「フラッシュがオーバーワークしてたから止めた、以上!」
「トレーナーさん・・・。もっと語れないのですか・・・。はあ・・・」
「フラッシュ、もう俺はトレーナーじゃないでしょ?」
「そうですね・・・。あ、あなた///」
「Es ist gut,jung zu sein」
「Stimmt.Ich ruhe dich zum ersten Mal seit langer Zeit an,Liedling♡」
「っ・・・。貴方は・・・?」
この日、休日ということで近所の河原を散歩していた俺はたまたま出会ったエイシンフラッシュに声を掛けた。ランニングの後数十秒程でまた走りだそうとする彼女のオーバーワークは流石に寛容できるものではない。
「俺はトレセンのトレーナー。君の練習の仕方が気になったから少しね」
「いえ、支障はありません・・・。はあ・・・休憩が短いのはスケジュールで決めていたことなので・・・ふう。今日の15時。つまりこの時間でこの疲労感は想定通り。次の休憩で息を整える予定です」
やはり彼女はスケジュール厳守主義なのだろう。自分のスケジュールを全うすることにかなりのこだわりを感じる。だが世界は常にスケジュール通りにいくとは限らない。それは俺が身に染みて分かっている。
「もし、予定外のことが起こったらどうするんだ?」
だから聞かざるを得なかった。もし想定外のことがいっぺんに襲ってきたとき、彼女が壊れてしまいそうで。
「当然、ある程度のバッファは取ってあります。例えば今、あなたとこうして話していることで4分25秒の遅れが生じていますが」
「あ、ごめ・・・」
彼女の時間を奪っていたことに気づき謝罪をする。それだったらまた今度話す機会作ってもらうだけでよかったかもしれないな・・・。
「いえ、構いません。この後の休憩を5分削ればいいのですから」
「削るのは休憩の方なのな」
「若干の無理は承知です。今回は選抜レースに向けて密度の高いスケジュールを組んでいるため、普段より時間的猶予を抑えています。このスケジュールを完璧にこなすことが最優先です。でなければ・・・。おっと、もう5分45秒も経過していますね。これ以上のタイムロスは避けたいのでこれで失礼します」
俺はフラッシュの言っていることが掴めずにいたがそんなことはお構いなしにフラッシュは足早に去っていった。
「言い忘れていました。ご心配、ありがとうございます。それでは」
数100m先からわざわざ戻ってきて言ってくれった。律儀な娘だ。俺からの好感度が3くらい上がった。
とはいえエイシンフラッシュ、気合十分っていうよりかは肩の力が入りすぎてるって感じなんだよね。さっき彼女が言ってた選抜レース。そこにきっと彼女が頑張る理由があるのだろう。なぜかは分からないが。
「選抜レースは年に4回。なのになんで今回・・・。謎は深まるばかり・・・か」
「こ・ん・に・ち・は~~~☆ファル子ともちょこっとお話、いいかな?」
うわ出た。口から出そうなのを必死に抑えて声の主を確認する。スマートファルコン。フラッシュと同室の娘で夢はウマ・・・ドル・・・だったかな。らしい。度々無断ライブを開催してるため職員から目をつけられているという話を小耳に挟んだことがある。以前無理矢理ライブに引っ張られ、スーツが一着ダメになったという個人的に深い因縁がある。
彼女の後ろの方を見るとジャージ男がこちらに走ってきていた。彼女のトレーナーだろう。彼も苦労しているのだろう。後でコーヒー奢ろ。
その後、ファルコンからフラッシュの事情について聞いた。今度の選抜レースに彼女の両親が来るということ、彼女の実家についてだ。その後ファルコンからフラッシュをよろしくと言われた。あいつは親か。
翌日・・・
選抜レースを明日に控え、俺は校舎内をうろついていた。
「toi,toi,toi」
教室から声と共に何かを叩く音がした。これは・・・
「!あなたは、この間の・・・」
