読んでくださり、本当にありがとうございます!
長らくお待たせいたしました。物凄くお久し振りな本編更新です。ここから少しずつ更新頻度上げれたらと思いますのでよろしくお願いします。
本編前に入る前に現在の私のガルパを話すと、この前のモニカの夏イベで300位称号ゲット出来ました。以上。それでは本編どうぞ!
「さて行くか」
「聞いてなかったけど、どこに行くの?」
「ん?
「……え?」
時は早くもう昼休み。朝言った通り倉田と俺はある場所に向かう。えーと、確か……あの人ってB組だったよな?それに金髪だし一際目立つから直ぐに見つかると思うんだが。
そしてその声はなんだ倉田。お前は俺に何処まで連れてかれると思ってたんだ?お、いたいた。
「桐ヶ谷お嬢〜」
「え、き、桐ヶ谷さん…?」
「ん〜?」
またまたその声はなんだ倉田。お前は俺が誰を勧誘すると思ってたんだ?言っとくが俺この学校じゃ人脈くっそ狭いかんな?今んとこ俺の知り合いはお前の知り合いだかんな?(開き直り)
橋本かーんn(プチッ……裁きの鉄槌
……ゲフンゲフン。俺の声に気づいた桐ヶ谷が振り向くと、周りにいた女子も話を止めてこっちを見てきた。え……え?そんな見る?スー…クラス戻りたくなってきたぁ……(時既に遅し)
「ん〜……あ!」
数秒考える素振りを見せ、思い出したのか桐ヶ谷は女子に「ちょっと待ってて!」と伝えてこっちに歩いてきた。えいや待ってそんな早く来ないで折れかけた心まだ修復出来てない。
「なんだ四条と倉田じゃん!どうしたのあたしのとこ来て」
「お、おう。倉田からお前にお誘いがあってな」
「し、四条君!?」
「倉田が?どうしたの?」
はよ言ったれと倉田をちょちょいと突く。こういうのは補助しに来た奴が言うことじゃないからな。当の本人はあわあわしながらも若干頬を膨らませてむ~っ!と睨んでくるが、正直可愛いとしか思わん。何だこの生き物。
倉田から中々要件が言われないからか桐ヶ谷お嬢が詰め寄る。だが倉田は「えっと……」の先から固まったままだ。たっく、しゃーねぇなぁ。
「よいしょ」
「あ……!」
「ほいよ桐ヶ谷お嬢。これ見りゃ全部分かんだろ」
俺は倉田が後ろに隠してたバンド勧誘ポスターをするりと取って、桐ヶ谷お嬢に渡した。てかさっきから自分で言っといてあれだけど桐ヶ谷お嬢って何だ?あとポスター渡した時の台詞とか完全にとある理由で敵or味方sideに加担する第三者じゃねぇか(例えが長過ぎて共感出来ない)
「し、四条君!?」
「どれどれ......!」
俺からポスターを受け取った桐ヶ谷お嬢は、そのポスターに書かれている内容をまじまじと見つめていた。
そして一通り読み終えると、桐ヶ谷お嬢(何かこれ気に入ったわ)は倉田の肩を凄い勢いで掴んできた。それもすげぇ笑顔で。
「めちゃくちゃいいじゃん!あたしにもやらせてよ!」
「え、い、いいの……?」
「あったり前じゃん!あんなライブ観たら、みんなやってみたくなるって!」
ほら見たことか。やっぱバンドしたいって気持ちを抱いてたのはお前だけじゃなかったろ?きっと二葉も同じこと思ってるに違いないさ。
てなわけで……
「んじゃあ、次は二葉のとこ行くか」
「え?二葉さんも誘いに行くの?」
「当ったり前だろ?一緒にライブ観たんだから、誘いに行かない理由がないじゃんか。桐ヶ谷お嬢も行くか?」
「もっちろん!ちょっと待ってて!自分の席片付けてくる!」
桐ヶ谷お嬢は全速力で自分の席に戻っていった。いやー、やっぱ先にこっち来といて正解だったな。二葉の周りにいる人みんなドがつく程の真面目ばっかだからなぁ。俺がいたら絶対その真面目な人達から変な視線で見られるだろうし。倉田だけじゃ誘い切れるか心配だからなぁ。
「ね、ねぇ。四条君」
「ん?どした、倉田」
「四条君は、どうしてここまで私に協力してくれるの?」
どうして……ねぇ。そんなの、理由なんて一つしかねぇだろうに。
「自分がやりたいって思った気持ちを、塞ぎ込んでほしくないから、だな」
「やりたいって、気持ち……」
「そう。ライブから1日足らずでポスターまで作ってきたんだ。お前はそれだけバンドをやりたいって思ったんだろ?」
確かに俺もライブには初めて行ったけど、衝撃的だった。まだ初対面でもないけど丸山彩さんに感謝の気持ちを送りたくなったもんな。今度あいつのバイト先に顔出してみるのもいいかもな。てその話はひとまず置いといてだな。
「うん。ポピパさん達のライブを観て、これしかないって思ったんだ……」
