『犬夜叉ワールド』ルート開拓   作:ノイフェル

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何が崩壊するかは見てほしい


が、先に申し上げておく


衝動に任せたらこうなった
悪いとは思う

しかし私は反省はするが、後悔してないし改める気もない




許しては欲しかったりします

なお、どうやら私の作風かわかりませんが温度差が酷いのでその辺はご了承下さい


 崩壊

何の真似だ

 

奈落は怒りの感情を隠しきれなかった

 

 

何せ目の前には

 

 

 

はっ!分かってんだろ

奈落。悪いが、アンタに付き合うのもこれまでさ

 

・・・・・

 

ブブブブブ

 

 

自身の分身であった神楽と神無

そして、己の配下であるはずの最猛勝達がいたのだから

 

 

 

 

 

 

 

貴様、神楽と言ったか

どういうつもりだ?

 

助けられた形となった殺生丸だが、流石に困惑を隠せなかった

敵である奈落の分身の筈の神楽が奈落に刃を向けているのだから

 

 

困惑する殺生丸など意にも介さず、彼女は膝をつく殺生丸に振り返り

 

 

あたしはあたしの思う儘に生きてみたいのさ

奈落がどうだ、四魂の玉がどうだ、桔梗がどうだなんて知った事じゃない

 

 

そこには今までの様な陰気な雰囲気を纏っていた妖怪の少女ではなく、ただ明日を夢見る者の姿があった

 

 

 

事情は分からんが、此方と敵対する気はないのだな?

 

 

ない

 

 

殺生丸は闘鬼神を持ち直すと

 

 

邪見下がれ

 

 

己が信用している人物に声をかけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちっ!

 

 

神楽は内心苛立っていた

 

確かに自分一人で奈落と戦うより、姉がいてくれる方が心強い

何故最猛勝達が着いてきているのかは理解できないが、それでも神楽個人としてはありがたかった

 

 

しかし、まだまだ自分は奈落を侮っていたと痛感する事となった

 

 

 

どうした神楽よ

その程度か?

 

 

自身の全力である『竜蛇の舞』を直撃させても、殆どダメージになっていないのだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奈落は少し冷静になっていた

 

 

何せ、神楽と神無が裏切ったとしても、今の奈落にはそこまでの痛手ではない

 

正確には神楽はどうでも良いとして、神無はあのかごめという小娘を封じるのに必要だったのだが、事ここになっては切り捨てるほか無いだろう

 

 

 

何よりの誤算は最猛勝共がよりにもよって『全て』神楽についた事だろう

 

かけらの捜索、かけらの輸送。桔梗や犬夜叉達の誘導に弥勒の風穴封じまで

それこそ、奈落の手が行き届かない所を補佐していたのが最猛勝であったのだ

それが全て敵になったというのは、余りにも計算外である

 

 

 

しかし、奈落は知らない

 

 

 

本当の計算外はこれから訪れる事を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一部の最猛勝はとある法陣を必死に描いていた

 

 

奈落は先生を元にコピーを増やしたのだが、このコピー体の中にも個体差はある

 

此処にいる者達は先生が無明から分け与えられた『法術』の知識を多少残していた者達だった

 

 

彼等は法陣を起動する

その対価は自分たちの消滅であったが、彼等に迷いはなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無明は見知らぬ森にいつの間にかいた

 

 

そのそばには最猛勝の死体が幾つか

と言っても、彼等は死んで暫くすると塵となって消えゆく運命にあるのだが

 

 

無明は状況を理解すると、その場を後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ククク

どうやらお前達が来たところで何も変わらない様だな?

 

 

ち、畜生が

 

ちっ!

 

 

奈落との戦闘で神楽もかなり疲弊し、元より消耗気味だった殺生丸も既に限界が近かった

 

 

何せ、神楽の力は強大たが、その元は奈落そのものの力

同じ属性であれば、単純に出力勝負となり、その場合どうしても奈落に軍配が上がる

 

殺生丸の闘鬼神の様な物があるならば、別なのだが

それが無い以上は神楽は風で攻撃するほか無い。しかし、再生速度を上げた奈落のそれと神楽はほぼ互角

 

結果、膠着状態となってしまうのだ

 

 

そうなると回復能力のない神楽が不利になってしまう

 

 

 

実は殺生丸の付き人である邪見は妖怪ながらに数少ない回復手段を有しているのだが、その使用条件は両手で(・・・)印を結ぶ事である為に使用不能となっていた

 

 

仮に使えたとしても、その術は奈落の一部である神楽にとっては猛毒にしかならないのだが

 

 

 

 

 

 

ふ、貴様が望んだ自由とやらは此処で終わりの様だな、神楽よ

 

 

神楽に奈落の触腕が襲いかかり

 

 

ガハッ!

 

神楽の胸を貫いた

 

 

 

 

 

 

おい。何やらかしとんじゃ、ワレ?

 

 

次の瞬間、奈落の全身に抗いきれぬ激痛が走った

 

 

 

 

 

 

 

 

先生のコピーに続いて、神楽様まで!

奈落、てめえは許さねぇぞ!

