今回は緑谷くん視点です
「ありがとう蛙吹さん…」
「梅雨ちゃんと呼んで、しかし大変なことになったわね」
本当にその通りだ、僕達はワープの個性の
それに……
「カリキュラムが割れてた…!単純に考えれば先日のマスコミ乱入は情報を得る為に奴らが仕組んだってことだ」
「轟くんが言ったように…虎視眈々と…準備を進めてたんだ」
「でもよでもよ!オールマイトを殺すなんて出来っこねえさ!」
「オールマイトが来たらあんな奴らケッチョンチョンだぜ」
「峰田ちゃん…」
「…殺せる算段が整ってるから連中こんな無茶してるんじゃないの?そこまで出来る連中に私たち嫐り殺すって言われたのよ?」
「オールマイトが来るまで持ちこたえられるのかしら?オールマイトが来たとして…無事に済むのかしら」
「みみみ緑谷ァ!!!」
なんで殺したいんだ?一人で平和の象徴と呼ばれる人だから!?
「ていうか……今理由なんて…」
『君はヒーローになれる!』
『嫌いじゃないよ!?』
「理由なんて…」
『来いよ緑谷少年』
『合格おめでとう』
『もう大丈夫!私が来た!』
「理由なんて……!」
知るか!!
「奴らにオールマイトを倒す術があるんなら…!!」
「僕らが今…僕らが今すべきことは……」
「戦って…
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「何が戦うだよバカかよぉ!オールマイト ブッ倒せるかもしれねー奴らなんだろ!?」
「矛盾が生じてんぞ緑谷!!雄英ヒーローが助けに来てくれるまで大人しとくが得策に決まってらい!!」
「峰田くん下の連中…明らかに水中戦を想定してるよね」
「ムシかよー!!」
「この
「そう!そこまで情報を仕入れておいて、周到に準備してくる連中にしちゃおかしな点がある」
「この水難ゾーンに蛙すっ…つっ梅雨っ…ちゃんが移動させられてるって点!!」
「だから何なんだよー!!?」
「だからつまり!
そう、蛙吹さんの個性がわかっているならば水難ゾーンではなく火災ゾーンか別のどこかにやるはずだ。それに、僕らの個性がわからないからこそきっとバラバラにして数で攻め落とすって作戦にしたんだ。
「数も経験も劣る!勝利の鍵は一つ!
でもそれは向こうも決してこちらをなめていないってことだけど…
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「私は跳躍と壁に貼り付けるのと舌を伸ばせるわ最長で20m程、あとは胃袋を外に出して洗ったり毒性の粘液…といっても多少ピリッとする程度のを…分泌できる」
「後半2つはほぼ役に立たないし忘れていいかも」
「薄々思ってたけど……強いね」
跳躍による機動力と舌による圧倒的リーチ水中は言わずもがなの正しく水陸どちらでも活躍出来るオールラウンダーな個性だ…
「僕は…」
ワンフォーオールのことは言えないから説明が難しいけど……
「超パワーだけど…使った先からバッキバキになる…もろ刃の剣的な…アレです」
すっごくアバウトな説明になってしまったけど現状こんな感じかな
「超くっつく体調によっちゃ一日経ってもくっついたままモギったそばから生えてくるけどモギりすぎると血が出るオイラ自信にはくっつかずブニブニ跳ねる」
すごい……くっつくことによる捕縛や行動阻害、個性把握テストの時にやってたみたいに跳ねることを応用出来れば色々なことができる………
「だから言ってんだろおとなしく救けを待とうってよおオイラの個性はバリバリ戦闘に不向きな〜〜〜〜〜」
「ちっ違うってばすごい個性だから活用法を考えて…」
ザパァ!!
「じれったいだけだちゃっちゃと終わらそう」
「なんて力…!船が割れたわ」
くそ…!もう時間がない…
「二人とも聞いて僕に作戦がある」
だから…
「勝つにはこれしかない!!」
「あんなピーピー喚いてやっぱガキだな」
「おい油断だけはするなと死柄木さんが言ってたろ歳で判断するんじゃない個性を見ろ常識だろうが」
「水中じゃ俺らの個性が確実に有利なんだからよ」
「あああ!」
かっちゃん的な………!
「死ぃねぇぇぇ!!!」
いくらスマッシュでも円形に陣取られてちゃ一掃は無理だ!そもそもこの水難ゾーンを突破してもまだ敵はいる!腕は犠牲に出来ない!
「卵が爆発しないイメージ…」
「
「
っそっ…!!!
「梅雨ちゃん!!峰田くん!!!」
「うわああ」
「オイラだってえええええ!!」
「ぐっ…!?」
「引きずりこまれる…!」
「んだこれとれねえ!」
「んなあああ!?」
水面に強い衝撃を与えたら広がってまた中心に収束するから……
「一網打尽」
「とりあえず第一関門突破って感じねすごいわ二人とも」
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初戦闘にして初勝利!!これが勘違いだった。
僕らの”力”が的に通用したんだと錯覚してしまったんだ。
「対平和の象徴 改人”脳無”」
「個性を消せる素敵だけどなんてことはないね、圧倒的力の前ではつまりただの無個性だもの」
「死柄木 弔」
「黒霧13号はやったのか」
「行動不能にはできたものの散らし損ねた生徒がおりまして……一名 逃げられました」
「………………は?」
「はー…はあー黒霧 おまえ…おまえがワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ…」
「さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない、ゲームオーバーだあーあ…
「帰ろっか」
「……?帰る…?カエルっつたのか今??」
「そう聞こえたわ」
「やっ やったあ助かるんだ俺たち!」
「ええでも…気味が悪いわ緑谷ちゃん」
「うん…これだけのことをしといて…あっさり引き下がるなんて…」
オールマイトを殺したいんじゃないのか!?これで帰ったら雄英の危機意識が上がるだけだぞ!!ゲームオーバー?何だ…何考えてるんだ…こいつら!!
「けどもその前に平和の象徴としての矜持を少しでも」
……?あれは……!?蜚蠊さん!?
「へし折って帰ろう!」
そう言って死柄木と呼ばれた男は蜚蠊さんに先生の肘を崩した手を……触れ……
「………本っ当かっこいいぜイレイザーヘッド」
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!
さっきの敵たちとは明らかに違う!!蜚蠊さん!!救けて逃げ…!
「「手っ…放せぇ!!」」
「脳無………!」
折れてない!!?”力の調整”がこんな時に!!出来た!?
うまくスマッシュ決まった!!!やった…
「え………」
速っ…いつの間に…ていうか効いて…ない…!?
「っ!ガキ…!脳無…!こいつらまとめて……!」
バアン!!
「もう大丈夫、私が来た」
「あーーー…コンティニューだ」
遅筆な自分が恨めしいですね…でも、これからも頑張りますので応援の程よろしくお願いします!
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