イッセーside
次の日の朝、俺達はホテルを出て京都駅に向かっていた。
(それにしても、波瀾の夜だったな……)
教会トリオと押入れの中でのエロエロ体験。死ぬほど嬉しい場面であると同時に、非常に大変な空間だった。
ホント、アーシアに子どもが欲しい……なんて言われて滅茶苦茶ドキッとしたし、改めてアーシアの気持ちを認識することができた。
ここまで来たら、流石の俺も覚悟を決めるべきなのではないだろうか。まあ、そのためには一言ミッテルトに言わなければならないんだけどな。
ミッテルトは一夫多妻を認めている。これは、堕天使領やテンペスト……そして、ファルムス王国で培われた価値観らしい。特にファルムスでは貴族の権力が高かったから、側室だの愛人などは接している間によく見かけたそうだ。
ミッテルト曰く、筋を通せとのことだしな。うん、取り敢えずミッテルトと話してから答えを出そうそうしよう。
「おい、イッセー。何難しい顔してんだ?」
「いや、別に。というか、お前に言われたくないな」
俺の顔を覗き込みながら質問してきた松田に呆れながら答える。
松田と元浜はもはや、顔の原型がわからないというレベルで顔が腫れ上がっていた。絆創膏も大量に貼ってあるし、正直覗き込まれると少しビクッとなるレベルである。
「フッ、どうってことないさ」
「ああ。これは名誉の負傷だ」
コイツラは昨夜、女風呂を覗けるスポットとやらに向かったらしいが、どうやらシトリー眷属に抑え込まれたらしい。それでも突貫しようとしたらしいが、通りすがりの観光客……ジウとトーカに顔面を思い切り殴られ、気を失ったとのこと。
ちなみに、俺にも嫌疑がかけられたが、ジウとトーカは魔力感知の範囲を広げ、俺達が部屋にいることを確認したことでアリバイが成立してるとのこと。まあ、二人は確認した次の瞬間には血相を変えて俺の部屋に向かったらしいけどな。
ちなみに、今朝俺と教会トリオはロスヴァイセさんに改めて呼び出し食らって説教された。迷惑をかけて申し訳ないです。
というか、コイツラが動くと自動的に俺にも嫌疑がかかるのか……。まあ、普段三人で馬鹿やってるわけだし、仕方がないと言えば仕方がないか。
信用されてないのは悲しいけど、日頃の行いというやつだなコレは。
『だったら直したらどうだ? そうすれば、他の奴らも相棒を見る目が変わると思うぞ』
悪いなドライグ。それは譲れないんだ。例え、蔑まれようが、俺はこの道を曲げるつもりは一切ねえ!
『……そうか』
ドライグが何やら複雑そうな顔で哀愁を漂わせている。まあ、その結果が『乳龍帝おっぱいドラゴン』なわけだし、仕方がないのかもな。
さてと、取り敢えず気を取り直して観光だな。まずは天龍寺だ。この寺は前々から気になっていたんだよな。
俺達は嵐山方面行の電車に乗り、目的地を目指す。
「到着だな」
到着した後は徒歩。看板が出てるから、そうそう迷うこともないだろう。そして、ついに天龍寺に到着。
「ここが天龍寺……ドライグ達多分関係あるんだろうけど、実際どうなんだ?」
俺が気になっていたのはこの寺の名前だ。そもそも、この世界に“天龍”と呼ばれている存在はドライグとアルビオンの二人だけ。その名を冠する寺ならば、何かしら関連はあるのだろう。俺の質問に対し、ドライグは少し考え込む素振りを見せている。
『……どうだったかな。過去に京都で戦いをしたようなしてないような』
どうやら、記憶が曖昧らしい。まあ、暴れてたにしろ、相当昔のことだろうからな。作られたのも、七〜八百年前とのことだし、風景も変わってるはずだから覚えてなくても仕方がない。
大きな門を潜り境内を進む。取り敢えず、受付で観光料金を払って寺の中を見学でもしようとしたその時だった。
「おおっ、お主達、来たようじゃな」
建物の影から巫女装束の金髪少女が現れた。九重だ。そういえば、今日は九重が案内してくれるって話だったな。なんか、昨日の夜のドタバタが印象に残りすぎて失念してた。
「よっ、九重。早速来たのか」
「うむ! 約束通り、嵐山方面を観光案内してやるぞ!」
元気良く答える九重。どうやら、獣耳と尻尾は隠している様子。まあ、一般の人もいるし当然か。
そんな九重を松田と元浜が驚いた様子で見つめている。
「はー、可愛い女の子だな。なんだイッセー、お前現地でこんなちっこい子をナンパしてたのか?」
「……ハァハァ……ちっこいな……ハァハァ……可愛いな……」
なっ!? なんか元浜の息づかいが危険なものになってる!?
