其れではどうぞ
アーセナルの私、ミリアム、其れから助手として紅巴が一柳隊、ヘルヴォル、グラン・エプレの三校レギオンのメンバー全員の〔CHARM〕と
整備している最中に私は作業を中断して〔バットショット〕と〔バットギジメモリ〕を取り出し、
『バット』
〔バットショット〕はライブモードへと変形して
創「はい、此れを持って行ってね」
私はカンモード状態の〔クジャクカンドロイド〕と〔バッタカンドロイド〕を差し出すと〔バットショット〕は其れを持って飛び去る
私は各種もう一体の〔クジャクカンドロイド〕と〔バッタカンドロイド〕を取り出して
創「!、!」
〈プルタブスターター〉を引いて『カンモード』から『アニマルモード』に変形して更にフードモード状態で待機している〔バガミール〕と〔カメラスイッチ〕を取り出して〔バガミール〕に〔カメラスイッチ〕を入れてスイッチを入れると
『!』
フードモード状態で待機していた〔バガミール〕はロイドモード
になった
其れと同時に〔バッタカンドロイド〕が飛び跳ねた直後に〔クジャクカンドロイド〕の可変翼〈アルゴサイクロン〉が回り始めて其処からホログラム映像が投影し始めてた
ホログラム映像に写ったのは
創「あ、あ、マイクテスト、マイクテスト、声聞こえますか」
私はマイクテストをする
楓『えぇちゃんと聞こえますわ!
其れに其方の風景はちゃんと移って居ます』
創「其れは良かった
時間が押しているから〔CHARM〕と
私はそう言いながら中断していた
夢結『分かったわ』
楓『其れでは、対特型
姫歌『は、はい……っ!』
高嶺『作戦会議と言うけれど、司令部の動きは如何なって居るの?』
最初に高嶺が質問して、その答えたのは
二水『はい、現在司令部では外征に出ている有力なレギオンを急遽、呼び戻しているとの事です』
恋花『呼び戻すって、そんな直ぐに帰って来れる場所に居るの?』
今度は恋花が質問する
二水『……いいえ
折り悪く、いずれのレギオンも遠方での外征中とのことです』
楓『おまけに都内は
恋花『其れなら創のあのテレポートは?』
恋花は私が使うワイズマンの魔法、テレポートの事を言うが
創「無理
私が使う転移系は入り口地点と出口地点の二つを作る必要があるの
入口なら簡単に設置できるけど遠くに居る相手が居る出入口の設置が遠いと目視が出来ないから状況を正確に確認術がないと難しいの」
私は難しいと答える
一葉『このままでは、東京が火の海に……!』
梨璃『っ、そんな事させません……!』
会議して居ると
?『……司令部より入電だ』
私達じゃない声が聞こえて全員声がした方向を見る
因みに〔バットショット〕も声がした方向を向く
其処に居たのは神庭女子藝術高校、エレンスゲ女学園の各学園の教導官が居た
住宅街へ向かっているそうよ』
姫歌『それ、本当ですかっ!?』
一葉『……情報、ありがとうございます』
梨璃『いえ、私達が出ます!
一柳隊は
梨璃が何の迷いもなく言い切って其れに続いて
姫歌『グラン・エプレも其れに賛同します!
いいですよね、高嶺様!』
高嶺『ええ……叶星だったらそうするでしょうね』
姫歌と高嶺も賛同する
一葉『私達も同行いたします
一柳隊、グラン・エプレと共に戦います』
私……私達のレギオンリーダーには撤退の二文字はこんな逆境ぐらいで簡単に出ない
この状況で独自の判断は――』
一葉「では、このまま東京を蹂躙されるの黙って見ていろと?
戦うべき刃を持った私達が立たずに如何するのですっ!」
一葉『私は戦います
エレンスゲでもヘルヴォルでもない、一人の人間として……リリィとして同胞を守ります!』
場合によっては相澤一葉、貴様の任を解く事になるぞ』
一葉『望む所ですっ!!』
創「
私がそう言うと
姫歌『ぅ……うひぃぃぃ~』
梨璃『か、かっこいいです、一葉さん……!』
一葉『あ……い、いえ、お恥ずかしい所をお見せしました』
楓『流石はエレンスゲ序列1位、ヘルヴォルのリーダーですわね
……ねっ、恋花様?』
恋花『――えっ、あ、うん
でしょー?
