19人+1人のリリィ×仮面ライダー   作:ジェットプテラ

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第七話が完成しました。
まだアンケートは行っていますので是非参加して下さい
其れではスタートです。(^O^)/


叛逆のスキャルドメール
第七話 宣言


一葉が仮面ライダーブレイズを手にして私達はエレンスゲ女学園に入学した。

エレンスゲ女学園の学園生活は勉強、訓練、戦闘そして、私はCHARMのメンテナスなどをする部門‘‘アーセナル,,で入学して居る為CHARMの勉強やメンテナンスの訓練をしている。

其の為に私達の戦闘スタイルが一葉がHUGEの群れに突っ込んで私がそれのサポートに努めているせいで二年間で一葉は序列2位まで上り、私は序列8位をキープしている。

そして私達は外征をしていて

 

創「一葉、そっち終わった?」

 

一葉「ええ、終わりました。

創の方は?」

 

創「こっちも終わっている」

 

一葉「そうですか。

此処の区画で残っているのは?」

 

創「えっと待って今調べる」

 

と私は〔飛電ライズフォン〕を取り出して調べて

 

創「此処!!」

 

私は〔飛電ライズフォン〕から空中にディスプレイを展開した。

其れを見た一葉は

 

一葉「其れでは行きましょう」

 

とクルっと私に背中を見せて其のまま走るつもりでいるけど

 

創「こっちの方が早い」

 

と右手の指に〔テレポートウィザードリング〕を嵌めた。

 

一葉「そうでした。

では創、お願い致します」

 

創「了解、其れじゃあ行くよ」

 

私は待機状態の〔ワイズドライバー〕に〔テレポートウィザードリング〕翳した

 

『テレポート ナウ』

 

と私の隣にワイズマンの魔法陣が展開されて一葉は迷うことなく魔法陣に飛び込んだ

そして遅れて私も魔法陣に飛び込むと一葉と此処の区画を担当していたリリィが二名いた。

 

創「一葉その二人の容態は?」

 

一葉「二人ともCHARMを破壊されていますが大きな怪我もなく歩けます」

 

創「間に合ったね」

 

一葉「はい」

 

と会話して居ると

 

リリィA「貴女達は……相澤、一葉……と……白城、創……」

 

リリィB「一葉、創……って、あのエレンスゲ首位クラスのコンビ!?」

 

この二人は私達の存在を知って居たみたいで驚いていた。

そんな姿に苦笑しつつも、一葉は二人に毅然とした態度で話しかける。

 

一葉「お二人は撤退を。責任は私達が持ちます」

 

リリィB「で、でも司令部からの命令は……」

 

一葉「命に替えてもヒュージを殲滅せよ、と?」

 

リリィA「ええ……」

 

リリィB「……」

 

私は其れを見て私と一葉はアイコンタクトして

 

創「それじゃあ教官にこう報告して」

 

一葉「この区域のヒュージは既に私達が殲滅しました」

 

リリィA「え……!?」

 

創「それで貴方達にが相手していたHUGEが最後の個体だった」

 

一葉「ですから……生まれ変わらずとも、ここでお二人共幸せになってください」

 

創「お幸せに」

 

私達は微笑みを浮かべながら、驚く二人にそう告げる。

 

リリィB「……ありがとう」

 

一葉「礼は必要ありません。

これが私の正義だというだけです。

さあ、お早く!」

 

と私達は撤退していく二人を見送っていると一葉の通信機が鳴り一葉は取り出して通信を開く。

 

エレンスゲ司令部『ーーーこちらはエレンスゲ司令部。相澤一葉並びに白城創、応答を』

 

創「白城創」

 

一葉「並びに相澤 一葉、聞こえています」

 

エレンスゲ司令部『貴女達の当該区域における戦闘行為は作戦計画に含まれていません。

状況の説明を』

 

一葉「目標への移動中、ミドル級ヒュージを複数体発見。

交戦規定に基づき殲滅しました」

 

エレンスゲ司令部『当該区域には既に戦力が割り当てられています』

 

一葉「戦力差は明確でした。

助けなければこの区域の戦力は全滅していました」

 

エレンスゲ司令部『それは不要な心配です』

 

一葉「……助けなければ、人が死んでいたと言っているんです」

 

と又一葉と指揮官の反発が始まった。

一応通信をしている指揮官も元はリリィだけどエレンスゲの人間として育てられた価値観が、"勝利"をその過程の犠牲より重視させているため一葉と反発してしまう。

 

エレンスゲ司令部『我々は全戦力を最高効率で運用しています。

貴女達の独自行動は結果として戦況に悪影響を及ぼしかねない』

 

一葉「戦況は混乱を極めています。

事前に立案された作戦計画はもはや役に立たない。

このような状況下では現場の柔軟な判断が優先される筈です」

 

エレンスゲ司令部『……』

 

一葉「悪影響を及ぼしたか否かは、状況終了後、私達の戦果を以ってご判断いただければ、と」

 

創「其れに一葉のミスは私がカバーしますので」

 

エレンスゲ司令部『了解した。

その言葉の責任は取ってもらう。

以上、通信終わり』

 

と通信が終わると一葉はため息を付いて

 

一葉「⋯変わっていない、あの頃と何も⋯

あの人の意志を継いで⋯私が変えなきゃ」

 

創「あんまり気張らないでね」

 

一葉「気を付けます」

 

と私達の外征は終わり一葉は念願の序列一位を手に入れてヘルヴォルの指名権を手に入れた。

そしてエレンスゲのトップレギオン『ヘルヴォル』の任命式が来た。

場所は講堂で行われた。

 

