其れではどうぞ
千香瑠が作ったドリアを昼ご飯にして、食べ終わったタイミングで私達は今日の午後のシュミレータを使った演習をしておりシュミレータが生成した
一葉「!」
創「!」
千香瑠「!」
恋花「!」
瑤「!」
連携で
藍
「!」
シュミレータの
藍がシュミレータが生成したファング種のピストの最後の一体を撃破してシュミレータが止まった
藍「
おかわりちょーだい!」
藍が演習の追加を求めるが
エレンスゲ教導官「いや、ヘルヴォルの戦闘演習は以上で終了する
各員、スコアの確認の後、次の任務に備える事」
エレンスゲ教導官から私達の演習は終わりと告げられる
藍「えぇぇぇ~っ!
もうおわりなのつまんない!」
藍は不服そうだったが
千香瑠「まぁまぁ、藍ちゃん
部屋に戻って何か冷たい飲み物でもいただきましょう?」
千香瑠がそう言うと
藍「ジュース飲んでもいい?
らん、桃のジュース飲みたい!」
藍のご機嫌は直ぐに元に戻った
千香瑠「いいですよ
藍ちゃん、今日は頑張りましたからね」
瑤「うん、今日の藍は冴えてた……ばっちり」
藍「むふふふ~~♪
それほどでも……あっちゃうかも~?」
一葉「ははは……よかったね、藍
私もご一緒させてもらおうかな」
私達が楽しく会話していると
エレンスゲ教導官「待て、相澤一葉
貴様にはこの後、別室で話がある
教導官室まで一緒に来てもらおう」
一葉がエレンスゲ教導官から呼び出しをくらってしまう
それに対して一葉は
一葉「…………わかりました」
承諾したが
恋花「待って……それって一葉だけ?
あたし達は——」
恋花は不満で少しエレンスゲ教導官に問いかけるが
エレンスゲ教導官「用があるのは相澤一葉だけだ
他の者は速やかに宿舎へ戻れ」
エレンスゲ教導官はバッサリと一蹴りされてしまう
恋花「な…………!」
エレンスゲ教導官「行くぞ、相澤一葉」
一葉「っ……すみません、恋花様
藍の事、よろしくお願いします」
エレンスゲ教導官と一葉は其のままシュミレータルームを出る為に出入り口に向かう
創「恋花様達も行きましょう」
私も恋花にそう言って私達もシュミレータルームを出ると促すと同時に私は自身の制服のポケットに手に入れて
創「三体、一セットで一葉を追いかけて盗み聞きして」
三体の〔チョコドンゴチゾウ〕を投げ捨てると
〔チョコドンゴチゾウ〕『『『!』』』
三体の〔チョコドンゴチゾウ〕は素早く一葉の後を追いかける
恋花「一葉…………」
恋花は一葉を心配する
瑤「……行こう、恋花
一葉は大丈夫……きっと」
恋花「うん…………」
私達がカフェテリアエリアで一葉が来るのを待っていると
一葉「…………はぁ」
溜息をつきながら一葉がカフェテリアに来て、同時に一葉の後を追いかけた三体の内の一体の〔チョコドンゴチゾウ〕が私の下へ来て
創「……」
私は密かにポケットの出入り口を指で大きく開けて
〔チョコドンゴチゾウ〕『!』
〔チョコドンゴチゾウ〕は其処に入って私はポケットを閉じる
藍「一葉、おかえりー」
藍が一葉を出迎える
一葉「あ…………うん、ただいま」
次に恋花が
恋花「其れで其れで?
一体、なんのお話をして来たのかなー?」
恋花が一葉を問い詰めると
一葉「な、なんのことでしょう?」
恋花「またまたーしらばっくれちゃってー
教導官とどんな秘密のお話て来たのかって聞いてんの」
恋花はグイグイと一葉に質問する
一葉「え、えっと、それは……ですね…………」
一葉はしどろもどろになりながら答えを探して
恋花「なになにー?」
一葉「も、申し訳ありません、恋花様!
機密情報ですので教えられませんっ」
機密情報で答えられなかった
恋花「な、なにぃ~っ!?
あたし達にも教えてくんないのっ?
マジ?」
瑤「恋花…………」
瑤が恋花を落ち着かせて
千香瑠「仕方ありませんよ
私達のガーデンはほら……色々とありますから」
藍「一葉、ないしょー?」
創「教導官が秘密と言えば秘密しないといけないから」
私達も瑤に続いて恋花を落ち着かせる
私は〔チョコドンゴチゾウ〕が入っているポケットに手を入れる
一葉「ご、ごめんなさい……っ!