しまった! 失念していた! こいつは真性のロリコンだった!
九重みたいな子はこいつにとってはどストライクじゃねえか!
ヤバい、目が血走ってて眼鏡越しでも危険な感じだとわかる! 見ると、九重も少し怯えてるし、通報とかしたほうがいいのかコレ!?
「やーん! 可愛い! 何よ兵藤、どこでこんな子と知り合ったのよ?」
いきなり
「は、離せ! 馴れ馴れしいぞ! 小娘!」
いきなり抱きつかれた九重は嫌そうにしながら言う。だが、桐生は一層喜ぶだけだ。
「お姫様口調で嫌がるとか、最高だわ! キャラも完璧じゃない!」
あー、ダメだこりゃ。九重の声は届いてないな。
九重と目が合うと、九重は助けを求めるかのようにうるうるとした瞳で俺を見つめてきた。
俺は嘆息しながら桐生を九重から引き剥がして、話題を再開させる。
「この子は九重。俺やアーシア達のちょっとした知り合いでな。今日は俺達の観光案内をしてくれることになってるんだ」
「九重じゃ、よろしく頼むぞ」
えっへんと堂々とした態度の九重。流石はお姫様。いい切り替えの早さだ。
「あ、ひょっとしてグレモリー先輩繋がり? 確か、あのホテルも先輩の親御さんが経営してるって話だし」
「うん。まあ、そんなところ」
桐生が別の意味で鋭くて幸いだな。実際は部長はノータッチなんだが、説明が早くて助かるしそういうことにしておくか。
「じゃか、早速この天龍寺を案内してくれよ」
「勿論じゃ!」
俺の言葉に胸を張って自信満々に答える九重。パァッと花開いたような笑顔はとても眩しいものだった。
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そんなわけで俺達は九重のガイドのもと天龍寺を始めとした嵐山の名所を回る。
多分、誰かに教えてもらったであろう知識を自信満々に一生懸命紹介しようとするその姿は見ていてとても微笑ましいものだ。
大方丈浦の庭園は見事だし、色づいた秋の山々や和の庭園、池の中で泳ぐ鯉と、全体的に調和のとれた落ち着いた空間となっている。中々ポイント高いよな。
「ここの景色は絶好じゃ。何せ、世界遺産じゃからな」
へえ? ここって世界遺産に登録されてるんだ。見事なわけだぜ。取り敢えず、写メしておくか。
そして最後に案内されたのは法堂だ。堂内に入り、天井を見上げると、そこには大迫力の龍の絵が飛び込んできた! 体が長い、東洋タイプのドラゴンだな。凄まじい眼力でこちらを睨んでいるようにも感じられるぜ。
「これは雲龍図。どこから見ても睨んでいるように見える『八方睨み』じゃ!」
九重が言うように、少し移動しても何故かこちらを睨んでいるように見えるから不思議だ。
『なるほど。龍王の“
玉龍……確か、“五大龍王”の一角を担う龍だったか。なるほど、玉龍さんはこんな感じの龍なんだな。
俺的にはガイアを思い出す。あの、幼いながらも誇り高い竜のように、神秘的という言葉がピッタリと似合う雰囲気を感じる。
雲龍図は撮影禁止だから、カメラに収められないところが少し残念だ。せめて、俺の脳内に保存しておくか。
『相棒……お前、女体以外も保存できたんだな……』
当たり前だろ!? 俺をなんだと思ってるの!? 視界に映したものをデータとして保存するのは思考加速の応用だし、女体に限定されてるわけじゃないからな!
「さて……九重、次はどこに行くんだ?」
「二尊院! 竹林の道! 常寂光寺! どこでも案内するぞ!」
九重は色々な方向に指差ししながら楽しそうに言う。中々張り切っていらっしゃるな。こうして見ると、生徒達と同じで年相応の普通の子供なんだな。
こうして俺達は九重先導のもと、嵐山観光に歩み出るのだった。
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「いやー、回った回った」
息をつくのは松田だ。俺達は九重のお薦めの湯豆腐屋で昼食をとっていた。
色々と見て回ったな。人力車とか久々に乗ったけど、やっぱり風流だよな。しかめ、車夫さんが中々の話上手でガイドしながら人力車を引いてくれたんだよな。人力車から見える景色は車とか馬車とかとはまた違った良さがあるもんだ。
「ほれ! ここの湯豆腐は絶品じゃ!」
九重が俺達に湯豆腐をすくって器に入れる。ここでも仕切ってるな。
心底楽しそうだし、これが九重本来の笑顔なのだろう。その分、頭を下げて懇願してきた九重の姿を思い出し、腸が煮えくりかえってくる。
英雄派の奴ら、マジでふざけたことしやがって……。見つけたらマジで覚悟しとけよ。
「どうかしたのか?」
「……あ、ああ。なんでもないよ」
ととと、思考が飛んでいた。今は九重の湯豆腐食べないとな。
……うん、上手い。ここの湯豆腐、ホテルのそれよりも遥かに美味しいな。出来立てなのもあるんだろうけど、いい豆腐使ってやがる。ミッテルトにお土産として買ってったら喜びそうだ。
「和の味がする。悪くない」
「はい、いつも食べているお豆腐とはまた違ってて美味しいです」
「お豆腐いいわよねぇ……」
ゼノヴィア、アーシア、イリナもご満悦の様子……と、ここでイリナと目が合う。
「………………」
イリナは赤面してしまった! 今日は目を合わせるたびにこんな感じだ!
