HUNTER×HUNTER世界でハーレムを目指す! 作:sakurano
1995年7月7日 12歳
キルアが今日8歳の誕生日を迎え、5人で盛大にお祝いをした。
去年の7歳の誕生日もお祝いとしてチョコロボ君1000万ジェニー分をプレゼントしたら、「オレお前らにあえて、本当によかった……」と言いながらちょっと涙ぐんでいた。もしかしたらゾルディック家では誕生日祝いとかないのかもしれない。まぁ暗殺一家が頻繁にお祝いしてたら違和感しかないが、子供は皆ひねくれそうだ……。あ、ひねくれてたな。
そして今年のプレゼントはなんと……俺自身だ!
嘘です、ごめんなさい。
せっかくなのでチョコロボ君以外にも興味を持ってもらおうと思い、世界各地の銘菓詰め合わせ1000万ジェニー分をプレゼントした。だが、「えーチョコロボ君じゃねーのー?」と言われたので、念のために用意していたチョコロボ君1000万ジェニー分を今年もプレゼントしたら「分かってんじゃん!」と喜んでくれたので良しとしよう。
「何でそんなにチョコロボ君が好きなの?」って聞いたら、虚をつかれたようにポカンとした顔で俺を見つめて少し固まったと思ったら、徐々に頬が赤くなっていき「……知るかよバカっ」と呟いて、顔をそらしてしまった。何この子、可愛い!
そんなイベントもはさみながら交流を深めつつ、<俺達は運命共同体(ディスティニーシェアー)>を発動できるようになった。俺は既に変化系能力者であるマチにもこの念能力を発動しているから変化系統の習得率は100%になっているし、キルアはまだ念能力がないので恩恵はない。
恩恵を受けるのは俺ではなくキルアだ。本来は全く習得率のない特質系も得意系統となり、更には俺の念能力である<俺は全員を愛する(ラブアンドピース)>を発動することができるようになった。
つまり200階到達により天空闘技場を卒業しても、ゾルディック家に帰ることになる本体はともかく、分身体は俺と一緒に行動することで自由を楽しむことができるようになる。
そう、ついにキルアが天空闘技場を卒業するときがきた、ということだ。
そして俺達の天空闘技場での稼ぎも一旦の区切りを迎えたということでもある。
200階未満で止まっていたキルアとリンちゃんはともかく、俺とリオンちゃんとミアキスちゃんは200階に到達後10勝を勝ち取り、フロアマスターに至ってからも何度か防衛戦に勝っている。負荷をかけて、かつ念能力も使わずに余裕で勝てる相手しかいないというのはちょっと戦闘経験上残念だったが、自身の念能力を見られずに、様々な念能力を見る機会に恵まれたことは良いことだ。原作随一の戦闘狂ヒソカがいたらさすがに危なかっただろうが、まだいなかった。
分身体は200階フロアで何度か戦闘を重ねたらフロアマスターになる前に行方を眩ませて、また新たな分身体を作成することで1階からやり直すことを繰り返していた。もちろん当初の目的通り、お金稼ぎと戦闘経験のためだ。さすがに一年もするとほとんどの流派と相対することができた。キルアとも結構な回数戦う事になったけどね。
最初に当たった時は、分身体のことを伝えていなかったので違和感を持ったものの何も言わなかったが、二度三度と似たような、でも見た目は完全に別な相手との戦闘を繰り返すうちにさすがにおかしくねと思ったのか問い詰めてきた。「ごめん、あれ全部俺なんだ」と優しく教えてあげたら、少し固まってから優しくないパンチを貰った。解せぬ。
相対した流派の中には原作で登場するカストロと同じ虎咬拳の使い手もいたので、時間は多少かかったものの模倣して使えるようになった。虎咬拳を、キルアから学んだ指先を鋭利にそして強固に操作する肉体技術と併用し、更に硬を重ねて発動すると切断力が跳ね上がる。人を相手に使用するには過剰威力だがキメラアントと戦うにはこれぐらいは必要だと思っている。俺が鍛え続けている剣術の取り柄と被っている気がするが、剣には剣の役割がある。多分。
それにしても、ゾルディック家からの干渉もなく無事に天空闘技場卒業までできて良かった。
