小ネタ 篠ノ之箒はウルトラの優しさと強さを手に入れられるか   作:再開のたけじんマン

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今回もノりにノり、早くも執筆が進んで続きが投稿出来てしまいました。

それと、youtubeで無料配信されてた『ウルトラマンコスモス』、エクリプス三部作の2話目を除いて最終回まで観ました…優しさと感動をありがとう、コスモス!ムサシ!


第2話 篠ノ之箒はウルトラマンゼロと共に戦い、何を思うか

 よう!みんな。俺はウルトラマンゼロだ。

 今回は、俺がある次元の地球での、出会いと奮闘の日々を、お送りするぜ。

 

   *   *   *

 

 俺が現地の世界の相棒となった少女『篠ノ之箒』と共に、夜に出現した怪獣達…ベムラーとクレッセントを退治しに向かい、現地に到着した。

 

 その時に、ISとかっていうパワードスーツを装着した、隊長らしき女がクレッセントに地面に叩き付けられそうになっていたが、間一髪で助けに入るのに間に合った。

 

IS部隊隊長

「あ、あなたは確か、

 昼間にも現れた…ウルトラマン?」

 

ウルトラマンゼロ

『危ない所だったな…にしても、よく頑張ったぜ。

 それと、確かに俺もウルトラマンだ…ウルトラマンゼロ、それが俺の名前だ!』

 

IS部隊隊長

「ウルトラマン、ゼロ…?」

 

 そうして俺は、その隊長を地面に降ろす。

 

『(こういう所…さすがはウルトラマンといった所か?)』

 

 そして俺は、2体の怪獣に向き合った。

 

ウルトラマンゼロ

『さあ行くぜ! 俺のビッグバンはもう、止められないぜ!』

 

『さてどう戦うのか…って、

 いやいや今の、意味がよくわからないのだが!?』

 

ウルトラマン

『まあ今はこまけぇ事は、気にすんな!

 それにそんな暇もねえしな!』

 

『いいのかぁ!?』

 

   *   *   *

 

 …で、いきなり結果から言うとだが、俺の…いや、俺達の勝利に終わった。

 

 まあ戦闘中にも色々あって、その幾つかを紹介するとな…

 

 まず、クレッセントの目から出る光線を、バリア技の『ウルトラゼロディフェンサー』で防御している時に起こった。

 

『ぜ…ゼロ! この攻撃は、ゼロならば

 回避出来たのではないのか!?』

 

ウルトラマンゼロ

『た…確かに俺なら、余裕でかわせただろうけどな…。

 けど後ろの方、見てみろ…!』

 

『後ろ…? ッ!?』

 

 箒は驚いていた。何せ後ろの少し遠くの方に、未だに逃げ惑っている人達がいたからだ。

 

『ひ、人が…まだ逃げ遅れた人がいるというのか!?』

 

ウルトラマンゼロ

『さっき、チラッと見えたが…わかったか?

 これでよけようもんなら…あの人達に当たっちまうし、他にも被害が増えちまう。

 だからこそ守るべき物を…平和の為に守る! その為に、俺達ウルトラ戦士は戦うのさ!』

 

『守るべき物を、平和を守る為に…!』

 

 どうやら今のは、箒の胸に響くもんがあったらしい。

 あいつは何の為に剣を、その力を振るうのか、スランプっつーか、かなり迷っていたみたいだからな…そこにいい影響があればいいが。

 

 で、直後に俺は走りだして「オゥラアッ!」っと掛け声付きで蹴り上げをお見舞いしてやった。

 

『あっ、そこのローパン(コンビニ)で、

 コソ泥してる奴らが見えたぞ』

 

ウルトラマンゼロ

『なぁにぃ? こんなドサクサに紛れて盗みを働こうなんざ、ふてぇ野郎どもだなぁ。

 こういうのを、火事場泥棒って言うんだっけかぁ?』

 

『なんという不届き者だ! 私が成敗してやりたいが…!』

 

ウルトラマンゼロ

『まあ落ち着け。こういうのはな…

 なあ、そこのあんたら!』

 

