「うー、デュエルデュエル!」
今、試験会場を目指して全力疾走している僕は来年から高校生のごく普通の元三十路。
強いて違うところを上げるとすれば、ちょっと名前がDQNネームなのと、遊戯王が大好きってとこカナ。
名前は
そんなわけで、電車に乗ってデュエルアカデミア本校の実技試験会場にやってきたのだ。
「?」
ふと見ると、巨大なデュエルディスクを肩にかけた、紫色の唇の金髪男が立っていた。
ウホッ♂いいディスク……。
そう思っていると、突然その男は、僕の見ている目の前で、ディスクを展開し始めたのだ。
『やらないか』
「遅刻もいいとこナノーネ!!
なのにあの狸親父ーは!!!
試験用デッキ?
ノン!!そんなもの必要ありまセーン!!ドロップアウトボーイに鉄槌をくれてやるノーネ!!!」
そういえばこの学校は、成績優秀者にあのディスクが与えられることで有名な場所だった。
ゴー★ジャスなディスクに弱い僕は、ホイホイとデュエルを受けてしまったのだ♂
「では、クロノス教諭対112番!!デュエル開始ィ!!」
「「デュエル!!」」
さて、始まりました今回のネタデッキ講座。
解説は椿葵紅桜、実況は椿葵紅桜でお送り致します。
「僕のタアッーン!!
ドロー!」
さぁ!勢いよくドローっ!!
いいですねー、やってやるという気概が感じられます。
さぁ手札は……。
「手札から、増援発動しまーす。
レベル4以下の戦士族Monsterをデッキからハンドに加えますよー!
加えるのはぁ……コイツだ!
切り込み隊長!」
レベル3ですので、範囲内ですね。
いいプレイングですね。
あのモンスターは手札から特殊召喚する能力を持っています。
いいですよいいですよー。
次の動きはどうか!?
「手札の切り込み隊長を攻撃表示で召喚!」
来ましたァ!!
やはり出してきましたねー。
「効果で手札から、レベル4以下のモンスターを特殊召喚!!
それいけ!切り込み隊長!
切り込み隊長の効果はもちろんご存じですなクロノス殿!
そう、ロックでござるよ!!はぁっはっはっは!!
カードを二枚セットしてターンエンド!!」
テンション高めにターンエンド宣言!
これは来てますね。
相手を煽るスタイルです。
「ぐぬぬ……小賢しい真似を……ワタクシのターン!
ドロー!」
クロノス教諭、おとなしくドロー!
テンションが月とすっぽんですな!
「魔法カード、押収を発動するノーネ!
ライフを1000払うことで相手の手札を見て、一枚選び捨てさせるーノ!!
その最後の2枚のうち!ワタクシは死者蘇生を選択!!
ちゃっちゃと捨てるーノデス!!」
おおっとこれはぁ!!?
なんと、死者蘇生が墓地に送られたー!!
制限カードを失ってしまいましたねー。
これは痛いかー!?
「墓地へ送りまーす。
怖いなぁ!怖いなぁ!
蘇生手段がなくなっちゃったよ!!」
「さらにカードを二枚セットし、手札より、大嵐を発動ナノネ!!」
バックを割りに来たか!
というか、あのセットカードが丸見えですねー。
完全に邪神トークン狙いですね。
「仕方がない。
リバースカード二枚は破壊されます」
「ノホホホー!!
デハ、フィールドに邪神トークンを攻撃表示で召喚なノーネ!!」
出ました生贄要員!!
ギアゴの構えです!!
「二体の邪神トークンを生贄に……アンティーク・ギア・ゴーレムを召カーン!!」
で、で、でましたぁ~!!!
クロノス=デ=メディチ教諭の切り札!
伝説のレアカードと謳われる暗黒の中世デッキの最強モンスター!
アンティーク・ギア・ゴーレム!!略してギアゴだぁぁぁぁぁぁっ!!!
うーん!!でかいですねー……すごい迫力ですよこれは!!
「ま、このターンでシニョールの切り込み隊長ロックを突破することは出来ないノーネ。
ワタシはこのままターンエンド」
切り札を見せつけ、戦意をそぐ腹積もりのようです!
まったく意味はありませんな!!
「なぁんてお優しいのかしら!
では、お言葉に甘えまして……俺のタアッーン!!
ドロー!!」
勢いよくドロー!!
おおっと、これはしばし手札とにらみ合っております!!
少しばかり長考になりますね~。
「よっし。
手札より強欲な壺発動!
カードを二枚ドローしまーす!!
……ヒュー!
こいつぁついてるぜ!!!」
おお!!
どうやらいい手のようです!!
そうだよいい手なんだよ!!
っていうかアイツが余裕ぶっこいて伏せなかったのが悪い!!
行くぜ!!
「魔法カード、E-エマージェンシーコールを発動する!
デッキからE・HEROをハンドに加える!!
E・HEROエアッー♂マンを呼び出す!!
そのまま召喚!!
エアッー♂マンの効果!!デッキからE・HEROをサーチ!!
