HUNTER×HUNTER世界でハーレムを目指す!   作:sakurano

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第15話:天空闘技場編2

 キルアとの闘いを終えてリオンちゃんとミアキスちゃん、リンちゃんに合流すると、その闘いを見ていた三人から祝福の言葉をもらった。既に結構戦っているけど、その都度こうやって祝福してくれる三人がありがたい。

 祝福のキスまでしてくれるともっと嬉しいんだけどダメかな? 

 嫌われたら嫌だから言い出せないチキンハートは今日も絶好調です。無念。

 

 

 三人も肢曲には興味を持ったようで、後で行う模擬戦で使ってほしいとお願いしてきた。リオンちゃんは暗歩まではできているから、俺と同じくさほど時間をかけずに実践できるだろう。もちろん強敵との実戦で使えるレベルまでには時間がかかるかもしれない。

 ミアキスちゃんは余りこの手の技術を使用するイメージはない。話した感じでも実際に自分で使用することは考えていないようだが、相対する敵が使用した場合に備えて対策を考えたいようだ。

 リンちゃんは分身に憧れるお年頃だ。可愛い。

 

 

 そんな話をしていると、キルアが近づいていることに気づいたので話を止めて部屋の方へ移動する。

 

「ねぇ、さっきの話の続きしたいんだけど?」

「うん、構わないよ。

 その前に改めて自己紹介させてもらうと、俺はハヤテ。

 ジャポン出身のハンター志望で現在修行兼お金稼ぎ中ってところだね。

 隣の三人は俺の仲間でジャポンとくじら島から一緒に旅をしてきたんだ。よろしくね」

「私はリオンですの、よろしくなの!」

「私はミアキスですぅ、よろしく~~」

「……リンです、よろしく……」

 

 他人に興味なさそうだったから、戦闘中に名乗った名前を憶えてないかもしれないと思って挨拶を交わし部屋の中に入る。ついでにジャポン出身なので、ゾルディック家とも関係ないよアピールもしておいた。

 

「オレ、キルア。 

 それで、なんでアイツが俺ん家の関係者だってわかったの?」

 

 リオンちゃんとミアキスちゃんリンちゃんという美少女二人組を目の前にしながら、三人の挨拶を軽く流して俺との会話を続けるキルアはどうなってるんだ? さすがに天使リンちゃんにはちょっと見惚れていたようだ。嘘です、同年代だから少し気になったようだ。

 

 

「ん-、家の関係者とまで特定はしていなかったよ。

 ただ、時々俺に向ける視線や、キルアに向ける視線の違いから、恐らくキルアの護衛か何かかなとあたりをつけていたんだ。キルアとの対戦が決まってから情報収集した限り、キルアが普段一人で行動していることは知っていたから、密かにつけている人だと判断して動揺を誘うのに利用させてもらったというだけの話さ。

 普通に考えて6歳の子供をこんな危険なところへ護衛もなく放り出すような家族がいると思いたくなかったから気づけたのかもしれないね」

 

「ふぅん、普通の家族じゃないからやりかねねーと思ったけど。

 まぁ教えてくれたのは感謝するよ。いることがわかってればやりよーはあるだろうし。

 ……ちぇっ、せっかく家から解放されてのんびりできてると思ってたのに……」

 

 最後の一言は普通なら聞こえないようなボリュームだったがなんとか聞き取れた。

 

「あー……聞いていい話かわからないが、家族と仲が悪いのかい?」

 

「控えめに言って最悪さ。

 毎食毒を混ぜてきたり、電流流してきたり、普段から暗殺予定の話をしているような親だぜ? ヒデーおやだべ? ぐれるぜフツー」

 

「確かに普通の家庭ではなさそうだな……。

 なんなら、家出して俺達と一緒に旅でもしてみるかい?」

 

 キルアを連れて家出するということは、確実に今の俺達より強いのが数人いることがわかっているゾルディック家を敵に回すことになる。それに原作崩壊は将来の危険を増加させるばかりであることも理解しているが、それでも言わずにはいられなかった。毒や電流については俺も分身体4号で日々経験しているがまともな神経では耐えられない。

 

 俺はミアキスちゃんの<秘める想いの誘導(ブレインインダクション)>の効果で修行脳になっているからこそ継続できているといっていい。それを6歳の時点で家族から強制される? 普通はイルミのように精神が逝くか、ミルキのようにやけ食いでぽっこりお腹になるだろう。 

 

 リオンちゃんやミアキスちゃんも怒りを顔に宿した顔で、一緒に旅する案に同意してくれている。二人とも幸せな家庭を過ごせなかった身として自分に重ねてみてしまっているのだろう。キルアの方に駆けよってヨシヨシと頭を撫でたり、ぎゅーって抱きしめたりしている。このような直接的な愛情表現に耐性のないキルアは赤面しつつ顔を横に振った。

 

 リンちゃんはさすがに想像できない世界なのか首を傾げていた。

 ただ、キルアが苦労しているという事までは理解したようで、ポケットからチョコロボくんを取り出して渡していた。

 

 

「あ~~~いや、まだ家出はいいよ。

 かなりガチな家族だから、余計に面倒なことになって旅を楽しめない気がするから。

 ま、気が向いたら一緒に行動してやってもいいけどさ。

 

 ていうかさ─。良く信じたね。

 どこまで本気で言ってるかわかんない子っていうチャームポイント狙ったつもりだったんだけどなー」

 

 さりげないツンデレを発揮しつつ、もうこの話は終わり! と言わんばかりにあからさまに話題を変えてきた。キルアがそれでいいというならこれ以上言うつもりはないので、話題転換に乗ってあげる。

