HUNTER×HUNTER世界でハーレムを目指す! 作:sakurano
感想で数か月練り直せと言われたので嬉々として読み専してました(練り直さず)。
戻ってきたときにはもうその感想がなくなっていてびっくりですね。
一応、あらすじは変更しました。タイトルも変えようかと思ったものの良い案が思い浮かばなかったのでそのままです。
運対で消されてる感想はもしかして、コンのヒロイン化希望の方かな?
申し訳ないですがコンは作者が考えている展開とは違う方向に進んでしまいそうなので今のところヒロイン化の予定はないです。五次試験で危うくヒロイン化しそうになりましたが気の迷いです。
というわけでハンター試験編まである程度は書き終わってますが、投稿する前にいろいろ書き直したりしたくなると思いますので、更新間隔は二日にしておきます。ハンター試験が終わったらまた半年か一年か数年ぐらい休眠します。
俺達の次の目的地はヨルビアン大陸のサヘルタ合衆国にあるセラス湖だ。
湖とはいえ視界の大半が、ちゃぷちゃぷと心地よい音色を奏でる青い水面で埋まるほどの大きなものだ。水平線の彼方にはうっすらと映る山々の雄々しい姿。そして美しい景観を更に際立たせる水着姿の美少女たち!
あぁ、最高の楽園はここにあったのだ……!
なんてことはもちろんなかった。
HUNTER×HUNTER世界では海や湖にも魔獣がいるし、荒くれ者も多いため、うら若い女性が水着で遊ぶなんてことは普通できない。
なんて夢のない世界だ。絶望したよ。
悲しい情報はさておき、セラス湖を次の目的地と定めたのは、『黄金るるぶ』の旅雑誌情報によるものだ。セラス湖の左側にある岩石地帯の一角に遺跡の入り口があり、そこで何らかの出会いがあるという情報があった。その程度の情報しか記載されていないので詳細は不明であるが、聞き覚えのある名前ゆえに、俺達の次の目的地となった。
シズクのハンターライセンスを使って、ハンター専用サイト『狩人の酒場』にアクセスしてこの遺跡についての情報を検索したところ、現代技術でも再現できない古代技術が使用された仕掛けが複数存在しており、ところどころにハンター文字でもない未知の言語らしきものが刻まれているということで発見当時は騒がれていたが、文字の量が少なく解析が難しいことと、奥にある扉がどうやっても開かず壊せず探索系の念能力を使ってもオーラが遮られて奥を探ることができず、しかも魔獣ではないモンスターと呼ばれるものが邪魔してくるので、費用対効果を考慮して調査は断念したらしい。
発見者がプロハンターであったことから今でもハンター協会が管理しており、古代文明の遺産となりえる遺跡の可能性も残っているため、実力と品性の信頼に足るプロハンターが同行する場合に限り、破壊・盗掘禁止の誓約を書くことでようやく入ることができるようになっているそうだ。
ということで今回はプロハンターのマチとシズクにも同行をお願いした。
二人は犯罪者であった原作とは逆に、ブラックリストハンターとして五年以上行動しており、大きな問題も起こさない美少女二人はもちろん合格基準を満たしている。
そして、先人が諦めるしかなかった古代文明の遺産遺跡の秘密を解き明かすことができたら、プロハンターとしても実績になるという期待も若干あるようで二人ともついてきてくれることになった。すまない、好みの異性探しが載っている旅雑誌を見て行きたくなっただけなんて今更言えない……。
なお、ビスケは<空想の家(ファンシーハウス)>に入り浸って美肌温泉に入りつつブループラネットちゃんにうっとりしているので今回は不参加だ。……今後引きこもりになる気がしてならないな……。もちろん俺の分身体もビスケの美肌をうっとり見ながら一緒に入っているから問題はない。
そんな引きこもりビスケだが、分身体での修行は欠かさないのでオーラの量も凄味が日々日々上がってる。
「ようやく見張りのハンターが見えてきたね」
「見張りのせいで入口が丸わかりっていうのは警備としてどうなんだい?」
「自分がいれば問題ないと思ってるんでしょ。実力を過信しているハンターって多いよね」
「あの程度のハンターなら、俺でも勝てる気がするぜ?」
「……『纏』を限りなく薄くするオーラ操作と、素人に思わせる素振りの練習……?」
