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稲妻編に入りました
家
煙緋からの告白を受けた次の日、予定通り稲妻へ出発した
煙緋の告白は蛍に話していない
別に話すことでも無いと思ったからだ
そういえば稲妻では何処で生活するのだろうか
俺は稲妻の何処で生活するのかと聞いてみたら
「古い家を借りた。汚かったけど前に掃除しておいたから今はあまり汚れていないと思う」
どうやら城下町にあった古くなった家を借りたらしい
全然使われていないらしく、タダで貸してくれたようだ
借りた家に到着すれば、中々に大きな家だった
中に入れば、埃こそ少しあったものの、綺麗に物が整理されていた
それにしても色々な本がある
試しに適当に何冊か取ってみてパラパラと捲ってみると
武器の種類の本や、何かの童話のような本、料理本など色々な本があった
中には薬剤の本などがあり、専門的な事が書かれている物もあった
俺は読んでも意味が分からない
本を閉じて元の場所に本を戻す
まだまだ沢山の部屋がある、少し探索して見ようと思い足を運んだ
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
様々な部屋があり、どれも前世の日本を思いだすような物だった
書院造のような部屋を見た時は前世の実家が頭の中にフラッシュバックしたほどだった
寝室には馴染み深い布団があり、畳で布団を敷いて寝るのでは安心感が違うのだと俺は初めて稲妻へ来た時に思いしった
畳の上で寝っころがれば、畳の良い香りがする
やっぱり日本人なら畳が一番安心するのだなあと思いながらしばらくボーッとしていると
「お茶入れたから、飲む?」
台所から蛍の声が聞こえてきた
ますます日本を思い出す
俺は勿論、と答えて台所へ向かった
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
台所へ行くと、そこには和服姿の蛍がいた
金髪の髪に白い和服が物凄くマッチしていて、しばらく見惚れてしまっていた
「...........急に固まってどうしたの?」
「いや、和服がめちゃくちゃ似合い過ぎてて............」
思わず本音をそのまま言ってしまった
見惚れてた、までは言わなくてよかったが
蛍は顔を少し赤くしながら
「.........ありがとう」
自分も気恥ずかしくなってきて、すぐに座布団の上に座った
蛍の和服は何処から持ってきたのだろうか
この広い家の何処かにあっても可笑しくはない
なんてこと考えていると、蛍がお茶を取ってきた
ちゃんと急須に入っていて、茶器から湯気が出ていた
お茶を入れている蛍はとても様になっていて、神秘的な感じがする
蛍が入れたお茶を受けとる
まさしく緑茶、というような緑色と下のほうに溜まっている茶葉
お茶は熱いうちが一番美味しいと思うので、そのままぐいっと飲んだ
ーーー刹那、脳みそがとろけた
...................飲んだ?
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アフターエンドを書くとしたらどの終わり方が良い?
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一途に蛍エンド
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宵宮にも惹かれて蛍+宵宮エンド
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アプローチに根負けして蛍+煙緋エンド
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思いを叫ばれて蛍+フィシュルエンド
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宵宮or煙緋orフィシュルエンド
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後腐れなく、みんな一緒のハーレムエンド