其れではどうぞ
私達は私達が助けたエレンスゲリリィが所属しているレギオンの助けで何とか目的地である東京都庁に到着した
梨璃「っ……!」
楓「漸く戻ってまいりましたわね」
鶴紗「
私達は特型
私達の目の前にテンタクル種のクレシエンテとファング種のフォーンの複合の群れが居て更に
特型
東京都庁の上空に私達の撃破目標である特型
瑤「うようよしてるね……」
叶星「当然
此方に気付いている様子は無いけど、如何する?」
一葉「やはり、ノインヴェルト戦術を展開する為には周囲の
恋花「あぁ、もういつものアレだねー」
紅巴「ですが、あの
創「要注意だね」
楓「ええ、あの広範囲に及ぶビームは厄介ですわね
固まって戦っていたのでは、また一門打尽ですわ」
高嶺「もう、叶星をあんな目には合わせないわ!」
叶星「……高嶺ちゃん」
神琳「今回は全員参加の一斉攻撃を仕掛けましょう」
姫歌「全員……っ?」
神琳の提案に
一葉「はい、私も賛成です
どのみちノインヴェルト戦術も全員で行う必要があります」
一葉は賛成して
二水「誰かのマギだけを節約しても意味は薄いですね……」
梅「とは言え、フェイズトランセンデンスは禁止だゾ
早々にマギ切れされたら敵わないからな」
梅はミリアムと恋花を向いて言う
其れに対して
ミリアム「わ、分かっておるわ
のう、恋花様よ」
恋花「そーだねー
いざ、フィニッシュって時にガス欠なんて笑えないしー」
紅巴「あの、一斉攻撃とおっしゃいましたが……
布陣はどのようにいたしましょうか?」
紅巴が最も必要な事を質問して
雨嘉「ターゲットを分散して……密集は避けたい」
楓「ええ、雨嘉さんの言う通りですわ
出来るだけ固まらず、互いに距離を取って戦う――遊撃戦ですわ」
瑤「其れって、連携を捨てるって事……?」
姫歌「駄目よ、そんなの!
ケイブもまだ健在なんだし、孤立するのが目に見えてるわっ」
紅巴「姫歌ちゃん……」
姫歌が楓が提案した遊撃戦を反対をする
梨璃「うん、やっぱり連携出来なくなるのはよくないと思います
せめて、いくつかのグループに分けるとか……」
梨璃がそう言うと
楓「そんな時こそ……こちら!」
楓がそう言いながら鶴紗を指さした
当の本人は
鶴紗「――えっ?」
鶴紗は予想外過ぎて驚く
梨璃「鶴紗……さん?」
鶴紗「急に、何……?
聞いてないんだけど……」
鶴紗が戸惑って居ると
神琳「……成程、ファンタズムですね」
神琳が一番最初に楓の考えを理解して
灯莉「ふぁんたずむー?」
逆に灯莉は楓の考え処かファンタズムも分かって居なかった
私は
創
「二水!
解説!!」
直ぐに二水に解説を求めて
二水「あ、はい
鶴紗さんのレアスキル、ファンタズムは複数の分岐した未来を瞬時に観測して周囲に共有する能力なのです」
千香瑠「ファンタズムの共有能力……テレパスね」
千香瑠が追加で解説してくれる
つまり楓が言いたいのは楓のファンタズムとテレパスを使って
灯莉「わぁぁっ、エスパーリリィだー☆」
鶴紗「……そう簡単にいかないと思うよ
慣れが必要だし、第一これだけの人数が繋がれるほど効果範囲は広くないし……」
鶴紗は無理と言うが
神琳「其れなら、私のレアスキルでサポートしますわ」
ミリアム「そうか!
テスタメントじゃな!」
鶴紗「成程、本来のファンタズムじゃ、此れだけの人数は無理
でもテスタメントがあれば……」
千香瑠「効果範囲が広がって意識の共有が可能になりますね
其れにテスタメントにはファンタズムの精度を上げる効果もあった筈です」
楓「まぁ、ファンタズムへの慣れという問題は払拭出来ませんがそこん所は出たとこ勝負ですわ!」
姫歌「え……いいの、そんなんで……?」
創「そんなものじゃない?
一葉も出来るリーダーだけど殆どは出たとこ勝負が多い作戦が多数あるから」
恋花「確かに出たとこ勝負の作戦が多いね」
私達の発言に
一葉「創、恋花様!?」
一葉はそんな馬鹿な顔をする
梨璃「ははは、でも大丈夫、私達ならきっと出来ます!」
叶星「ふふ……梨璃さんにそう言われると、本当に出来る気がするわ」
一葉「私達が繫げて来た絆は強固です
きっと上手く行く筈です!」
梅「ははは、レギオンのリーダー達がそんなに自信満々なら何も心配は要らないな!」
姫歌「そうね……悩んでたって仕方ないわ
ひめか達が信じなきゃ、明日は来ないもの!