「ならその気持ちをもっと大事にして、全面的に出してこうぜ。桐ヶ谷お嬢もやりたいって言ってくれたんだし、二葉もバンドに入ってくれるさ」
「そう、だよね。ありがとう、四条君」
「おっ待たせ!それじゃ行くかぁ!」
さて、桐ヶ谷お嬢も戻ってきたことだし、二葉のとこに行くかね。と言っても俺と倉田のクラスに戻るだけなんだけどな。あの
教室を覗くと、二葉は友達と仲良く机囲んでお昼ご飯を食べていた。やっぱあの輪の中には入りづれぇなぁ。
「よし。んじゃ行ってこい。二人とも」
「え、し、四条君!?」
「はいはーい!ほら行くぞー!」
「え、ちょっと待って桐ヶ谷さーん!」
いやー、やっぱ桐ヶ谷お嬢からバンドに誘って正解だったなぁ(しみじみ)なんて桐ヶ谷お嬢に引っ張られながらこっちに助けを求める倉田へ手を降りながら、俺はそう思った。俺たち
「おーす、響也」
「あ、おすおす」
ぬるっと来やがったな、
「何してんだ?」
「今倉田と桐ヶ谷お嬢が委員長をバンドに誘ってんだよ」
「なるほどな……てお前今なんつった?桐ヶ谷お嬢って何だよ?」
「この呼び名が気に入ったからそう呼んでるだけだ。本人も気にしてなさそうだし、特に他意はねぇよ」
それに呼び名なのを置いといても、桐ヶ谷って普通にお嬢様みたいじゃん?金髪だし、なぁ?金髪だし(語彙力)
俺の話を聞くと、大翔は大きく息を吐いた。何だこいつ。それにはどんな意図があるんだ。
「それを聞いて安心したぜ。お前は倉田さん一筋だもんな」
「殴った」ボコッ!
「殴りながら言うな」
俺と倉田はそういう関係じゃねぇって言ってんだろ。少し心配してた俺の気持ちを返せクソッタレが。
そんなバカと話している間に、どうやら倉田と桐ヶ谷お嬢の方は話が終わったらしい。委員長を連れてこっちに戻ってきた。
「あれ?高本じゃん?どうしたの?」
「ついさっき響也と会ってな。んでどうだった?バンドやんの?委員長」
「もっちろん!てかめちゃくちゃ乗り気だったし!」
「やっぱな。俺の予想はガッチリ合ってたわけだ」
これでバンドメンバーは3人。こっからは積極的にメンバー募集をかけないと集まらないだろうな。倉田の作った勧誘ポスターが効果を発揮してくれればいいんだが。
「じゃあ早速ポスター貼りに行こうよ!てかこれ、ライブハウスとかにも貼った方がいいんじゃね?」
「そこは俺と倉田でも話したよ。とりあえず『CiRCLE』に貼らせてもらえるかは話してみる。けど俺が代表して話すのは可笑しいから、この役目は委員長に
「え!?わ、私……?」
当ったり前だろ。バンドに属してない俺が先頭でお願いするのは絶対違うし、倉田に任せるのは荷が重いだろうし、桐ヶ谷お嬢は細かいの考えんの苦手だろうからな(何となく)
それ等を踏まえると自動的に二葉に役が回ってくるわけだ。何せ学級委員長だし、こういったお願い事とかちょっとした手続きとか得意そうだしピッタリじゃんか。
「頼む委員長。このメンツだと一番こういう手続きが出来そうなの委員長なんだよ。頼られてると思ってどうか……!」
「た、頼られてる……!」
あん時俺は学んだからな。二葉は全力でよいしょすれば引き受けてくれるってことを!
「ふっふーん。ならそういう仕事は任せて!私がバッチリお願いしてあげる!」
ほれ見たことか。説得もクソもないただのよいしょで引き受けてくれる二葉さんマジ感謝!!
「うぇーい、流石は委員長!頼りになります!」
「あはは!頼りにしてるよ、委員長」
「ありがとう……!二葉さん」
キーンコーンカーンコーン! キーンコーンカーンコーン!
「ありゃ。丁度いいタイミングだな」
まだまだ決めなきゃいけないことは山ほどあるが、めちゃくちゃ切りいいな。こりゃ続きは放課後かね。
「それじゃあ続きは放課後にしようか。午後のHR終わったら中庭集合にしよう!教室だと他の人の迷惑になっちゃうかもしれないし」
「了解!じゃあまた放課後なー!」
桐ヶ谷お嬢は駆け足でB組に戻って行った。てか5時限目の教科なんだったっけ。準備せずに倉田とB組行ったから机に何も置いてないわ。
「私達も自分の席に戻ろうか。あと5分で授業始まっちゃうし」
「そだな。さて、午後も頑張りますかねぇ」
自分の席に戻って、欠伸しながらも時間割りを見て次の教科の準備をパパッと済ませる。口では頑張るって言ってるけど、欠伸してる時点でもうお察しなんだよなぁ。また倉田に起こされるかもしれない。すまん倉田、先に心の中で謝らせてくれ。