遺跡の入り口についたことに気づき発言すると、いきなりマチ、シズク、キルア、リンが見張りのハンターのことをディスり始めた。そんな未熟なハンター達にライセンスを見せると、ハンター達はライセンスよりも俺の嫁達に見惚れていたので、ついつい全力の『練』で威圧をかけてしまうと泡吹いて気絶してしまった……。
さすがにこれはまずいなと思って、マチからハンター協会に忠告を入れてもらうことにした。俺は悪くない。未熟すぎるハンター達が悪いんだ。そこは報告時に間違えないでほしい。
遺跡の中に入って少しすると、小部屋の正面に続く道は、鍵のかかった扉の代わりといわんばかりの勢いで吹き出しウォータージェットと化した水の扉が遮っていた。
……湖や遺跡の名前から薄々思っていたけど、ここって幻想水滸伝Ⅴに出てきたセラス湖の遺跡そのものだよな。となると、左右の道から進んでスイッチを順に踏んでいけばこの真正面の道を進めるようになるはずだ。
シズクの<デメちゃん>で真正面の道を遮る水を吸い上げてショートカットできないか試してみたが無限のように水が出てきたので途中で諦めた。『堅』で防御力を上げれば、ごり押しで行けそうな気もするけど、遺跡探索を楽しみにしているリンとキルアもいるので順番通り攻略していくことにした。
そうして先に進もうとする俺達を遮るのはスケルトン、ゾンビを含むモンスター達。HUNTER×HUNTER世界なので魔獣だけかと思っていたけど、幻想水滸伝Ⅴのモンスターが出てくるらしい。どういう扱いになっているのかと事前に『狩人の酒場』で調べていたシズクに聞いてみると「古代人が製造した守護者説や、死者の念が暴走している説があるらしいよ」と教えてくれた。まじか、念能力万能だな。
スケルトンとゾンビは、動きは大したことがないが、特にゾンビに対しては触りたくもなく武器も汚したくないという思いから全員が念能力を使ったり、念弾をぶっぱなしたりとオーラを無駄に消費しつつ戦わざるをえなくなっている。これがただの遭遇戦であれば汚れや匂いをそこまで気にはしないが、遺跡というほぼ密閉空間に長時間こもることを考えると清潔を意識したい乙女心だ。
他にも2m程度の大きなタイヤの内側に出産前の赤ちゃんのような奇妙な物体が張り付いているモンスターだったり、丸盾に人の恐怖顔が浮かんでいるように見える気持ち悪いモンスターばかりだ。それだけではなく、動きが人や魔獣と違いすぎることから動きが読みづらく、多少は速いので後衛をいきなり狙われたり、斬りつける場所とタイミングを考えないと回転で受け流されたりと慣れるまでは少し苦労した。慣れてくると行動パターンも分かってきたので、大したオーラの消費もなく倒す事ができるようになり、こちらはゾンビほどの問題はない。
他の皆も潜在オーラ量にはまだ余裕があるが、道のりはまだまだ長いから戦闘回数はかなり多くなりそうな見込みで、さらにダイヤモンド並みの堅さを誇るボスである阿吽像と戦うことを考えると、ボス戦の途中で何人かガス欠になる可能性もでてくるかもしれない。
この遺跡の攻略なら大丈夫だと判断していたが、遺跡探索を舐めすぎたか……?
否。オーラが尽きる可能性があるのは本来見学で来ている10歳のリンとキルアだけだ。余裕をもって戦闘を控えさせて他のメンバーで戦えば問題はないし、厳しいようならギミックを解き終わってボス戦前に休憩をとればいいだけの話。
ハンデを抱えた状態とはいえ、この程度の遺跡を探索しきれないような修行はしていない。
油断して女性達を危険にさらすことにになったら後悔が募るだろうが、だからといって危険から遠ざけられることを喜ぶような女性達ではないし、むしろそれは侮辱だろう。
「ハヤテ様、先ほどから何かを考えられているようですが、何か問題があったんですの?」
「うん? ああ、方針変更の有無について考えていたんだ。
さすがに事前情報を十分に集めていない遺跡探索にもかかわらず、<愛の修行場(ラブトレ)>で負荷をかけたままで問題ないだろうか、とね」
「あぁ~~それは私達も思ってましたぁ〜〜。
修行厨な主を持つと大変だねぇ~~ってリオンちゃんと話してたよぉ」
「ち、違うんですの!
そんなことは言ってないですの!
