ワリとクズな主人公が行く! 異世界洗脳!! 作:名無しのクズ
指輪の
なので実は他の指輪からのリンクで魔力供給を行っていて、他の指輪はヒイラギから魔力を吸い取ったり経験値をいくらか吸い取って魔力に変換してたりするので知らず知らずにヒイラギには弱体化が掛かってます
まあ説明されてないし、レベルアップ自体は可能なので気づいてません
他の人と比べてレベルアップが遅いけど、まあ異世界人だからか? 程度の認識で終わっちゃいます
前回書こうと思ってて書くのを忘れていた後書き その二
この場合のミストの綴りは『MIST』ではなく『MYST』です
MYSTICのMYST
霧ではないわ、ミストよ
「ちなみにどこ行けば良いんだ?」
「東に三つほど行った東北東の街だ。ノースミナスっていう街なンだがァ、そこで採れる鉱石が貴重でなァ。流通してないワケじゃねェン゙だが距離があるせいで
「なるほど」
街三つか、結構遠いな。
歩き旅だと一日三〇~四〇キロって聞いたことがあるけどモンスターと戦うことプラスそのための装備も含めたら一週間くらい。
ああ、でも指輪に荷物とかは入れれるのか。
けど結局モンスターと戦うことに変わりはないからそこの影響は大して意味ない。
まあモンスターと遭遇するのは開拓兵だけじゃないだろう。
商人も、騎士も、王族も関係なく襲われる時は襲われる。
多分街の距離自体はそれに合わせて多少短くなっていんじゃないだろうか。
「他にも買うモンはある。これが書いた紙、金はこれな」
「おお。てっきり、素材勝手来いよ、もちろん金はテメーで出せよ。って言われるもんだと」
「てめェはオレをなンだと思ってンだァ?」
「とっても素敵な将来の嫁」
「……」
「ああっ、その目興奮しそう」
順調に開発されているようで何より。
……何よりか?
「そォだ、ついでに一ヶ月くらいノースミナスで鍛えてこい」
「オッケー、頑張って来る」
「あそこは鉱山都市でなァ、なんでかは知らンがそういう系統のモンスターが出る。ドロップがあったらいくつか持って帰って来てくれェ」
「アレかもな、星から魔力が出てて、その魔力の種類によって生まれるモンスターが決まるとか」
「知らねえ。けど土地と属性か……考えたことなかったなァ」
「ふッ、意外と俺って賢い?」
「モンスターになんて興味なかったしよォ」
「あ、そういう……」
イメージ的にはFFTの風水術だ。
立ってる場所に応じた術が使える。
だから鉱山のある場所だと大地の魔力的なヤツがあって、それを素にモンスターが生まれる的な。
「実際、魔力に系統ってあるの?」
「ねェな」
「ないんだ」
「正確にはあるかどうかわからン。現行技術じゃァ魔力の感知ができる程度、そこに種類があったとしてもわかンねェんだよォ」
「理解した」
そもそも観測だけでは魔力の属性が存在しないとしても証明は難しいだろう。
観測だけを続けてそれで結論が『ない』だとしても、それは技術不足と片づけられる。
その証明は仮説を立て、理論を組み、違う角度から現象を追究してようやくだ。
「具体的にはどんな素材が欲しいんだ?」
「あ~、その辺はなンでも良いぞ。価値ナシって判断されて流通しねェ素材とかもあっからなァ、研究材料としてはそれでも欲しいもンだ」
「じゃあ倒せる範囲で持ってくるわ。ちなみに数は?」
「……最低でも一〇〇は欲しいなァ」
「一〇〇!? ……イケるかなぁ? あ、でも一ヶ月もあるからゆっくりやっても充分か」
どれくらい種類がいるのかはわからないけど一日それぞれの種類を三体か四体倒せば問題なく完了する。
一日で
けど油断はしない。
「おめェ……やっぱり毎日戦ってやがったか」
「おう。そりゃもちろん」
「ちったァ休め」
「心配してくれる感じ?」
「まあ、それもある」
「デレた!? ……でもまあ、問題ねえよ。俺は今の暮らしを辛いとは思ってないし、なんなら前よりも快適だとおもってる。……心配してくれてありがとうな。そうやって言葉にしてくれんのって嬉しいよ」
マユゲが悪態を吐きながらも心配してくれているのは理解している。
じゃなかったら指輪とか腕輪とかは俺の手にはないし、魔術だってそれ以外の知識だって教えてはくれないはずだ。
けど言葉で表してくれるのは本音を出してくれている感じがして、嬉しい。
「そォいうお前だって……同じよォなもンじゃねェか」
「どゆこと?」
俺って言葉で表したっけ?
