アルカ「我慢しなさい。」
我「(# ̄З ̄)」
キーンコーンカーンコーン
~キノコ組教室にて~
sideマリオ
やっと···やっと···
マリオ「今日のお昼の時間だー!」
ルイージ「お腹空いたー!」
キノピオ「何食べるんだ?」
マリオ「そりゃもちろん、『mulaベーカリー』のパン!いくぞ!ルイージ!」タタタタ
ルイージ「あそこ早くしないと売り切れちゃうから、急がないとね!」タタタタ
急げーー!
キノピオ「ホントに腹減ってんのかって思うくらい元気いっぱいだな···さーて、僕は学食でも買いに行くか。」
~mulaベーカリー前にて~
ガヤガヤガヤ
おっ、やっぱ凄い人気だな···
アルカ「あっ!マリオさん!ルイージさん!」
マリオ「おぉ、アルカか。お前もパン買いに来たのか?」
アルカ「うふふ♪私はもう買っちゃったの♪」ジャジャーン
ルイージ「えっ!いいなぁ~」
アルカ「私のクラスは二階だからね!急いで外に向かえば早く買えるのよ♪」
マリオ「俺たちのクラスは三階だからなぁ···」
「どうも~お三方~」
マリオ「ん?あっ、ようノリオって···え?」
ノリオ「ん?どうしましたか?」
マリオ「なぁ、お前もクラス三階だよなぁ?」
ノリオ「そうですけど···それが何か?」
マリオ「じゃぁなんでパン持ってんだよ!」
ノリオ「えっ、さっき買ったからですが···」
ルイージ「いやいやいや、三階なら一階にいる子の方が先に着くから、時間がかかるはずだよねぇ!?」
ノリオ「ん?あぁ~その事ですか。そんなの私には関係ありませんよ。」
アルカ「なんで?」
ノリオ「だって私、いつも教室の窓からここに来てますから。」
マリオ「はぇ?」
ノリオ「チャイムなってから窓を開けて、mulaベーカリーへ直行してます。私の教室、mulaベーカリーがある場所の上ですからね。」
マリオ「相変わらずすげぇ野郎だな···」
ノリオ「というか、早く買わないと···ってマリオさん上危ないですよ。」
マリオ「え?((『ドッカーン!』グハァ!」
突然俺の上に何かが落ちてきた。
ハリオ「よう!お前ら!また会ったな!」
アルカ「ハリオさん。さっきぶりね。」
ルイージ「ハリオもパン買いに来たの?」モグモグ
アルカ「あれ!?ルイージさんいつの間にパン買ってたの?」
ルイージ「うん。急いで買ってきた。そろそろ無くなりそうだったから。」
ハリオ「そうか!じゃぁ俺も急がないとな!」
マリオ「そーれーよーりーもー···」
ハリオ「ん?」
マリオ「俺から早く降りろー!」
ハリオ「うぉっと!すまねぇすまねぇww」
ノリオ「···早く買わないと『小さなブラックホール』が来ますよ。」
ハリオ「!!やっべ!早く買わねぇと!」タタタタ
マリオ「俺も!」タタタタ
アルカ「ノリオさん。今言った『小さなブラックホール』って何?」
ノリオ「今に分かりますよ。」
マリオ ハリオ「戻ってきたぞー!」←(速いなこいつら!)
ノリオ「良かったですね。『間に合って』。」
シュゴォォォォォォォォォ
マリオ「ん?···あっ、あれって···」
ルイージ「もしかして···」
カービィ「わーい!あんパンもカレーパンもチーズパンも、みんなみーんな美味しーい!」スゥゥゥゥゥゥ
ノリオ「あれがmulaベーカリーに出現する、『小さなブラックホール』ですよ。」
マリオ「あいつの吸い込み量やっぱやべぇな···」
ルイージ「うん···」
アルカ「だね···」
ハリオ「あぁ···」
こうして俺たちは、カービィが本当に恐ろしいことにまた気づくのだった···
因みに私が好きなパンはチーズパーン!焼きそばパンも大好き!
あーだんだんお腹空いてきたー