mula学園物語    作:ミブロス

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パン食べたくなってきた···

アルカ「我慢しなさい。」

我「(# ̄З ̄)」


第13話大人気!mulaベーカリー!

キーンコーンカーンコーン

 

~キノコ組教室にて~

 

sideマリオ

 

やっと···やっと···

 

マリオ「今日のお昼の時間だー!」

 

ルイージ「お腹空いたー!」

 

キノピオ「何食べるんだ?」

 

マリオ「そりゃもちろん、『mulaベーカリー』のパン!いくぞ!ルイージ!」タタタタ

 

ルイージ「あそこ早くしないと売り切れちゃうから、急がないとね!」タタタタ

 

急げーー!

 

キノピオ「ホントに腹減ってんのかって思うくらい元気いっぱいだな···さーて、僕は学食でも買いに行くか。」

 

~mulaベーカリー前にて~

 

   ガヤガヤガヤ

 

おっ、やっぱ凄い人気だな···

 

アルカ「あっ!マリオさん!ルイージさん!」

 

マリオ「おぉ、アルカか。お前もパン買いに来たのか?」

 

アルカ「うふふ♪私はもう買っちゃったの♪」ジャジャーン

 

ルイージ「えっ!いいなぁ~」

 

アルカ「私のクラスは二階だからね!急いで外に向かえば早く買えるのよ♪」

 

マリオ「俺たちのクラスは三階だからなぁ···」

 

「どうも~お三方~」

 

マリオ「ん?あっ、ようノリオって···え?」

 

ノリオ「ん?どうしましたか?」

 

マリオ「なぁ、お前もクラス三階だよなぁ?」

 

ノリオ「そうですけど···それが何か?」

 

マリオ「じゃぁなんでパン持ってんだよ!」

 

ノリオ「えっ、さっき買ったからですが···」

 

ルイージ「いやいやいや、三階なら一階にいる子の方が先に着くから、時間がかかるはずだよねぇ!?」

 

ノリオ「ん?あぁ~その事ですか。そんなの私には関係ありませんよ。」

 

アルカ「なんで?」

 

ノリオ「だって私、いつも教室の窓からここに来てますから。」

 

マリオ「はぇ?」

 

ノリオ「チャイムなってから窓を開けて、mulaベーカリーへ直行してます。私の教室、mulaベーカリーがある場所の上ですからね。」

 

マリオ「相変わらずすげぇ野郎だな···」

 

ノリオ「というか、早く買わないと···ってマリオさん上危ないですよ。」

 

マリオ「え?((『ドッカーン!』グハァ!」

 

突然俺の上に何かが落ちてきた。

 

ハリオ「よう!お前ら!また会ったな!」

 

アルカ「ハリオさん。さっきぶりね。」

 

ルイージ「ハリオもパン買いに来たの?」モグモグ

 

アルカ「あれ!?ルイージさんいつの間にパン買ってたの?」

 

ルイージ「うん。急いで買ってきた。そろそろ無くなりそうだったから。」

 

ハリオ「そうか!じゃぁ俺も急がないとな!」

 

マリオ「そーれーよーりーもー···」

 

ハリオ「ん?」

 

マリオ「俺から早く降りろー!」

 

ハリオ「うぉっと!すまねぇすまねぇww」

 

ノリオ「···早く買わないと『小さなブラックホール』が来ますよ。」

 

ハリオ「!!やっべ!早く買わねぇと!」タタタタ

 

マリオ「俺も!」タタタタ

 

アルカ「ノリオさん。今言った『小さなブラックホール』って何?」

 

ノリオ「今に分かりますよ。」

 

マリオ ハリオ「戻ってきたぞー!」←(速いなこいつら!)

 

ノリオ「良かったですね。『間に合って』。」

 

   シュゴォォォォォォォォォ

 

マリオ「ん?···あっ、あれって···」

 

ルイージ「もしかして···」

 

カービィ「わーい!あんパンもカレーパンもチーズパンも、みんなみーんな美味しーい!」スゥゥゥゥゥゥ

 

ノリオ「あれがmulaベーカリーに出現する、『小さなブラックホール』ですよ。」

 

マリオ「あいつの吸い込み量やっぱやべぇな···」

 

ルイージ「うん···」

 

アルカ「だね···」

 

ハリオ「あぁ···」

 

こうして俺たちは、カービィが本当に恐ろしいことにまた気づくのだった···




因みに私が好きなパンはチーズパーン!焼きそばパンも大好き!
あーだんだんお腹空いてきたー

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