ハンドに加える!!
俺が加えるのはE・HEROワイルドマン!!」
さぁ!!ハッテン場にご招待だ!!
「手札からフィールド魔法!!
フュージョン・Gay♂ト!!」
時空が歪み、俺の背後にひずみができる。
それこそ、俺の勝利への一手!
「な、なんなノーネ?
こんなことをしても、ワタシのアンティーク・ギア・ゴーレムが負けるはずが……」
「イッツ!!
show♂time!!
フュージョン・ゲートは、手札、またはフィールドから該当するモンスターを除外することで、指定された融合モンスターを、融合召喚できる!!
俺は、この効果でエアッー♂マンと挿し込み♂隊長を除外!!」
「ちょ、今なんか変なのが聞こえたノーネ!!?
自分のモンスターの名前くらいちゃんと言いなさい!!」
「E・HEROと地属性モンスターの融合!!
いくぞ!!」
エアッーマン♂挿し込み「アッー!!!!!」
「み、醜いノーネ……なんてもの見せるノネ……マンマミーア……!」
「来い!E・HEROガイア!!」
ガイアッー♂「やらないか」
E・HEROガイアッー♂
ATK2200/DEF2600
「もう一丁!!
手札のワイルドマンと挿し込み♂隊長を除外!!」
ワイルド「ところで、俺のワイルドスラッシュを見てくれ。こいつをどう思う?」
挿し込み「すごく……ワイルドです……///」
「現れよ!!
二体目のガイア!!!」
ガイアッー♂「ウホッ♂いい男」
さぁ決め台詞のお時間です!!
「今、俺の中でホモビートブーム!!」
「な、なんてもんを見せてくれるノーネ!!?
し、失格!!失格なノーネ!!」
「ほう、どうぞ?
できるのであれば……だが」
「ハレ?」
目の前をご覧になってほしい。
ガイアッー♂「あぁ……次はションベンだ……」
ATK3700
ガイアッー♂「ん?もう出ちまうのか?」
ATK2950
ギアゴ「……アッー!!!!」
ATK750
詳しくお伝えできないのが残念だ。
しかし、こうしておかねば規制が入ってしまうことは明確。
モザイクをかけておくこととする。
「マンマミィィィィーーーーーーアァァァァァァッ!!!!????
わ、ワタシのアンティーク・ギア・ゴーレムが……み、醜いノーネ……悪夢なノーネぇ……!!」
「ガイアの効果は、召喚に成功した時、相手フィールド上のモンスター一体の攻撃力を半分にし、そしてその分、ガイアの攻撃力を増加させる。
ので、一体目のガイアでギアゴの攻撃力を半分にし、その分をガイアが吸収した。
二体目も同様だ……結果、ギアゴは攻撃力750……ガイア達の攻撃力は軒並みアップ……効果確認くらいしておくんだね……セ・ン・セ♪」
にっこり笑うと、「ペペロンチィィイィーーーーーノォォォォォォォォオオォォーーーーーー!!!!!」と絶叫が聞こえた。
「二体のガイアの攻撃!!
“ポ○チネンタルハンマアッー♂”!!!!!!」
ガイアッー♂×2「「良かったのか?ホイホイついてきて」」
ギアゴ「」クロノス「」
アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
主人公
名前:椿葵紅桜(つばきくおう)
年齢:15歳(元32歳)
性別:男
口癖:ブーム
趣味:遊戯王、ゲーム、カラオケ、煙草の補充(コンビニでバイトしていた時の名残)
身長:161cm
体重:55kg
若干どころじゃないDQNネームのせいで、生前からいろいろと苦労してきた元三十路のおっさん。
趣味はカラオケとか。
歌いたい曲はなんでも歌うが、最近のどの調子が悪いと、行ってなかった。
GXのOPのラップ調のとこを歌うのが好き。なんか気持ちいい。
容姿は至って普通。
特に男らしいというわけでもなく、童顔というわけでもない。
彼女は生まれてこの方できたことがなく、恐らくこの先もできない。
現実から、なぜか遊戯王GXの世界に来てしまった。
トリップした際、15歳に戻っている。
身体能力はあまり変わらず、通常のデュエリストの身体能力とは比べ物にならないくらいに弱い。
某動画サイトや、無名掲示板のコピペ、ネタなどを盛り込みながら煽っていくデュエルスタイル。
ただ、彼のデッキは強さを求めているわけではなく、やりたいコンボや、出したいカードなどをふんだんに使ったデッキを使用する。
これ面白そうだな。と思ったらとりあえず組んでみる。
一生崩さないと心に決めたソウルデッキがある。
ネタバレ:ソウルデッキは主人公の名前に由来する。
試験の時に使ったのはホモビート。
ガチムチないい男たちが、相手のデュエリストのケツを狙いにイクデッキ。
戦士ラーズとか、エクストラデッキにホープが入ってたりする。
このデュエルで、クロノス教諭はちょっぴりトラウマを抱えてしまった。
というような設定です