雑炊を食べ終わると、オイラはアルが寝ている部屋に向かった
ずれ違う騎士団の人達に事情を聞かれたが、オイラのあまりしゃべりたくないオーラを察したのかアルの部屋に着くころには誰も聞いてくる人はいなかった
部屋の中に入るとすでに先客がいた
ノエルとバーバラだ
ノエルは椅子に座ったままうたた寝していて、バーバラはアルの眠っている布団に覆いかぶさるように寝ていた
二人の目にはクマがよく見えた
今のアルは眠っていて、目を閉じている
近づいてようやくおなかの上下がわかるぐらいなので、遠目からみたら死んでいるように見えてもおかしくはない
それくらい今のアルには生気が無かった
ノエルとバーバラはきっと、遅くまでアルの世話をしてくれていたのだろう
着替えや水がおいてある机を見れば一目瞭然だ
オイラがしばらく寝ているアルの横でアルの寝顔を見ていると
「..............んぅ?」
バーバラが目覚めたようだ
「..........あれ?私寝ちゃってた.........?」
「ぐっすりと寝てたから起こさないようにしてたんだけど、起こしちゃったか?」
「あ!パイモン目覚めたんだ!よかったぁ」
オイラのことを見ると、バーバラは安心したような顔を見せた
「オイラは大丈夫なんだ。でも、アルは.......」
「.........うん。ずっと焦点のあってない目で私たちのほうを見てた。今は寝ているようだけど、目覚めても多分変わらないと思う」
「........バーバラの水元素で治癒できないのか?」
「...........ずっと昨日試してたんだけど........効果があったのかはよくわからない」
バーバラでも無理なら、いよいよ本格的にアルベドに頼ることになりそうだ
「.........ねえ、パイモン。正直に答えてくれる?」
バーバラがオイラのほうを向く
顔はこちらを安心させるかのような笑みだったが、目に殺気をまとっていることは明白だった
「.........アルをこんなにさせた原因は何?」
さっきリサにも聞かれたことだ、他の人にも聞かれることを想定しておいて言い訳は考えておいていた
「.........宝盗団だ。オイラと蛍が目を離している隙にアルが連れ去られて、その時なにか飲まされたのか助けたあともこんな感じになっちゃったんだ」
「............」
バーバラがオイラをじっとみてくる
嘘だとばれたのか冷や汗を流す
「..........ふ~ん。宝盗団なんだ」
そう言うとバーバラは部屋から出て行った
オイラはとりあえずバレてないことに胸をなでおろした
良かったら感想と評価をよろしくお願いします
アフターエンドを書くとしたらどの終わり方が良い?
-
一途に蛍エンド
-
宵宮にも惹かれて蛍+宵宮エンド
-
アプローチに根負けして蛍+煙緋エンド
-
思いを叫ばれて蛍+フィシュルエンド
-
宵宮or煙緋orフィシュルエンド
-
後腐れなく、みんな一緒のハーレムエンド