それに、いざという時は私達がハヤテ様を守るから大丈夫なの!」
俺が何かを考えている事を最初に察してくれたのは、付き合いの長いリオンだった。
俺も忘れがちというか意識自体ほとんどしてないけれど、リオンとミアキスは護衛という立場も意識しているのか人が多い時は発言をあまりしない。それでも本当によく俺のことを見てくれているということを嬉しく感じる。でも、自己犠牲精神は止めてもらいます。
そしてちょうど良いと思って返事を皆に聞こえるように答えた。そう、探索の方針は基本的に俺が決めている。これは 同行する人数が増えてからは指揮者がいないことによる不都合が生じるようになったためだ。他にリーダーを希望する人もいなかったので俺が指揮することも増えてきてはいるが、絶対的なリーダーなんてのは柄じゃないので至急の状況でなければ皆の意見を聞きつつ対応を決めるようにしている。今回も意見を聞きたいと思ったのだ。価値観の相違による別れなんて考えたくはないから皆の考えを知ることは重要だ。
そしてミアキス、俺が修行厨なのはミアキスの<秘める想いの誘導(ブレインインダクション)>の効果だよ……。あと三年程度はかけてもらうことになっているので、よくよく考えないと修行優先で安全を蔑ろにしてしまう危険性すらある。強制力は強くないから、俺の強い願望である原作愛とハーレムに関する思考自体は阻害されないけど、それ以外は修行のため強い相手と戦いたがったり負荷をかけて厳しい状況に身をおこうとするので、気を付けておかないと大事な人達が危険にあうことになる。
なんにせよ、二人が忠言もせずに受け入れて行動し、意見を聞いてもこうして茶化してくるということは、さほど負荷をかけたままの探索を危険視しておらず、このままでも良いと判断しているのだろう。
「うーん、負荷がある状態だと……あと、1時間ぐらいで分身体の維持が厳しくなるかも……。
でも……リオンさんの力で回復してもらえば大丈夫かな」
「このメンバーならまだまだ余裕じゃね?
リンも俺が守るしな」
リンはモンスター相手に念弾で戦っておりオーラ消費が激しいこともあり、負荷ありであと1時間しか継続戦闘は難しいと判断。リオンによる<メイドの抱擁(エンブレイスメイド)>による回復を前提に考えて、このままでも大丈夫だと判断しているようだ。確かにボス前に確実に休めるならそうかもしれない。だが、休憩前にボスと戦うことになった場合は辛いものがある。とはいえ、記憶通りならボス前にまた小部屋があったから休むことは可能だろう。
それにしても、平和な日本の女子小学生だったリンがグリードアイランドでの修行により、こうして自己分析も状況判断もできるまでに成長していることは感慨深い。……まだ10歳なんだけど無茶させすぎただろうか。
そして、まだ修羅場を経験していないキルアは楽観的だ。ちゃっかりリンの頼れるお姉ちゃんポジも確立しようとしている。実際、キルアは念能力に頼らない戦闘技術がリンよりも優れているので、ここのモンスター相手でも群琅と同じくオーラを無駄に使用せず半日は戦い続けられるだろう。負荷ありだとしても3時間はいけそうだ。「リンも」と言ったことに自分で首を傾げているのはアルカのことを思い出しかけているのかもしれない。
なお、キルアの頭の中にある針を取り出すタイミングと、アルカの救出についても後々考えたいところだが、取り出すと確実にブラコンのイルミに気付かれるので今はまだそのままにしている。
「もしかしてひよってる?」
シズクは強気に煽ってくる。
歯に衣着せぬ物言いは相変わらずだけれど、別に嫌味とか仲が悪かったりするわけではなく、彼女の性格によるものだから気にしない。強気なのはプロハンターとしての10年近くの経験と今までの修行で身に着けた実力に対する確たる自信があるからだろう。
「負荷をかけないと、この程度の敵は歩いてるだけで終わるわよ。
それともアンタの勘が危険を訴えているわけ?」
「嫌な予感はしないよ。
実際に戦ってみた結果を踏まえて状況分析していたんだ。
ということは、マチの勘でもこのままで良さそうだね」
「まぁね。
戦闘に関してはそうだけど、それ以外で嫌な予感がするのは気のせいよね?」
マチの頼りになりすぎる勘と、俺の神様特典で与えられた直感でどちらも危険を感じていない以上は、やはりこのままで問題はないだろう。
最後に嫌な予感といってジト目でこちらを見つめるマチは、新しい女性目的であることを察しているのかもしれない。勘の良いマチは頼りになるけれども、反してこういう時は恐ろしい。マチの発言の意味に気付いた他のメンバーも呆れたような視線を向けてきているのを感じるが、きっと気のせいだ。
結局、全員が賛成したので負荷をかけたままで探索続行だ。
なお、安全を最優先で考えるなら分身体で調査することが最善ではあるが、さすがにそれでは危険がなさすぎてゲーム感覚になってしまうため、分身体に頼り切るのはマチとシズク、ビスケに反対されている。これに関しては今更だけどな。グリードアイランドも分身体で冒険しまくってたけどあれはゲーム内だから! 本当は現実世界だけど、皆は知らないから気にしてないようだ。
そんな事情もあり、今回は分身体を連れてきていない。いざという時に召喚できるよう2枠開けているが、他は世界各地に散らばって必要なことをやって+いる。もちろん<空想の家(ファンシーハウス)>で修行している分身体もいる。
皆様からいただいた評価をどう受け取ればいいかわかっておらず、評価0と1をつけてる人は何を作者に伝えたくてつけてるのかなと疑問に思ったのでアンケートです。本作品に限らず、評価0と1をつけたことがある人はどういう時につけてますか?(小説に関係ないアンケートは禁止されてますが、小説への評価の意図確認だから一応関係しているはず……だめそうなら消します)
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