うちのリーダー、めっちゃかっこいいんだ~
惚れるなよ、まじで~』
映像越しの恋花がそう言うと私達の作業を補助している紅巴が
紅巴「…………っ!」
先程の一葉の言葉に胸をキュンしたようだ
創「それにしても一葉、此れで逃げ道は無くなったね」
一葉『えぇそうですね
ですが逃げるつもりは最初からないです』
高嶺『兎に角、此れでまた3レギオンによる共同作戦が可能になったという訳ね』
神琳『ですが、問題は解決して居ません
あの
楓『ええ……マギリフレクター、ですわね』
姫歌『其れって、ノインヴェルト戦術を弾いたアレよね!』
姫歌の言う通りこの3レギオンの中でもっともノインヴェルト戦術に長けた百合ヶ丘女学院のレギオン一柳隊のマギスフィアを防いだマギの障壁、マギリフレクターの事である
二水『はい、先程繰り出したノインヴェルト戦術はマギスフィアに十分なマギが込められて居ました』
夢結『其れを防がれたと言う事は、私達のノインヴェルト戦術の火力が無ければ前回と同じ結果になってしまうわ』
恋花『でもノインヴェルト戦術よりもやばい攻撃なって
あたし達じゃ無理っしょ~?
創、一応聞くけどノインヴェルト戦術よりもやばい攻撃出せる?』
創「一応出せる物は在りますけど……皆さんが使っている
恋花『そうか……』
恋花が机に伏せていると
高嶺『…………』
高嶺が何かを考えて同時に
夢結『……あの攻撃を受けた時』
夢結も考え始める
梨璃『えっ、夢結様……?』
夢結『私達が壊滅させられた、あの攻撃
其れを受ける直前に特別な力を感じなかった?』
夢結の不思議な質問に
姫歌『えっ?
あれって、ひめかだけじゃ無かったの?』
一葉『はい……私達も感じました
身体の奥底からマギが引き出されるような不思議な感覚……』
姫歌と一葉の疑問に
楓『あれは多分、梨璃さんのレアスキル……カリスマですわね』
楓が答える
梨璃『っ……!』
高嶺『確かに、あの感覚はカリスマに違いないわ
レアスキルの中でも希少な物よ』
神琳『えぇ……そして、私達はあの感覚を知って居ます』
夢結『百合ヶ丘を襲った、あの
楓『あのノインヴェルト戦術……ですわね』
夢結達が言って居るのは特型
姫歌『それじゃあ、カリスマがあればそのトンデモノインヴェルト戦術が出来るの?
あ、でも、カリスマとは違うんでしたっけ?』
創「そう、特型
二水『えぇ……統率のレアスキル、カリスマ
その更に先へと至った者が開眼すると言うレアスキル』
梨璃『ふ、二水ちゃん……?』
二水『その名は――ラプラス』
二水が梨璃が秘めているレアスキル、ラプラスを言うが
灯莉『ラプラス――
って、なーに?』
灯莉は分かって居なかったようだ
楓『今だ存在を確認されていない未知のレアスキルですわね
其れを梨璃さんが……?』
梨璃『えっ、私、知りません……っ
そんなの、初めて聞きましたし……』
二水『何せ、まだ解明されていない処か、使用者すら見つかっていない、机上の空論レベルですからね
ですが、百合ヶ丘上層部ではあの巨大
二水の解説に
鶴紗『そんなの、如何して二水が知ってるんだ?』
鶴紗は詳しすぎる二水に質問する
其れに対して
二水『えっと、風の噂と申しますか、独自の情報網でぇ……』
二水はぼかして答えて
ミリアムは〔CHARM〕の整備する手を止めて
ミリアム「わしも聞いたぞ
それ
百由様が面白い現象を観測したと騒いでおった」
ミリアムも通信越しであるが会議に参加する
夢結『百由が……?』
ミリアム「うむ、9人以上でのノインヴェルト戦術
本来ならあんな芸当は無理じゃ」
千香瑠『複数人のマギをひとつのバレットに込める
これ自体、非常に難易度の高い戦術ですから』
楓『マギには個々人の特性や癖が出ますからね
其れをコントロールするには非常に繊細なマギコントロールと互いを知るチームワークが必要になりますわ』
二水『でも、それを実現させたのが梨璃さんのレアスキル――』
高嶺『ラプラス、と言う訳ね』
二水『はい、まだ仮説の域ではありますが……』
梨璃『……あの時の力が?』
当の本人はピンと来ていない様だ
夢結「梨璃、貴方は自覚は無いの?
