【どうしよ】鎧武を転生特典にモブ厳世界に転生したら、原作主人公がオーバーロード化した 作:白菜を身にまとった生命体
「どうしてあなた達はその姿になれるのよ!?」
「…そうだな…強いて言うなら、愛だな」
「だな!」
「何故そこで愛ッ!?」
限定解除を流れでやってのけた翼達に驚愕しながらツッコミをいれるマリアを、きりしら達が止めに入る。
「今はネフィリムが先デス!」
「あのネフィリムを止めないと…!」
「そ、そうねって…あの2人は?」
「先に入ったぞ?結構ノリノリで」
「それ先に言いなさい!」
「いや、あの2人は結構強いからな。私なんて一度も勝ったことがない」
「いや流石に2人でも…!」
「マリア、さっき響さんがパンチだけでネフィリムを吹き飛ばしてたよ」
「あーもう!めちゃくちゃよもう!」
「慣れるしかないぞ、マリア」
「この剣…可愛くない!」
地球の危機だと言うのに、なぜかコント染みたことをしている5人は宝物庫の中に飛び込もうとした時、足音を聞いて止まり音がした方向を見る。そして、そこにいた人物を見て驚いた。
「…どうして…そこにいるの…?」
翼がそう呟いた。
ー
「…あなたが、天羽 奏さんですね」
「…誰だ、アンタは」
二課が仮拠点にしている潜水艦では、潜水艦内部の留置所から逃げ出した奏とその前にいるセレナがいた。
「私はセレナ・カデンツァヴナ・イヴです」
「カデンツァヴナ…確か翼の…」
「はい、マリア姉さんの妹です」
「…逃亡を阻止しにきたのか?」
「いえ、あなたに話があって」
「…話?」
「…あなたが犯した罪は知っていますし、その理由も知っています。だから、あなたには姉さん達の援護に…もう一度、人類の敵と戦ってほしいんです」
「…何を言い出すと思ったら、嫌に決まって「翼さんが死んでもいいと?」…何?」
「確かに翼さんは強い…ですが、敵がもし不意を突いてきたら?ギアを持っていない状況で襲われたら?…流石の翼さんでも、最低でも重傷は負いますよ」
「…」
「…人類のためでなくてもいいんです。大事な人を守るために戦うだったり、仲間たちのために戦う、それでもいいんです」
「…私は、翼達と敵対していたんだぞ…!」
「…みなさんなら許すと思いますよ。それでも納得いかないなら、その罪を背負って戦い続ければいいんです…罪は償うためにあるんですから」
「…」
「…これを」
セレナは奏にガングニールのギアを渡す。
「…ありがとう、セレナさん」
「セレナでいいですよ、奏さん」
奏はそう言うとセレナの横を通り過ぎ外に出る。
「…確かに、単純なことだったな…私は民間人全てを守りたいわけじゃない…始まりは純粋な復讐だった。ノイズへの復讐…でも、そんな私を変えたのは翼や弦十郎の親父さん達だった…」
奏はそう言ってギアを握りしめる。
「…私は、守りたい人たちを守る。だから、力を貸してくれ…ガングニール」
その瞬間、奏はガングニールをその身に纏い、限定解除へ至った。
「…今行くぞ、翼!」
奏はそう叫ぶと、戦いの場へ向かって飛翔していった。
ー
285:名無しの鎧武【LIVE配信中】
なんか奏さんまで参戦してるんですがそれは…
286:名無しの転生者
えぇ…?
287:名無しの転生者
改心?…したのかな?
288:名無しの転生者
というか、付き物が取れた顔ですねクォレハ…
289:名無しの転生者
いい顔だぁ…!
スレ要素が少なすぎるやん!どうしてくれんのコレ!