ストライクウィッチーズ A級戦犯ウィッチの真相   作:白銀の髪

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かなり遅れましたが、新年あけましておめでとうございます


サムライ 坂本美緒氏

「あなたが記者か?」

 

「ええ、はい、今日はあなたに会えて光栄です、坂本美緒さん」

 

「はは、私はそんなに敬われるような人間じゃない、外だと少し寒いだろう、上がってくれ」

 

「では、遠慮なく」

 

「粗茶だが」

 

「すみません」

 

「で、何が聞きたいんだ?あの戦争のことはほとんど話したはずだ」

 

「今回は1人のウィッチについて聞きたいんです」

 

「私がそいつについて知らないかもしれんぞ」

 

「いえ、知っているはずです、烏川仁美特務少佐について」

 

「そうか…ついに聞きにくるか」

 

「はい、知っていることならなんでもいいので教えてください」

 

「私が烏川と初めて会ったのは、扶桑海事変の時だ」

 

「はい」

 

「私たちは当時は少佐だった、北郷少将率いる第12航空飛行隊として扶桑海、ウラルの方に進撃した」

 

「初めて見たのはその時だ、確か、ガランド少将、当時は大尉だったな、まぁ、ガランド少将と飛んでいたよ、数キロ先から見た時はそうだった」

 

「彼女は未だに旧式を使っていたのを覚えているよ、あれは九〇式だった」

 

「九六式ではなかったのですか?」

 

「いや、確かにあれは九〇式だった、魔導機関を背負っていたからな」

 

「そうですか…」

 

「で、だ、その後も何回か出撃したが、その時も常に戦闘空域すぐそばにいたよ」

 

「烏川の軌道は人ができるような物じゃなかった、何度か真似しようとしたが、無理だったよ」

 

「九〇式でできるのだから、九六式で出来ないはずがないと思ったさ、だが、できるようになったのは零式に乗ってからだ、速度でも旋回能力でも劣る九〇式でどうしたらできるのか、毎晩考えたよ、そのおかげで私は強くなったと言ってもいい」

 

「私の空戦の基礎とその応用を作ったのは北郷少将だが、そのさらに応用は烏川が作ったと言っても過言ではない」

 

「その割には撃墜数が少ないですよ?」

 

「それは…他のウィッチの撃墜数としてカウントされていたからだ、299飛の上に289空があった、289空には烏川を含めて21人のウィッチが在籍していたよ、撃墜数も平均80以上だったこれがどう言うことかわかるか?」

 

「いえ…」

 

「扶桑海事変だけで烏川は1700機弱以上を撃墜しているんだ」

 

「おかしくないですか?世界最高でもエーリカ・ハルトマン氏の1291機が最高なんですよ」

 

「今考えればわかることだよ、ネウロイは無限に出てくる、なのに、なんで都合のいい時には数体ずつしか出てこないのか、考えればわかることだ、常に無限とも思える数が出てきていた、そして、私たちは烏川の撃ち漏らしを撃墜して撃墜していたのだとね」

 

「元犯罪者や訳ありのウィッチがどうなるか知っているか?」

 

「いえ」

 

「烏川と同じように無限にぶつけられて、ちり紙のように散っていく、その時の上層部は命をなんと考えていたのだろうな」

 

「………」

 

「それで、だ、その時、北郷少将は扶桑海事変に戦艦部隊が出動するのを阻止しようとしていた、結果的に失敗して、北郷少将は怪我を負って前線から退いた、その時、烏川はどうしたと思う?」

 

「………」

 

「一瞥しただけでまた戦闘に戻ったんだ、人が戦艦に撃たれたのに、助けに行こうともしなかった」

 

「そして、あいつが出撃までの間、戦線を押しとどめた、たった1人で、だ」

 

「彼女の魔法力は高かったのですか?」

 

「それについても後で話そう、烏川は扶桑海事変が終わるや否や、スオムスに行ってしまったよ、だから、その間のことは知らん、だが、次にあった時は扶桑皇国軍人ではなかった、カールスラント軍人として、501JFW、ストライクウィッチーズにきていたよ」

 

「烏川特務少佐の年齢が見えないのですが…」

 

「烏川の年齢か、調書通りだ、1932年生まれ、つまり、扶桑海事変の時に5歳だったってことだ」

 

「その年齢だとウィッチには…」

 

「ああ、なることはできない、本来ならな」

 

「だが、あいつはその、本来、に当てはまらない人間だったよ、だが…、そうか…もう、軍機指定の期間は終えたんだったな、烏川は人造ウィッチとして、作られた人間だったからだ」

 

「それは…」

 

「その名の通り、作られたんだ、魔法力を使ってな、そのおかげで、人より成長が少し早かった、1.8倍、だったかな、そのせいで、成長は普通の人間の12歳で止まったらしい、だから、体も1番小さかったよ、ルッキーニより少し、小さかったな」