その力……ラプラスを行使したという」
梨璃「あ、あの時はガーデンを……皆さんを守ると言う事で精一杯で、よく覚えていません……
でも!
もし、私にそんな力があるのなら……!」
神琳『……そうですね
あの
瑤『現状、其れを上回る火力は……』
一葉『9人以上のリリィによるノインヴェルト戦術のみ……!』
雨嘉『えっと、じゅう……きゅうにん、だね』
雨嘉が数えた人数を聞いた高嶺は
高嶺『…………』
悲しそうだった
ミリアム「じゃが、それが梨璃がラプラスの力を引き出すのが前提条件じゃからの~」
紅巴「もし、ラプラスが上手く発動できなかったら、今度こそ……」
創「お陀仏確定だね
この作戦はハイリスクハイリターンの作戦だよ」
紅巴と私の言葉を聞いた梨璃は
梨璃『っ……!』
少しビビる
紅巴「あ……ご、ごめんなさい、梨璃さんっ
そういういみじゃっ、あ、あぅぅ……っ!」
梨璃『……紅巴さん、創さんの言う通りです
一歩間違えば、今度こそ私達は……全滅します』
高嶺『っ…………』
夢結『そして私達が敗れた場合……
この一帯は
一葉『……どれだけの被害が出るか分かりません』
楓『いえ、もう被害が出ていますわ
既に多くのリリィが傷つき、民間人の身にその渦が降りかかるのも時間の問題と言えましょう』
創「つまり此れからは被害をどれ位最小限に圧し止めるかを課題だ」
姫歌『あたし達の動きで多くの運命が決まると言う事ね……』
梅『…………』
紅巴「…………」
会議室や私達が居る場所はかなり重い空気が流れる
一時的に拠点を放棄して避難に徹すると言うのも――』
?『リリィの戦いは今日が最期かもしれず、命を賭すに値するかどうかはリリィ自身が決めるべき』
高嶺『っ……!!』
紅巴「そ、そのお声は……!?」
突然神庭女子の校訓が聞こえて私達は声がした方向を見ると
叶星『やりましょう、皆
この戦いは命を懸けるだけの価値があるわ!』
其処に居たのは寝ている筈の叶星が居た
灯莉『かなほせんぱいっ☆☆☆』
姫歌『叶星様……戻られたんですねっ!』
叶星『えぇ、心配かけたわね』
梨璃『叶星様……っ』
叶星『グラン・エプレ、今叶星只今復帰いたし――』
叶星が復帰宣言をしている途中で
高嶺『っ……!!』
叶星『きゃ……っ!?』
高嶺が叶星に抱き着いた
高嶺『叶星……っ』
叶星『高嶺ちゃん……ただいま』
高嶺『…………っ』
叶星『…………高嶺、ちゃん……』
少し高嶺と叶星のラブシーンを見せつけられた後に
高嶺『……失礼いたしました』
一葉『い、いえ……
それよりも叶星様……よくご無事で!』
梅『身体の方は大丈夫なのか?』
叶星『ええ、皆さんにもご心配をおかけしました
私は戻ってまいりました
皆さんと共に戦う為に――』
雨嘉『此れで20人……!』
創「更に私が作った
神琳『此れまで育んだ絆の力を上乗せされます』
恋花『そうだね~
私達はもう超親友同士だし、行けるっしょ!』
夢結『其れでは決まりね……梨璃』
梨璃『はいっ!
もう一度、挑みましょう!
私達の絆の力で今度こそ……!』
一葉『リベンジですねっ!』
叶星『もう負けないわ……!』
梨璃『行きましょう、皆さん!
再びこの地を取り戻すためにっ!』
私達の特型
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