学校のテスト勉強などに追われて書く暇が全然ありませんでした。
ではどうぞ
「ここに、ゲームキャラが……」
「イストワール様がいう通りならここだね」
目的地に到着した俺たちは、あたりを見渡す。
「どこから探せばいいんでしょうか?」
あたり一面木々が多い茂っており、焦りながらコンパ言った。
「大丈夫だよコンパちゃん。 そこらへん探せばその内会えるって」
「そうね……待って、皆。 あのモンスター様子がおかしいわ!」
アイエフがそう言って皆が身構えると、目の前でモンスターが黒くなり変異した。
「あれは……」
「モンスターはね、犯罪神の影響を受けやすいのよ。 強く影響を受けたモンスターはああなるのよ」
「それで変わったのか。 まあ、関係ない」
「え? ちょっと何するつもり!」
俺には、カンケイナイトだと思い、汚染されたチューリップへと剣を構えて走り出す。 彼女らは慌てて止めようとする声が聞こえるが。
「汚染物質は浄化するに限るな、フレイアーツからのブレイドインフェルノ!」
剣は炎を纏い、二桁入るだろうモンスターの前で剣を振り下ろす。 その瞬間、爆発音が発生して目の前に炎の壁とかしていた。 だが、すぐに鎮火されると予定通り、前方にいた敵は一瞬で燃え尽きる。
「なに……あれ」
「昔見た時とは全然違うです」
「それよりももっと強化されてますね」
そう呟きながらも驚きを隠せないネプギアたち。 あの頃は、まだ炎の調整がうまくできておらず、大木一本燃やすか、森一つ全焼未遂と不安定だった。
「ふう、大したことなかったな(ついいつも通りでぶっ放したせいで、加減間違えた)」
そう考えながらネプギアのところへと戻る。
「そ、そう。 だけど相変わらず強いわねアンタ。 それどころか前よりも強くなってない?」
「そのための修行だよ。 これで逆に弱くなっていたほうがおかしいよ」
汗をぬぐいながら答えながらTシャツで汗を拭う。 炎が近かったためかなり熱かった。 その点ではまだ調整が必要だ。
「あっウィオ君は、Tシャツで汗を拭っちゃだめですよ」
「そうですよウィオラさん。 タオルがあるのでどうぞ」
少し一歩引いているネプギアからタオルをもらい汗を拭く。 引きこもりになってから三年以上も運動をしていなかったので、拭いても汗が流れ出る。 当然汗でTシャツが体に張り付き、顔を歪ませる。
「スピニングシャフト」
体全身が淡い水色の結晶体に包まれ、数秒後に熱風が結晶体を溶かしていく。 すると濡れていたTシャツは先ほどまで日干しされていた状態へと変わっていた。
「便利な魔法ね」
「そうだね。 旅だと中々身体を洗うことが出来ないからね。 それだからこういう魔法が必要になるんだよね」
口を尖らせて言うアイエフに、笑顔を作る。 だが、これは今さっき即席で作った魔法なのはあまり口にしない方がいいだろう。
「なんか相変わらずですね。 ウィオラさんとアイエフさんは」
「ウィオ君とアイちゃんは昔から相変わらずです」
ネプギアたちから聞こえてきたことで、不思議に首を傾げるが、その疑問は解決することなく奥へ進んでいった。
最深部へと進んでいく俺たちだが、そこである音を耳にする。 それは鉄パイプで石像を叩く打撃音。 その方向を見れば、人が空中に浮くディスクを叩いている光景だった。 しかし、そのディスクに見覚えがあった。
「あれはゲームキャラ!?」
ネプギアたちは驚愕していた。 当然だろう。 見つけたゲームキャラが、危機に陥っているのだから。 それでも、安全性を考えて、俺が先頭に走って行く。
「おいお前。 そこでなにしている!」
「ああ? ジャマするんじゃねーよ」
こちらを向いた人物は、いかにも鬱陶しいそうにこちらを見ている。
「あなたはゲームキャラさんをどうするつもりですか!?」
「消すに決まってんだろ? こいつはよぉ、我らマジェコンヌにとって目障りなヤローだからな」
「なっ!?」
「アンタ、マジェコンヌの一味なの?」
人のセリフを途中でアイエフに邪魔された。
「へっ、教えてやる義理はネェが…耳をかっぽじってよく聞きな!」
そう、偉そうな態度をとって名乗り上げた。
「犯罪組織マジェコンヌが誇るマジパネェ構成員リンダ様タァ……」
「構成員、ということは下っ端?」
「下っ端ですね」
「下っ端さんです」
「何だ、下っ端か」
「誰が下っ端だ。 誰が!」
すぐに立て直すと、そう切り返されたリンダ(マジェコンヌ下っ端)は怒りをあらわにする。
「うるさいわよ、さっさと退きなさい。 下っ端のくせに生意気よ」
「下っ端さん、邪魔しないでほしいです」
