嫌われ者のヒーローアカデミア   作:ことのは しらべ

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遅い時間になってしまいましたが投稿です


嫌われ者とUSJ2

(ヴィラン)ンン!?バカだろ!?」

 

「ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎる

 ぞ!」

 

 突然のヴィランの来襲に慌てふためくみんな、かく言う私も突然の事で軽いパニックになってしまっている。

 

「現れたのはここだけか学校全体か…なんにせよセンサーが反応しねぇなら向こうにそういうことが出来る”個性(ヤツ)”がいるってことだな」

 

「校舎と離れた隔離空間、そこに少人数(クラス)が入る時間割…」

 

「バカだがアホじゃねえこれは、何らかの目的があって用意周到に画作された奇襲だ」

 

 …さ、さすが、こ……し、焦凍くん…こんな状況でもクールで冷静な判断ができている。

 

 おかげで私も少し冷静になってきた…

 

「13号避難開始!学校に電話試せ!センサーの対策も頭にある(ヴィラン)だ、電波系の”個性(ヤツ)”が妨害している可能性もある」

 

「上鳴おまえも”個性”で連絡試せ」

 

「っス!」

 

 イレイザー先生の的確な指示がとぶ中緑谷くんが叫ぶ。

 

「先生は!?1人で戦うんですか!?」

 

「あの数じゃいくら”個性”を消すっていっても!!イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ、正面戦闘は……」

 

一芸だけじゃヒーローは務まらん

 

「13号!任せたぞ」

 

 そう言ってイレイザー先生は階段から飛び降りる。遠距離攻撃持ちだろうか?ヴィランがすぐさま迎撃しようとするが個性を消され、呆然としている所を先生に縛りあげられ頭から激突する。

 

 あっという間に3人を無力化してしまった…さすがプロヒーロー…今も異形型の個性の(ヴィラン)を投げ飛ばしてしまった。

 

 …っと感心してる場合じゃないはやく避難しないと……

 

させませんよ

 

 ブワッと私たちの前に黒いモヤのようなものが現れる

 

「初めまして我々は敵連合(ヴィランれんごう)

 

「せんえつながら…この度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせていただいたのは」

 

「平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」

 

 オールマイトを殺す…?そんなこと出来るわけ……いや、ここまでやってきてるんだ、そう言えるほどのなにかがあるってことだよね…

 

 いや、そんなことよりここを切り抜けないと…!?

 

「その前に俺たちにやられることは考えてなかったか!?」

 

「危ない危ない………そう…生徒と言えど優秀な金の卵」

 

 鋭児郎くんと勝己くんが攻撃を仕掛けるがダメージが入った様子はない、むしろ13号先生の射線に入ってしまっていた。

 

「ダメだどきなさい二人とも!」

 

 そう13号先生が叫んだ瞬間ブワッとモヤのようなヤツが広がり私たちを包み込んだ。

 

 

 

__________________________

 

 

 

「うわっ……!っと……」

 

 モヤに包まれ空中に投げ出された私は翅を広げて空を飛ぶことで事なきを得る。

 

 ここはどこだろうと周囲を見渡してみれば大きな噴水が目に入る。……どうやらここはイレイザー先生の戦う中央の広場のみたいだ。

 

 ……これは、マズイ…先生の戦闘に巻き込まれるのもそうだし、私の翅はあくまでジャンプの補助がメインだから自由に飛び回ったりということが出来ない。

 

 現に今もゆっくりだが落下している…幸いにも(ヴィラン)達は先生との戦闘で気づいていないようだしこのままここを離れようと下を見た時…全身に手をつけた男と目があった。

 

 ヤバイッ!?ヤバイッ!?ヤバイッ!?バレた!?早く、に、げッ……!

 

 ゴウッという風切り音と共に私の体は地面に叩きつけられた。

 

「カハッ……!!」

 

 何が起きたのか分からない…尾葉で感知し咄嗟にガードしたがその腕の感覚はない…クレーターのようになった地面から上体だけ起こし体を確認すれば、腕は外骨格の部分が粉々に砕け、身体中にヒビが入っていて、頭から血も出ている。

 

 でも…まだ…動ける…逃げるくらいなら……まだ……

 

「へぇ…今のを耐えるんだ…?」

 

 ゾクッと背中に悪寒が走る恐る恐る声の方向に目を向ければ、そこには身体中に手をつけた男とオールマイト程の背丈の大男が立っていた。

 

「さすがは雄英生だなぁ?じゃあ……お前を殺せばオールマイトは来るかなぁ?」

 

「ヒッ……!」

 

 ニタァ…と嗤う男に恐怖を感じた私はあとず去ろうとする。だが、横にいる大男が無慈悲にも私の足を掴む。

 

 

「でもまぁ…イレイザーヘッドもいるし、簡単に殺すんじゃつまらないから後でゆっくり壊そう……」

 

「なっ!?蜚蠊!!」

 

「脳無、半殺しにしとけ」

 

 脳無と呼ばれた大男が私の両足をもち、まるでなんでもないかのように握りしめ……

 

「ぁ……やめ…!」

 

 絶対に曲がらない方向に折り曲げた

 

「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!!!?!!?」

 

 痛い……いたい……イダイ”……!!痛みと恐怖で脳が支配される。考えがまとまらない……

 

「ッ……!アッ……!」

 

 ドサッ…と乱雑に投げ捨てられその上に馬乗りされる。

 

 そして混濁する意識の中迫り来る拳が、途方もないような似ても似つかないような悪意をまとったそれが何故か()()()()と重なったところで私の意識はブラックアウトした……

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回もご覧頂き誠にありがとうございます!皆様のおかげで評価バーに色が着いていました!本当にありがとうございます!m(_ _)mこれからも頑張って投稿していくのでよろしくお願いします致します!
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