 

「これでも人を見る目には自信があるからね。

 ここにいる三人も信頼しているし、キルアとも親友かそれ以上になれると思っているよ!」

 

「……変わったやつだよ、本当に」

 

 満面の笑みでグッと指を立てながら言うと、キルアは少し固まってからちょっと照れたように目をそらして呟いた。

 

 

 

 それから五人でいろいろ会話した。主な内容は下記だ。

 

 キルアはゾルディック家の一員で家族は全員暗殺稼業を行っていること。稼業自体はどうでもいいけど、強制するようにレールを引かれた人生を歩むことはまっぴらごめんだと考えていること。

 →わかるわかると頷きながら頭を撫でた。殴られた……。

 

 俺が肢曲を使えたのは、リオンちゃんが今は壊滅している暗殺集団で幼い頃から修行させられていたのでその際に培った技術を俺も学んでいたためであること。

 →今まで一度もゾルディック家と絡んだことはないのは本当だよと肩を掴んで真剣な瞳で見つめ続けていたら殴られた……。

 

 俺達がハンター志望といっても具体的に狩りたいモノを決めているわけではなく自由に行動できることに魅力を感じているからで、やりたいと思うことができた時にやりやすくするためであること。

 →特にゾルディック家を狩ろうとしているわけではない。

 

 キルアが実は女の子だと気づいていること。

 →俺っ子可愛いよね、ナデナデ。殴られた……。

 

 俺には六人の恋人がいること。

 →もちろんキルアも恋人候補として考えているよと伝えて抱きしめた。殴って蹴られた……。

 

 俺達は天空闘技場の戦いと並行して四人で戦闘訓練を続けていること。

 キルアは家族から200階到達したら戻るように言われているので、敢えて天空闘技場の戦い以外では修行を少しさぼって到達を遅らせていること。

 →慰めるようにナデナデしながら抱きしめた。殴られ……なかった! 

 

 世の中にはチョコロボ君という素晴らしいお菓子があり、さっきリンちゃんがあげたのはこのお菓子であること。

 →一粒食べさせたら感動していたので、あーんさせてくれるなら追加であげるよって言ったら少し考えてから受け入れてくれた! 

 

 キルアの家族がたまに見せる不可思議な内容は念能力によるものと思われ、対抗するためには同じく念能力を身に着けることが必須条件であること。

 →一緒に修行することになった。

 

 ハンター志望でキルアと同年齢の女の子がリンちゃん以外にもう一人いること。

 →戦闘技術としてはキルアがかなり格上であることを伝えると当然と言わんばかりのどや顔をした。

 念能力者としては半年前から修行しているので二人の方が格上と伝えると青筋をたててやる気をだしていた。

 隣でリンちゃんがちょっとどや顔してた。可愛いから頭を撫でたらふにゃっと笑ってくれた。

 

 

 

 キルアと仲良くなるために密かに集めていたチョコロボ君500万ジェニー分で無事に餌付けできた。

 

 原作キルアは男の子にもかかわらず4年間で2億ジェニーをチョコロボ君に費やすぐらいのチョコロボ党だ。さすが豚君ミルキの弟といえよう。本人は全力で否定するが。

 そんなキルアが女の子になったら? 原作以上にチョコロボ君にはまらないわけがない! 

 

 計画的すぎてずるい? 

 キルアの笑顔を見るためには仕方のないことだ! 

 それにリンちゃんもはまっているのでちょうど良かったんだ。

 

 キルアも女の子だったことには驚かないの? 

 ゴンが女の子になった時点で薄々察していた! 

 リンちゃんの特典は身近な原作キャラを女体化するものなので、同年齢でかつゴンにほぼ同行しているキルアも対象になるということは当然の帰結だ。

 

 

 

 キルアと一緒に修行することになったが、強くなりすぎては軽く200階を突破するので、ゾルディック家へ連れ戻されることになってしまう。そこで<愛の修行場(ラブトレ)>だ。これによる負荷で強くなっても今と同程度の動きしかできないように制限することで監視者の眼を誤魔化す。

 

 そう、キルアの観察者である執事が邪魔なのだ問題だ。

 もう一つの手段として、<秘める想いの誘導(ブレインインダクション)>の力で念能力の修行していることに気づきづらいよう注意力散漫にしようとしたり、天空闘技場内の遊戯施設で遊ぶように誘導を試みているが、強制力が弱いし、さすがゾルディック家の執事というべきか忠誠心が高く、なかなか大きな効果が発揮できないでいる。暫く一緒にいるから少しでも効果が出る事を祈るばかりだ。

 

 <俺達は運命共同体(ディスティニーシェアー)>の対象になれば、キルアに<俺は全員を愛する(ラブアンドピース)>で分身体を作らせて、監視者の眼を誘導することもできるようになるだろうが、まだ相思相愛の関係にはなっておらず実現できていない。

 6歳だから当たり前だ。リンちゃんは転生者で前世からの付き合いがあったからこそ6歳で恋人になっているが普通は無理だ。認めよう。俺にはまだ無理だ。

 

 だが。だがしかし! いつの日かパパと結婚したい! と言われるようになってみせる!! 

 もちろん冗談だよ。

 

皆様からいただいた評価をどう受け取ればいいかわかっておらず、評価0と1をつけてる人は何を作者に伝えたくてつけてるのかなと疑問に思ったのでアンケートです。本作品に限らず、評価0と1をつけたことがある人はどういう時につけてますか?(小説に関係ないアンケートは禁止されてますが、小説への評価の意図確認だから一応関係しているはず……だめそうなら消します)

  • 個人的に読んで気持ち悪くなる最悪の作品
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