ワリとクズな主人公が行く! 異世界洗脳!!   作:名無しのクズ

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 たまにふざけます
 そういうのが嫌なら……ゴメンネ


2022/12/28追記
 改訂版を始めました
 それにつきリンクを貼っておきます

第一話 ようこそ、異世界人


旧版
第一話 自由に生きたって良いじゃない


 昔気まぐれに小説を書いて投稿したことがある。

 その時は確か……『主人公が異世界に転生したにもかかわらず帰りたいという描写が見られず人間味が感じられない』と感想を言われた。

 

 ぶっちゃけその時俺は思った。

 

『は? 知るか!? 現代人ってそんな親子関係温かくねーよ! そんなに親子関係温かいなら今時育児放棄(ネグレクト)とか問題になってねーだろが! ファーーーック!! それとも何か? 他に元の世界に繋ぎ止めるような強い思い入れがあるとでも?! ねーわ! この主人公がオタクだった理由は異世界願望だっつーの、第一それは初期に描写しただろ!?』

 

 と。

 

 まあ、俺がおかしいのは昔からだからそこまでショックはなかった。

 テンションがおかしいのは俺が躁鬱っぽいってだけだし。

 

 それはともかく。

 異世界転生、というか今の状況で言えば異世界転移。

 そうなったときに多分『正常』の奴らは元の世界に帰りたいと思うんだろう。

 けど正直言って。

 しょーじきに言ってッ。

 

 俺は興味ねえ!!

 

 こちとら浅く広くのオタク気質だっての。

 陰キャオタクに人権があるワケがないし?

 中学時代にいた友達は高校入って別れたし、人生全て費やしてまで会いたいかと言われたらそうでもない。

 素直に異世界楽しませろ、というのが俺の本音だし、小さい頃からそんな精神性だったから目の前で帰らせろだのなんだのと騒いでいる奴らを見ても全く共感ができない。

 端的に

 

 うるせえ、エビフライぶつけんぞ。

 

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 てな感じだ。

 

 

 

「はぁ……一人だけの召喚とか転移だったらなぁ、気が楽なのに」

 

 勇者として召喚されたとしても俺としては多分やりようがある。

 自分を特別だとは思わないけどラノベ主人公と比べたら『もうちょっとそこ上手くできるだろ』ってのはイケると思う。

 だってラノベ主人公って大体がオタク知識なしで召喚とかじゃん、それに対して(こっち)はオタク知識アリアリよ。

 力をつけて魔王を倒した主人公が次の魔王認定を受けて仲間だった奴らに殺される、とかその手の類のラノベはネットの含めて読みまくったからな。

 

「おいッ!! わけわかんねーこと言ってねーで俺たちを元の世界に返せよ!!」

「ですからそれは不可能なのですよ。我々が召喚したわけではありませんし」

 

 ラノベ補正がかかってるんじゃないかってくらいテンプレなセリフどーも。

 キミ、ホントに高校生?

 今日日(きょうび)小学生の方が話通じるぞ?

 子ども苦手だから話したことないけど。

 

 状況の列挙をすると『転移してきた場所には魔法陣らしき円と線』『場馴れしているらしきそこそこの歳のオッサン』『同い年ってのが恥ずかしいくらいアホな陽キャクラスメイト』『アホ陽キャほどではないにしても冷静さを欠いたその他大勢クラスメイト』『それをバカにした目で見てる俺』。

 

 うん、逃げたい。

 てか逃げてよくね?

 あ~、でも金ないしな。

 見た感じこっち側の人間が最低限の荷物とか金とか用意してくれてくれてるっぽいし、それ貰わないと無一文だし、もうちょい詳しく説明欲しいし。

 

 つってもアホとオッサンのやりとりで大まかにはわかってる。

 ざっとまとめると『昔から異世界の人間が迷い込むことがあった』『空や地中、水中や水上、魔物の巣の付近に飛ばされないように転移場所を操作したのが足元の魔術陣』『無数にある異世界の中から特定の世界に転移するのは天文学的確率』『国王の善意によって異世界人には初期のサポートが与えられる』……って感じか?

 

「何人かは理解してるっぽいな、んでほとんどがそれを理解することはできるが受け入れられないから理解を拒絶してるって感じだな」

 

 ま、要するに現実逃避ですなHAHAHA!

 流石にそこまで頭アレじゃないか。

 時間が経てばなんとかなるだろ。

 ……でも俺ってせっかちで他人のペースに合わせるの嫌いだからなぁ、自分が合わせたくて合わせるならともかく。

 

 パァンッ

 

「は~い、皆ちゃんとその人の話を聞こうね~。時間がもったいないよ~」

 

 左手での指パッチン。

 その直後にみんなが一斉に静まり返った。

 うん、便利だな。

 この【洗脳】の能力は。




せ、洗脳だって!?(棒)
酷いことするつもりでしょ! エロ同人みたいに!!

まあ、この主人公ならきっとそのうちやる(期待)
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