19人+1人のリリィ×仮面ライダー   作:ジェットプテラ

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第百四十四話が完成しました
其れではどうぞ


第百四十四話 作戦会議

私が一葉の通信を盗聴して

 

深顯『神聖にして清浄なる白き太陽に誓って——

サンクトゥス・クラルス・アルブス・ソル————』

 

通話相手が深顯と分かり安心して夕食を食べ終わった後に

 

恋花「ヘルヴォル、集合~!

点呼、はじめ!」

 

藍「いーち」

 

創「にー」

 

瑤「さーん」

 

千香瑠「よーん」

 

恋花の指示の元、謎の点呼を始める事になった

 

藍「はっ!

一葉がいない……呼んで来るー!」

 

藍は一葉を呼ぼうと一葉の元へ行こうとするが

 

恋花「ちょい待ちー!

今回は一葉抜きで良いの」

 

恋花が待ったを掛ける

 

藍「えー、仲間外れはよくないよ?」

 

恋花「ノンノン!

此れは一葉が大切な仲間だからこそなの!」

 

瑤「如何言う事…………?」

 

恋花「やっぱり、あたしの推理は間違ってなかったの!

一葉は大きな陰謀の渦に巻き込まれているっ!!」

 

恋花が唐突に的外れな陰謀論を話した

此れには

 

千香瑠「陰謀…………?」

 

瑤「まだ言ってたの…………」

 

千香瑠と瑤は呆れており

私も一葉の通信を盗聴して居て通信の内容を知って居るので

 

創「(つд⊂)」

 

呆れて顔を覆ってしまう

それに対して

 

恋花「いやいや、マジなんだって!

一葉の様子が可笑しいの!」

 

藍「一葉……びょーきなの?」

 

創「いや病気じゃ……」

 

私が否定しろうと言おうと瞬間

 

恋花「そう、今の一葉の心は悪しき病に囚われているの!

秘密と孤独と言う病巣がその身を蝕んでいる!」

 

藍「虫歯…………痛いの、やだ……!」

 

創「そっちの方じゃない!」

 

私が藍に指摘するが

 

千香瑠「…………藍ちゃん?

もしかして、虫歯があるの?」

 

千香瑠は藍に虫歯があるのか質問してきた

 

藍「ないよっ、ぜんぜんないよ!

だから、歯医者さんいかない!」

 

瑤「千香瑠、大丈夫

藍の歯は毎晩、私が磨いてチェックしてるから」

 

恋花「いや、其れは流石に過保護でしょ……ママかよ……」

 

藍「らんの歯、ぴっかぴかー♪」

 

創「其れよりも恋花様!

話したい内容から脱線して居ませんか?」

 

恋花「そ、そうだった

と、とにかく!

あたし達で力を合わせて一葉を正しい道へ連れ戻すの!」

 

藍「一葉、よく迷子になるもんね!」

 

恋花は一向に会議が進まないと判断して

 

恋花「…………藍、あっちの部屋にお菓子があるから食べてきていいよ」

 

藍「おかし!

テレビも見てい―いっ?」

 

恋花「うんうん、好きなものを見なさい」

 

藍「やったー!

らん、あっちの部屋行っているー!」

 

藍は隣の部屋に行った

 

千香瑠「…………藍ちゃんを一人で歩かせるの不安だわ

あんなに可愛いんですもの、誘拐とかされないかしら……?」

 

瑤「前例がああるからね…………」

 

創「ああ、漆黒の騎士と白の姫騎士の撮影の時ですね」

 

恋花「この任務に藍は連れて行けない

今回は留守番してもらおう」

 

創「なら私は藍の子守をした方が良いですか?」

 

恋花「あ、うんお願い出来る?」

 

創「任せて下さい

其れと藍と一緒に留守番しますけど引き続き任務の説明を聞いて言いですか?」

 

恋花「うん構わないよ」

 

瑤「其れで任務って……具体的に如何するの?」

 

恋花「如何やら一葉は機密情報に属する物資を運んで居るらしいの」

 

千香瑠「それ、本当なの…………?」

 

恋花「うん、一葉と教導官が話して居るの聞いたもん」

 

瑤「教導官に……」

 

創「要するに盗み聞きしたんですね」

 

恋花「其れは良いでしょ

取り敢えず、其の物資をあたし達がこっそり奪って公の場に暴き出してあげようって作戦!」

 

恋花がそう言うと

 

千香瑠「恋花さん、泥棒はよくないわ」

 

千香瑠に天然なツッコミをする

 

恋花「悪の組織が教導官と一葉を操って、裏で暗躍してるんだよ?

どうせ、碌な計画じゃないって」

 

瑤「いや、その悪の組織って言うのが、そもそも恋花の勘違——」

 

瑤が指摘する前に

 

恋花「勘違いだったとしても、あたし達だってバレなきゃOK!

速攻でトンズラして知らぬ存ぜぬって寸法よ!」

 

恋花はごり押しで言い切った

 

瑤「……どっちが悪の組織?」

 

恋花「兎に角、此れは一葉を助ける為に…………

ひいてはあたし達ヘルヴォルが正しくある為の任務なの!」

 

恋花のごり押しのトンキチの言い分に

 

千香瑠「…………そんな風に言われると……ねぇ?」

 

瑤「確かに、藍は巻き込めないね…………」

 

恋花に同調し始めて

 

恋花「瑤!千香瑠!