IS部隊隊員A

「えっ!? わ、私達…ですか!?」

 

ウルトラマンゼロ

『そこのローパンに火事場泥棒してる奴がいるようだ。

 こんな時になんだが、取っ捕まえて後で警察とかいうのにでも突き出しといてくれ!』

 

IS部隊隊員A

「えっ、泥棒!? は、はい!」

 

 その返事の直後に、その隊員はもう一人の隊員らしき女と一緒にそのローパンへと飛び出してゆく。行動が早くて助かるぜ。

 

ウルトラマンゼロ

『どうだ? ちょっとは頭、使ってみたぜ』

 

『なるほど…ああやって知らせて、警察に出すようにとは…』

 

ウルトラマンゼロ

『まっ、こういう風に、状況に合わせたやり方もありってもんだぜ。

 適材適所、臨機応変ってな。

 それにコソ泥な子悪党でも、ヘタに死なせる訳にもいかねえし、命は命だ。

 それなら警察ってとこにでも出すのがいいんだろ?』

 

『ヘタに死なせる訳にもいかない、か…』

 

ウルトラマンゼロ

『それに俺だって、昔は道を踏み外しかけちまったからな…。

 それで思う所があるっつーか、この後更正させられるならそれでいいさ』

 

『あっ…。

 (そう言えば、夢中になっててすっかり忘れていたが、

 ゼロも元々はそうだったな…。

 ついさっき、教えてもらったばかりだというのにな)』

 

 ちなみにこのコソ泥の話の時に関してだが、後で箒が「すまないゼロ。実はあの時、あんな奴らはいっそ巻き添えをくらってしまいでもすればいいと、そんな事を考えてしまった!」とか言いながら、土下座で謝ってきたのにはちょっとびっくりしたわ。

 まあ、「お前なあ…」とかちょいと呆れて言っちまったが、やはりというかこいつもこいつで悪い奴は許せないがタイプのようだ。

 それでもさっきみたいに限度ややり方を覚えるようにも教えて、少しはいい方に成長していってるようでまじめに取り組んでて、教えがいがあるけどな。

 

 で、その後はクレッセントに、得意の宇宙拳法の連打を叩き込んでやって上空に蹴り飛ばして、ゼロスラッガーで縦に三等分にしてダメ押しにエメリウムスラッシュで焼却、それで撃破してやったぜ。

 

 残るベムラーも、さっきの隊長と3人目と4人目の隊員が周りを飛んで気を引いたり、顔面にバズーカとかいうののデカい一撃で面喰らわせて、デカい隙を作っていた。

 しかも一人がベムラーの足の、それもひざの後ろに目がけて突撃して、『膝かっくん』状態にしてすっ転ばせてやがった…面しれえ作戦じゃねえか。

 

ウルトラマンゼロ

『へっ! あんたらも結構やるじゃねえか!』

 

IS部隊隊長

「それはどうもっ!」

 

 そしてその隙を逃がさず、俺はワイドゼロショットでトドメを刺した。

 

ウルトラマンゼロ

『その程度で好き勝手暴れようなんざ…2万年早いぜ!』

 

『だからどういう理屈やセリフ回しなんだ…』

 

 こうして、この世界での2度目の俺の戦いは終わった…と思ったら、さっきの隊長さんに呼び止められた。

 

IS部隊隊長

「助けてくれて、ありがとう…感謝しているわ。

 あなたみたいなウルトラマンは初めて見るけど、一体どこから…なぜ来たの?」

 

ウルトラマンゼロ

『どこから、か…まあこことは違う別の次元の、

 M78星雲のウルトラの星…光の国の宇宙警備隊の一人として来た』

 

IS部隊隊長

「別の次元って…しかもあのM78星雲の、光の国から…!」

 

 なんかこの時、この人段々と目ぇキラキラ輝かせ出してたな…ひょっとして俺達ウルトラマンのファンなのかもな?