私はこれで失礼しますっ!」
恋花「あ…………っ!」
一葉は恋花から逃げるようにカフェテリアから出ると同時にすれ違う様にもう一体の〔チョコドンゴチゾウ〕が入って来て少し机や椅子に隠れながら私の元へ行き、私のポケットに入ろうとするが私の手が邪魔で入らず、〔チョコドンゴチゾウ〕が手に触れている事で
創「!」
私は一旦ポケットを抜くと〔チョコドンゴチゾウ〕は私のポケットに入って、同時にさっきまでポケットに入って居た〔チョコドンゴチゾウ〕を出して其のまま床を落とす様に手を放して〔チョコドンゴチゾウ〕を落として
〔チョコドンゴチゾウ〕『!』
〔チョコドンゴチゾウ〕は床に着地して一葉達に気が付く前に
〔チョコドンゴチゾウ〕『!!』
〔チョコドンゴチゾウ〕は走って其のまま机の裏側に隠れる
そして二体目の〔チョコドンゴチゾウ〕が入っているポケットを直ぐに蓋をする様に手を入れる
藍「一葉、いっちゃった
恋花、おこらせた?」
千香瑠「そうじゃないのよ、藍ちゃん
一葉ちゃんは私の事を思ってくれているの
だから、ああいう風の言うしかないのよ、きっと」
瑤「一葉、嘘をつけないから…………」
私達が会話している中
恋花「……………………」
恋花が何かを考えていて
創「恋花様、何か考え事ですか?」
私の質問に恋花は反応せず
千香瑠「さぁ、私達でやるべき事をやりましょう」
千香瑠がそう言った瞬間
恋花「…………間違いない」
さっきまで考えていた恋花が此処で何かを言った
瑤「えっ、何…………?」
創「どうかしましたか?」
私の問いに恋花は
恋花「一葉は何か大きな事件……いや陰謀に巻き込まれている!
あの様子は、あたし達に言えない何かを抱えている筈……!」
突然トンキチな事を言って
創「はい?」
私は素っ頓狂な声で言ってしまい、其れに今の恋花の頭に陰謀論モードのテロップの幻影が見えてしまう位に
此れには
千香瑠「え、えぇ
だから機密情報だって言っていたでしょう?」
恋花「あの一葉が悪の道に屈する筈がない!
と言う事は何かを人質にされているとか……?」
瑤「ドラマの見過ぎ…………」
瑤、千香瑠が呆れてしまうが、陰謀論モードの恋花は止まらず
恋花「こうしちゃいられない!
あたしが一葉を助けなきゃ……!」
一葉の元へ駆けつけろうとする
藍「らんも!
一葉、たすけるー!」
藍も行こうとするので
千香瑠「藍ちゃんはいいのよ」
瑤「うん……向こうでおやつにしよう」
千香瑠、瑤が全力で藍を止めるが
恋花「待ってな、一葉
あたしが秘密を暴いて助けるから……!」
創「ははは……」
私は苦笑いしながら私は座っていた椅子から立ち上がって女子トイレに行き二番目に来た〔チョコドンゴチゾウ〕をポケットから取り出して、同時に〔ガブフォン〕を取り出して、〔ガブフォン〕の上部のスロットに〔チョコドンゴチゾウ〕をセットすると、セットした〔チョコドンゴチゾウ〕が見聞きした光景を立体映像記録として投影する機能を使って一葉と教導官のやり取りを見る
〔チョコドンゴチゾウ〕が見ている風景は
一葉の後姿が映っている
一葉『失礼いたします』
一葉は教導官室に入った
一葉『早速ですが、お話とは何でしょうか?』
エレンスゲ教導官『性急だな貴様は……まぁ、いい
此方も手間が省ける
相澤一葉、貴様に指令が出ている
…………他言無用の極秘任務だ』
一葉『極秘任務……ですか?』
エレンスゲ教導官『本日より5日後、重要な物資がここエレスゲ女学園から鎌倉府のシエルリント女学薗へと極秘裏に輸送される』
エレンスゲ教導官から極秘任務の内容を聞いた一葉は
一葉『シエルリント……』
少し驚いていた
エレンスゲ教導官『我がエレンスゲ女学園とも親交のあるガーデンだ
貴様も知っているだろう』
シエルリント女学薗は私達が横浜外征任務の時に出会った深顯達が通っている学園であり、不明様な名前中二病育成ガーデンと呼ばれている
エレンスゲ女学園『輸送は鉄道を使い、陸路で行われる
警備を付けるが任務の性質上、外部の人間は使えん
其処で——』