2人の力をあたしに貸して!」

 

千香瑠「…………何をすればいいのですか?」

 

瑤「千香瑠……?」

 

千香瑠は恋花に完全に同調したと思ったが

 

千香瑠「だって私達が動かなかったら恋花さんは一人で突っ走ってしまうでしょう?」

 

如何やらブレーキ要員で行くみたいだ

 

瑤「…………うん、間違いない

恋花の運転席は右アクセルで……左もアクセルだから」

 

創「其れ言ったら一葉も運転席は右アクセルで、左もアクセルですよ」

 

私達がそう言うと

 

恋花「人を一葉みたいな暴走車みたいに言うなー!」

 

恋花は猛抗議して

 

恋花「まぁ、でもその通り

あたしを放って置くとどうなるか…………ふっふっふっ」

 

開き直って意味深な笑い声を出すと

 

瑤「…………分かった、私も参加する」

 

恋花「そうこなくちゃ!

2人とも愛しているー♪」

 

千香瑠「ふふふふ…………っ」

 

創「私は先程通りに藍と一緒に留守番しますね」

 

恋花「お願いね」

 

瑤「さっき千香瑠が聞いてたけれど、私達は何をすればいいの?」

 

瑤が任務の内容を質問した

 

恋花「うん、瑤には一葉の周囲を探って欲しいの

その護衛任務の詳しい日程や場所を突き止めて」

 

瑤「……わかった、やってみる」

 

千香瑠「私は如何しましょう?」

 

恋花「千香瑠は…………これ!」

 

恋花は映像メディアを取り出して千香瑠に差し出す

此れには

 

千香瑠「え…………?

これ、映像メディア……ですか?」

 

千香瑠は素っ頓狂に驚く

 

恋花「”ライア―/ブラックラビット„の最新シーズンまで、全62話……これを作戦決行日までに履修しておく事!」

 

恋花の予想外の指摘に千香瑠は

 

千香瑠「…………はい?」

 

素っ頓狂を通り越しで唖然してしまう

 

恋花「あたしは此れでエージェントの極意を学んだから

今度は千香瑠が此れでエージェントが何たるかを学んで」

 

恋花の無茶ぶりと言わんばかりの提案に

 

千香瑠「えぇっと——」

 

予想通りに千香瑠は困惑する

 

恋花「瑤も密偵の合間に見るんだよ?

潜入任務に関してはね、第3シーズンの最終話が役立つはず!」

 

恋花の無茶ぶりは瑤にも飛び火して

 

瑤「…………今からでも任務から降りるのは——」

 

瑤が逃げ出す為に今からでも任務から降りると言ったら

 

恋花「エージェントに撤退の文字は無い!

如何に不可能と思える任務もスマートにこなす…………

それがあたし達伝説のエージェントなのだ!」

 

瑤「いつから伝説になったの……」

 

瑤のツッコミを恋花は無視して

 

恋花「さて、そうと決まれば後はどうやって物資を盗み出すか

ドラマの中のガジェット研究開発部”ラビット・ホール„みたいな機関が何処に無いかな~?」

 

恋花のこの発言に

 

千香瑠「恋花さん……ちゃんと現実は見えてるわよね…………?」

 

創「てか、其れを言ったら私色んなアイテムを開発しているんですけど」

 

すると恋花の〔ガトライクフォン〕から着信音が鳴った

 

恋花「っ…………来た!」

 

恋花は鳴っている〔ガトライクフォン〕を取り出した

 

瑤「えっ、何が——」

 

恋花「二人共、後はよろしく

あたしは此れから開発主任と密会するから!

そう……絢爛たるマッドサイエンティスト”J„とね」

 

恋花が自信満々に言うと

 

楓『——誰がマッドサイエンティストですの、恋花様?』

 

恋花の〔ガトライクフォン〕から楓の声が聞こえた

恋花が言っていた絢爛たるマッドサイエンティスト”J„の正体は楓・J・ヌーベルの様だ

私は聞き耳を立てる

 

恋花「Jか……ちょうど連絡を取ろうと思ってたところだったよ」

 

楓『変な呼び方しないで下さいませ!』

 

恋花「あはははっ、いいじゃんいいじゃん

コードネームJ……かっこいいし!」

 

楓『ま、まぁ、確かにエージェントっぽくてよいですわね…………

所で、今はお時間ありまして?

例のドラマ、スピンオフが制作されるという噂を私独自の情報網がキャッチしましたわ!』

 

恋花「えっ、マジで!?

えっえっ、スピンオフって事は主人公が違うとかっ?

……って、その話もめっちゃしたいんだけどさ—

その前にちょっと楓に相談があるんだよね—」

 

楓『あら、なんでしょう?』

 

恋花「ほら、前に”ライア―/ブラックラビット„が組織の兵器工場に侵入した時に使ってたガジェットの話したじゃん?」

 

楓『ええ、敵地侵入用スニーク・ガジェットですわね

あれでしたら精巧なレプリカを制作しましたわ』

 

恋花「それってもちろん、実際に使えるんだよね?」

 

楓『当然ですわ!

グランギニュルお控えの技師に発注して制作した逸品ですもの

今も日夜、梨璃さんの寝所に忍び込むために——』

 

恋花「ストップ、楓

それ以上聞くとあたしも何らかの罪に問われそうだから辞めて』

 

楓『罪なんかありませんわ!

其れを罪と呼ぶのでしたら

梨璃さんの可憐すぎる寝顔こそがギルティー!

とは言え、ルームメイトである閑さんの勘が異様に鋭くて一度も侵入に成功しておりませんけれど…………』

 

恋花「まあ、兎に角

相談って言うのは他でもない、そのガジェットの事」

 

楓『あれがどうかしましたの……』

 

恋花「そのガジェット……あたし達に貸してほしんだ」

 

恋花は訳を話して楓は

 

楓『えぇ、構いません』

 

楓の承諾を得て楓が持って居る”ライア―/ブラックラビット„の敵地侵入用スニーク・ガジェットのレプリカを借りて、瑤から得た情報で一葉の秘密の護衛任務の開始日=Xデーが5日後に判明して5日後に私達は動き出した




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