「下っ端相手なら勝てるかもしれない」
「さらっと酷いこと言うねみんな。 特にネプギア」
こめかみを抑えながら下っ端を憐れむ姿にリンダ(マジェコンヌ構成員)はさらに口調が荒くなる。
「もうガマンできネェ! そう呼ばわりしたことを後悔させてやらぁ!」
「彼女らに手出しはさせない!」
鉄パイプで殴ろうをする下っ端の間に割り込み、腹部にを蹴り飛ばし、壁際まで吹き飛ばした。
「クッ!」
「これで終いだ」
距離を縮め剣を振り下ろそうとするが、直前それは何かによって阻止される。 そこには所々に血管を想像させる黒い鎧が立っていた。
「何者だ」
その鎧は何も答えず、後ろにいたリンダ(構成員)を見逃そうとする。 その隙を狙い距離を詰めるが、軽くいなしつつ彼が援護に行かないようにと通路を塞ぐ。
すると
「キャアアアアア」
ネプギアの叫び声が聞こえる。 そちらを見ると、そこでは下っ端が彼女らを襲っている光景が見え、その隙を攻撃されるが紙一重でよける。
「邪魔なんだ、どけェェ! 」
焦りが生まれるが、魔法サンダーアーツを使い、剣と四肢に電気属性を付加させる。 そのまま変則的な動きを行いながらも足の腱や、腕、頭といった一瞬のスキを創れる場所をを狙うがどれも防がれ、ネプギアたちの元へ行くどころか苦戦していることに苛立ちを覚える。 ただ剣を振り下ろすなどの動きが単調になって行き、それを何百回と打ち合うが、一向に状況が変わらない。
「くそ! まるでアイツを相手にしているようで腹が立ってくる」
頭に浮かぶのは、守りの戦い方では群を抜いており、一部では剣聖とも呼ばれている奴を思い出される。
それと同じく、目の前の鎧も守りに徹しつつ、さらに一切の殺気や敵意を出さずに打ち合ってありながらも構えずに行っていた。
「邪魔なんだよ! そうしないと、また俺は護れないで失うんだァ!」
彼の持つ剣で雷属性の魔法剣を作り、それを力任せに振るが、それは躱され、カウンターとばかりに剣の鎬の部分で吹き飛ばされる。
口から血が吐き出され、地面に体を倒れる。
風景が白くなりそうなのを無理やり押さえつければ、動けない程でもないために立ち上がる。
「頭に血が上がって沸騰しそうだった、血を抜いてくれてありがとよ。 だがな、次の一撃はちょっとばっかし重いぞ!」
敵意だけだった相手に殺気を込める。 周りの木々は騒がしくなり、鳥たちは一斉に飛びだっていた。
「サンダーアーツ」
効果時間が切れた魔法を再使用する。 その電撃は剣だけに集まり、それは新たな刃のようになっていた。
剣を構え、腰を落とす。 それに対して、鎧は今かと棒立ちでいかにも楽しませろとばかりの態度だ。
「秘技、
一瞬だった。 敵との距離を詰め左斜め、右、左、右と振り下ろすが、鎧が残念とばかりに簡単に防ぎ、次に備えようとする。 そして次は下から上に打ち上げようとするのを鎧は振り落とそうとするが、その時ウィオラは不敵な笑みを漏らす。
「そう来ると思ったよ。 だが、俺の狙いはそれだぁぁ!」
次の瞬間鎧も驚嘆しただろう。 防いだはずなのに
「気づくのがあとちょっと足りなかったな。 だけどこれで終わりだ」
そう聞こえたころには鎧の背中まで跳躍していた。 今までの苛立ちを込めて、剣を振り下して鎧を地面に叩き付けられていた。 地面へと着地を果たすと、痙攣のようなことをした後動かなくなりそのまま空中へと黒い粒子となり、霧散している。
「ハァ……ハァ、ハァ」
汗を拭い、息を整える。 奴を倒した。 だが、最後の一撃には手ごたえというものを感じなかった。 あの一瞬でうまく避けたとでもいうのか。
そのことに不可解に思いながらも、彼は彼女たちのほうを見る。
「ミラージュダンス!」
「くそがあああああ!」
ネプギアの剣は相手を確実に捉え、それを受けた下っ端は動かなくなる。
「大丈夫かみんな。 怪我とかないか?」
心配しながら彼女らへ駆け寄り、けがないかを確認する。
「大丈夫です。 アイちゃんもギアちゃんも軽いけがで済みました」
彼女らの傷を見て、報告するコンパに彼は目を潤わせる。
「成長したね、コンパちゃん。 前は治療より殺人術だと思っていたらこんなに」
「コンパ、そいつに一発やっちゃいなさいよ」
「アイちゃん! お注射はそんな事には使わないですよ」
「いや使ったよね」
先ほどまで戦闘があったようには見えないの様に振る舞う。
「ウィオ君は大丈夫ですか?」
「うん大丈夫だよ。(筋肉は悲鳴を上げて、至る所に打ち傷、切り傷あるけど)」
