幻想郷の出会い   作:海風 光

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 お久しぶりです…

 先程入力していたのですが…どうやら未入力の為、もう一度トライ中です…

 それでは、コラボ企画第3幕
 スタートです!



3.気の進まない戦い

…さっきはああ言ったものの…やっぱり闘うのはなぁ…まぁ、唯一の救いといえば欧我が男であること…少なくとも躊躇無く闘える…(※この間0.2秒)

 

「…っ‼」

 

 俺がそんな事を考えていると、先程のレイピアを持った欧我が文並のスピードで走ってきた。

 

―ガキンッ

 

 何とかレイピアの突きを翡翠の刀身で受け止めたが…流石にこの状態じゃ分が悪すぎる…何故かって?そりゃあ、レイピアは突きに特化した武器、対する刀は斬る事に特化した武器…今の状況はレイピアの突きを小刀の刀身で受け止めている為…力に差はあれど、レイピア側が有利なのは確かだ…しかも欧我は片手で、俺は両手でそれぞれの武器を持っている。いつ欧我の追撃が来るか解らない…おまけに俺は両手で刀を支えている為、この場から動く事が出来ない…

 

「横っ腹ががら空きだよ!」

 

 そう言った欧我は、いつも間にか左手に持っていたソードで俺の右脇腹目掛けて斬りかかってきた。…今の俺に避ける術は無い…

 

「…仕方ない…」

 

 俺はそう言うと腕の力を緩め、欧我のソードから逃げる様に思いっきり左に跳んだ…が、

 

ザシュッ…

 

「ぐっ、うっ…」

 

 避けきれなかったソードが、俺の右脇腹を抉る様に切り裂いた…お腹って結構止血し辛いんだよな…

 

「まだまだ!」

 

 欧我は更に追撃をするかの如く、ソードとレイピアから持ち替えたサーベルを構えながら俺の所に走って来た…流石に小刀一本じゃきついな…仕方ない…

 

「…モード双剣‼」

 

「!?」

 

 欧我はとても驚いた顔をしていたが、無理もない…欧我の攻撃があたる直前(俺がモード宣言をした直後)、突然翡翠が光りだし、一本の小刀が二本の忍者刀になり、欧我の攻撃をそれぞれで受け止めているのだから…

 

「ま…まさか、刀も能力を…!?」

 

「察しが良いな!あぁ、その通り!この刀“翡翠”は、名も無き職人が命を懸けて造った妖刀(あやかしがたな)!その能力は、『魂を喰らう程度の能力』と、その能力から得た『姿を変える能力』がある!姿は全部で4つあって、あと大剣と太刀がある!」

 

「いいのか…?手の内を簡単にばらして?」

 

「別にこの程度なら問題無い!それに…勝負はフェアにってな!」

 

 俺はそう言うと、右足で欧我を蹴り飛ばした。

 

「ぐ…ぐふっ…」

 

「…蹴られる瞬間に後ろに跳ねて威力を軽減させたか…」

 

 俺はそう言うとその場に屈み、翡翠を二本とも地面に突き刺した。

 

「スペルカード!」

 

 俺がそう言うと、刀の柄を握る右手の中に札が現れた。

 

「剣符『地霊刀』‼」

 

 俺が叫んだ瞬間、地面から巨大な剣(幅1m、高さ3m)が欧我の周りに6本程現れ、彼を貫かんと襲い掛かった。

 

「この程度!」

 

 欧我がそう言った瞬間…欧我の周りの地面が盛り上がり、欧我を囲む土壁が現れ、発生した剣を全て防いだ。

 

「…地霊刀を防ぐって…なんて硬さだ…」

 

「当たり前だ…土はこねて伸ばすと硬くなる。故にこの壁はどんな攻撃も効かない!」

 

 成程…土を固めた…か…幸いまだスペル発動時間内だし…少し試してみるか…!

 

「剣符『地霊刀』12連‼」

 

 俺は再び巨大な剣12本を“欧我の正面”に発生させた。だが、先程から佇む土壁に防がれ、逆に頭上から雷が落ちてきた。

 

「あぶなっ!?」

 

 なんとか避けれたが、不味いな…相手は完全防御からの狙い撃ち…対するこっちは生身+行動が制限された状態…だがあと少しで…

 

「だから言っただろ?…どんな攻撃も効かないと―」

 

「―剣符『地霊刀』12連‼」

 

 俺は欧我の言葉を無視してもう一度巨大な剣を“欧我の正面”に発生させた…が“先程と同じ所”に当たり防がれた。正直もうこれが最後の地霊刀になった訳だが…残りの霊力的にも限界だ…

 

「何度やっても同じだ。この壁にはどんな攻撃も効かない。」

 

「あぁ、確かに…“表面に傷を付ける”だけで精一杯だ…!」

 

 俺はそう言うと地面から翡翠を抜き、大剣モードにすると、欧我目掛けて走った。

 

「“表面に傷”…まさかっ!?」

 

「あぁ、どんな強固な守りでも、一点集中には脆いだろ?」

 

 俺はそう言いながら土壁の前で大剣を横薙ぎに振った。そして大剣は空を切り、俺はその反動に逆らわず、むしろその勢いを乗せた蹴りを土壁の傷に叩き込んだ。

 

