朝
朝、起きてまずは顔を洗いにいく
洗面所の鏡には寝起きで不機嫌そうな銀髪の美幼女が見える
目は少しタレ目で綺麗な碧眼をしている
『俺』だ
何故こうなったのか、今更ながら回想していた
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
俺は気付いたら転生していた
前世での死因は思い出すことは出来ない
いつの間にか草原にいたのだ
そこから少し歩き、七天神像を見たときに、この世界が『原神』世界であることを知ったのだ
それから色々あり、兄を探す『原神』の主人公である蛍と出会って相棒であるパイモンを釣り、風魔龍と出会い、偵察騎士であるアンバーに自由の都であるモンドに案内してもらい色んな事件に巻き込まれた
それは蛍と一緒に璃月港にいったり稲妻にいったりしても変わらなかった
しかし、色々な人と出会うことができ、様々な経験にもなった
今現在、俺と蛍とパイモンはモンドにある家で暮らしている
次の国に行けるまで、今まで会った色々な人と関わって行きたいと俺が提案したからだ
勿論、璃月に行ったりするときは旅館で泊まっている
そんな中、俺は俺らしく生きるために必死でこのテイワットを生き足掻いているのだ
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
寝ぼけ眼を擦りながら今までの記憶を思い出していく
顔を洗い終わったら台所へ行き、朝ごはんを作る
自分の背丈はお世辞にも高いとは言えないため、何時も台を使っている
朝はパン派なので今日は漁師トーストを作ろうと考え、材料を用意していると
トン、トン、と階段を降りる音が聞こえてくる
蛍が起きてきたのだ
パイモンの場合は浮いているため、足音は聞こえてこない
「ふぁぁぁぁ~..........おはよう、アル」
アルジェント、それがこの世界での俺の名前だ
確かどっかの国の言葉で『銀』という意味だったはず
心は男だが性別は完全に女の為、少し違和感を感じる
私的な感覚だが、あまり女の子っぽい名前ではない、と思う
それでも少しでも女の子っぽく呼ぼうとするために『アル』という愛称を流行らせた、未だに眠そうに目を擦りながら挨拶してくる相棒に
「ーーおはよう、早く顔洗ってこいよ」
と、挨拶を返しておいた
蛍が起きてくる、と言うことはそろそろパイモンも起きてくる頃合いだろう
お腹もすいているだろうし、出来るだけ待たせない為にも張り切って漁師トーストを作っていく
あと、最近モナの様子も見ていない、今度、手料理を持って生存確認をしなければ
そんなことを考えながら、いつも通り美味しそうな漁師トーストが完成した
新しい1日が今日も始まる
良かったら感想と評価をお願いします
どのキャラクターを出して欲しい? 璃月ver 300人の投票で締め切り
-
七七
-
甘雨
-
刻晴
-
胡蝶
-
凝光
-
辛炎
-
北斗
-
香薫
-
煙緋