「何か物音がしたけど・・・大丈夫か?」
「ああ、これですか。toi,toi,toi」
フラッシュは何かを言いながら机を3回叩いた。
「両親から教わった、ドイツのおまじないです。机を3回叩きながらこれを口ずさみます。その音で魔を払い、幸運を守ってくれるそうです。気休めかもしれませんが、明日に万が一が起こらないようにしたくて・・・」
「toi,toi,toi・・・」
早速俺はフラッシュが教えてくれたおまじないを試してみた。うん。いいなこれ。毎日やろう。
「ちょっと!私が勝手に話し出したことではありますが聞いてるんですか!」
「そんなに気負うことないんじゃないか?」
「え?」
くるりと向きを変え、フラッシュと目を合わせる。
「俺は生まれてこの方運が悪い・・・らしい。自分の中では間が悪いってやつに属する気がするけど周りからはそう評価されてる。でもさ、それでも俺はこうしてぴんぴんして、笑顔で毎日過ごしてる」
白い歯を見せ、にかっと笑いかける。フラッシュは・・・まだ困惑のご様子で。
「人生案外何とかなるってことだよ。それに、君がこれまでしてきた努力だったら、きっと大丈夫だと思うよ。ちょっぴりしか見れてないけどね」
こうして彼女と話すのは2回目。まだ出会って間もないなんてレベルじゃないことは知っている。でもそんなわずかな時間でも彼女がすごい努力家なのはよく分かった。そんなフラッシュだ。多分選抜レースでぶっちぎりの成績を残すだろう。もっと肩の荷を下ろして気楽に走ってみてもいい気はするが。
「それではダメなんです。明日の選抜レースには私の両親が来てくれます。2人とも忙しいのに、それでも私のために来てくれます。常に正しく、完璧な結果を出す。その姿を見せることが娘としてのあるべき姿なんです。もしも情けない結果を出してしまえば・・・。そう思うと・・・」
彼女の表情から両親のことを本当に尊敬していることが伝わってくる。
「それでも、君の努力はきっとご両親に伝わるよ。大丈夫」
「それじゃダメなんです。結果を出さなきゃ・・・」
う~んこれちょっと話がずれてる気がする。
あれ?気のせいか、心なしかフラッシュの様子が・・・。
改めて彼女を観察すると少し呼吸が乱れ、わずか、本当にわずかだが耳が横に倒れている。
「フラッシュ、もしかして具合悪い?」
「・・・流石はトレセンのトレーナーですね。ですが大丈夫です。今日は丸一日休みにしているので明日には回復するはずです。な・・・ので・・・」
『ドサッ』
「フラッシュ!フラッシュ!」
フラッシュが倒れてしまった。慌てて彼女を横抱えし、保健室に運ぼうとする。
「重っ・・・」
慌ててフラッシュの顔を確認する。ばれては・・・ないな。気を取り直して今度はおぶって運んだ。そう、ウマ娘は人間と同じ見た目をしているがその体内に秘めている筋肉量は人間を優に超える量。つまり・・・かなり重いのだ。
~~~~~~~~~~
ここは・・・夢・・・。暖かくて・・・懐かしくて・・・。
『美味しい~!パパ!すごい!どうしてこんなに美味しいの!?』
あれは幼い頃の私。今よりもまだ理想に程遠い私。雪が舞い、夜が街を包み込むあの日。
『1gの誤差も許さない。それが美味しさの理由であり、パティシエとしての私の誇りだ』
次第にぼやける景色。夢の時間が終わりを告げる。
『わかったかい、フラッシュ?』
勿論です。PaPa。全てを寸分の狂いもなく成し遂げて見せます。
『私たちの__』
夢から覚め、自分の状態を確認する。?柔らかい。私は確か教室で倒れたはずなのに・・・。
「ここは・・・?」
「目、覚めたか」
声がした方を向く。倒れる前に話していた。トレーナーさんだ。
「すみません。状況を教えていただけますか?」
「軽い貧血で倒れてたんだ」
まさか貧血だとは・・・。まだまだ私は未熟ですね。
「想定よりも疲労が溜まっていたのですね。ですが軽い症状ならば明日へのレースへの出走に支障はないはずです」