一葉『私の……エレンスゲのリリィの出番と言う訳ですか』
エレンスゲ教導官『下手に輸送の規模を大きくして目立ってしまっては逆効果
よって我がガーデンのトップレギオン——ヘルヴォルを率いる貴様に白羽の矢が立ったという訳だ』
エレンスゲ教導官の理由を聞いた一葉は
一葉『……レジスタは集団戦で効力を発揮するレアスキルです
単独任務であれば、何故私に?』
一葉は自身のレアスキル、レジスタを出汁にしてエレンスゲ教導官に質問するが
エレンスゲ教導官『これはエレンスゲの決定だ
貴様に口答えも拒否する資格も無い』
エレンスゲ教導官は一蹴りされてしまう
其れを聞いた一葉は
一葉『……………………』
少し考えていると
エレンスゲ教導官『物資は夜間の内に輸送列車で極秘ルートを通って運ばれる
列車は武装しており、目的地に着くまで止まる事は無い』
極秘任務の内容を話してくれた
一葉『武装……襲撃が予想されて居るのですか?』
エレンスゲ教導官『我々には敵が多い
情報部の調べではリリィの存在を危険視して認めないある組織が動いている可能性があるとの事だ』
エレンスゲ教導官の発言に
一葉『っ…………!?』
一葉は先程よりも驚く
一葉「その様な思想を持った団体が居る事は知って居ますが、武力による介入を行う程の組織が……?」
エレンスゲ教導官『……
貴様は、我々の与える情報に誤りがあるとでも言いたいのか?』
エレンスゲ教導官のこのセリフは
一葉『…………?』
一葉は頭部に?が浮かび上がって其のまま
一葉『…………』
一葉はまた考え始めた
エレンスゲ教導官『どうした?
相澤一葉』
一葉『……極秘任務との事ですが、レギオンメンバーにも情報の共有は禁じられるのでしょうか』
エレンスゲ教導官『当然だ
何処で情報は漏洩するのか、分かった物では無い』
一葉『…………それともう一つ
物資の中身に関する情報は——』
エレンスゲ教導官『無論、トップシークレットに値する
貴様はただ物資を無事にシエルリント女学薗に届ければよい』
一葉「シエルリント——
——一つだけ確認させてください」
エレンスゲ教導官『…………言ってみろ』
一葉『其の物資は——
リリィやマディックにとって不利益を及ぼすものではない
其れは保証いただけますか』
一葉の其の問いに
エレンスゲ教導官『そんな事は貴様には——』
エレンスゲ教導官は此れも一蹴りしろうとするが
一葉『正体不明の物資を届けた結果、有効的なガーデンに対し我が学園が不利益を与える様な無礼は働けません
此れはプロフェッショナルとしての意見です』
一葉はリスクを話すと
エレンスゲ教導官『……分かった
リリィの生存率を高める人道的な装備とだけ教えてやろう』
一葉『分かりました
エレスゲ女学園の正義を信じます
教導官
貴方の正義も』
エレンスゲ教導官『…………』
一葉「相澤一葉、この極秘任務を確かに承りました
必ず守り切ってみせます」
エレンスゲ教導官『追って任務の詳細は貴様の端末へ送る
待機して居るのがいい』
一葉『はっ!
其れでは失礼したします!』
一葉と其の後を追いかける〔チョコドンゴチゾウ〕の一体が教導官室を出て扉が閉まったタイミングで
エレンスゲ教導官『……………………ふぅぅ
相変わらず、可愛げのない
あれがエレンスゲの序列1位とはな…………
兎に角報告をせねば——』
エレンスゲ教導官は端末を取り出して何処かに電話をかけて
エレンスゲ教導官『…………はい、任務の発令を完了いたしました
相澤一葉が動きます……ええ、問題ありません
…………その情報は伏せています
リリィの生存率を高めると——嘘は吐いていませんからね
万事、抜かりなく進んでおります
全ては貴方の思うままに』
私は此処で〔ガブフォン〕にセットしている〔チョコドンゴチゾウ〕を外して
創「恋花様が考えた陰謀論がバカにならなくなったな」
私はそう思って大きくため息をつく
最後までお読みいただきありがとうございます。
其れでは感想、評価、誤字脱字、を待っています
其れでは次回もお楽しみに