 

「この人造ウィッチを作る研究には、いろんな国が関与してたよ、扶桑、リベリオン、ブリタニア、オラーシャ、カールスラント、スオムス、ロマーニャ、ガリア、オストマルク、ヴェネツィア、ヒスパニア、ヘルウェティア、ベルギガ、ネーデルラント、パッと思いつく国は全て関与しているよ、公にはしないがな」

 

「第一次ネウロイ大戦で被害を負った国は多かったからな、人工的にウィッチが作れるとなれば、それに乗りたくなるのが当時の情勢だったのだろう」

 

「これらの情報は戦争が終わってしばらくしてからわかったことだがな」

 

「話が逸れたな、私は宮藤を連れて501JFWにきていた、烏川が1番最後だったよ、訓練中に出撃してみたら、烏川が戦闘してるんだ、軌道はさらに洗練されていたよ、その時の彼女の機体はHe112だったな」

 

「He112とは?」

 

「カールスラントの採用されていない、試作機止まりの機体だよ、カールスラントの基地で放置されていたのを使いはじめたのがはじまりだそうだ、烏川のは二代目だったがね」

 

「それで、彼女の装備も貧弱極まりなかった、なんせ、機関銃じゃなくて小銃を使っていたよ、曲芸飛行顔負けの戦闘だったよ、その場に居合わせた全員が顔を見合わせた」

 

「最新機に追いつくことが不可能な試作機で、貧弱すぎる装備で、大型のネウロイ3機と渡り合っていたんだ、中型もいたし、小型も多かった、大侵攻の前触れ、大規模な威力偵察かと思ったよ」

 

「そして、すべてのネウロイが烏川に引き付けられていた」

 

「私たちが撃っても引きつけれないほどにね」

 

「まぁ、それが彼女の固有魔法であるということも、戦後に分かったことさ、戦中に分かったことなんてほとんどない、それに、あいつの固有魔法は…、あいつの固有魔法は持っているだけで命を削る」

 

「どういうことで…」

 

「怪異呼込、そう呼んでいたよ、常に発動し続け、持っているだけで命を削る、そういう固有魔法だった、私たちはこれに助けられたことも多い、烏川に不可解なほどネウロイが食いつくのもこれで説明がついた」

 

「ストライクウィッチーズに着任してからは、さらに酷かったよ、当時、私たちは分からなかったが、今ならわかる、烏川はネウロイに対する人力警報機として働いていた、だから基地で見た記憶はほとんどない、当時のレーダーはまだ試作品の類だったし、問題も多かった、その点、人力の方が効率が良かったのだろうな」

 

「さらにこの固有魔法、まさに人力レーダーにはもってこいだよ、本当にね」

 

「多分だけど、彼女だけでネウロイに対処したことも多いだろう、全てがすべて、警報機として出されたわけじゃないだろうからな…多分だが、彼女の撃墜数はこの時点で10000機を超えていただろうな、もしかしたら20000機を超えていたかもしれない」

 

「それは…」

 

「そうだ、ありえない、だが、そう考えるしかないんだ、少しでも、そう考えないと、烏川は、あいつは、一切報われない」

 

「それは…報われるなら…不確定情報でも撃墜数を加算するということですか?烏川特務少佐だけに?」

 

「………そうだ、それに、あいつは日に何百枚も書類を書いていたらしい、その書類が連合国軍総司令部に関連資料として残っているはずだ、私は閲覧出来なかったが、もしかしたら君なら閲覧できるかもしれない、旧連合国軍総司令部は今の国連、リベリオンのニューヨークにある、行ってみるといい、私も、リベリオンの知人に声をかけておく」

 

「………ありがとうございます、続きは…」

 

「私はそのあと魔法力が弱っていったからな、当時はそのことで頭がいっぱいだったんだ、すまない。それと、この後は私よりも他の人間に聞いた方がいい、その方が細かいことやちょっとしたことも聞けるだろうからな」

 

「ありがとうございます」

 

「これは私の電話番号だ、何かあったらかけてくれ、できる限り対応する」

 

「ありがとうございます、では、私はこれで」

 

「ああ、頑張ってくれ」

 

「はい」




坂本さんの口調はこんな感じでいいのか?

次は誰がいい?

  • 最強 宮藤芳佳
  • 英国1番 リネット・ビショップ
  • 青の1番 ペリーヌ・クロステルマン
  • 女侯爵 ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ
  • 四強 ゲルトルート・バルクホルン
  • 世界最強 エーリカ・ハルトマン
  • 子猫 フランチェスカ・ルッキーニ
  • 最速 シャーロット・E・イェーガー
  • 白百合 サーニャ・V・リトヴァク
  • 無傷 エイラ・ユーティライネン
  • 扶桑1番 服部静香
  • 土方啓介
  • 杉田淳三郎
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