後、テスタメントだったらウチにも優秀なリリィが居るわ
神琳さん、貴方には負けないんだから……ねぇ、紅巴!」
紅巴「ひぃ……っ!?」
神琳「ふふふ……どうぞ宜しくお願いします、紅巴さん」
紅巴「こ、此方こそ、不束者ですが宜しくお願い致します!」
私達が喋っている間にも
叶星「皆、急いでっ
鶴紗「こっちは準備、出来てる」
神琳「私はいつでも」
紅巴「か、覚悟いたしました……!」
と鶴紗、神琳、紅巴は其々武器を構える
梨璃「鶴紗さん、お願いしますっ!」
鶴紗「分かった……!」
鶴紗がファンタズムを発動して
神琳「紅巴さん」
紅巴「はいっ、神琳さん!」
神琳、紅巴も続けてテスタメントを発動して対象を鶴紗にして
鶴紗「っ……繋がった!」
梨璃「行きますよ、皆さん!
今度こそ、あの
一葉「
攻撃の予兆が有れば即時、対応できるように!」
叶星「私達の力を合わせて……敵を討つのよ!」
三レギオンのリーダーの号令で私達は別れて突撃する
私はいつも通りに一葉と一緒に動く
高嶺
「!、!」
高嶺が射撃で最後の
高嶺「正面、クリアしたわ
他の皆は如何かしら?」
瑤『こちら公園通り道路
橋の下にケイブがありそう……応援、来れる?』
灯莉『はいはーい!
ぼくがいくよー☆』
二水『其の位置でしたら私も援護できます!』
梅『よし、そっちは任せたゾ
梅は
雨嘉「了解……待ち伏せする」
姫歌『だったら、ひめかが囮になるわ!
ミリアム「無理はしてくれるなよ~?」
ミリアムが心配すると
千香瑠『大丈夫です、もしもの時は私がカバーに入ります』
千香瑠がサポートするようだ
藍『らん、とつげきする……!』
通信越しで藍が突撃宣言が聞こえるが私達は無視して
梨璃「――上手く連携で来てるみたいですね
良かった……」
神琳「鶴紗さんのレアスキルのお陰です」
一葉「此れがファンタズムなんですね……!」
叶星「自分の望む未来を手にする
上手く扱えば、これほど強力なレアスキルはそうないわ
でも気を付けて、一葉
ファンタズムで見る未来は可能性の一つに過ぎないわ
この手に掴む未来はたった一つ未来に惑わされては駄目よ」
一葉「はい……っ!」
梨璃「それにしても、ケイブはいくつあるんでしょうか?
倒しても倒しても、
梨璃の言う通りで
新たに
叶星「っ、また……!」
創「私が作戦前に放った〔タカカンドロイド〕達が発見したケイブは軽く見積もっても100はぐだらないからじゃんじゃんお代わりが来るよ」
一葉「下手に長引かせてはマギが持ちません
其れに梨璃さんのラプラスを発動させる為にも子の群れを如何にかしないと……」
梨璃「っ…………」
私達が目の前の
楓「お困りの様ですわね、梨璃さん!」
梨璃「この声は……楓さんっ!?」
どこからともなく楓の声が聞こえて来た
私達は直ぐに楓を探すが
一葉「えっ、姿が見えませんが……」
叶星「見て、あそこ……!」
叶星が指さした先には
楓「楓・J・ヌーベル……推参ですわ!」
建物のステンドグラス割りながら登場しながら手に持って居る
梨璃「楓さん……っ!」
楓「少々お待ちくださいませ、梨璃さん
愛しの貴方の為に雑兵を打ち払ってご覧にいれますわ」
そう言って楓は更に空いている手に〔仮面ライダーGの専用武器〕を持って両方の刃がワインレッドに光って
楓「はあぁぁぁぁぁぁっ!」
両方を振るると
創「相変わらず凄いな」
一葉「凄い……あの華麗な動き
此れが楓・J・ヌーベル……」
鶴紗「楓の実力は本物だよ
派手に見えるけど、何処にも無駄な動きが無い」
楓「私の恋路を邪魔するお馬鹿さんはお馬さんに蹴られておくたばりあそばせっ!」
更に連撃で
其れを見ていた梨璃は
梨璃「凄い……凄い、凄い、凄い!
楓さん、かっこいい……!」
楓を褒めると
楓「聞こえますわ――梨璃さんの賛美の声が
感じますわ――梨璃さんの熱い視線を
奏でなさい、
この切っ先が紡ぐは愛しき人への
より一層と
其れを見ていた私達は
一葉「む、無茶苦茶ですけど……強い!」
叶星「一柳隊では司令塔の役割が多いから忘れていたけれど楓さんは其の武勇も一級品……
百合ヶ丘の至宝……まだそこが知れないわ」
一葉と叶星は楓を褒めるが
楓「梨璃さぁぁぁんっ!
今、参りますわ」
一葉「…………」
創「やっぱり、変わった部分あるな」
私達が遠い目で楓を見つめていると
藍「一葉、創ー!」
一葉「藍……!」
創「終わったの?」
瑤「うん、建物の裏側は片付けたよ」
姫歌「こっちもお掃除完了よ!
ねっ、千香瑠様?」
千香瑠「ええ、大変よく出来ました」
他のケイブを破壊しに行っていた人達が戻って来た
雨嘉「結局、あの大きな
でも、ずっとこちらを窺っているみたい」
二水「ぶ、不気味ですね……」
夢結「でも此れは絶好の機会よ
梨璃……いけるわね?」
梨璃「はい……ラプラスですね!」
二水「梨璃さん、まずは通常通りにカリスマを
その後でマギを練ってラプラスへ昇華して下さい!」
梨璃「分かった、やってみる……!
……んーっ!」
梨璃はレアスキル、カリスマを発動する
此れから対特型
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