ウマ娘ショートコント集 (旧:98世代で超新塾) 作:アマノジャック
ヒシミラクル「ゴボッ!ゴボボボ……」ブクブクブク
トレーナー「ミラ子!?」
………
ヒシミラクル「はぁ…はぁ…あー、マジで死ぬかと思った。でも次の補習でクリアしないと…夏休みが減っちゃうよ…」
トレーナー「ったく、水泳嫌いのお前がプールに入るとか言ったから何だと思ったらそういうことかよ。しょうがない…俺らに任せろ!カモン!」
???「「ー!」」シュタ
ヒシミラクル「!?」
トレーナー「まずはリーダーの俺!」
タニノギムレット「『破壊神』タニノギムレット!!」
シンボリクリスエス「シンボリクリ…」
タニノギムレット「『漆黒の皇帝』シンボリクリスエス!!」
シンボリクリスエス「…」
トレーナー「3人揃って…」
トレーナー&タニノギムレット「「運動なら何でもお任せ隊!!」」
シンボリクリスエス「…?」コクン
ヒシミラクル「あのー、トレーナーさん?1人ついてこれてない人がいるんですけど?」
トレーナー「俺らがいれば必ず泳げるようになる!」
タニノギムレット「その通…」
シンボリクリスエス「ギムレット、たづなさんよりMessageだ。『すぐに壊した柵を直すこと。でなければ…1ヶ月のグランドを使用禁止です。』…とのこと。」
タニノギムレット「なっ…!悪いが俺の出番はここまでのようだ!去らばだ!」
シンボリクリスエス「私も…伝言が終わったので戻る。」
ヒシミラクル「えぇ!?」
運動なら何でもお任せ隊、解散!
トレーナー「ということで…俺だけで教えることになりました。」
ヒシミラクル「あの2人は何だったのですか!?」
トレーナー「次にアイツらが出てくるのは2話後だ。」
ヒシミラクル「無理やり元ネタに合わせようしなくていいですから。」
トレーナー「まぁ俺に任せろ!これでもお前の担当だからな。コホン…ミラ子!水泳で1番大事なことは何だと思う?」
ヒシミラクル「大事なこと?えーと…水に慣れること?」
トレーナー「違う。」
ヒシミラクル「違うの!?んー…ダメです…出てきません…」
トレーナー「水泳で1番大事なこと…それはな…」
ヒシミラクル「それは?」ゴクリ
トレーナー「発音だ!」
ヒシミラクル「………発音?」
トレーナー「ミラ子、泳ぐを英語で言ってみろ。」
ヒシミラクル「ス、スイミング?」
トレーナー「はぁ…ダメだ!ダメだ!」
ヒシミラクル「え?英語苦手でもこれくらいは間違えませんよ!」
トレーナー「発音がなってない!だから…殿下の本場の発音を聞いてみることだな!」
ファインモーション「やっほー♪」
ヒシミラクル「ファインちゃん!?」
ファイン先生の英語講座、開始!
ファインモーション「オーケー!リピートアフターミー…スイミング!」
ヒシミラクル「スイミング。」
ファインモーション「ノー…スウィミングー!」
ヒシミラクル「スウィミングー。」
ファインモーション「ノー………ラーメン!」
ヒシミラクル「ラ、ラーメン?」
ファインモーション「ノー………ヤサイマシマシカラメマシアブラスクナメニンニク。」
ヒシミラクル「ヤサイマシ…ってそれもう日本語じゃん!?」
エアシャカール「おいファイン!…こんなところで油売ってンじゃねェよ!行くぞ!」
ファインモーション「あ!待ってよシャカール~!」
ヒシミラクル「えぇ!?どこかに行っちゃった!?」
ファイン先生の英語講座、中止!
トレーナー「どうやらエアシャカールと約束があったらしい。」
ヒシミラクル「そんな人を連れてこないでください!トレーナーさん、本当に何がしたいんですか…もういいです。補習から逃げる方法を考えますので1人にしてください。」
トレーナー「まだだミラ子!俺がいるだろ!」
ヒシミラクル「最初に気にするところが発音の時点でお察しです。」
トレーナー「ぐぬぬ…ならミラ子!俺の泳ぎを見て、それを真似してくれ!とりゃっ!!」
バシャバ…ブクブクブク…
ヒシミラクル「トレーナーさん!?あ、ああぁ…溺れて…はないけど超ド下手だ!」
トレーナー「ぷはっ!どうだミラ子?俺のクロールは?」
ヒシミラクル「クロール!?…参考にならなかったです。トレーナーさん、あなた担当してきた娘が何m泳ぐか見てきただけで1度も水泳そのものを教えたこと無いでしょ?」
トレーナー「ギクッ!…ソ、ソンナコトナイヨ。」
ヒシミラクル「今、『ギクッ!』って言いましたよね?言いましたよね?」
トレーナー「言ってたような…言ってないような…」
ヒシミラクル「確かに言いました!『ギクッ!』って言いました!あーあ、他のトレーナーならここが悪かった、とか初めてでもこうすれば泳げるよ、とか教えてもらえたかもしれなかったのにな~」
トレーナー「…誰のためだと思ってんだ。」ブチッ
ヒシミラクル「…え?」
トレーナー「頭にきた…ミラ子、お前今日このまま帰れると思うなよ?このカンカンが変形して音が出なくなるまで泳げ。そうすればフォーム何て知らなくても泳げるようになる筈だ。」
ヒシミラクル「え?あ、あの、ごめんなさ…」
トレーナー「安心しろ。溺れたら俺が人口呼吸してやるよ。」
ヒシミラクル「それはもっとロマンチックな所で舌…」もじもじ
トレーナー「おらっ!まずはプールに入れ!」カンカン
ヒシミラクル「ひっ!ひ、ひーん…」ダッ
トレーナー「どこに行ってるのカナ?プールはこっちダヨ?」ガシッ
ヒシミラクル「何で人間がウマ娘のスピードに追い付いて…いやーーっ!!」グイッ
どぼーーーん、カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン…
ーーー
(別の)トレーナー「アイツにお前のプール指導任せようかな。」
ゴールドシップ「じょ、冗談だろトレーナー…」