原神にTSロリが転生した話   作:ナマス

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ギリギリでした
なんとか今日中投稿できて良かったです
今回もまた百合要素皆無です


疲労

 隠密行動を始めて数時間

 丑三つ時が過ぎ、いい加減朝日が見えてもいい気がしてきた頃

 

 俺は木に背を預けて座り込んでいた

 緊張状態が続いたまま走り回っていたものだから体力の減りがいつもより早い

 今や、もう走ることすら難しい

 

 無様だ、何が『証明』だ

 今の自分はどこからどう見ても弱者にしか見えないだろう

 

 そんな心の声に反対するほどの余裕は今の自分には無かった

 ただひたすらに酸素を求めて喘ぐ

 疲労も溜まっていたのだろう、槍を握る手が震えていた

 

 いい加減終わらせないといつか捕まって終わりだ

 ジリ貧なのはわかっていたが、いかんせん数が多すぎて相手にしきれない

 

 蛍ならどうしただろうか

 俺なんかより遥かに強く、頭の良い蛍ならーー

 

 そんな考えが頭をよぎったが、考えたところで今の自分にできるわけないので思考から除く

 ファデュイ達にはある程度ダメージを与えたが、誰一人として倒すことはできなかった

 なぜなら、元素を使わずに物理のみで戦っても自分の攻撃力では中々ダメージが入らないからだ

 これでもヒットアンドアウェイを繰り返してきたが、倒すまでには至らなかった

 

 いい加減誰か倒す算段を立てていると

 横からデットエージェントの赤い影のようなものが迫っていた

 

 とっさに転がるようにして回避

 息も絶え絶えの中、なんとか立ち上がるとデットエージェントの他に氷元素の霧を使うやつと風元素の図体でかいやつがいた

 

 デッドエージェントが姿を消す

 何処からくるか警戒していたが、氷元素の霧を吹き付けられてしまい、槍をもっていないほうの手が凍傷になってしまった

 

 足は早くないので、転がるようにして範囲外へ出る

 左手の痛みを堪えながら右手で槍を構えて悪あがきで投げつけようとすると

 

 横からデッドエージェントが表れ、素早く俺の懐に入り込み、切りつけた

 

 そこから先の記憶は持っていない

 

 

 

            ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

 

 痛みと共に目が覚めると、俺は檻の中にいた

 その場所は松明にある火だけが唯一の明かりだった

 

 左手の凍傷は応急処置だけのため、未だに痛みを訴えている

 俺が切られた箇所、脇腹辺りには乱雑に包帯が巻かれていて、血が滲んでいた

 

 しばらくすると、ファデュイの奴らの一人が檻の前にやって来た

 そして、こんな取引を持ちかけてきた

 

「ここを出して欲しかったら旅人の情報を吐け、有益だった場合にここから解放してやることを考えてやる」

 

 俺はその取引を一蹴した

 当たり前だ、誰がこいつら何かに蛍の情報を吐かなければならないのか

 

 しかし、拒絶したら次は暴力だ

 痛みで吐かせようとしたようだが、こんなことで吐くわけがない

 どれだけ殴られようと蹴られようと俺は一切口を開かなかった

 

 数時間後、俺をボロ雑巾にして諦めたのかファデュイは一度去っていった

 俺はそのまま、疲れもあり地べたで気絶するように眠っていった




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  • 一途に蛍エンド
  • 宵宮にも惹かれて蛍+宵宮エンド
  • アプローチに根負けして蛍+煙緋エンド
  • 思いを叫ばれて蛍+フィシュルエンド
  • 宵宮or煙緋orフィシュルエンド
  • 後腐れなく、みんな一緒のハーレムエンド
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