もちろんキルアがゾルディック家に戻れば、精孔も開いて念能力者として修行を積んだこともばれるが、200階の戦いを見る機会も多くあったので、天才キルアならそれで覚えたといえば、不自然ではあるが絶対に無いとは言い切れないだろう。本来ならそれを防ぐための執事なのに、何度もキルアを見失ってしまった責任を取らされるかもしれない。正直すまん……。
見失ったのはキルアの技術にもよるところがあるので、ゾルディック家なので逆に喜んで終わるかもしれないという期待もなくはない。
結局、この執事は<秘める想いの誘導(ブレインインダクション)>が最後まで効かない程度には優秀だったが、周りの短気そうなヤンキーに喧嘩売らせたり、周りのおばさま方に魅力的に見せてちょっかいかけさせたりと周囲を誘導して隙を作らせていたのは永遠の秘密だ。
洗脳は嫌いだけど、キルアとの生活には代えられないんだ……正直すまん……。
最後のほうは俺達が何もしなくても、ヤンキーを簡単にあしらう真面目そうな好青年としての人気からおばさま方やお姉様方が自発的に声をかけるようになり、それを妬んだヤンキーが更なるちょっかいをだすようになっていた。だから俺達がしたことは、いつか訪れるこの日を少し早めただけで、洗脳じゃないんだ。きっとそうだ。
今のところキルアには女の子だからか、当主にするという話は上がっていないそうなので原作ほどの執着心がないことを期待している。とはいえ、愛情に狂っている母親だったり、才能に目をつけて近親相姦を狙ってもおかしくないイルミとかいるから油断はできない。
できればこちらからも監視役として分身体をつけて送り出したいところだが、さすがにばれるだろうし、ばれたことで余計に大変なことになる未来が見えたので、今は諦めることにした。
そうして、卒業を決意したキルアが190階を軽く突破してゾルディック家へと一人で帰っていった。
俺達の隣へ分身体を二体残しながら。
ちなみにキルアの得意系統は変化系だから、放出系が苦手な系統となり、かつ系統別修行もあまり進んでいないので、遠く離れることになる分身体はかなり弱体化することになる。そのため、模擬戦をやっただけでも消滅する恐れがあるぐらいなので、本当に自由を楽しみつつ軽い修行をするためだけの分身体とする予定だ。修行をメインでやるのはあくまでゾルディック家へ帰る本体のキルアになる。
半面、変化系を得意系統としているので姿形は完全に化けている。まぁ詳細はいいだろう。
◇◇◇◇◇今後
旅立ちの日に定めた目標の達成状況を整理しよう。
・くじら島で原作主人公ゴンと会う
・天空闘技場で200階を目指すキルアと会う
・天空闘技場に分身体を数体突入させてお金稼ぎ
・天空闘技場では他流派を参考に自分の流派をさらに磨く(ただし刀NG)
・グリードアイランドを入手する(購入費用は最低170億)
→達成
・どこかでポンズと会う(キメラアント編で死亡するハンター志望の可愛い女の子)
・どこかでピヨンと会う(十二支んに所属する可愛いバニーガール)
・どこかでサンビカと会う(選挙戦で登場したウイルスハンターの女医)
→未達成
グリードアイランドが豪運のおかげか既に手に入ってるのは嬉しい誤算だが、他は想定内だ。
豪運と人脈運でもしかしたらポンズやピヨン、サンビカにも出会えないかなと期待をしていたことは否定しないが、運だけでどうにかなるものでもない。
まぁポンズは薬品と蜂で戦うタイプで肉弾戦が苦手だから天空闘技場とは無縁だろう。
もちろんハンター試験で四次試験まで進められるくらいだから200階まで進める潜在能力はある。ただ、それは4年後のハンター試験である20歳頃の話であって、今の15歳頃ではそれすら厳しいだろう。そろそろアマチュアハンターとして活動を始めている可能性はあるので、その方向で調べたら見つけられるかもしれないと思ったが見つからなかった。残念……。
ピヨンは古文書ハンターだから、天空闘技場で戦うタイプではないことは明らかだが、じゃあどこで何をやっているかと言われると想像もできない。無念だぁ。古文書が眠ってそうな遺跡でもめぐるしかないか?
