アキさん達に連れられて集まっているところまで来た。そこで褐色の肌アマゾネスと言われる種族の子がこっちに向かってきた。
「ねぇねぇ!君だよね。研究所にいた生存者って体調の方は大丈夫なの?」
(こ、この子すごいグイグイくるな。後アマゾネスだからほんとにすごい格好してる。)
「何やってるのよバカティオナ彼病みやがりなんだからそんなに聞いてちゃいけないでしょ」
「だって〜仕方ないじゃん知りたいんだから〜」
「相手を考えて聞きなさいよったく、ごめんね私の妹が迷惑かけたわ。」
「い、いや大丈夫。体調の方は元々悪くなかったし、食事も取らせてもらったから。・・・姉妹?」
「そうよ。私はティオネ・ヒリュテでこっちが双子の妹のティアナよ」
「ティオナ・ヒリュテだよ!よろしく!えぇと?」
「あぁ俺はフェイ。フェイ・ルシオンこちらこそよろしく。」
ヒリュテ姉妹と挨拶しているといきなりティオナの背に蹴りがはいった。
「痛ったー!何すんのさベート!!」
「邪魔だったから蹴っただけだ。ごちゃごちゃうるせーんだよ」
ティオナを蹴ったのは灰色の狼人族(ウェアウルフ)が不機嫌そうに睨んでいた。
「なんだよー!あたしはフェイと話してんのベートは引っこんでてよ!それとも何フェイと話したいの?」
「んな雑魚と話すことなんてねぇよ邪魔だって言ってんだよ」
「なんだとー!!」っとティオナとベートさん?って方と口喧嘩していると
「お主ら何喧嘩しとんのじゃ!みっともないぞ!」とガレスさんが来て口喧嘩が終了した。
「すまんのうちのものが。して、もう大丈夫そうじゃな。」
「あっはいもう大丈夫です。ありがとうございます。」
「あっちでフィンが待っとる一緒に来てもらうぞ。」
「あっじゃあまた今度お話しようねフェイ!」
ガレスさんについて行くとティオナが手を振ってきたので手を小さく振りかえした。
「なんじゃもう仲良くなったのか?」
「えぇとても良くしてもらってます。」
「ガハハ!それはよかった。フィン!連れてきたぞ。」
「ありがとうガレス。やぁどうやら大丈夫そうだね。」
「はい。おかげさまで」
「その前にリヴェリア。」
「あぁリヴェリア・リアス・アールヴだファミリアの副団長をしてるものだ。」
そう言ってリヴェリアさんは自己紹介をしてきた。この人は確か昨日自分の容体を見てくれた人だったな。
「どうもフェイ・ルシオンです。昨日はありがとうございました。」
「気にするな。私はお前の容体を見ただけで感謝されることはしていない。」
「いえ、それでもです。本当にありがとうございます。」
「まぁ感謝は受け取っておこう。」
「よしじゃあ自己紹介も終わったとこだし本題に入ろうか。フェイ。君には一度僕たちのホームまで来てもらう。そこで僕達の主神と僕達でここで何がなったのか聞かせてもらうよ。」
「でも自分ここでの記憶がないのですけど。」
「なるほどね。実は先週くらいにここから炎の柱のようなものが見えたと報告が来てね。僕達はそれを調べに来たんだ。柱が見えた方角に進むと焼かれた施設のような建物が発見したここのことだよ。僕達はこの施設の中に入って何かないか調べていたところ君を発見したんだ。」
「・・・実は自分昨日目が覚めたんです。なんで研究所の中にいるのかわからなくてそれと、多分その炎の柱っていうのは僕がしたんだと思います。」
「どうしてそう思ったのか聞こうか。」
フィンさん達が僕の話を聞こうとしているので俺は自分の能力について話した。人から炎に炎から人にと実際にそれも見せた。
『!!』
3人ともその状況を見て目を開いてきた。
「なるほどそれなら説明がつく。僕の予想なら多分君はなんらかの実験台としてここにいて実験中に力が暴走し、ここの研究員もろとも焼き尽くしたんだと思うね。君が記憶がないのは多分そのせいだね。」
「俺このままどうなるんでしょうか?」
暴走とはいえ人を殺めたのだ。そんな人殺しを放置なんかしないだろう。そう考えていたらガレスさんが話しかけてきた。
「のう、フェイよ。お主その力コントロールできるのか?」
「え、まぁ火力を上げたり形を変えたりとかできますけど?」
「そうかそうか!ならフィンよ。こやつをファミリアに入れようと思ったのじゃが」
「奇遇なねガレス僕もそれを考えていたんだ。」
っと2人して俺を入団させようとしているのだ。
「い、いいんですか!俺みたいな奴がファミリアに入って記憶がないですけどまた暴走するかもしれないんですよ?!」
「安心してくれ君は自分自身でその辺力をコントロールしていた。なら僕達も君の力のコントロールに付き合おうと思ってね。確かに強大な力ではあるが完全にコントロールできれば君にとって大きな希望になる。それに神の恩恵がなくてそこまで力をコントロールできるのだから暴走など皆無に等しい。」
「・・・・・。」
確かにフィンさんの言ってることは正しい自分でもわかる。この力まだスムーズに操れるわけじゃないけどそれでも暴走しそうにならない。完璧じゃあないけどコントロールはできている。でも本当にいいのだろうか?
「本当にいいんですか?俺みたいな奴がファミリアに入団して。」
「己を過信しすぎじゃ。それにのうわしらはお主を信用しているのだ。」
「そうだ。その力があるのに私らに歯向かうような視線もなかった。それにお前の目は寂しそうに見せた。」
「寂しそう?」
「あぁ。まるで家族が恋しいという子供のような目だ。」
そう言ってリヴェリアさんは笑みを浮かべていた。
「悪い話ではないけど、どうするかは君次第だ。」
この人たちは俺の力を見てもそれでも気にかけてくれた。嬉しかった。なら答えは一つ!
「あなた方の申し出喜んで受け取らせていただきます。不束者ですが今後ともよろしくお願いします。」
こうしてフェイ・ルシオンはロキファミリアに入団することを決めた。
いかがでしたでしょうか。今後主人公の技や武器なんかは、アニメやゲームで登場するものを使おうと思うのでご了承ください。