作:鍋奉行

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BBF317ページQ237に隊員数が三桁を超えたあたりからチームランク戦が始まったとの記載があり本作との若干の矛盾があります。後付け設定にはなりますが、これから始まるシーズンのランク戦は試験的に行われるものであり原作とルールが若干異なります。ご理解の程、どうぞよろしくお願いします。


4話

ボーダーに入ってから半年が過ぎた。

 

ついにシールドが発明された。

 

長かった。防衛任務では簡易エスクード盾があるからそこまで苦労はしなかったが問題は個人ランク戦。

 

ようやく長かったガンナー最強環境が終わりを迎える。

 

またシールドと同時にバックワームとスパイダーも追加されてスナイパーという地位が正式に確立された。またガンナーに種類が増えた。今まではスナイパーと兼用できるライフルしかなかったが、新たに突撃銃、拳銃、散弾銃、PDW?が追加された。

 

またボーダーに2期生が入ってきた。なんでもトリオン量が14のバケモノが入ってきたらしい。この前東さんと冬島さんと焼肉に行った時に東さんが言っていた。

 

これからは四ヶ月に一度隊員を募集していくらしい。1期生と2期生が特殊になるらしい。

 

ボーダーの人数が増えたのでチームランク戦が始まるらしい。東さんは隊長をやってくれと本部長に言われたらしい。ちなみに14のやつを隊に入れるつもりでいるらしい。

 

スカウトはされなかった。

 

ちょっと凹む。おれそこそこ近接なら強いのに…

 

 


  

 

 

「自分もチームを、ですか…」

 

呼び出されたかと思ったらチームを組めとのお達しが上から告げられた。

 

「そうだろ、現状個人ランク戦のポイント上位者や年長者に打診をしていっている。君は個人ランク戦は中の上だが防衛任務で使っているあの形態を含めると十分上位とも渡り合えるだろうと我々は判断した。」

 

なるほど、東さんがチームに誘ってくれなかったのはそういうわけか。

 

「わかりました。ただオペレーターにはツテがないのでそれだけはそちらで準備してしただけないでしょうか?」

 

エンジニアにはそこそこ顔は広いがオペレーターは全くでね

 

「了解した。では二週間以内に隊員を見つけてチームを結成してくれ。健闘を期待する。」

 

それを聞いて不安と高揚感に包まれながら廊下に出た。

 

しかしチームか。誘えるような人材でまだ誘われてなさそうなのは…あ、あいつがいた。

 

 


  

 

 

「雷蔵、俺とチーム組まん?」

 

そう雷蔵。俺と同期で入隊してシールドがなかった時に防衛任務の時に簡易盾を布教したのが出会いだった。

 

彼もいまや立派な簡易盾の使い手である。

俺が簡易盾をおすすめした影響か攻撃よりも防御重視で攻撃を受け流しながら相手の腕を切り落とすのがすごくうまい。

ちなみにまだ太ってない。

 

「いいけどオペレーターはどうするんだよ。俺もお前もオペにツテなんてないだろ。」

 

「オペは上が用意してくれるらしい。流石に20近いおっさんが年端も行かない女の子スカウトしたら下手したらお巡りさんよ。そこはわかってる。」

 

雷蔵は心底安心しているようだった。確かに俺たちがチーム組むってなるとそこが1番の鬼門になるな。

 

「ほかに誰を誘うつもりでいる?風間とか?」

 

「風間は沢村さんのとこに入るらしい。太刀川は誘ったが今は迅との個人ランク戦の方が楽しいからパスだとよ。東さんは三輪と最近入ったシューター2人とかでチーム組む予定らしい。」

 

雷蔵はさっきの安堵はどこへやら、ものすごい形相をした。

 

「え、それ仮に俺らと当たったらやばくね。いくら俺らが防御に振り切ったアタッカーだとしても。」

 

そう、雷蔵と俺はアタッカーの中ではどちらかと言えば防御寄りである。

雷蔵はいわゆるガンダムスタイルというやつで片手に孤月、もう片方に簡易盾を持って戦う。

かくいう俺はもっと酷くて両手に簡易盾を携えナタデロイドの射程まで近づいてブッパである。立ち位置は一応シューターだが動きは防御寄りのアタッカーに近い。

 

この構成はたいていの弾幕なら正面からゴリ押しで突破できる。

しかし例外もある。例えばエスクードを削れるような火力を持って来られたら終わりである。

 

「ああ、やばい。てことであと1人はスナイパー誘わない?フルアタック対策に」

 

それは三雲が二宮にした対策よろしく、フルアタックしたら背後から狙撃というものである。幸いここにフルアタックしないと削れないような防御バカが2人もいるので有効な対策だ。

 

 

「スナイパーか…東さんに1人くらい紹介してもらえないか頼んでみるか」

 

「だな、できれば東さんとこのシューターを処理できるレベルのスナイパーおらんかなぁ」

 

 


   

 

 

「お前ら2人の下でもやっていけるスナイパーか…」

 

東さんは少し頭を抱えながらタブレットに目をおとした。

 

「え、そんなに頭抱えるほど俺ってやばいやつですか?」

 

ちょっとやばいくらいでまだスナイパーにはヤバさは伝わってないと思っていたが…

 

「ちょっと待ってください東さん、さっきの言い方だとまるで俺もやばいやつじゃないですか。」

 

雷蔵は納得いってなさそうな表情で東さんに抗議をした。

 

諦めろ雷蔵。簡易盾使ってるやつ、シールドが出てきてからは俺らしかいないらしいから。

 

「いや、あんまりお前たちって指揮とかやったことないだろう?防衛任務でもお前たち2人が指揮をとってるのを見たことがなかったからな。そうなるとある程度自分で考えて動ける奴が必要になってくるが…」

 

「「東さん…」」

 

感動である。ここまでこちらのことを考えてくれていたとは。

 

「スナイパーの中で声をかけてみよう。チームを組むことに賛成的な奴がいたら連絡しよう。」

 

やはり持つべきは、エンジニア、迅、東さんの三大神である。

 

「「ありがとうございます‼︎」」

 

俺たち2人は深々と頭を下げた。

 

東さんにはいくら頭下げて足りないくらいだ。

 

なお、ランク戦が始まってもスナイパーは誰も来なかった。

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