サンビカはハンター協会の女医と呼ばれていたぐらいだから、ハンター協会本部の専任女医かもしれない。だとすると会うのは大分難しいなぁ……。
三人と会うことを諦めるしかないと思った?
大丈夫、俺にはまだ秘密兵器がある!
そのためのグリードアイランドだ!!
そう、グリードアイランド内で入手可能なカード No.010 『黄金るるぶ』だ!!!
<旅情報の雑誌。持ち主の好みの異性に出会える場所と時間を数多く掲載している>
好みの異性に出会える場所と時間を! 数多く!! 掲載しているのだ!!!!
これで会える! これで勝つる!
他にもグリードアイランドは将来の快適なハーレム生活のために必需品といっても過言ではないアイテムが大量に存在している。しかし残念なことに、グリードアイランドから持ち出せるアイテムは三つだけだ……。
今の優先度的には、『美肌温泉』と『長老の精力増強薬』は欠かせない。異論は認めない!
たが、他にも欲しいと思うのもまた事実。というわけで新たな念能力を習得しなければならない時期がきたといっても良いだろう。<俺は全員を愛する(ラブアンドピース)>を習得した際に、正直メモリ限界がきたんじゃないだろうかと感じていたが、最近になってまだいける気がしてきた。
もしかしたら神様特典の並列思考能力が成長していることと関係しているかもしれないと考えている。元々、並列思考ができることは、PCに例えるとCPUのコア数が多いイメージだったからメモリには関係ないんじゃないかと思っていたけど、コア毎にメモリが存在するとしたら、コア数が増えるごとにメモリ最大サイズが増加することに繋がる。ありえないだろうか?
もちろん全て勘だ。
ただの勘だが、神様特典で直観力が向上している俺の勘だ。
ありえない机上の空論と切り捨てて良いと思うだろうか?
まぁ最終的には単にゲームのアイテムがたくさん欲しいだけだけどね。
屁理屈こねて、こんな能力が欲しいと願っただけだ。
本人の願望が強く影響する個別能力。思いついて願った以上は作らない選択肢はない。
というわけでこれから行くのはグリードアイランドに決定だ。
修行にも最適な環境なので、他メンバーにも招集をかけようと思っている。
特にストーンハンターであるビスケにはブループラネットを欲しがるだろう。
原作でもそのためにグリードアイランドに参加したほどだ。
一度ここで恋人たちの状況を分身体含めて整理しようと思う。
覚えきれない。いや、俺は忘れないんだけど。
ついでに整理の時だけグリードアイランド=G・Iと略すことにした。
▽本体の予定
ハヤテ :G・I突入予定
リオン :G・I突入予定
ミアキス:G・I突入予定
マチ :G・I突入予定
シズク :G・I突入予定
ビスケ :G・I突入予定
コン :くじら島
リン :くじら島
ミト :くじら島
キルア :ゾルディック家
▽分身体の予定
ハヤテ
01:G・I :マチとシズクに同行
02:G・I :ビスケに同行
03:ジャポン:剣術修行(感謝の一日一万居合斬り+α)
04:ジャポン:剣術修行(感謝の一日一万居合斬り+α)
05:G・I :ゲーム内カード集め及び系統別修行:変化
06:G・I :ゲーム内カード集め及び系統別修行:具現化
07:G・I :ゲーム内カード集め及び系統別修行:特質
08:G・I :ゲーム内カード集め及び系統別修行:操作
09:G・I :ゲーム内カード集め及び系統別修行:放出
10:G・I :ゲーム内カード集め及び系統別修行:強化
11:くじら島:主に家庭農園と漁網の補修手伝い(適当な姿)
12:くじら島:ミトさんのお手伝い(27歳の姿)
13:くじら島:リンちゃんのお手伝い(20歳の姿のまま)
14:くじら島:コンちゃんのお手伝い(8歳の姿)
15:G・I :流を含めた高速戦闘訓練
16:G・I :流を含めた高速戦闘訓練
