必死で抑えながら私は、ベルトを腰につけようと…

 

「hoo~ガァァー!!」

 

化け物は突如叫びながら、私に裏拳を打ち込む。

 

「きゃああ!」

 

咄嗟に両腕で壁を作るけど、その人間離れした力で私を吹き飛ばす。

そのときベルトとデヴァイス、カードを手から離してしまい、その3つは別のところへ飛ばされてしまった。

 

私は、吹き飛ばされた反動で地面に体をぶつけて倒れ込んでしまった。

 

「あぁ…くぅぅ」

 

痛い、体中が。

 

もう終わりなの?私は、まだ何も…

 

長く鋭い爪を構えて、虎の怪物は私に近づいてくる。

 

ごめんね、幸(こう)…ごめんね

 

そう私があきらめかけた時…

 

「三枝ぁぁぁー!!!」

 

えっ?何で?何で彼がいるの?

そこにはいたのは、ここに来ること自体あり得ない人物だった。

 

「駆…導君?」

 

そこにいたのは、私のクラスメイト駆導真がだった。

 

 

 

 

一体どうなっているんだ?

 

さっきの占い師の言う通りの場所に行ったら、三枝を見つけることは出来たものの、そこは異様な光景だった。

怪我をして倒れている三枝、そして彼女を襲おうとしている虎のような姿をした怪物。

怪物は俺の方には気づいてないみたいだが…

映画の撮影とかじゃない。本物だ。本物の怪物が今目の前にいる。

獣のような息遣い、作り物ではない全身の白い毛並、鋭い牙、長く鋭利な爪。1つ1つがこの存在が本物の怪物であることを物語っている。

正直に言えば、今足がバカみたいにガクガクと震えている。これまでにない恐怖とそして興奮がおり混ざったような不思議な感覚でだ。当然だ望んだ非日常の世界が今そこにあるのだから。だけど今そんなこと考えている場合じゃない。三枝を助けないと!

こういう時必ずヒーローが来るのが特撮物のお約束なんだが、現実はそんな簡単には…

 

ん?

 

ふと見ると、変わった形をしたバックルみたいなものと携帯端末のような機器に、そしてカードが俺のすぐ近くにあった。三枝のか?でもなんで?女の子が身に着けるようなものには見えないが…

怪物に気付かれないようにそっと拾う。どこをみてもなんだこれとしか言えないものだが、1つわかったことは、このバックルみたいなのには中央部が何かをセットする構造になっており、恐らくこの端末機器がセットするものみたいだということだけだ。そしてカードもみたが、そこには赤い龍の絵柄が描かれていた。いったいこの3つは何なんだ?

ちょっとつけてみるか。何か分かるかもしれないしな。

そんな軽いノリでベルトを腰に当ててみた。すると

 

シュゥゥー ガチャッ

 

え?バックルを着けた瞬間、左右からベルトが現れ、それが自動的に腰に巻かれた。

自動認識?そんなハイテクなものなのかこれは?

自動で巻かれたのには、驚いたがこれだけか。ということはあとはこの端末機器つまりデヴァイスをセットしてみるだけなのだが…よくみるとこのデヴァイス、先端部に挿入口があった。それもカードサイズを入れられるくらいの大きさで。

そこで俺はハッと一種の閃きを感じた。もしかしてこれは…

 

「だから三枝は…」

 

今俺が考えていることが正しければこれは、きっと…きっと…

これを使えば…

 

 

三枝を助けることが出来る!