絶対に、明日休むなんて選択肢は取れないのだ。
「だが・・・」
「分かっています。この状態では、ベストパフォーマンスなんて出せないでしょう。それでも、明日出走しないなんて選択はありません。明日しか・・・」
そう、明日しか。
「明日しか・・・ないんです」
私が旅立った日のことを思い出しながら言葉を紡いだ。絞り出すように。
「この国に来る前に両親に約束したんです。『1年後、正しく成長した姿をお見せする。なので、1日だけ時間をください』その約束を両親はきっちり守ってくれました。だから私も、約束を守らなければならないのです」
「・・・そうか」
それを聞いた彼は一言言った後少し考える仕草をし言葉を発した。
「ご両親にきっと気持ちは伝わるよ」
「気持ち・・ですか。そんな曖昧な・・・。貴方とは思考のベースが根本的に違うようですね」
あ、そういえば。
「そういえば、感謝が遅れました。ここへは、貴方が運んでくださった・・・のですよね」
「ああ」
彼は頷く。
「あの・・・。以前から気になっていたのですが、なぜ私を気にかけてくださるのですか」
「・・・放っておけないから・・・かな」
「・・・は?」
意味が分からない。
「真面目で不器用そうだから」
「私が、不器用?」
不器用・・・。不器用・・・。????
「初めて言われました。これまでを鑑みても当てはまらないと思いますが・・・」
「別の視点から見れば意外と変わるもんだよ。とにかく今日はもう休みな。おやすみ」
「はい・・・」
そして、私は彼の言葉の真意を掴めないまま寮に戻っていった。
不器用?別の視点・・・。スケジュール管理は完璧のはず。それに勉学、走り、お菓子作り。どれを取ってみても完璧とまでは至らなくても不器用ではないはず・・・。
ーい、フラッシュさーん?」
あ、ファルコンさん。
「・・・ファルコンさん。私って不器用そうですか?」
「え、うん」
え、即答!?う~~~~~~~ん。う~~~~~~ん?
「その・・・理由は~~~?」
「フラッシュさ~ん、キャラ保ててないよ~。こほん。ん~っとね~、フラッシュさんって、割と1つのことに集中しがちっていうか・・・小器用な方ではないよね?今だって、多分早く帰らなきゃっていうのと色々考えてたせいで気づいてないでしょ?」
?何をでしょうか・・・。
「足元」
あしも・・・と・・・。あ、保健室のスリッパ。
「ふふふ、やっぱり気づいてなかった!そういうところ、指摘してもらえるとありがたいよね☆」
「そうかも、しれませんね・・・」
ああ・・・、そっか・・・。
「と・に・か・く、大丈夫そうならよかったよ~。今日はもう寝て、明日、頑張ってね!」
「はい」
私には・・・あの人が・・・。
~~~~~~~~~~
翌日・・・
1600m、フラッシュはこれに出る。顔色はよし。昨日しっかり休んできようだ。だが視線をきょろきょろしている。しばらくすると誰かを発見したようで手を振っている。恐らく両親だろう。
「時間です!1600mに出走する皆さん、集まってください!」
運命の時間だ。
「toi,toi,toi」
俺には彼女の幸運を祈ることしかできない。
結果は6着、彼女からしたら悔しいだろう。俺からしたら完走できただけで十分だと思うが。
「あ・・・トレーナーさん。やはり、見ていて下さていたんですね」
「お疲れ様」
素直に労いの言葉を掛ける。
「・・・ありがとうございます」
フラッシュの表情を見せる。
「いい走りだった」
「いいえ。『可』か『不可』かで言えば不可でしょう。6着、結果が全てを示しています」
結果。そういうが何も『今』の結果だけを見る必要はない。
「将来を期待できる走りだった」
「・・・やはり貴方は私とは違うものを見ていますね・・・。だからこそ・・・」
「?」
フラッシュはクスッっと笑い話し出した。