17:G・I :電撃、火炎、水流、毒の拷問耐久
18:G・I :ゲーム内カード集め
リオン、ミアキス、
01:ジャポン:剣術修行
02:G・I突入予定、その後流を含めた高速戦闘訓練
マチ、シズク、ビスケ
01~02:G・I突入予定、その後各々修行含め自由行動
コン、ミト
<俺達は運命共同体(ディスティニーシェアー)>の発動条件を満たしていないため未発動
リン
01:G・I突入予定
キルア
01:G・I突入予定
02:くじら島に向かい、コン、リン、ミトと合流予定
コンちゃんとミトさんがまだ分身体を召喚できないこともあり、くじら島組は不参加だ。キルアは話して聞かせた同年代のライバルの動向が気になるようで、くじら島に片方の分身体が移動することになった。
また、グリードアイランドはゲームソフトであり、本体はジョイステーションというゲーム機を使うことになるが、1P、2Pそれぞれにマルチタップを使用することでメモリーカードを8個さすことができるのでセーブデータを記録できるのは8人だ。本体6人、キルアとリンの分身体1体ずつで使用する予定だ。ゲームソフトが1本しかないから仕方ないね。
セーブデータさえ気にしなければ何人でも突入できるので、他の分身体も同じように突入することになっている。ただし、この場合は離脱時にカードが全損することになるので保存できるメンバーにカードを渡す手間が必要になることは注意しなければならない。
グリードアイランドを始めるにあたって、もう一つ重要なことがある。
それはゲームの開始場所だ。
グリードアイランドを始めると、身体ごとゲームの中に取り込まれるので、ジョイステーションが無防備な状態で放置されることになる。このゲームを開始したジョイステーションは電源なしで動作し続け、強い衝撃を与えても壊れないようになるのでその点は心配いらない。
ただし、破壊できないだけで持ち運びはできてしまうのだ。
170億ジェニーもするゲームソフトと聞けば想像できるだろうが、当然のように盗もう、奪おうとする者達が溢れてくることになる。しかも一般人ではなくハンター等の実力者だ。
そのため、持っていること自体も秘密にしなければならないし、万が一に備えた防御策を考える必要がある。
住民の少ないくじら島でひっそりプレイすることも考えたが、少ないからこそ人が集まって消えたとなると噂が広がるのも速いし、コンちゃん、リンちゃん、ミトさんに迷惑はかけたくない。
というわけで、せっかくなので里帰りを兼ねてジャポンの実家でプレイすることにした。
あそこなら久しぶりに帰ってきた三男坊が引きこもってるように見えるだけで、そこまで注目を浴びる可能性はないだろうし、何かあっても戦闘民族である家族が喜々として守ってくれるだろう。
というわけで開始場所はジャポンに決定したので、皆を招集しながら、ジョイステーションとメモリカード×8、マルチタップ×2を用意しておこう。
諸々準備が整ったらいざグリードアイランドの世界へ!
皆様からいただいた評価をどう受け取ればいいかわかっておらず、評価0と1をつけてる人は何を作者に伝えたくてつけてるのかなと疑問に思ったのでアンケートです。本作品に限らず、評価0と1をつけたことがある人はどういう時につけてますか?(小説に関係ないアンケートは禁止されてますが、小説への評価の意図確認だから一応関係しているはず……だめそうなら消します)
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個人的に読んで気持ち悪くなる最悪の作品
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他読者にも周知したいほど面白くない作品
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その他