ガンダムビルドファイターズ ブースター   作:安芸秋斗

1 / 1
会い戦士たち

 僕は走り出す。

 できあがったばかりのガンプラをバトルシステムにセットする。

 とガンプラが生きているかのように動き出す。

 セットしのはリゼルの改造機〝リゼルゴースト〟。

 今回の選手権に向けて改造したワンオフ機。

 背面と両腕、両足にハードポイントがあり、今は改造したデルタプラスの盾と、腕のハードポイントにセットできるロングレンジビームライフルがセットされている。ライフルには小さな盾がついている。

 ゴースト。それは変化する者。

 相手はGNドライブ搭載型モビルスーツ。GNドライブが一個と全身にあるGN粒子放出機関(GNフィールド用と思われる)とブースターがセットされており、速度とGNフィールドによる防御力を秘めた完成度の高い機体である。

「その機体、エクシアの改造機と見た!」

「へん。なら君のはリゼル改造機、それもまだ完成形ではないらしい」

「そっちこそ」

 この大会の予選、それに間に合わなかったらしい僕たちの機体。

 エクシアーズのビームライフルが発射され、僕の機体はシールドで受け止める。ロングレンジライフルが火を噴く。

 細いビームは遠距離からの狙撃に向いている。

 だが、エクシア―ズは難なく回避する。

「早い!」

 リゼルゴーストを変形させ、距離をとる。

「ほう。変形を完全再現しているか!」

「蒼穹の彗星と名高いジャック!」

「そういう君は東北地区、最強のガンプラビルダー、ルカ!」

 ライフルが撃ち落とされると、僕は慌てて変形を解く。

 シールドに搭載されているミサイルと、ビームガンで応戦する。

 腰にあるビームサーベルを取り出し、肉薄する。

 エクシアーズのライフルを撃ち落とし、膝に収納されたサーベルと取り出し応戦する。

 サーベルとサーベルがぶつかり合い、火花を散らす。

 すべてプラフスキー粒子のぶつかり合い。

「まだだ! くらうがいい! トランザムジェネレート!」

「トランザムか!」

 エクシアーズは赤く染め上がり、残像を残し、空をかける。

 僕はその早さに翻弄される。

 ビームガンとサーベルで応戦するが、力負けしている。

 そして真っ二つに両断される。爆破。

「Winner ジャック=ナイフ!」

「よっしゃー!」

 ガッツポーズをとるジャック。

「まだ予選は続いている。最強のライバルとして君の闘いを見届ける!」

 5ポイントを稼げば全国区確定になる。

 僕は4ポイント。ジャックは今回ので5ポイントになった。

 これでも優勝候補の一角なのだ。

 僕はあと二戦残っている。

 ボロボロになったリゼルゴーストを手に、家路につく。

 帰ってみると、そこには赤毛の男の子がいた。

「え。誰!?」

「よう。俺はカイト。ママさんにお世話になったぜ」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。