 

 

 

はい

怒り心頭のプレイヤーです

 

疾走してたら、いきなり法陣で呼ばれました

そうしたら周りに先生のコピー達の亡骸が

 

多分転移陣だったのでしょう

無明や奈落くらいの力があれば、ほぼノーリスクです。しかし、先生のコピー達にとっては命懸けだった筈

 

 

ワンアウト

 

 

 

駆けつけた先には、ボロボロになっている神無お義姉様と邪見にりんちゃん

 

恐らくはりんちゃんを守ろうとしたのでしょう

そばにはやはり先生のコピー達の亡骸が

 

 

ツーアウト

 

 

 

 

そして

 

目の前には瘴気の触腕で胸を貫かれた神楽様の姿が

 

 

スリーアウト(お前は俺を怒らせた)

 

 

 

画面が真っ赤です

 

これは無明ニキは大激怒という事ですね

点滅がないという事は、まだ理性は残っている様で安心しました

 

 

 

 

 

殺しはしない。が、其れ相応の対価は払って貰う

 

 

 

 

 

うん、一撃でごそっと持っていきましたね

生命力のバーが3分の2消し飛びましたよ

 

 

ホラ、さっさと逃げろ(奈落しろ)

 

 

今の無明ニキは勿論、私もお前なんかどうでも良いんだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奈落が去った後

 

 

 

これで、終わり、かよ

 

 

神楽は自身の終わりを感じていた

奈落はご丁寧にも触腕を切り離して、神楽の心臓に瘴気を流し込んだのだ

 

助かる筈もない

 

 

 

だが、それでも悔いは、ない

 

 

あたしは最後に自由になれたのだから

 

 

 

眉を下げる姉や、自分を見つめている最猛勝達

看取ってくれる者達(家族)がいる

 

 

・・・・・

 

自分の生き様を見届けてくれた者達がいる

 

 

 

ならば、あたしは満足して逝ける

 

 

 

神楽は目を瞑る

 

 

そうはいかん

 

最期に何か聞こえた気がした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?

 

 

神楽は目を開いた

 

 

そこには

 

神楽

 

自身の姉と

 

 

ブブブブ(勝手に死に逃げるな、この小娘が)

 

最猛勝と

 

 

 

己の生を諦めるのには、まだ早かろう?

 

あの妖怪がいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何をした?

 

殺生丸は無明に向かって闘鬼神を向けた

 

 

神楽が事切れた瞬間に無明は神楽を取り込んだのだ

神楽が塵と化す僅か前に

 

 

正確にはまだ少しだけ神楽の命は残っていたのだが、それも残火のようなもの

 

それを知っているのは彼女を取り込んだのだ無明のみ

 

 

 

 

 

神無は構えなかった

 

ブブブ

 

最猛勝が何かを教えていたから

 

 

そういきりたつな、殺生丸殿。私とてこの娘の命を無為にしたくはないのでな

 

 

 

次の瞬間、再生された神楽が無明から排出された

 

 

 

何?

 

殺生丸は目を疑った

 

先程この神楽という人物は確かに死んだ筈

にも関わらず、今のこの人物からは『死の気配』がしなかった

 

 

既に父の形見である『天生牙』を受け継いでいる殺生丸は『死の気配』が多少見えるようになっている

 

 

だからこそ戸惑う

 

 

 

 

我は半妖で、他の妖怪を取り込む事で更なる力を得ることが出来る。だが、その逆も出来るという事だ

 

 

どういう事だ

 

 

奪う者が与える事も出来ぬと思うてか?殺生丸殿

 

 

正確には違う

 

神楽の心臓にある瘴気。それを無明が肩代わりし、彼女の心臓の欠損部分だけを自身の肉体で補完したのだ

 

 

既に無明と奈落の実力は拮抗しており、奈落の瘴気を取り込む事は少なからぬダメージを無明に与え続ける事になるが、その程度(・・・・)で神楽の消滅する未来が回避できるならば安いと無明は割り切っている

 

それに四魂のかけらや紅葉の力があるので、相殺し切れる

 

 

 

無明にとっての最優先事項は『神楽が生きる事』なのだから

 

 

 

 

 

その言葉を信じるとしよう

だが、それが偽りならば

 

その時にはこの無明の首を差し出すとしよう

 

 

そう言い残すと殺生丸達は去っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり何か?

あたしはそこの妖怪のお陰で助かったのか?

 

そうらしい

 

ブブブブ(もう少し落ち着きを覚えるんだな)

 

 

説明を聞き、呆然と呟く神楽に同意する神無

 

 

 

 

 

 

 

と言うか、さっきから随分と好き勝手言いやがっ、て?

 

辛辣なコメントばかりする最猛勝に抗議しようとする神楽だが

 

 

 

 

あんた喋れるのかよ!

 

 

 

ブブブ(一々喚くな、騒々しい)

 

寧ろ、神楽は何でわからなかった?

 

神楽の絶叫にも動じない最猛勝とその神楽を逆に不思議そうに見る神無だった

 

 

 

 

 

 

つ、つまりなんだ

神無は最初からコイツの言葉が分かっていたのか?

