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俺は久しぶりに群玉閣に招待された
どうやら俺や蛍が璃月に来たことは分かっていたらしいのだが、仕事が多忙でもてなすことができなかったらしい
今日は俺だけ呼ばれた
蛍は俺が七七と一緒に清心と瑠璃袋を採集しているときに行ってきたらしい
群玉閣は一度消えている
渦の魔神オセルを倒すために落としたのだ
そこから再建し、今の群玉閣が出来上がった
ただ、再建するにあたって色々と厄介事もあったが
それらを何とか乗り越え、再びこの群玉閣に来ることができた
入り口を見ただけでどれだけモラがかかっているのかと言うほど、高級品で溢れかえっている
中に入れば、金色で埋めつくされたエントランスで迎えてくれる
そして、その奥には璃月七星『天権』凝光が佇んでいた
「ようこそ群玉閣へ、貴方の来訪を歓迎するわ」
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まず、案内されたのは凝光の部屋だった
最近になって多忙を極めていた仕事はようやく一段落したようだ
部屋に入り、茶菓子でもてなされた後
凝光はあるボードゲームを持ってきた
「ねえ、久しぶりにこれをやらない?最近忙しかったから出来なかったのよ」
『璃月千年』、それは凝光自らが暇潰しで作り出したボードゲームである
ルールを簡単に説明すれば人生ゲームのような物であり、三つのさいころを振って出た目の数だけ進み、色々なイベントマスでモラを貰ったり失ったりしながらゴール時に一番多くのモラを持っていたら勝ちというゲームである
しかし、このゲームの大変なところはルールが複雑であり、コロコロ変わると言うところにある
ルールは『璃月千年』製作者である凝光が気分次第で決めるため、ルール改正はしょっちゅう行われている
俺が知っている限りだとVer32.6だったはず
家にある『璃月千年』で遊ぶときはいつもそのルールでやっていた
「...........いいぜ、最近パイモンとよくやってたからな、ルールは大体覚えてるんだ」
俺と凝光はボード上に自分の駒を置いた
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結果は惨敗
どうしたらそんなにモラが回るのかと問いたい
「私の勝ち、だけど貴方もかなり善戦したじゃない。少なからず私相手に50万モラ手に入れたのは貴方が初めてよ」
「500万モラで勝った奴が言っても嫌みにしか聞こえねえよ」
どうしたらあそこまで利益を得ることが出来るのだろうか
ルールをなんとか覚えた俺ですら全く勝てないのだ、他のルールすら怪しい奴がやったところで勝てる訳がない
「くそ!もっかいだ!今度は絶対に勝ってやる!!」
俺は凝光に夕方になるまで勝負を挑み続けたが全て負けた
そして、何時までも凝光は楽しそうに笑っていたのを覚えている
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アフターエンドを書くとしたらどの終わり方が良い?
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一途に蛍エンド
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宵宮にも惹かれて蛍+宵宮エンド
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アプローチに根負けして蛍+煙緋エンド
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思いを叫ばれて蛍+フィシュルエンド
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宵宮or煙緋orフィシュルエンド
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後腐れなく、みんな一緒のハーレムエンド