思い当たる節はあるというか、一つしかない! うん、どう考えても昨夜のあれだね!
わざとではないけど、現役聖職者のイリナからしたら大事件だろう。
……でも、イリナのおっぱいの感触は未だ掌に残っている。もっちりしてて、指に吸い付くような感じだった。
本当にありがとうございました。心のなかでイリナにお礼を言っているその時。
「あ、イッセー君」
突如として木場が現れた。
「ああ、木場。そういえば、お前も嵐山に行くとか言ってたな」
「うん。天龍寺に行ってきたのかい?」
「ああ、見事な龍だったぜ」
「お、お前らもここにいたのか」
俺と木場が雑談していると、隣の席から聞き覚えのある声が聞こえてきた。うん、知らない人だな。少なくとも、俺の知り合いにこんな真っ昼間から酒飲んで泥酔状態になりかけてる人なんて存在しない。取り敢えず、無視しようか。
「おいおい、無視は酷いだろ。最初から気づいてた癖によ」
「……はぁ。教師が昼酒はいかんでしょ、アザゼル先生」
「その通りです」
視線の先には酒瓶片手に酔っ払ってるアザゼル先生。なんで昼間から飲んでんだこの人。俺が非難すると、先生の対面の席に座るロスヴァイセさんも同意する。
「その人、私が何度言ってもお酒を止めないんです。生徒の手前、そういう態度を見せては示しがつかないと再三言ってはいるのですが……」
額に青筋立てながらそう言うロスヴァイセさん。どうやら相当お怒りのようだ。
「まぁ、そういうなよ。嵐山方面の調査した後のちょっとした休憩じゃねぇか」
いや、余計駄目だろ。休憩時間に深酒なんかしたら、後の調査に響くんじゃないか? 俺はジト目で先生を見つめる。みると、他の皆も呆れてる様子だ。
「ロスヴァイセよ。おまえ、もうちっと要領よくしたほうがいいぜ? そんなんだから、男の一人もできねぇんだよ」
……アザゼル先生。ロスヴァイセさんにそれは禁句じゃねえか?
バンッ!
俺の予想通り、ロスヴァイセさんは先生の一言で真っ赤になってテーブルを叩いた!
「か、かか彼氏は関係ないでしょう!? バカにしないでください! もう、貴方が飲むくらいなら私が!」
ロスヴァイセさんはそう叫ぶと先生から酒を奪い、勢いよく呷る!
くびっぐびっ
見事な飲みっぷりだな。
「ぷはー! だいたいれすね、あなたはふだんからたいどがラメなんですよ」
早っ!? えっ!? もう酔っぱらったのこの人!? 呂律回ってないし、そんなに度数高いのかこの酒……いや、そこまででもねえなコレ! こ、この人こんなに弱かったのか……!?
「い、一杯で酔っぱらったのか?」
流石の先生もこれには驚いているようだ! 如何に一気飲みと言えど、この度数でこんなに酔っ払うのは相当だぞ!
ロスヴァイセさんは、そのまま二杯目の酒を注ぎ、再び豪快に飲み干した! め、目が回ってるんですけど……大丈夫か?