 

そうなる

 

ブブブブブ(全く。お嬢が居なければ話一つ出来んとは)

ブブブブ(仕え甲斐のない者達だ)

 

 

 

とはいえ、最猛勝全てが意思疎通出来る訳ではなく、先生と無明から呼ばれている個体のみではあるのだが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は終わったか?

 

 

3人?による話(家族団欒)がひと段落ついた頃にようやく無明は話しかけてきた

 

 

ああ、どうやら助けられたみたいだな

感謝する

 

妹を助けてくれて感謝している

 

ブブブブ

 

 

礼には及ばぬ。我は我でしたい事をしたまでの事。お主の言葉を借りるならば「思う儘に生きている」だけの事よ

 

 

どうやら目の前の妖怪は随分とイイ性格(・・・・)をしているらしい

 

 

はっ、そうかい!

 

どうして?

 

 

神楽としては少し気恥ずかしかったが、どうやら姉は何か気になったらしい

 

 

 

 

どうして、あなたはその話を知っているの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうして、あなたはその話を知っているの?

 

 

おおっと、来ましたねぇ

 

 

 

実は神無お義姉様は本当に頭の回転が早くて、この様に少しでも情報を出すと矛盾に気づいてくれます

下手するとワールド屈指の洞察力を持っているのが神無お義姉様な訳ですね

 

 

 

なお、専用ルートではそれを逆手にとって、神無にだけ伝わる形で神楽達の前で惚気ると、神無は顔を赤くして、主人公を見つめてきます

 

 

以前、他の走者の方のプレイ動画で拝見しましたが、すごい破壊力でした

何せ

 

 

ねぇ、どうして神楽達がいるところでそんな事を言うの?

 

と言わんばかりの少しだけ涙混じり。更に上目遣いで白い肌をほんのりと赤く染めて、他のメンバーにバレない様に目を配りながらその視線を向けてきます

 

しかも、こちらが見つめるとやや視線を逸らして、ほんの少しだけ俯きます。更に少しだけ衣装の前の部分を握りしめるという所作まで付いてくる大サービス仕様

ですが、神無の顔の赤さは寧ろ更に増してくると言う仕草でプレイヤー達の性癖を全力で破壊しようとしてきますね

 

 

 

 

元々『奈落殲滅隊』の中にも様々な派閥があったのです

 

私も所属する『神楽様を守り隊』やブラック労働を何よりも憎む『犬夜叉ワールド労務委員会』の他にも『白童子を監禁して眺めよう会』や『悟心鬼をめちゃくちゃにしようぜ』など群雄割拠そのものでした。しかし、その中に突如として『神無様のデレを堪能し隊』という超大型新人勢力が出現しました

 

 

 

気持ちは分かる

よーく分かる

 

 

これにより、今までの性癖に加えて『クーデレ』や『無口キャラ』『アルビノ系女子』などの同好の士(紳士、淑女)が集まり始めたとも聞き及びますが、余談ですね

 

 

 

 

という訳で、無明ニキにゲロさせましょうか

 

 

 

 

 

ふむ、然程おかしな話ではなかろう?そこなモノは一度我が取り込んでおる故、視界などの情報が共有出来るのよ

 

 

出鱈目

 

は、はは

じゃあ何かい?今までの情報ってのは

 

ブブブブ(全て筒抜け、か)

 

無明の発言に神無お義姉様は呆れ、神楽様は引き攣っています

一番冷静なのが先生ってどう、なんですかねぇ?

 

 

 

 

 

 

なら、どうして神楽や私達を助けたの?

 

確かにそうだよな

別にあんたからすれば、あたし達は奈落の一味だった訳だし

 

 

神楽様を助けぬ訳なかろうて

 

 

様?

 

はぁっ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、これガバりましたね

 

無明ニキはとりあえずキャラ作ってた(ロールプレイ)してたんですけど、完全に崩れました

 

 

 

仕方ないので

 

 

 

 

 

うん。そうですよ?神無お義姉(ねえ)

 

 

は?

 

????

 

 

ブブブブ(もう訳がわからんな)

 

 

 

 

 

 

 

 

つまりあんたは、その、だな

 

ブブブブ(生娘でもあるまいに)

 

やかましい!

 

 

神楽は無明の説明を受けて、気恥ずかしそうにするが、そんな神楽を先生は一刀両断する

 

 

・・・・・

 

 

おい、神無?

 

 

無言で無明を見つめている姉に不安を覚えたのか、神楽は声をかけるが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃんって呼んで欲しい

 

 

神無ぁっっっ!?

 

 

姉の予想外過ぎる発言に神楽は絶叫した




と言う訳で、『仲良し奈落一家』が爆誕しました
なお、当の家長は居ない模様


何か閃いたので、本編完結後に小咄として学園ストーリーでも短編で上げてみようかな?とも思わなくはない


需要あるのかなぁ?


では一読ありがとうございました

由羅ネキルート見たいですか?

  • 見たい
  • 別に、興味ないね
  • そんな事より神楽様だろうが!
  • いや、むしろ神無様で
  • 銀骨ルート書くんだよ、あくしろよ
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