 

ウルトラマンゼロ

『それでこの次元の地球には、宇宙警備隊の任務で

 仲間達と共にやって来たが…気を付けな。

 この地球はマイナスエネルギーってのが結構濃いし、

 何人もの侵略宇宙人も来やがってるからな…今頃どこぞに潜伏してるかもしれねえ。

 俺の仲間達もそれぞれ追跡調査してくれてはいるが、未だにわからない事だらけだ』

 

IS部隊隊長

「仲間がいるんだ…でも、侵略宇宙人が来てて、

 しかもマイナスエネルギーもって、そんな事が…んっ、もしかして!?」

 

 侵略宇宙人が来ているというこの事実を聞いて、さすがに多少のショックを受けちまったようだ。無理もないだろう。

 だが、途中でマイナスエネルギーの事で何かに気付いたらしい…マイナスエネルギーを知ってるのに感心はするが、その心当たりは大体俺も察しているぜ。この世界特有の、アレだろ?

 

ウルトラマンゼロ

『さっきみたいな怪獣達もそうだが、例の侵略宇宙人達も出てきて

 今後やり合うかもしれねえからな…

 あんた達も、充分注意しろよ。それじゃあな!』

 

 そうして俺はIS学園に向けて飛び、元来た空路を戻って行った。

 

   *   *   *

 

IS部隊隊長

「怪獣に侵略宇宙人、かあ…厄介な事になっちゃったわね。それにマイナスエネルギーも…。

 それにしてもまさか、本当にテレビや映画で見た怪獣が現れて、実際に戦う事になるなんてね。

 しかもウルトラマンに助けてもらって、一緒に戦う事にもなるなんて…思ってもみなかったな。

 …まあ、見た事ないウルトラマンだったけど。

 初代やティガともコスモスとも違うし…でも少しセブンに似てたかな? なんか技もそうだし」

 

IS部隊隊員A

「隊長! 先程ウルトラマンゼロを名乗る人物から報告のあった、

 そこのローパンに入った泥棒という2人組を、確保して警察に連行して貰いました」

 

IS部隊隊長

「そうなの? 任務外なようでも見過ごせない事まで、ご苦労様。

 あのゼロってウルトラマン、そこまで気を回してくれたのね…。

 ちょっと荒っぽいけど、結構やり手のようね」

 

IS部隊隊員B

「しかしさすがに先程の『膝かっくん作戦』は、

 言い出した時は突拍子もなさすぎて驚きましたよ。

 その怪獣の膝に突撃するこっちは、正直気が気じゃありませんでしたよぉ…」

 

IS部隊隊長

「いやー、ごめんね。無茶に付き合わせちゃってね」

 

IS部隊隊員C

「まあ、こっちはこっちで怪獣の気を引くのにわざと視界に入るように飛んだり、

 正直ハラハラものだったけどね…。

 (でも、前々からウルトラマンとかが好きな隊長は気に入ってるみたいだけど…

 あのウルトラマンゼロって奴、ホント何なの…?

 それに、ISの装備が効きにくい、あの怪獣達も…何なのよ、もう)」

 

IS部隊隊長

「でもやっぱり…憧れのウルトラマンに助けてもらうどころか

 一緒に戦えたなんて、嬉しいっ!」ワクワク♪

 

IS部隊隊員D

「わあ…出たよ隊長のウルトラマン好きが」

 

   *   *   *

 

 その後、学園の寮に戻った俺は変身を解除し、直後には箒に「どうだった?」って感想を訊いたんだが、さっき言っていたいきなり謝られた件になってな。

 でも色々あったが取り敢えず一仕事終えた後のリフレッシュや「お疲れ様」の意味も込めて、俺が「なんか一杯飲んでかねえか? 一夏にああ言った手前のもあるし」って言ったら、箒はそこらの自動販売機からスポーツドリンクを買って飲む…本当に色々初体験だらけだったからな、この一日は。

 

ウルトラマンゼロ

『まあ何はともあれ、お疲れ様ってとこだな』

 

『ああ…本当にな。戦いも含めて、色々あった。

 それに、色々教わったりもしたしな…ハラハラしたりもあったが、勉強にもなった』

 

ウルトラマンゼロ

『そうか…そりゃ良かったなぁ』

 

