多分明日の夕方には一回消すと思われる
私は神無
妖怪になろうとしている半妖奈落の一部で、唯の駒
・・・・・何でもない
だったけど、今は唯の妖怪
此処はとある山の頂上付近にある廃寺
荒れ果てていたのだけど
これでは趣がない。良し、先生少しお力を拝借したいのだが
と何か無明と最猛勝が悪巧みしていたのは知っていた
いや、どう見てもおかしいだろ!
妹である神楽が荒ぶっているけど、それも仕方ないと思う
だって
一面花畑なんて、どうやったら出来るのかわからないもの
ふ、我の力を侮って貰っては困るというものよ
と明らかに無駄な所に力を入れている
どうやら、聞いた話だと最猛勝や自身の分身達を使って、ひたすら山頂に花や草木を運ばせたらしい
水については湧水があったそうで、穢れていたけど義弟の取り込んでいる巫女の力で浄化したそうだ
この義弟は本当に妹に甘いと思う
ついでになんだかんだ言って、無明に甘える妹はいい加減認めるべきだとお姉ちゃんはいつも思っている
最猛勝達や義弟の分身達も妹と義弟の関係について好意的に見ているし、他ならぬ義弟が妹にご執心なのは妹以外皆知っているのだが、妹は頑なにそれを認めようとしない
ホント、お姉ちゃんは心配です
神楽様救済ルート番外編『姉の1日』
此処は外界から結界で隔離された場所
近くの集落より遥かに高所にあり、当然作物など育ちようがない
のだが、この無明はこんなところで原作知識を利用していたりする
彩が少ないからと人面樹を態々植えたりするという凶行すら行なっていた
これには流石の神楽も
お前何がしたいんだ?
と呆れ返るばかりであった
ごく稀に無明の四魂のかけらを求めて、妖怪が来る事もあったが、最猛勝とその複製体や無明の分身達。神楽の憂さ晴らしや神無の無言の怒りの捌け口となっていたりしたので概ね平和だった
力としては奈落に勝るとも劣らない無明だが、基本的には面倒くさがり屋らしく、自分で動く時は大体妹や自分に関わる事である事が殆どであった
戦い自体にもそこまで興味はないらしく、四魂のかけらも椿という巫女にあげて以来、手に入れたとしても適当に放棄しているそうだ
今、無明と妹は仲良く喧嘩しているのだが
たまには衣装の意匠を変えてもいいだろう!
嫌に決まってんだろうが!そういうのは神無に頼みな!
神楽の色んな姿がみたいんじゃないか!
っ!
ひ、人を着せ替え人形みたいに言うんじゃないっての!
とまぁ、何というか平和だとお姉ちゃんは思うのです
こう言うのは一歩下がってみている方が楽しいと思うから
私と最猛勝はのんびりと観戦している事にします
うん、貰う
どうせ最後には無明の頼みを聞くんだから、別にあんな事をしなくても良いと思わなくもない神無だった
神無の1日
朝、廃寺の中で起床
妹を起こして、朝の散歩
昼くらいになると最猛勝が近くの村から調達してきた食事を食べる
なお、代金は支払い過ぎくらいに払っており、最猛勝は『幸運を運ぶ妖怪』と密かに言われていたりする
その代金は無明を襲ってきた修験者や僧侶などの所持金であり、彼らにとっては無用の長物であった為に然程に頓着していなかったり
後は適当に最猛勝の複製体達がローテーションを組んで、獣などを狩り、それを周辺の集落に持ち込む事で少ないながらに収入を得ていた
別に神無と神楽は食事を必要としていないのだが、無明曰く
健康的な生活こそ、健全な精神や肉体を作る!
と強く主張していた為にこうなったのだ
当の無明が食べない事に妹はいたく不満げであったのだが、姉としては何故そういう事を素直に
恐らく
なお、もしも悟心鬼が生きていたとして神楽の心情を暴露しようものならば、手加減なしの『竜蛇の舞』を喰らう事になるのだろうが、それはそれと神無は割り切っていたりする
些細な犠牲で二人の仲が進展するのであれば、神無としては
いいぞもっとやれ
と全力で応援したいところである
実はこの姉が一番今の生活を楽しんでいるのでは無いか?という疑問を抱かなくもないが、神無お姉ちゃんは無敵なので誰も逆らえなかったりする
無表情ながらに、その表情の下では様々な思惑を隠していることから
実は奈落に一番近いのって神無じゃないのか?
と一度妹に言われた事があったのだが
満面の笑みを浮かべて妹を見ると
いや、何でもない
と言われる始末
お姉ちゃんとしては可愛い妹に怖がられるのは甚だ遺憾なのであるが
昼食後、無明を真ん中にして左右に妹と私が寝転がり、お昼寝である
残念ながら、私達は妖怪であり『食べてすぐ寝るのは太る』という人間の
まあ、その代わりに私達の体型が変わらないのもあるのだが
私達2人の『すりむ』ぼでー?とやらについては、無明は一度だけ
その点についてのみは奈落に礼を言わねばならないだろうな
としみじみ語っていた
因みに御礼として妖怪の大群を奈落に差し向けた事は無明と最猛勝先生のみが知っている事であったりする
実はお昼寝の時に神楽は良く無明に抱きついたりしているのだが、本人は無意識であるらしく、目が覚めた後
い、いや、こ、これは違うんだよ!
と顔を真っ赤にして否定する。のだが、それを私や最猛勝や無明がニヤニヤしているせいで大体『風刃』で追いかけ回される事になる
でも、照れている妹が可愛いからだとと思うので仕方ないの
なお、その光景を見てる者達は
(また、本体やってんなぁ)
(日々の活力だし、仕方ない)
(活力なら仕方ないね)
(いつになったら、神楽の姉御はデレるのやら)
などと噂しているとは神楽は気付いていない
気付いているならば『竜蛇の舞』が飛んでくる事は必至だからである
そして、雑談をしながら夕日を眺めて眠るのだ
神無達の1日はこうやって過ぎてゆく
なお、奈落は手駒がいない為にお得意の暗躍すら十全にこなす事も出来ず、必死で努力しているのだが
それは神無達にとって最早関係のない事であったりする
という訳で日常回です
字数が少ないので改稿の可能性が高いです
このままの方針で良い?
-
メインキャラも書いて、どうぞ?
-
日陰者に光当てんだろ?あくしろよ
-
ふーん、興味ないね