「あの、お願いがあります。この後、両親と会うのですが・・・一緒に来ていただけませんか?」
「いいのか?」
家族の逢瀬にこんな男が混じっていいのだろうか。
「はい。このような結果になってしまい・・・上手に話せる自信がないんです。でも・・・以前、貴方は『気持ちは伝わる』と仰いました。ですから・・・その・・・」
「分かった、行こう」
こういう時は四の五の言わず挑戦だ。それが一番いい、これが俺の経験だ。
「!ありがとうございます」
フラッシュについていきフラッシュのご両親の下に向かった。2人は肩を並べて待っていた。整えられた身なりをしていて、フラッシュと同じような真面目な人たちなのがよく伝わった。
一方のフラッシュは心細げにこちらを見つめてくる。俺が頷くと、決心したように足を進めた。
~~~~~~~~~~
『お父さん、お母さん。お久しぶりです。約束通り、レースを観に来てくれてありがとうございます。なのに、私は約束を守りれませんでした。2人の娘として、正しく成長した姿を見せたかった』
2人の娘、それが私の誇りであり守るべきもの。そのために私は頑張ってきた。それなのに・・・私・・・私・・・。
『フラッシュ、よく頑張りましたね』
Mama・・・。
『うん。結果こそ完璧ではなかったけれど、努力の跡が見えた。昔はよく力んでしまっていたけど、抑えられるようになったね』
Papa・・・。
『私たちのために一生懸命努力してくれたんだろう?君はよく教えを守ってくれた。親として、誇りに思うよ。喜ばしてくれてありがとう。私たちの、
!Schatizi・・・。
そうだ、あの時、あのクリスマスの時・・・。
『フラッシュ、私たちのSchatizi。けれど忘れてはいけないよ。誤差を許さないその理由。勿論品質もそうだ。けれどそれ以上に大切なのは誰かの幸せのために、自分のなすべきことを手を抜かずに正しく行うこと』
『誰かの、幸せのため?』
『でなければレシピさえ守れば誰でもいいことになる。祈りを、心を込めて仕上げるから、私たちのなす意味があるんだ』
『でも心に味はついてないよ?パパのレシピにも書いてない・・・』
『ふふっ・・・その通りだ。でも、今に違いがわかるさ』
そうだ。ただ予定通りに勝利すればいんじゃない。2人のために成長したい。その想いが、喜びに繋がったんだ。全てを狂わせてしまうことを私は恐れた。でも、本当に大事なのは・・・。
『お父さん、お母さん。ありがとう。私、頑張ったよ』
最高の笑顔で2人に想いを伝えること。
~~~~~~~~~~
話が終わったらしい。3人が話している間に俺は犬に追い回されていたが何とか会話が終わるまでに戻ってこれた。警備仕事しろよ・・・。
どうやら俺をフラッシュのご両親に紹介するようだ。三者面談ってこんな感じなんだな。
【親紹介RTA 計測開始から3日】
「えっと・・・」
「日本語、大丈夫です。少しなら、わかります。フラッシュ、そちらの、方は?」
片言で日本語を話すフラッシュのお父さん。フラッシュと学んだのだろう。
「私のトレーナーさん・・・になってほしいと考えている方です。まだ・・・予定ですが」
それを言われ、俺はハッとした。海外に1人留学し、1年いたがそれでもまだ不安はあるだろう。そんな中で俺を信じ、自分の1回しかない3年間を俺と共に走ろうと言ってくれた。本当は初めて見た時から思ってたしこちらからいうつもりだったが・・・そこまでの信頼を寄せられてしまってはこちらもそれ相応の覚悟を持って言おう。
俺はふっと息を吐き、1歩前に出て宣言した。
「訂正します。予定ではなく、彼女のトレーナーです」
「・・・そうですか。娘を。よろしくお願いします。フラッシュ、この方と、頑張るんだよ」
優しい笑顔でフラッシュの父親は言ってくれた。さて、これから頑張りますね。
「はいっ!」
フラッシュの両親を校門まで見送り、フラッシュと2人きりで話すことになった。
