私は休むのが下手   作:北部九州在住

27 / 54
エロが書きたかったんです!信じてください!!


黒ギャルに科学あり。黒ギャルに歴史あり。

 黒ギャルとはいいものだ。

 この間一緒にお泊りしてから、黒ギャルとチャラ男のエロい作品ばかりを立て続けに読んだ。これは、きっと夏の暑さのせいだと思う。

 まぁ、ネタとしてエロを書かねばならぬ身の上、エロの参考のためにいろいろ漁るのは別にいいのだが、当然疑問が出る訳で。

 

「彼女たち、どうやって肌を黒くしているのか?」

 

 日焼けは当たり前だが肌に悪い訳で。で、調べてみると科学ってスゲーの一言。

 なんと塗るだけで黒くなるクリームなるものを使用しているというのだ。

 どのぐらい黒くなるのか? という疑問に答えるのが、このお話。

 実際に使ってみた。

 とりあえず裸になって全身にぬりぬり。背中とかはマリコに塗ってもらう事に。

 ちなみに、効果は塗ってから12-24時間ほどかかるとの事でまた服を着て待つ事暫し。

 

「わっ!はるか黒くなってる!!」

 

 翌日のマリコの声に裸になって鏡に向かうとたしかに小麦色の私が。

 なお、効果は一週間ほどで、二度塗りをした事で翌日はさらに小麦色に。

 うんうん。良い感じの黒ギャルに化けれたものである。

 で、これで着物を着ると黒ギャル春河童の出来上がりである。

 なお、このクリーム、角質層を黒くするだけで皮膚そのものにダメージが出ないのだとか。化学のちからってすげー。

 多分漢字的には『科学』なんだがここまで黒ギャルになれたのだから『化学』じゃねなんて思ったり。

 そんな訳で、初夏の街並みを堪能すべく黒ギャル春河童着物で出陣!……

 

 

『本日の最高気温は35度を超え……』

 

 

 夏は黒ギャルの季節であるが、昨今の異常気象を見事に忘れていた私。

 河童も干上がるレベルの暑さはさすがに聞いていない。

 汗が滝のように流れ落ちる。

 これ脱いで裸になっても罪に問われないんじゃねと言わんばかりに熱い事この上ない。

 容赦なく水を頭からぶっかける。それでも汗で水は流れ落ちる。

 と、いうか、この暑さは異常だ。

 これはもう、アレだ。黒ギャル春河童着物の出番は終わりである。

 ……いやまぁ、着ないでも十分黒ギャルなんだけどさ。

 

 このままでは終われないので黒ギャルらしい服を着てみる事にする。

 やはりエロ系のボティコンドレスは定番だろう。金色のけばさが黒ギャルにマッチして実に下品で良い。

 この服、布面積が少ないため胸元は谷間が丸見えだし、スカートの丈も超短く、おへそ丸出し。

 当然下着なんてつける訳もなく……あれ?これどこかで見たような……と首をひねったら見ていたマリコが苦笑しながら教えてくれた。

 

「それで扇子もったらジュリアナじゃない?」

 

 ああ。そうか。ジュリアナか……あれ何年前だ?

 多分このエロ系のボティコンドレスが流行った頃はジュリアナが全盛期だったな。

 という事はもう30年も昔……さすがに私は覚えていないブームだ。

 思えば、この30年で色々と変わったものだ。

 このあたり下手に年月だ経っているのでもはや文化史の領域に入っている。

 元々は安室奈美恵をはじめとしたブームからガングロ系に行き、浜崎あゆみのブームで肌を焼かない『白ギャル』が生まれる。

 今の私みたいな肌になるのは倖田來未が祖だそうで、今のスタイルとなる訳だ。

 

「ところでさ。はるか。その格好のエロで何を書くつもりだったの?」

 

 マリコの言葉に我に返る私。

 まさか、黒ギャルを見て、簡単にできるクリームがあるのだからやってみようという好奇心が先で後の事は全く考えていなかったなんて言える訳もなく。

 黒ギャルとエロとは合わさるとこれほどまでに相性が良いのかと一人ごちる私であったが、目を逸らした私を見て長い付き合いのマリコは察して、それ以上言葉を交わす事はなかった。

 仕方なしにこの格好でエロ小説のプロットを考える私。

 まぁ、一番王道なのが、黒ギャルとおたくくんのパターン。

 これは、おたくくんが何かの縁で黒ギャルと仲良くなり、黒ギャルがおたくくんのエロゲをプレイするうちにというよくあるパターン。

 このエロゲは当然18禁なので、黒ギャルは18禁な行為をしまくる訳で。

 王道だから当たりはずれは少ないよなと、思いつつ私は、さっそくその設定をメモ帳に書き留める。

 次はこれもあるあるな黒ギャルビッチとおじさんもの。

 世に言う援交ものである。……冷静に考えると、これって現代社会の問題点を浮き彫りにしているが、まぁ社会問題よりエロでお金を稼ぐ私春河童。

 やっている事は体を売るか頭を売るかの違いなんだが、これもネタとしてメモ。

 最後はまぁ、私の実体験が使えるオネショタ系。とにかく少年には受けがいいわたくし。黒ギャルおねーさんが少年の性教育にひと肌脱ぐ感じで……うん。ネタが湧いてきた。

 

「ねぇ。マリコ。この格好で外に出たら捕まらないかな?」

「よかったわ。まだそのあたりの常識は残っていたのね。はるか」

 

 この手の衣装は当然その手のお店の更衣室やトイレで着替えるのだそーだ。

 昔は着たままタクシー乗りつけなんて武勇伝があったらしいが、今のご時世ナンパされるとしたらチャラ男よりも警察官だろう。

 かくして、このボディコンスーツもクローゼットに封印されることになった。

 ついでに、黒ギャル春河童着物もめでたくクローゼットに封印された。

 だって、暑いんだもん。これ。




クリームについて
https://kakakumag.com/houseware/?id=9202

黒ギャル
https://dic.pixiv.net/a/%E9%BB%92%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%AB



 AIくんクリーム塗るあたりからマリコとの塗りあい百合っくすに行きたがるので困る。
 クリームと黒ギャルの大百科見て頭からエロが飛んだのでこっちに投稿。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。