隣のお嬢様はネガティブガール   作:星メガネ

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響也「この度は最新話の投稿が遅れてしまい────」

大翔「その期間も9ヶ月というもはや失踪に近いものになってしまい────」

「「大変申し訳ございませんでしたァ!!」」ドゲザ!!!!

大翔「お詫びとして、今から響也がかけている星の形したメガネ(うp主)を床に叩きつけさせていただきます!!」

『…………え ? ? ? ? ? ?』

響也「んじゃいくぞ。叩きつけられる前に何か遺言はあるか?ちなこれ前書きだからな?俳句(5 7 5)で納めろよ?(無茶振り)」

『え…………急に言われてm』バリン!!!!

大翔「えー、そんなわけで、本当に遅くなってしまい申し訳ございませんでした」

響也「今年もどうか、宜しくお願い致します。というわけで茶番は終わりにして本編どうぞ」


第14話 結局みんな王道展開が好きなんだろ?そうなんだろぉ!?

「えーと、印刷室は……」

 

 

 俺は今、倉田が作ったバンド勧誘ポスターをコピーするために印刷室に向かっている。その間に倉田達はバンドの担当パートを決めることになった。因みに大翔は今日がバイトだったことを放課後になって思い出したらしく、ついさっき急いで帰ってったんだが、あいつやっぱ馬鹿だろ。

 

 まぁ、あの大翔(バカ)の話は置いといて……

 

 

「(印刷室、どこだ……?)」

 

 

 これ完全に迷ったな。この学校が広過ぎんのが悪ぃよ。もうちっと校舎まとめてくれ(?)

 

 

「あれねぇのかな。フロアガイドとか」

 

 

 それかレ◯クの所々にあるマップを表示したモニターな。こんだけ広いんだから新入生のために最初の一ヶ月ぐらい設置してもいいと思うんだ(コスト全無視)

 

 

「フロアガイドなんてあるわけないでしょう?」

 

「いやまぁそれは分かってんよ?願望だよ願望」

 

 

 それに一人の男子高校生の意見が学校全体に認められるなんて思ってねぇしな。

 

 てか、凄ぇ仲良さげにやり取りしたけどさ……

 

 

「……お前誰だ?」

 

 

 いやマジで誰だよ!俺はいつの間にか横に立っている名前も知らない黒髪の女性に問い質した。話に乗った俺も俺だけど、よく名前も知らないやつに話しかけに来たな!普通出来ねぇよそんなの!(陰キャ)

 

 

「あなたが困っていそうだったから声をかけたまでよ。特にないなら失礼するわ」

 

「あいや待って。バリバリに困ってっから」

 

 

 これあれだ。冷静沈着な超優等生だわ。俺は立ち去ろうとする彼女を引き留め、手に持っている倉田制作のバンド勧誘ポスターを見せる。てかこれ俺が見せて大丈夫か?だって俺は男なわけで、今見せてるのはガールズバンドの勧誘ポスターで────

 

 あっ…………(手遅れ)

 

 

「……失礼するわ」

 

「ちょ待って!そんな邪な気持ちは一切ないから!説明するから聞いてくれ!」

 

 

────響也(陰キャ)説明中────

 

 

「着いたわ。ここが印刷室よ」

 

「お、おう。あ、ありがとな」

 

 

 俺は何とかこの優等生さんに事を説明することに成功した。印刷室に向かっていること、友達がガールズバンドを組めるようにサポートをしていることを。

 

 俺は中に入って、プリンターの電源をつける。流石にコピーするまでの流れは分かるから問題はない、はず。だが俺がプリンターを起動しても、優等生さんはその場を離れる様子を一切見せなかった。

 

 

「……何かしら?」

 

「あぁいや、案内は済んだのにまだいるから、どうしたのかなって」

 

「あなたがプリンターが壊さないよう見張っているのよ」

 

「えぇ……」

 

 

 俺ってそんな信用ない?いや確かにねぇわ。あるわけねぇわ(前科あり)

 

 困惑した俺に目もくれず、彼女は言葉を発し続ける。なんか……視線が冷たい気がしなくもないんだけど。こういうタイプの沈黙はあんま好きじゃないんだよなぁ。重苦しいっつうか。

 

 

「あなた達の噂は色んな生徒から聞こえてくるわ。月ノ森の異空間、だったかしら?」

 

