【どうしよ】鎧武を転生特典にモブ厳世界に転生したら、原作主人公がオーバーロード化した   作:白菜を身にまとった生命体

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あなたに力を…

「…はぁ」

 

デパートの屋上のベンチに座る未来はため息を吐く。

 

(仕方ないとは言え、響達は戦ってる。事情を知ってる私は、ただ響が無事に戻ってくるのを祈るしかない…歯痒いなぁ)

 

未来がそう思い少し悲しい顔をしていると、誰かが近づいてきた。

 

「小日向 未来さん、だよね?」

 

「えっ?…はい…あなたは…?」

 

「私はセレナ・カデンツァヴナ・イヴ。今日本に来てるマリア・カデンツァヴナ・イヴの妹です」

 

「あのマリア・カデンツァヴナ・イヴさんの妹…」

 

「うん、響さんから聞いたからちょっとね…少し話をしてもいいかな」

 

「はい…」

 

セレナはそれを聞くと、未来の横に座る。

 

「時間がないから単刀直入に言うけど…私があなたに近づいたのは、これを渡すためなの」

 

セレナはそう言うと、少し小さな箱を開けて中を見せる。

 

「これは…」

 

「シンフォギア…クリスさんや翼さんが纏ってたアレで、名前は神獣鏡。凶祓いの力を持った…何というか、能力面で強いシンフォギア。でも、性能では他のシンフォギアに劣るって言うちょっと変わった力」

 

「…どうして、これを私に…?」

 

「直感、かな。未来さんならこの力を存分に使えるって…あと、これは響さんには了承を得てるけど、ちょっと覚悟が必要かな」

 

「覚悟…?」

 

「うん、シンフォギアを纏うってことは…戦いに参加するってことだし、生半可な覚悟じゃ足手纏いになるだけ…だから」

 

「大丈夫です…覚悟はあります。それに、その力があれば皆さんの…響の力になれるんですよね」

 

すると、セレナはこくりと頷く。

 

「なら、私は戦います。響に護られるんじゃない、響の隣で戦いたいから…!」

 

「…うん、ならまずはシンフォギアを纏ってみて」

 

「はい!」

 

セレナは神獣鏡を渡すと、未来はそれを握りしめ歌い出す。

 

Rei shen shou jing rei zizzl(鏡に映る、光も闇も何もかも)

 

すると、未来は神獣鏡を纏うことに成功する。

 

「…よし、なら解除できるかな」

 

未来はそれを聞いてシンフォギアを解除する。

 

「…なら、次は基礎訓練から始めよっか」

 

「はい、セレナさん!」

 

こうして、未来が最前線に参加することが確定した。

 

 

「…響?なんか嬉しそうだが…」

 

「…なんでもない」

 

ヘルヘイムの森では、響が少し嬉しそうな表情をしていた。

 

(…未来、一緒に戦えるのを楽しみにしてるからね)

 

響はそう思うと、ウェル博士の居場所を探しに外の世界へ向かった。

 

「…なんか、また荒れそうだなぁ…」

 

玄武はそう呟くと、ため息を吐いた。




393
参戦確定。神獣鏡の見た目はファウストローブの神獣鏡より。

セレナ
393の師匠ポジ行き。近々、アガートラームはマリアに渡そうと考えている。理由は、自分よりマリアの方が上手く使えると思ったから

ビッキー
一緒に戦えるのを楽しみにしている。

オリ主
やな予感をビンビンに感じている。
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