教会まで運び、バーバラを呼ぶ
彼女は私が背負っているのがアルだとわかるとすぐさま治療を開始した
しかし、アルは怪我を負っていなかった
倒れた原因は『低体温症』
彼女は自分の神の目の氷元素を使うと、体にその元素をため込んでしまう体質らしい
そのため、使い続けると体に氷元素がたまり、どんどん体温が下がってしまう
今回みたいに一気に元素を使うと、元素が体に一気にたまり、低体温症を引き起こしてしまう
それを治すには炎元素を近くに置き、ひたすら体を温め続けること以外ないという
何本ものろうそくに囲まれながら眠っているアルの姿を見て、私は歯がゆい思いでいっぱいだった
この恩はいつか必ず返す
そう心に刻み込んだ
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アルが目覚めてから、私は彼女とたくさん関わりにいった
『恩を返す』という名目で誘ったこともあれば、彼女からごはんに誘われたこともあった
「............別にそこまで気にしなくてもいいんだぞ?俺がやりたくてしたことだし」
彼女はよく私にそう言ってくれた
『恩を返す』という理由でいろいろなことに誘うと、彼女はいつもそういっていた
しかし、私はそれが嫌だった
この『恩』がなければ、彼女とつながっていたものが切れてしまいそうだったから
そのことをオズに話すとシンプルな答えが返ってきた
「ならば簡単なことです。お嬢様が普通にアル様を誘えばいいのでは?」
オズの言葉どおり、アルを買い物に誘おうとした。『恩を返す』という名目抜きで
しかし、誘えなかった
なにか言おうとしてもうめき声しか出せず、とっさに家へ逃げ帰ってしまった
その光景の一部始終を見ていたオズがどこか納得するような顔をしていた
「..........お嬢様。アル様の顔を見たとき、ドキドキしませんでしたか?」
した。胸の動悸がずっと止まらなかった
「アル様とごはんを食べるのは楽しかったですか?」
すごく楽しかった。一緒にごはんをたべているだけなのに幸福感が止まらなかった
「最近、アル様のことで頭の中がいっぱいではありませんか?」
.............うん。なにをするにも『アルだったらどうだろう』とか『アルは喜んでくれるか』とか考えてしまう時が多々ある
オズは微笑ましそうな顔をして
「お嬢様。それは『恋』というものですよ」
『恋』ー--オズにそう言われた時、心の中で迷っていた心が出口を見つけたような気がした
そして、私の『初恋』は始まったのだ
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アフターエンドを書くとしたらどの終わり方が良い?
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一途に蛍エンド
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宵宮にも惹かれて蛍+宵宮エンド
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アプローチに根負けして蛍+煙緋エンド
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思いを叫ばれて蛍+フィシュルエンド
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宵宮or煙緋orフィシュルエンド
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後腐れなく、みんな一緒のハーレムエンド