ウマ娘ショートコント集 (旧:98世代で超新塾) 作:アマノジャック
ミラ子「はぁ…テスト勉強やりたくないよぉ…。やりたくない…テスト勉強やりたくない…まじテストとか何なの?何でこんな面倒なことやらないといけないの?だいたい点数なんて取れなくてもスマホがあれば必要なことは全部調べれるし、最初にテスト考えた人…金○もげてほしいかな…」
トレーナー「ヒシミラクル…伏せ字を使うワードを喋るとはお前らしくないな。けど、テスト勉強はしっかりしろよ…でないと補習でトレーニングが出来なくなるぞ。」
ミラ子「うー、トレーナーさんがまともなこと言ってる。でも勉強しようにも…やる気が出なくてですね…」
トレーナー「何?じゃあ、やる気が出る方法を教えちゃりゃりゅりゃー↑」
ミラ子「急にふざけ始めた!?」
トレーナー「いいかヒシミラクル…やる気を出すには
ミラ子「ん?やり始めるのが大変?当たり前ですよね?」
トレーナー「逆に言えば、始めてさえしまえば…あとは何とかなるもんだ。」
ミラ子「へ、へぇ…」
トレーナー「そこで!まずは
ミラ子「1分だけですか…そ、それなら…よしっ!1分だけテスト勉強してみます!!」
1秒後…
ミラ子「1分たりともやりたくない…」ズーン
トレーナー「マジかよお前………えーい、情けない!1分も集中できないのか!この俺がお手本を……Zzz。」すぴー
ミラ子「2秒で寝ちゃったよ!?どこののび太くんですか!」
トレーナー「…はっ!?…別の案にするぞ。こっちだ!」
………
ミラ子「あの…?トレーナーさん…これは…?」
トレーナー「図書館とかファミレスで勉強してる人がいるだろ?場所を変えると気分転換になって集中できるって訳だ。」
ミラ子「だからって……トレーニングコースの中央はないでしょ!?」
ウマ娘A「トレセ~ン…」
ウマ娘B&C&D『ファイオー、ファイオー、ファイオー!!』
トレーナー「外で気分を転換しつつ、周りのウマ娘のトレーニングがお前に集中を…」
ミラ子「いや、わたしたちがトレーニングの邪魔になってるだけでしょう!?すぐに帰りますよ!」
………
トレーナー「うーん、どうすればテスト勉強のやる気になるか…」
ミラ子「もう、ほっといてほしいのですけど?」
トレーナー「そうだ!『ご褒美大作戦』だ!ご褒美があればやる気がでるだろ?」
ミラ子「えっ!?ご褒美ですか!?何かな~…お好み焼き、アイス……あ、トレーナーさんとハグとか…」もじもじ
トレーナー「これだ!」
大豆3粒←ご褒美
ミラ子「要らないにもほどがある…もっと、やる気の出るご褒美は無いのですか!?」
トレーナー「うーん、『おいしい猫缶』は?」
ミラ子「わたし、猫じゃないんですけど!?」
トレーナー「『ロイヤルビタージュース』は?」
ミラ子「要りません!これ以上やる気を下げないでください!」
トレーナー「『博学帽子』は?」
ミラ子「全適性がSになった時は欲しい…いや、今さらそのシナリオで遊ばないし…うーん…」
トレーナー「1億円は?」
ミラ子「急にご褒美のレベル超えてきた!?」
トレーナー「どうだ?」
ミラ子「テスト勉強のご褒美でそんなの出さないでくださいよ!?せめて、結婚した後とか…」ぼそぼそ
トレーナー「せめて…何だって?」
ミラ子「…何でもありません!」
トレーナー「しかたがない…やる気を出すための最終手段だ!」
ミラ子「最終手段…ですか?」
トレーナー「『ポモドーロテクニック』を使うぞ!」
ミラ子「ポ…ポモドー…なんですかソレ?」
トレーナー「40年くらい前にあるイタリア人が考えた時間管理術でだな…簡単に言えば25分頑張って、5分休む勉強法だ。そのままの説明だが25分頑張って、5分休む。そしたらまた25分頑張って、5分休む…これを繰り返す。このリズムを続けることで集中力を高い状態で持続させられるぞ!」
ミラ子「休憩を挟むことで何度も短いレースをゴールしていくってことですか…わたし、ステイヤーですけど何か出来そうです!それ、やってみたいです!」
トレーナー「本当か!?」
ミラ子「25分頑張って、5分休む、ですね!」
トレーナー「その通りだ!ちゃんと時間を計ってやるのがオススメだ…今回は俺が時間を計ってやろう!」
ミラ子「はい!お願いします!」
………
……
…
謎の子供「ママー!抱っこ!」
ミラ子「はいはい…甘えん坊ね。全く…誰に似たのやら。」
トレーナー「ヒシミラクル、時間だぞ。」
ミラ子「…時間?」
トレーナー「ポモドーロテクニックのやつな。」
ミラ子「あぁ、そういえばそんなものあって………あれ?何かかなり時間経ってません?」
トレーナー「…あ。25
ミラ子「えぇー!?大失敗じゃないですか!わたし、レースどころかトレセン学園卒業してるじゃないですか!?子供が1人生まれてるじゃないですか!?どんな過程があったのですか!?」
トレーナー「え?違うぞ?無断欠席で何度も留年して、トレセン学園を退学。実家にも帰れず、アパート借りて引きこもっていたところ、たまたま通りかかった子供を自分の子供と思ってる…こんなところだな。」
ミラ子「とんでもない転落人生を送ってるじゃないですか!?トレーナーさん、わたしの青春を返してくださいよ!?」
トレーナー「俺のせいなのか?」
ミラ子「いいから何とかしてください!」
トレーナー「まぁ、こんな思いしたらもうテスト勉強を愚かにしないだろ………目覚まし時計!」ジリリリリ…
………
……
…
ミラ子「……はっ!?夢!?」がばっ
トレーナー「やっと起きたかヒシミラクル…テスト勉強で疲れたのか?」
ミラ子「…ま、まぁ…」
トレーナー「分からない所は遠慮なく聞いてくれ…多分、教えれるから。」
ミラ子「多分ですか…いえ!こればっかりはわたし1人で頑張ります!えーと、夢でみたオススメのやり方は…とりあえず1分だけする、場所を変える、ご褒美を用意、25分頑張って5分休憩の4つ。うーん…トレーナーさん!此方へ!」
トレーナー「どこか分からないところが……うおっ!?」スタッ
ミラ子「そのままでいてくださいね……えい♡」ぷにっ
トレーナー「ちょっ!?おまっ!?どこに座って…離れろ!熱い!重い!」
ミラ子「そこまで重くないです!とりあえず、25分だけ我慢してください♡」かきかき
その後、ヒシミラクルは3時間、トレーナーの膝の上に座って勉強を続けた。テストの結果は自己最高得点だったらしい。