確かに内心『細いな、ちゃんと食べてるのか?』って思ったりしたけど。
「嘘、吐かなかったからな」
「? 吐く必要ないんだから吐かないだろ? 俺だって嘘が必要な時は嘘吐くぜ?」
「思考が読めるせいでいちいち
「そりゃそうだ」
相手の設定に合わせようにも時間が経つと記憶が混同して設定を守れないし、嘘を見破って話をしても嘘を吐きたかった相手は不快になるだけ。
マユゲが引きこもりをやってるのは当然のことだと思うし、俺はそれを責める気も改善させる気もない。
今の暮らしを幸せだと思っているならそれで充分だ。
「あ~、別に人と話したくないって理由で引きこもってるワケじゃねェからな?」
「そうなの?」
「理由の一つにゃ違いねェけどよォ、色々面倒なことがあるからだ」
「ま、深くは聞かん。ただ俺に協力できるならするけど」
「おう。……機会があればな」
なんつーか。
俺の方が貰ってばっかりな気がする。
流石に少しで良いから返したい。
多分しばらくは返せるモノがないだろうけど。
「話は戻るが、本音で話してくれンのは楽で助かる。他人と話すのが嫌いってワケじゃねェからなァ」
「そっか。でもまあそうだよな、シャプルとも話してたし」
「あれは……まあ、うン。そうだな」
「結局なんで仲悪いんだ? 一番がどうとかってことしか聞いてないからよくわかんねーんだよな」
「……少なくとも今のおめェには関係ないことだ」
「んじゃ聞けるときを楽しみにしてるわ」
「楽しみ……まァ、そうか」
言いたくないって言うなら聞かないんだけど今の言い方だといつになるかは知らないがいつかは教えてくれるっぽいし。
そのうちわかるんだからしばらくは忘れておくか。
「ちなみにどういう研究すんだ?」
「基本は魔術の研究だなァ。もうこれに関しちゃァ
「どゆこと?」
「
「へ~、つっても二〇〇年もないのに本能ってどうなのさ」
「それ言ったら突然変異がいきなり大量に湧いて種として成立した時点でどうなんだよ」
「たしかに……」
でも本能っていう大事な部分がいきなり変質したっていうのはちょっと怖い。
もっとも【洗脳】で他人の意思を捻じ曲げた俺が言えたことじゃないだろうけど。
「そういえば……
「あァ、それはな、相手の寿命を見る目を持った奴がいてなァ」
それなんて死神の目?
まあ名前が見えないから劣化死神の目だけど。
「マユゲはさ、そういう自分の寿命と勝手興味ある?」
「……いつまで生きるかは知らンが、長生きはしねェな。オレは早死にする、まあお前の寿命と前後する程度には生きるンじゃねェのかねェ」
「寿命に対する認識なんてそんなモンか。そもそも寿命とか関係なく病気とかで死ぬこともあるし」
寿命はわからないのが普通。
知ったところで意味がないし、ちょっとした話の種にしかならない。
「ま、楽しめりゃ良いんじゃねえかな? それなりに経済も回してるし、誰にも迷惑話かけてないんだから誰かに責められることも罪悪感を抱くこともないんだから」
「意外だな。てっきり、俺が死ぬまで楽しませてやるぜとか言うと思ったンだがァ」
「……はッ!? お、俺が死ぬまで楽しませてやんよ」
「はいはい」
言うように誘導したくせに酷いなぁ。
そこはそこで良いんだけど。
「じゃあ、まあ、なんかよさそうな魔術系のお土産あったら買ってくるわ」
「別にいィンだがなァ」
「まあまあ。それを調べて俺の力にするって名目ってことでね」
実際、そういう使い方ができないワケじゃないだろうからどっちにもメリットがあること。
俺は装備強化ができるしマユゲが楽しんでる姿を見て嬉しい。
マユゲは研究ができて楽しい。
うん、二人とも幸せだ。
やさしいせかい、ってヤツだな。
寿命を見る能力は正確にはその時点で最も可能性の高い死期を数値化する能力です
そのため
まあそうじゃなくとも長命種族は様々な要因で寿命が減るので三〇〇~七〇〇も正しいと言えば正しいです
ちなみに