「いやその二つ名どんだけ響き渡ってんだよ。後一つ言わせてもらうが、俺たちゃ悪いことなんて一切してねぇからな!」

 

 

 ただゲームの話して、バカ騒ぎしてる友達に過ぎないんだけどな。どうやらこの学校は、全員が常に夢に向かって切磋琢磨する環境が好きみたいだ。まぁいいことではあるけど、少しは休むことも視野に入れとけよ?のんびりすんのは気持ちええぞぉ……(底なし沼)

 

 

「確かにそうね。私もこうしてあなたと話したのは初めてだけれど、想像していたよりも常識のある人だわ」

 

「あんたの想像してた俺が少し気になるが、聞かないでおくわ」

 

 

 聞いたら俺が色々と後悔しそうだ。主にさっきのあれを掘り起こされそうで(トラウマ)

 

 まぁ取り敢えず30枚あればいいだろ。学校と『CiRCLE』に貼り付けるようで……これもしかして30枚もいらない?いや、別にいいか。多いに越したことはないだろう。

 

 

「終わったようね。それじゃあ早く出てちょうだい」

 

「おう。サンキューな、おかげで助かった」

 

「別に大したことはしてないわ」

 

 

 俺が印刷した勧誘ポスターをクリアファイルに入れると、優等生さんは荷物を持って印刷室の外に出て行った。それに続いて俺も印刷室を後にする。さて、これで後は中庭に戻ってミッションコンプリートだな。

 

 

「あ、そういや聞いてなかったけど、名前は?俺は四条響也だ」

 

「……八潮瑠唯よ。私はここで失礼するわ」

 

 

 名前を教えると、八潮は俺に背を向けて歩いて行ってしまった。さっぱりしてんねぇ。男子諸君よ、ああいう性格の女子を好きになっちゃいかんぞ。顔が良くても決してな。けどああいうタイプの人が、実は一番周りの人を大切にしてたりするんだよな(王道展開好き)

 

 

────────

 

 

 そんなこんなで中庭に戻ってきましたぞ。俺を置いてどっか行くとかいうムーブを取らない限りは、あいつ等はさっきまでいた場所にいるはずだ。

 

 

「お、いたいた……ん?」

 

 

 倉田達を見つけたが、一人多いな。あの薄ピンク色の髪の子が誰か分からん。もしかしてバンド希望者か?だとしたら何でまだ勧誘すら始めてないのに人が来るんだ。大ガールズバンド時代やばすぎないか?

 

 俺は倉田の元に向かい、コピーした勧誘ポスターの束を頭にそっと置いてやった。するとピクッと反応した彼女がこっちを向いた。

 

 

「し、四条君……驚かさないでよ」

 

「ははっ、悪い悪い。取り敢えず30枚刷ってきた。これで校内に貼り付ける分と『CiRCLE』の分は足りるだろ」

 

「うん。ありがとう、四条君」

 

 

 お、二葉が素直にお礼言うなんて珍しいな。普段はわりと辛辣なのに。二葉にポスターの束を渡した俺は、ここからが本題だと言わんばかりに桃色ガールへと視線を向ける。

 

 

「で、この人は…?」

 

「あ。そうだった!同じクラスの広町七深。あたしの友達!」

 

「はーい。広町七深で〜す。よろしくね〜」

 

「お、おう。四条響也だ。よろしくな」

 

「それで、広町も一緒にバンドやることになったから!」

 

 

 ……はい?何を言っとるのこの陽キャお嬢様は。そんな簡単にバンドメンバーが決まるわけないじゃんか。

 

 

「すまんすまん。よく聞こえなかった。桐ヶ谷お嬢、もう一回言って」

 

「…?だから、広町も一緒にバンドやることになったって言ってんじゃん」

 

 

 ……え?マジなの?そんな簡単に見つかるもんなのバンドのメンバーって。もしかして倉田の作った勧誘ポスター使うこともなく集まっちゃうんじゃないの?