「フラッシュ、さっきは俺をトレーナーに選んでくれて、ありがとな」
「いえ・・・。こちらこそ、私と契約を結んでくださり、ありがとうございます。私は、不器用です。なので、私の立てたスケジュールを見直してくれる。そんな人が必要です。それがあなたです。貴方は・・・どうして私と契約を?」
「ん~、理由は2つかな」
俺は指で2を示しながらフラッシュに語る。
「まずは君の走りだ。君の走りを見てビビっと来てね。まさに・・『ひとめぼれ』かな?」
「////」
なんかフラッシュから湯気が立っているが気にせず続ける。
「そして2つ目は君の覚悟だ。俺と一緒に走りたい。君の言葉からすごくよくその想いが伝わってきた。だったら俺もそこに乗る。君と『いつまでも』一緒に走る覚悟をね」
「いつまでも////」
フラッシュさっきより湯気出てないか?まだ調子が治ってないのか。レース後だからな。
「フラッシュ・・・。今日はもう切り上げて休むか?」
「いえ、その必要はありません。大丈夫ですから」
お、そうか・・・。
「そっか・・・ひとめぼれ・・・えへへ」
「?まあいいや。フラッシュ、俺たちはきっとこうなる予定だったんだよ」
「・・・いえ、そんな予定は存在しません。少なくとも、私の中にはありませんでした」
「そ、そっか」
「ですから、修正が必要です。この先、私がウマ娘といしてレースを走りぬくためのスケジュール。そのスケジュールに貴方を組み込んでおきます。ともに、誇りある仕事を全うしましょう」
そしてフラッシュは手を俺に差し出してきた。その手を俺は迷わずつかみ取り・・・。
「ああ、頼んだよ。俺の『愛バ』」
~~~~~~~~~~
「それでですねファルコンさん!トレーナーさんったら私にひとめぼれって言ったんですよ!きゃああ♡」
「それもう20回は聞いたよフラッシュさん・・・。うわあ・・・。フラッシュさんが完全な乙女になってる。ファル子あの人にこうしろとは一言も言ってないんだけどな~」
夜、フラッシュは自室にてファルコンへ今日の出来事を報告・・・もとい惚気ていた。
ちなみにトレーナーの名誉のために言っておくと決して彼はフラッシュを堕とすために行ったわけではないしフラッシュのことを女性として見ていない。ただの教え子として見ておりその意味での愛バである。
ただまあ・・・なんだかんだフラッシュも甘味を好み、おしゃれに気を使い、色恋沙汰に対し興味津々な今を時めく女子高校生。惚れられた(解釈違い)発言をされ、運命(似たようなことは言ったけど違う)なんてロマンチックなことを言われ、将来(もとは選手生命の意味)を誓われ、盛大に俺の物(ニアピン賞)発言をされてしまってはダメだった。
結果、ピュアピュアなオーラを振りまく少女漫画の住人へとなってしまったのだ。
「フ、フラッシュさん・・・もう寝なくて大丈夫なの?いつもはもう寝てる時間でしょ?」
時刻は23時半過ぎ、通常のフラッシュは23時には寝ているのでスケジュールを全く守っていない。掛かりってこわい。
「あ、もうそんな時間なんですね。それではファルコンさん、おやすみなさい」
「うん、おやすみなさい、フラッシュさん。はあ~トレーナーさんと恋かあ~」
ファルコンは自分のトレーナーの顔を思い浮かべる。まったくもってパッとしないファン1号だ。あれと自分が恋愛している様子が・・・様子が・・・。
「うん、ないね」
思い浮かばない。これが健全、これが普通。
「えへへ・・・トレーナーさん///」
「・・・部屋の電気消してるはずなんだけどな~」
翌日、一睡もできなかったファルコンは自身のトレーナーに寝不足の理由を『ピンク』と報告したのだった。
前書きのドイツ語はGoogle翻訳使ったんでもしかしたらちょっと変かもしれないです。間違ってたら指摘ください
フラッシュ育成の天春むじゅい・・・
次回からはちゃんとオリジナルストーリーなので安心してください
ギャグが大遅刻かましてやがる