 

そう考えた時、俺は既に叫んでいた。いつの間にか足の震えも止まっていた。

 

「三枝ぁぁぁーーー!!」

 

「uh?」

 

「き…導君?」

 

俺の叫びに振り向く三枝と怪物。三枝を俺がここにいることに驚いているようだったが、俺が腰につけているベルトを見てさらに驚いているようだった。

 

「uhゥー。gaァァァーー!」

 

そして怪物は俺は見るなり、三枝から俺に標的を変えて向かってくる。

俺は、すぐさまカードをデヴァイスに装填。

 

「ドラゴン」

 

電子音声から装填したカードの名前が発せられる。そして画面には、龍の紋章のようなものと剣が映し出されていた。

そして俺は、カードを装填したデヴァイスをセットする。

 

カチャッ

 

変わるならこういった方がいいよな

 

「変身!!」

ガシンッ

叫び、デヴァイスを横に倒した。

 

すると、

 

「ドラゴンクロス!!龍王・顕・現!!」

 

ベルトから再び電子音声が発せられる。

えっ龍王、何だって?

 

グォォン!

そのとき俺の頭上の空が裂け、そこからカードに描かれた赤い龍が現れる。

 

「「「!?」」」

俺も三枝も怪物さえも上を見上げて驚く。そりゃそうだ。空から突然裂け目ができて、」そこから龍が現れたんだから。

 

「オオォォォォ!!!」

 

龍は、咆哮しながらそのまま真下の俺の方に…えっ俺の方に向かって?

 

「ちょっまっ…」

 

俺の戸惑いをよそに龍は俺に向かってくる。

そして龍の前足が俺の肩をつかむと…

 

「えっ?えええー!?」

 

ガシャン!ガシャン!

なんとそこから龍が変形し始めたのだ。

前足は俺の肩に、そのとき俺の体も黒と腕、足に銀のラインが入ったスーツに瞬時に変わった。そして尻尾は折り曲げながら背部に、そこから後ろ足は両方とも真ん中の尻尾の左右に置かれる。そして頭は、長い首とともに俺の頭を包む。その中で俺の顔に仮面が纏われる。

そこから続けてガシャン!と音を立てて、龍の顔を模した兜が装備された。

そして龍の頭部は俺の胸部に倒れた。そして右手にデヴァイスの画面に映された剣が現れる。鍔が口を開いた龍の頭部となっており、まるで龍の口から剣が生えていると思わせるデザインだ。それを左手で握る。そして右腰にカードホルダーが現れ、それが装備される。

 

シュォォォ

 

全身から煙を排出され、それがすぐに収まる。どうやらこれで変身が完了したようだ。

腕を、体中をみる。これが俺の変身した姿…

剣の刀身をみれば、そこで今の俺の顔が映し出される。赤い複眼に、頭には龍の顔が模されたものがある。龍の髭は、Vの字の角のようになっている。

取りあえず色々この変身に言いたいことはあるが、今は!

 

「セァァァ!!」

 

先手必勝。

怪物めがけて勢いよく駆け、剣を上段から振り下ろす。

 

「Guゥゥゥっ」

 

見事にヒットし、怪物の体に真一文字の傷跡をつけられた。

よし、このままさらに!!

 

「セァァッ!」

 

振り下ろした剣をそのまま左ななめから振り上げる。

今度も当たるかと思ったが

ガキンッ!!

 

怪物の武器である両腕の爪で受け止められ、金属音とともに火花が散る。

ちっ!最初のはまぐれかよ!

何とか離れようともがくが、爪と爪の間に剣が挟まってしまい、離れられない。

 

「くそっ!離れな…いぃ!?」

 

怪物は、そのまま俺とのつばぜり合いのまま、押し出すように突然走り出した。

必死でこらえようとするが、止められない。

 

「がっ!!」

 

ドンッ!と音を立てて、壁にぶつけられる。その衝撃で壁はクレーターを作り、背中から強烈な痛みがきて、全身にその痛みが伝わってくる。

 

「Guoooo!!!」

 

一度距離をとった怪物は、そこから追撃とばかりに連続でその鋭い爪で俺の体を切り裂く。

 

「うっ、くぁぁ…」

あまりの痛みに壁につけた背中をズルズルと下ろし、地面に膝をつけそのまま倒れてしまう。

いてて

くそっ、戦うってこんな痛くて苦しいものなのかよ…

特撮ヒーローみたいに上手くいかないかやっぱり…

上手くいかなくてもどうにかこいつを倒さなくちゃ。

じゃないと…

三枝が…三枝が…

 

死ぬ!