 

 

「もしかして、私が作ったポスターなくても集まるのかなぁ……」

 

「そんなことないよ、倉田さん!絶対効果はあるから!自信持って!」

 

 

 あーあ、案の定へこんでら。まぁ単純に桐ヶ谷お嬢の人脈が凄いんだろうな。だってこんな簡単に見つかるもんじゃねぇもん。というか倉田を慰める二葉が、何処と無くお姉ちゃんに見えなくもない。

 

 

「取り敢えずメンバーが増えたのは喜ぶべきことだ。で、俺がコピーしに行ってた間にそれぞれの担当パートは決まったのか?」

 

「当ったり前じゃん!まずあたしがギター!」

 

 

 桐ヶ谷お嬢がギターか。うん、何というか予想通りだ。ライブ見た感じギターの人って結構前に出てた気がするしな。カッコよかったし、惹かれる人が多いんだろう。特に桐ヶ谷お嬢みたいな陽の者はな。

 

 

「で、広町がベース!」

 

「ふむ……因みに、二人は楽器経験とかあるのか?」

 

「ない!けど何とかなるっしょ!」

 

「私もないけど、面白そうだな〜って」

 

 

 まぁやっぱそうだよな。となると、マジの初心者が集まったバンドってわけだ。この後二葉と倉田にもパート担当がどこか聞くけど、多分初挑戦だと思うし。

 

 

「ギターにベース、で二葉と倉田は?」

 

「私はドラムだよ。初等部の頃に鼓笛隊で太鼓を叩いてたんだ!もしかしたら、その経験が活かせるかなと思って」

 

「ほほーん。あれか、微経験者みたいな感じ?」

 

「び、微経験者……?」

 

「あー、何でもない。経験者がいるなら頼りになるな」

 

 

 微課金みたいなノリで言ったけど、こいつ等の前じゃ通じねぇや。そら相手はゲーム経験無しの月ノ森学園生だもん。最初から経験者って言えば良かった……勝手に俺が滑ったみたいになってんじゃねぇかよ。

 

 桐ヶ谷お嬢(ギター)広町さん(ベース)、そして二葉(ドラム)……ときたら倉田は何を選択したんだ?ライブを観た感じだと、残ってるのはボーカルとピアノみたいなやつ?あ、キーボードか。

 

 

「んで倉田は?」

 

「わ、私は……」

 

「倉田はボーカルだよ!な?」

 

「き、桐ヶ谷さん……!」

 

 

 へー、倉田がボーカルなのか。これは予想してなかった。ボーカルって中心に立ってるし、バンドの中で一番目立つというか注目されるだろうから、倉田は選ばないだろうなと思ってたんだが。

 

 

「まぁいいんじゃないか?自分で決めたなら俺がとやかく言う資格はないしな」

 

「じゃあこれでバンドのパート決めは一旦決定だね」

 

「一先ずは4人でやっていきながら5人目を探していく感じだな」

 

 

 そんじゃ俺のバンドサポートもそろそろ終わりかね。元々は倉田の“特別なもの”を見つけることを手伝ってたわけだし、それがちゃんとした形を成したら俺がいなくても大丈夫だろう。

 

 あと二葉がやっぱりリーダーなのかな。桐ヶ谷お嬢はリーダーというよりはムードメイカーって感じだし。倉田も向かないだろうし、広町さんのことはまだ全然知らないけど、リーダーっぽさはない気がする。あ、二葉にリーダー気質があるわけじゃないぞ(辛辣)二葉はリーダーってより子供を引率する天然お姉さんみたいな感じ。

 

 

「時間もちょうどいいし、もう帰るか」

 

「もう少しで18時だもんね。桐ヶ谷さんが楽器屋さん行きたいって言ってたけど、今日は難しそうだね…」

 

「仕方ないかぁ。楽器屋さんは明日行こ!」

 

 

 楽器屋さん……ギターとベース、あとドラムか。いくら金かかるんだろうな。ボーカルはそこまで高いお金は必要なさそうだけど、もしかして倉田はそこも気にしてボーカルにしたのかな。まぁ金額の心配をしてるのは俺と倉田だけだろうな。だってここ月ノ森だぜ?

 

 そういやお金といえば、俺もバイト先探さないとなぁ。帰ったら色々と調べてみよっと。




重ね重ねにはなりますが、めちゃくちゃに投稿が遅れてしまい申し訳ありません。また、ここまで遅れたにも関わらずお気に入り登録者138件にUAも14,500突破ということで本当にありがとうございます。

真面目に時間作って、投稿頻度上げられるように精進します(信用性皆無)
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