現パロのほうで『主人公の妹は誰にするか』なんですが.........
現時点の結果では読者の正気を疑っています
凸になるんですけど........
目が覚める
……ここはどこだ?
窓なんかひとつもない部屋で照明がチカチカ光っている
俺は少しあやふやな記憶の中を辿っていく
蛍…蛍!
俺は蛍に何をされてここまで来たのかを完全に思い出した
俺はベッドから飛び起き、今すぐここを出ようとドアに手をかける
すると、勝手にドアが開き
「……起きた?」
全ての元凶である蛍がそこにはいた
「蛍!これは一体どういうつもりなのか説明しろ!」
蛍は笑顔を崩さずに
「アルが眠ちゃったから私がこの部屋のベットまで連れてきたの」
「そういうことを聞いたんじゃない!なんで俺にあんなことをしたんだよ!?」
「アルがいなくなってしまいそうだったから」
蛍が間髪いれずに答える
目に輝きは無かった
「あなたはいつも無茶をする。自分の命を省みず、他人を救おうとする。そのたびに私はいつかアルがいなくなってしまうのではないかと怖かった」
後退りした俺を追って一歩こちらに歩んでくる
「だから私は考えた。どうすればあなたがいなくならないかを。」
また一歩
「私がいないと何も出来ないようにして管理すれば、私から離れられないんじゃないかということに気が付いた」
後ろはもうベッドだった
そのまま倒れるようにして俺の上に蛍は来る
「これ、何か分かる?」
蛍は俺に一枚の布を見せてきた
「この布には依存性の高い薬液の原液を染み込ませてある。これを至近距離で吸い続けるとお薬無しでは生きられない薬物中毒者になる」
身動きの取れない俺にその布を近づけてくる
「でも、大丈夫。私がずっとアルのことを大切に管理してあげるから」
俺の鼻と口を覆うように布を巻く
「ーーーもう二度と、身近な人を失いたくないから」
おれはこわれた
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この部屋に閉じ込められて何十日が経ったのだろうか
俺は布で口と鼻を覆われている状態で寝そべっていた
体はずっと中を浮いているような感覚
力は入らず、まともに声も出せない
蛍は俺の全てを管理している
食事や着替え、排泄まで
三大欲求の全てを蛍によって解消され、とても心地よい生活であり、恐ろしい生活である
食事は口移しによって一口一口喉に詰まらないように食べさせてもらう
排泄は頭に雷元素を流して体を弛緩させ、蛍の助けでようやく排泄できる
夜寝るときは、頭撫でられながらディープキスをされ、気持ち良いことを沢山されて幸福感に溺れながら眠りにつく
このような生活をもっと続けていけば、俺はもう理性を保てなくなるだろう
本能だけで生活する獣のようになってしまうのかもしれない
しかし、俺はもう何も出来ない
蛍によって全て管理されている俺には
ドアが開く
今日も蛍がやって来た
「違う.......オイラはこんな生活を望んだんじゃない..........!」
よかったら感想と評価をよろしくお願いします
アフターエンドを書くとしたらどの終わり方が良い?
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一途に蛍エンド
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宵宮にも惹かれて蛍+宵宮エンド
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アプローチに根負けして蛍+煙緋エンド
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思いを叫ばれて蛍+フィシュルエンド
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宵宮or煙緋orフィシュルエンド
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後腐れなく、みんな一緒のハーレムエンド