1+2=様、評価10ありがとうございます
めいしが様、ぽわわん様、お気に入りユーザー登録ありがとうございます
そして、主人公のプロフィールがいるかいらないかのアンケートを始めました
これは、150人以上で奇数になったら締め切りです
寒い、寒い、寒い、寒い、寒い
ずっと雪山を歩いているようだ
体は冷えきり、方向感覚も無くなってきていた
なぜ、ここまで寒いのか
なぜ、こんなところを歩いているのか
なぜ、誰もいないのか
何もない世界の中、寒さだけが感じ取れていた
歩くのが嫌になり、もうここで諦めてしまおうかという考えが過ったとき
ふいに、温もりが感じられた
その温もりを逃さないように必死に手を伸ばす
なにか柔らかい感触と共に、優しい温もりを再び感じることができた
もう逃がさないと強く抱き締めながら、その暖かさに依存していった
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目を覚ますと、俺は横で寝ている蛍を正面から抱き締めていた
蛍も俺のことを抱き締めていた
驚いたが寝ている蛍を起こすのも忍びないと思い、暫く好きなようにさせていると
蛍が目を覚ました
俺のことを見ると、涙目になりながら俺をより強く抱き締めてきた
「なんで......なんでいつも無茶するの!!」
「.............ゴメン」
蛍は俺が今まで聞いたことのないくらいの大きさで声を荒らげた
俺は蛍が泣き止むまで大人しく抱き締められていた
蛍は目を真っ赤にしながら
「私言ったよね、安静にしててって」
「............うん」
「じゃあ、なんで抜け出したの?」
「..........しばらく戦って無かったから、体が鈍っていると思って」
「それだけ?」
「...........後、最近ずっと蛍が依頼を受けていたから、たまには俺もやらないとただヒモになるって思って」
そんな俺の考えを聞いて、しばらく考えていると
「.........アルはもう沢山頑張ったでしょ?だからしばらく休んだ方がいいと思う」
蛍がそんなことを言い出した
いや、そこまで頑張っていない
基本的に俺は蛍の後ろを着いてきただけ
道を切り開いたのは全て蛍なのだ
ただ道を作った人の後ろを歩いて来ただけの俺は差し詰め『虎の威を借る狐』ということわざが似合う
「アルは私にずっと着いてきてくれた、時には喧嘩もしたりもした。だけど、それが何もしていないことにはならない」
「でも、全てを解決に導いたのは蛍じゃないか」
俺が蛍の言葉を非難するように言う
「違う、私たち二人で解決してきた。二人じゃなかったらきっと出来なかったことも沢山ある」
そんな筈はない
ゲームでは全て一人でしていたじゃないか
蛍の隣に俺は居なかったじゃないか
それが何よりの証明だ
俺なんて、いてもいなくても変わらない
所詮、この物語に勝手に入ってきた異分子なのだ
「そんなことは無い、きっと蛍は俺なんかいなくても全部ハッピーエンドに持っていける!!」
当たり前じゃないか
相手は主人公なんだぞ?
こいつがこの世界の主役なんだ
こいつが世界を回さなくて誰が回すんだ
「それは違う」
「なんでそう言い切れるんだよ!!」
「だって、貴方が居なかったらノエルはどうなっていたの?」
「...........え」
ダダウパの谷に倒れていたノエル
俺が居なかったら..................
「フィッシュルは?貴方が居なかったら誰がファデュイから帰終機を守るの?」
俺がファデュイの攻撃から帰終機を守っていなかったら今頃璃月はどうなっていた?
フィッシュルは?あのまま彼女に誰も救いの手を差しのばさなかったらどうなっていた?
「貴方は自己評価が低すぎ。もっと胸を張って、そんな貴方のことが皆大好きだから」
自分の中に染み付いていたコンプレックスを全て肯定されて、蛍に泣きついてしまった
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アフターエンドを書くとしたらどの終わり方が良い?
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一途に蛍エンド
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宵宮にも惹かれて蛍+宵宮エンド
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アプローチに根負けして蛍+煙緋エンド
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思いを叫ばれて蛍+フィシュルエンド
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宵宮or煙緋orフィシュルエンド
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後腐れなく、みんな一緒のハーレムエンド