ドスッ!…ミシミシミシ…

 

 俺が蹴ったところを中心に、土壁はどんどん崩れ始めていた。

 

「スペルカード!」

 

 俺は風を集めてスペルカードと足場を造り、それを踏み台にして欧我の所に突っ込んだ。

 

「風神符『風牙拳』‼」

 

 圧縮した風を拳に纏い、それを欧我に叩き込もうとした瞬間…

 

「壁符『ツイスター・ザ・ウォール』‼」

 

 欧我の目の前に現れた旋風のバリアに防がれた。

 

「マジかっ!?…まさか風で防がれるって…」

 

 そう言った俺の言葉を無視する様に、欧我は次の札を取り出した。

 

「魔符『渦巻く嵐』‼」

 

 欧我がそう言った瞬間、緑色の竜巻が俺に対して垂直になる様に発生し、俺を突き飛ばした。

 

「グオッ…」

 

 く…くらってみて初めて解ったが、欧我がスペルで使っている風は、妖力を織り交ぜた特別製の為、風を操る俺ですらも飛ばす(物理的に)事ができるみたいだ…

 

「これはまた厄介な…」

 

 俺はそう呟きながら地面にしゃがむと、左手を近くの草に添え、植物を取り込んだ。その瞬間、髪に緑のメッシュが入ったのがばれていなければ良いが…

 

「仮剣『ライトンニングブラスト』‼」

 

「っ!?」

 

 右足に雷をまとった欧我が、文並のスピードで蹴りを放ってきた。俺は瞬時に翡翠を太刀にして地面に突き刺すと、その刀身を左手で握りながら欧我の蹴りを右腕で受け止めた。

 

「ぐっ…」

 

 欧我から右腕に電気が流れているが、刀を通じて地面に放出している為、別に気にするほどではない…寧ろ刀身を握る左手に痛みが走る。翡翠の切れ味は鉄でも切り裂く程、それを手で握る痛みは尋常じゃなかった。

 

「あと…いつまで俺の腕にいる気だ…?」

 

 俺はそう言いながら、右手で欧我の足首を掴み、地面に投げ捨てると、翡翠を地面から抜いて鞘に戻し、太陽を背にする様に飛び上がった。

 

「それなら…冥風『死蝶の舞』‼」

 

 欧我はそう言いながら目の前に小さな竜巻を3つ程発生させ、手の平からも青い蝶を大量に出現させた。蝶達が先程の竜巻にぶつかると、蝶はその場でクルクル回ったと思えば、弧を描きながら俺に向かって飛んできた。

 

「おいおい…マジか…」

 

 俺はそう言いながら蝶を避けたり、翡翠で斬ったりした。勿論、太陽に背を向けた状態で。

 

「避けてばかりして、少しは攻撃したらどうだ?」

 

 欧我の言葉に、思わず「お前が言うな」と言いそうになったが、彼の言葉も一理ある為、反撃にでる事にした。

 

「…装填完了…」

 

「完了って、一体何を―」

 

「灼熱『サンライトスパーク』‼」

 

 俺はそう言いながら右拳を突き出し、其処からオレンジ色の極太レーザー(太さにして直径3m程)を欧我目掛けて撃ち出した。

 

「恋符『マスタースパーク』‼」

 

 欧我は俺に対抗する様に右手から極太のレーザーを撃ってきた。…あれってどう見ても魔理沙のあれだよな…

 

「ぐっ…」

 

「………。」

 

 俺と欧我が放ったレーザの威力は互角だった。だが、その拮抗はぶつかっていたレーザーが爆発し、お互いが後ろに飛ばされる事で終わりを迎えた。

 




 …相変わらず欧我君の話し方に違和感がないか心配な私です。

 あと、今回はスぺルカード解説(コラボ専用スぺカ限定)をしていこうと思います!

灼熱『サンライトスパーク』:(琳専用スぺカ)植物を取り込んだ状態で一定量の太陽光を浴び、そのエネルギーをオレンジ色の極太レーザー(直径3m程)にして拳から撃ち出す。

冥風『死蝶の舞』:(欧我専用スぺカ)その場に小さな竜巻を3つ程発生させ、手の平からも死を呼ぶ青い蝶を大量に出現させる。蝶達が先程の竜巻にぶつかると、蝶はその場でクルクル回ると、全く別の軌道を描きながら対象に向かって飛んでいく。


魔符『渦巻く嵐』:(欧我専用スぺカ)緑色の竜巻が相手に対して垂直になる様に発生させ、相手へ攻撃&吹き飛ばしを行う。元ネタは、「魔法少女リ○カルなのは」のシャマルさんの技から。

壁符『ツイスター・ザ・ウォール』:(欧我専用スぺカ)自身の周りに、任意の大きさで旋風(つむじかぜ)の壁を発生させる。あらゆる物理攻撃を防ぐ。

 …以上、コラボ回限定で使われたスぺカでした!…意外と欧我君のが多かった…

 二人の戦いの行方ですが、まだ続きます!
 …次くらいで決着ついたらいいな…

 それでは次話で!
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