 

「くおおっ」

 

何とか立ち上がり、ふらふらになりながらも剣を構える。

だが、

 

「Gaaa!」

「しまっ…」

 

構えた剣は怪物の裏拳でふり払われ、その反動で手から剣を離してしまった。

 

「ちいっ!」

 

負けるかよ!

ならばと俺は、右拳からストレートを顔面に打ち込む。それが当たり怪物を怯ませる。そしてそのまま続けて腹に左ストレート。腹に連続で右左と連続で拳を打ち込む。

そして踏みつける要領で右足を上げてから蹴りを打ち込み、吹き飛ばす。

 

「はあはあ…」

やばいな…このままじゃ。何か決め手がないと、いずれ俺が負ける…

普通こういう場合なら何か必殺技を出すためのキーアイテムか何か…

そうだ!例えば今腰にあるカードホルダーみたいなのがついてる。

カードで変身するならきっとこれがキーアイテムのはず!

そう思い、俺は腰のカードホルダーみたいなやつを開く。すると、そこには3~4枚のカードがあり、それらを取り出す。よし思った通りだ!

カードを見て、俺はその中から1枚のカードをとる。

 

FINALBRAKEと書かれた、デヴァイスにも映し出された龍の紋章のようなものが描かれたカードだ。

 

きっとこれが必殺技を出すためのカードに違いない。問題はこれをどう使うかだが…

 

「Guuooo!!」

 

考えてるうちにさっきやられた怒りからか、怪物は叫びながらこちらに向かい、力任せに大爪で切り裂こうとしてくる。

「くっ!?」

 

俺は、膝を下ろし前転するようにして、その攻撃を避ける。

そのとき膝をつく状態になり、偶然カードを持った手がベルトの前の位置に置かれた。

すると

 

「ドラゴン!!ファイナルブレイク!!」

 

カードをベルトにかざした瞬間、ベルトから音声が発せられる。どうやらカードはこうやって使うらしい。いわゆるタッチするみたいなものか。

 

立ち上がり、怪物の方を向く。

 

シュオオォォォ

右足に力が集まってくるのが分かる。どうやら蹴りが俺の必殺技らしい。

 

「おおおおッ!」

 

俺は怪物目がけて地面を蹴って走り出す。走るたびに右足が熱く感じ、ますます力が集まってきているようだ。これならいける!

 

「セアァァァー!!」

 

そう確信したときには、俺は怪物に跳び蹴りの要領で力が収束された右足で蹴りを打ち込んだ。

 

「Gyaaa-!!」

 

蹴りを打ち込まれた瞬間、怪物は吹っ飛び、断末魔とともに爆発した。

 

「はあはあ。何とかなっ…うお!」

 

途端に足に力が入らなくなり、尻餅をついてしまった。

もう気力で戦っていたんだなと今更思った。

 

三枝の方をみると、ほっとしたような表情でこちらを見ていた。

よかった。三枝を守れて…

 

このときの俺は、ただ三枝を守ろうとして必死だった。だけど、これが過酷な戦いの始まりに過ぎないということを、俺や三枝は知らなかった…

 

 

 

 

 

第2話予告

幕は下りた。そう戦いの幕が…。三枝綾花から話されるベルトの謎、彼女の秘めた願い…それを知ったとき駆導真は、何を選択するのか?そして現れる新たなる仮面ライダー…

次回 「願いと選択」

その選択は、果たして…




いかがでしたしょうか?正直表現不足など粗が結構目立つ感じで、精進しなければというのが感想ですね(泣き)

感想の方待っています。それでは次は第2話で~

ドン亀更新絶対許さねー!!(戒め)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。