魔法であるアーツは、魔法属性を全身に付加して使うので、単純な火力とかが増加はするのだが、体には負荷が掛かり、特に筋肉には大変負荷が掛かるのだ。
説明する意味もないだろうと少しした後、彼は剣を再び構えてゲイムキャラと下っ端の間に入る。
「まあとりあえず、これの破壊についてはちょっと諦めてくれないかな?」
「バカ野郎。 そんなことできるカっての」
わからんでもないが、現状を考えると呆れている。
「なら、ちょっと眠ってもらうしかないけど、痛くないから安心してね。 それに事を済ませるくらい意識が飛んでもらうだけだから」
「ヒッ!」
ネプギアたちをボコボコにしたんだからこれは報復してもいいと思っていたので、その答えを待っていたと曇りかかった笑みをしながら近づく。 下っ端は、流石に何か危険を察知して下がろうとするが、彼女がいる場所は既に壁しかないためその行動は意味をなさない。
「まるで詐欺師ね」
「ウィオ君が怖いです」
「ウィオラさんってあんな人でしたっけ?」
女性陣の言葉が一つ一つ心に突き刺さり、悲鳴を上げたい気持ちをぐっと堪えて剣を振り下ろすそうとした時。
『下っ端の尻拭いなどあまり趣味ではないが、仕方ない。 ストライクガンナー』
「ッ! ネプギアたち今すぐ屈め!」
「え?」
彼女たちはその言葉に唖然としたため、すぐに彼女らのところへと移動する。 すると、ラグビーボールのようなメタリックな塊が複数かの余らがいるあたり一帯に降り注いでいた。 当たりそうな塊を全て剣で切り払い、それだけでは迎撃するのに手数が足りないと感じたので、逆手に鞘をもって迎撃していた。
その攻撃が数秒間降り注ぎ、煙幕はあたりを覆い隠していた。
「くそ、それは完全にしてやられた。 あれを使ってくるとは、大胆な奴らがいたもんだ。 自分から正体をばらしてくれるとは思わなかった」
完全には迎撃できるはずもなく、攻撃を受けた後として切り傷が見られるが、致命傷なるところ以外であるので問題はないだろうな。と思うが、やっちまったと頭をかきながらいる彼に彼女らは近寄る。
「ちょっと大丈夫?」
「すぐに治療するです」
「うん、とりあえず致命傷となる場所は避けたからアイエフちゃん。 まあ、それで無理に躱したりして余計なところに傷口を作ったけどね。 コンパちゃん、明らかにその量の包帯はおかしいと思うんだ。 とりあえず、落ち着こうねネプギアちゃんもね」
「で、でも」
「俺のことは気にしないで。 だけどマズイことになったね。 下っ端には逃げられたし、あれを見てよ」
その場所を指差す。 そこには砕けたディスクが落ちていた。 先ほどの攻撃で壊れたのは一目瞭然でった。 ここまで来ると手遅れだと諦めていた時だった。
「大丈夫ですよ」
「なに!?」
「この声……まさか」
声の先を見ると、先ほど破壊されていたディスクの一部分が、淡い光を放ちながら浮き上がっていた。
「私はこの地のゲイムキャラ。 ふう、眠りについているときに破壊されるとは、不覚です」
「そんな状態で大丈夫なのか? まあ大丈夫そうには見えないが」
ゲイムキャラがいうには、よくはないが力の一部を逃がすことには成功したので、あなたたちに託したいということだった。 それに迷わず承諾するとまばゆい光がネプギアのほうへ行き、一枚の紫色のディスクへと姿を変えていた。
そしてゲイムキャラはさらに言葉を紡ぐ。
「女神候補生、この時代に何が起きているかは眠りにあった私には知る由もありません。 ですが、あなたならその力を正しく使ってくれると思います」
「はい……」
「今代のマギよ、あなたは正しき道を歩んでくれることを心から祈ります」
そう言った途端、ゲイムキャラは姿を消した。 今ので力を使い果たしたのだろう。
「ふう、ギリギリ間に合ったわね」
「はい。 アイエフさんのおかげです」
「ちょっとばかし恥ずかしかったけどね」
「ずるいです。 あいちゃんばっかりギアちゃんと仲良くして……」
「いや、そういう問題じゃないと思うよコンパちゃん。 それよりも、一度教会に戻らないかい」
コンパのセリフに頭から煙が出ているネプギアたちに溜息とつきながらいう彼の言葉に賛同する三人。
三人はいろいろと言い合いながら歩いていくのを少し見て、先ほどまでゲイムキャラがいた場所を見る。
「誓おう。 我が
彼女らのほうへと走り出す。 その言葉の意味を知りうるのは、この場には誰もいなかった。
いかがだったでしょうか? 感想、ご指摘などをお待ちしております。
ありましたら、できるだけ簡潔にお願いします。
理由は私が低能だからです。
2016年2月8日 文章訂正