 この時俺は、ちょいと気分が良くなってたし、箒もウルティメイトブレスの俺に向けて、自然と笑顔になっていた。

 なんつーか、いつかのタイガやレイトみたいな相棒達とは違うような、ゼットやジード達みたいな後輩や戦友達との時みたいな、そんな感じがする。あいつらにも色々教えたり、鍛えたりしたっけなあ…。

 

 その後は、一夏の分も買って部屋に戻り、「いいのがなかなか無くて、少々探すのに手間取った」と適当に言って『抹茶道』とかいうを渡して、もう眠る事となった。

 もちろん、外から帰った後の手洗いうがいは忘れずに、だぜ? みんなも俺との約束な!

 

 でも戻って来たら一夏の奴が「どうしたんだ? ちょっと長かったし…」ってな反応をしてたが…まあそうもなるか。

 それと一夏はあの後もテレビを観続けていて、それで俺達の事もテレビに映ってて驚いたらしい。

 それで今回の俺達の活躍の最初から最後まで、ずっと観ていたそうだ…この俺の活躍や名言の数々、どうだったよ?

 でもそんなこいつには、果たしてどこまで隠し通せるかってな、そんな懸念もあったがな。

 

   *   *   *

 

「(本当に今日は…一日だけで色んな事がありすぎたな。

 いきなり怪獣が出てきて人を助けたら自分が死にかけたら、銀と青と赤の巨人が見えて…。

 だが、気が付いてみると回復していて、意識が途絶える前に見えた、

 あのウルトラマンに…ゼロに一体化されていて助けてもらったな。

 それからは、一夏に再会したり木刀で襲い掛かろうとしたのをゼロに止められたり

 それを『道を踏み外しかけた』とも言われたな…そこからお互いの過去を明かしあったものだ。

 それで私も親しみを感じたと思ったら、今度はまた怪獣が現れて

 初めてのウルトラマンへの変身と出動飛行…そして、本格的な戦闘。

 そして、その間にも様々な事があって、その度に教えられた…。

 こんな短い間なのに、何だかゼロには頭が上がらないな…

 これからも何か起こり、その度にゼロには、思いもよらない事を教わるのだろうか?

 それにしても、この学園の人達は…他の生徒とかもちろん、

 一夏や千冬さんは、ゼロや怪獣の事をどう思っているのだろうか…?)」

 

   *   *   *

 

グレンファイヤー

『ふ~いっと~…これでいっちょ上がりだぜ!』

 

「す、凄い…あの怪獣が、丸焼きどころかまっぷたつじゃない…」

 

グレンファイヤー

『へへっ、驚いたか? 嬢ちゃん!

 まっ、これがこの俺、炎の戦士グレンファイヤー様の、実力よぉ!』

 

   *   *   *

 

ミラーナイト

『これで完了と…さて、お怪我はありませんか?』

 

シャルロット

「えっ、あっ…はい。

 あなたは、一体…?」

 

ミラーナイト

『私は鏡の騎士、ミラーナイト』

 

   *   *   *

 

 さあみんな、今回はどうだったかな?

 次はイギリスって国から来た、セシリアって奴に物申すからな…それじゃあな!




今回のは、箒が学んだ事も含めて「ちょいと詰め込み過ぎたか?」とも思ったり。

ウルトラマントリガー、先週のも観た…もう、さらばダーゴンですよ。ダーゴンさんのあの最期よ…!(感涙)

それにしても、一夏やヒロインズがムサシとコスモスと会ったら、どんな会話や化学反応になるやら。

しかし、IS×ウルトラマンZのクロスオーバー小説が無いのはなぜなんだろうか?

あと、ちょっとしたアンケートを取りたいかと。

今後の展開でどれが観てみたいですか?

  • 早々に変身や帰還直後に一夏にバレる
  • 一夏にバレた後にシャイニングで特訓
  • 一夏にもゼロの過去などを観せる
  • 千冬さんに早々に怪しまれる
  • 普段は周囲には二重人格で誤魔化す
  • セシリアにも侵略者の魔の手が来る
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