原神にTSロリが転生した話   作:ナマス

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紅月零様、評価10ありがとうございます
堅あげぽてぃと様、因幡守様、若葉イナヨ様、お気に入りユーザー登録ありがとうございます

作者は感想が来ないと不安になる面倒くさい人なので、なにかちょっとしたことでも感想をくれるとありがたいです


呼び出し

 万民堂に行った次の日、俺は再び万民堂に来ていた

 しかし、今回は依頼があるため蛍とパイモンは不在である

 

 ただ、いたとしても今回は万民堂に呼び出されたのだ。俺のみという条件で

 その為、たとえ過保護悪化の一途を辿っている蛍に『一緒についていく』と言われても俺はそれを拒否しただろう

 .............涙で訴えられたら分からないが

 何時だって何処でだって女の涙に男は弱いのである

 

 ゆっくり歩いて行けば昨日来た万民堂が見えてきた

 今回呼ばれた理由は知らされていない

 ただ『見せたいものがあるから来て欲しい。ただし一人きりで』ただそれだけを伝えられたのだ

 紙の裏には『出来る限り空腹の状態でお願い』と書かれていた

 

 その事から予想出来るのは、新しい料理を一緒に考えてくれというやつだろう

 しかし、それだと俺が一人きりでくる理由がない

 

 なにか俺が一人でくることに理由があるのだろう

 答えあわせも兼ねて万民堂へ入った

 

「あ!いらっしゃい!来てくれてありがとう!」

 

 中には香菱がいた

 何か料理を作っていたが、何だろうか

 お昼にはまだ早い、現在午前10時である

 

「もう少しだけかかるから向こうで座って待ってて!」

 

 言われたとおりに三分程度待っていると、とある料理が運ばれてきた

 器に大きな魚が一匹ドンと入っていた

 

「黒背スズキの唐辛子煮込みをアレンジしたの、自信作だから食べてみて!」

 

 成る程、確かにこれは黒背スズキの唐辛子煮込みよりボリュームがあるだろう

 書かれていたとおり、お腹を空かせていて良かった

 

 早速食べてみると、一匹丸々入っているのにも関わらず魚がホクホクで柔らかかった

 骨も大きなやつ以外柔らかくなっていてとても食べやすかった

 

 食べやすさもあいまって直ぐに完食してしまった

 

「ごちそうさま!めっちゃ旨かったぞ」

 

「お粗末様でした。そう言って貰えて作ったかいがあったよ!」

 

 嬉しそうにはにかむ香菱をみて此方まで嬉しくなってくる

 ...............あれ、そういえば.......

 

「なんで俺だけ呼んだんだ?こんなに美味しい料理を振る舞うなら蛍達も呼べば良かったじゃないか」

 

 そんな俺の問いに対して、香菱はしどろもどろになりながら

 

「いや、その、貴方に食べてもらいたかったというか.........蛍達が嫌いと言うという訳じゃないよ!?ただ........たまには二人きりでこういうことをしてみたかったの」

 

 確かに香菱と二人きりで何かするということは無かった

 

「じゃあまた今度、二人きりで何かしようぜ。次は食材探しとかにいこう!」

 

 俺のそんな提案に

 

「...........うん!」

 

 香菱は明るい笑顔で頷いた




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  • 一途に蛍エンド
  • 宵宮にも惹かれて蛍+宵宮エンド
  • アプローチに根負けして蛍+煙緋エンド
  • 思いを叫ばれて蛍+フィシュルエンド
  • 宵宮or煙緋orフィシュルエンド
  • 後腐れなく、みんな一緒のハーレムエンド

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