「わらしはよってなんかいないのれふよ。わらしはおーでぃんのクソジジイのおつきをしているころから、おさけにつきあっていたりしてれれすね。あー、なんらかあのクソジジイのことおもいらしたら、はらたってきた。あのジジイ、わらひがたっくさんくろおしてサポートしてるってんに、やれおねえちゃんだやれおっぱいだってあほみたいなことばっかゆうんれすよ。もうろくしてんじゃないかっえはなしれすよほんと! こんろあったら、ただじゃおかないっすよ。わらしはやすいおきゅうきんでみのまわりをせわしてたんれすよ? ジジイのせいれ、かいごヴァルキリーなんてひよられるし、やっすいおきゅうきんしかもらえないし、かれしはできないし、できないし……かれしができないんれすよぉぉぉぉおおおおお!! わらしだってすきでしょじょしてるんじゃなぁぁぁあああいっ!!」
だ、大号泣しちゃったよ……。アザゼル先生も目の前の惨状を見てすっかり酔いが覚めたみたいで、どうしたらいいかわからないって感じの表情になってる。
俺もそうだ。ここまで悪酔いする人中々見ないぞ。
先生は頭をポリポリとかきながら言う。
「わかったわかった。おまえの愚痴に付き合ってやるから、話してみな」
先生の言葉を聞いて、ロスヴァイセさんは大号泣から一転、パァッと明るい表情になる。
「ほんとうれすか? アザゼルせんせー、いいところあるじゃないれすか。てんいんさーん、おさけ、じゅっぽんついかれー! アハハハハ!」
まだ飲むんかい! だ、大丈夫なのか……? まさか、ロスヴァイセさんがここまで酒癖悪いとは思わなかったな。
「おまえら、さっさと食って行け。ここは俺が受け持つからよ」
先生がため息混じりにそう言う。先程とは一変して、アザゼル先生に同情してしまう展開だ。
取り敢えず、俺達は先生の言う通りに昼食をさっさと済ませ、店を出る。
「ひゃくえんショップ、サイコーれすよー! アハハハハ!!」
店を出る寸前、ロスヴァイセさんの奇声が背後から聞こえてくる。取り敢えず、先生には今度酒奢ろう。俺はそう心に決めるのだった。
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「ロスヴァイセちゃん、凄いことになってたな」
「ああ、あれは相当酒癖悪いぞ」
松田と元浜も若干引いていた。俺もあれには驚いたよ。普段が人気者だからこそ、すごいギャップを感じた。温度差で風邪ひきそうになるわ。
「きっと、ロスヴァイセちゃんも色々苦労してるのよ」
桐生はうんうん頷いて同情している。まぁ、確かに苦労はしてそうだよな、あの人。アザゼル先生だけでなく、オーディンの爺さんにもかなり手を焼いていたようだったし。あの人、上司の運がないのではなかろうか……。
「お主達の眷属は大変なのが多いのか?」
「ちょ、ちょっとだけな」
九重にそう聞かれると、反応に困る。グレモリー眷属は全体的に癖が強いからな。いい人なのは間違いないんだけど……。
まあ、取り敢えずその話は置いといて、次は渡月橋だ。
歴史を感じる木造のは左ここから見える山も絶景だし、赤々とした山と古風な橋が見事にマッチして、秋を感じる見事な風景となっている。
「知ってる? 渡月橋って渡りきるまで後ろを振り返ったらいけないらしいわよ?」
桐生がそう言ってくると、それを聞いたアーシアは不思議そうに聞き返す。
「どうしてですか?」
「なんでも、渡月橋を渡ってる途中で振り返ると授かった知恵が全て返ってしまうらしいのよ。そこのエロ三人組は振り返ったら終わりね。エロが無くなったら真に救いようのないただのバカになってしまうわ」
「「「うるせぇよ!」」」
俺、松田、元浜が桐生に返す。
おまえ、バカにしすぎだろ! 一応俺、元教師だぞ! エロ以外にも色んな知識を持ってらあ! 一応、俺学年トップ3の成績なんですけど!?
……まあ、そんだけ成績が良くても全然モテないんでだけどな。
そんな事考える俺に気にする素振りもない桐生は追加情報をくれる。
「あと、振り返ると男女が別れるって言い伝えもあるわね」
「絶対に振り返りませんから!」
桐生の説明を遮って、アーシアは涙目になりながら俺の腕につかまる。柔らかいものが腕に当たって滅茶苦茶夢見心地だ!
「大丈夫だよアーシア。ただの言い伝えだし」
「それでもです!」
俺の言葉にアーシアは首を横に振って俺の腕にさらに強く捕まってくる! 可愛いなぁ、もう! 流石アーシア! 本当俺って幸せ者だわ。
そんな事を考えながら、渡月橋を渡る俺達。その間、アーシアは頑として振り返ろうとしない。
「クソッ! イッセーとアーシアちゃん、モロカップルじゃないか!」
「ミッテルトちゃんというものがありながら……最低だぞ! イッセー!」
……それを言われると弱いな。まあ、ミッテルトはそういうのを容認してるんだけど、こうも指摘されると中々にきついところではある。
というか、さっきから元浜と松田が滅茶苦茶挑発して振り向かせようとしてくるんだよな。渡りきったら覚えとけよお前ら。
「気にせんでいいと思うのじゃが……。男女の話は噂に過ぎんのじゃ」
九重もそう言ってくれるけど、アーシアは純粋なんだよ。
というか、男女の話は? 頭が悪くなる云々は本当なの!? なんか気になるんですけど。
取り敢えず無事に渡り切る俺たち。アーシアも大きく胃にを吐いて落ち着いた様子だが、帰りも渡るんだよな。アーシアの冒険はこれからも続くってことだ。
さてと、こっち側はどう攻略しようかな……そう思った瞬間。
突然、ぬるりと生暖かい感触が全身を包みこんだ!