友人と徹夜でゲームしてたら完全に寝過ごしました
ウチは、何をしていたんだろうか
一人じゃ満足に排泄すら出来なくなってしまったアルを見てそんなことを考えていた
一人だと刺さっている物を抜くことができず。たとえなかったとしても、誰かにお腹の下を押してもらわないと出すことがあまりできない
一人だと腰をくいくいと動かして必死に抜こうとしているのがわかる
しかし、実際に抜いてみた限りは、ピッタリとフィットして自分じゃ抜くことは出来なくなさそうだった
抜いた時の衝撃で目覚めたようだが、焦点の定まらない虚な目でただ前を見ていた
こちらのことに気づいているのかさえもわからない
ただ、頭の撫でるとふにゃふにゃの顔で声にならない声をあげていた
ーー完全に壊れてしまった
そんなアルをウチは、少なからず稲妻にいる間は何があっても守り抜く
本当はどこへでもついて行きたいけど、花火屋を留守にするわけにもいかない
アルはこんなことを言っていた
『宵宮の花火はすごい綺麗だ。ずっと作り続けてくれよ?たとえ俺に何があってもな』
あの時の言葉を昨日のように思い出すことができる
『たとえ俺に何があっても』この言葉はアルにとってはただの比喩に過ぎなかっただろう
だけど、ウチにとっては比喩でもなんでもなかった
アルが綺麗だと言ってくれた花火を、ウチは作り続ける
アルが再びこの稲妻にやってきたときに、胸を張って『アルのために作った花火』を見せるために
そして、また『綺麗だ』と言ってもらうために
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
午後11時
そろそろ寝る時間なのだが、アルは目を開けたまま
頭を撫でると、目はトロンとするが眠るまでには至らない
どうすれば寝るのだろうか
試行錯誤して、一つの結論に至った
ーー添い寝をすればいいのではないか、と
別にウチがしたいとかそういうわけではなく、誰かと一緒に寝ると安心して寝てくれるのではないかという考えのもとで実行した
灯りを消し、アルが寝ている布団に一緒に入る
アルは体が小さいので、ウチでも余裕で入れてしまった
アルをぎゅっと胸に抱き締める
か細くすぐに折れてしまいそうな華奢な体
しかし、しっかり感じられる暖かさが『生きている』ということを実感させられる
頭を撫でながら、体をぽんぽんする
それだけでもう瞼が下がってきた
アルがもう眠りそうになった時、ふとこんなことを考えてしまった
蛍はいつもこんなこんなことをしていたのか
ウチは蛍の生活に、一瞬でも嫉妬してしまった
そんな醜い自分が嫌になり、アルを抱きしめる力が強くなる
醜くて脆い『宵宮』という存在が、憎くてたまらない
アルの寝息が聞こえる頃には、ウチも夢に旅立つ寸前だった
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アフターエンドを書くとしたらどの終わり方が良い?
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一途に蛍エンド
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宵宮にも惹かれて蛍+宵宮エンド
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アプローチに根負けして蛍+煙緋エンド
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思いを叫ばれて蛍+フィシュルエンド
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宵宮or煙緋orフィシュルエンド
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後腐れなく、みんな一緒のハーレムエンド