教導官「相澤一葉、前へ」

 

一葉「はい」

 

壇上に上がった一葉の姿に、不安や緊張といったものは皆無。

一年生にして、既に王者たるに相応しい風格を有している。

 

生徒A「あれが序列1位の…」

 

生徒B「まだ1年生なのに…」

 

ざわめき出す講堂内、全ての視線が自分一人に向けられる中、一葉は朗々と“演説”を開始する。

 

一葉「今学期から序列1位となり、トップレギオン『ヘルヴォル』のリーダーを拝命する事になりました。

高等部1年、相澤一葉です。

ご存知のように、今この世界は正体不明の怪物ヒュージの群れによって追い詰められています」

……この地上にヒュージが出現してから、私達人類の生活は大きく変わりました」

 

ヒュージによって多くの人命が失われ、人類の生活圏も大きく縮小した。 

未だヒュージを根絶する有効な手段は糸口すらも見えず、人類は勝利おわりの見えない防衛戦のさなかに居る。

それを再確認するように発した言葉は、暗く重い。

 

一葉「けれど、変わらないものもあります」

 

一葉の言葉が、一転して強い熱を帯びる。

勝利の見えない戦いという絶望。

それに立ち向かう為の希望もあるのだと鼓舞するように。

 

一葉「このような世の中にあって尚、人類がずっと守り続け、受け継いできたものがあります

思いやり、人と人の繋がりーーー互いを大切に思う心。それら、人を人たらしめる感情です

どれほど追い詰められようと、人は自らが人である事を諦めなかった

だからこれまで、どんな困難に直面しようと戦い続けて来られたのです」

 

心持たぬ怪物には決して理解できない尊いもの。

それこそが、無くしてはならない希望ひかりだと一葉は語る。

 

一葉「私達が戦うのは報酬や名誉、ましてや学園の為ではありません」

 

勿論一葉も、報酬を受け取る為、他者から認められる為に戦う事を全否定するつもりは無い。

親が居ない子達は生計を立てる為の、悪く言えば金の為に戦いという道を選んだのだから。

しかし、決してそれだけではないはずだ。

私達のような、成人もしていない子供が命を賭ける理由が、そんなものだけである筈が無い。

その実例を、損得や合理を抜きにして助けてくれた人を一葉は知っている。

だからこそ、一葉は公然とこのエレンスゲの在り方に異議を唱えるのだ。

 

一葉「学園の為に命を捨てろ、などバカげています

人に犠牲を強いる戦い方では、本当に大切なものは守れない」

私は、この世界の全ての人を守りたい。

そして、共に戦う仲間を守りたい

そこにある想いを、守りたいのです」

 

それが綺麗事だと知りながら、綺麗事だから実現したいんだろうと一葉は誰に憚ることなく宣言する。

そして私は其処に惚れたんだ

 

一葉「私は、何一つ諦めずに戦いたい」

 

そう、諦めたりしない。

諦めなければ必ず道は開けると一葉と私は信じている。

 

一葉「ヘルヴォルの二つ名である楯の乙女。

それは、大切な物全てを守る楯でなければいけないのです!」

 

確かに人類は、勝利の見えない戦いの中に居るのかもしれない。

しかしその中で、相澤一葉にとっての勝利とは大切な全てを守り切る事なのだ。

その心からの言葉を語る姿に魅せられる者、綺麗事しか言えない愚か者だと内心で嘲る者、どうせ何も変わらないと冷めた目をしている者、と反応は様々だったが。

 

一葉「ーーーそれが私の意志であり、リリィとしての誇りです」

 

その言葉に耳を傾けない者だけは、その場に一人として居なかった。

 

一葉「戦場において、言葉は意味をなしません

私は、正義と信念の在り方をエレンスゲのトップレギオン、ヘルヴォルにおいて示します

今回、トップレギオンのメンバーを選ぶにあたっては、この信念を支える事ができる方を指名させていただきました」

 

一葉は一度言葉を切ると、講堂内を軽く見回した。

己が選んだメンバーの顔を、はっきりと脳裏に焼き付けてからその名を呼んでいく。

 

一葉「飯島恋花様

初鹿野瑤様」

芹沢千香瑠様ーーー」

 

飯島恋花序列13位、初鹿野瑤序列14位、芹沢千香瑠序列84位。

飯島恋花、初鹿野瑤は序列は高いリリィでヘルヴォルに指名される可能性が高いが。

芹沢千香瑠は序列84位で従来の選考基準からすればヘルヴォルに選ばれない可能性が高い。

だからこそ、エレンスゲの生徒達の困惑は大きかった。

一葉の演説に静まり返っていた講堂内が俄に騒がしくなりはじめる。

一葉はそこでメンバーの発表を区切り、その予想外の人選に戸惑う生徒達へ言葉を投げかけた。

 

一葉「私は、この学園における序列という評価を重視していません

個人の強さという指標に価値がある事は事実です。

しかし、個人の強さと集団での強さは同じ評価軸では測れません」

 

そう。

一葉が考えるエレンスゲの問題点は突き詰めればそこにある。

個人として強い人間のみを集めれば強い集団になるか、と問われればそれは否だろう。

確かに一定の戦果は上がるだろうが、なまじ個人として強い分連携はどうしても疎かになってしまう。

特に個人としての成果を重視しがちなエレンスゲでは尚更そうなりやすい。

それが最悪の形で表出したのが一葉の故郷『日の出町の惨劇』なのだから、それは誰にも否定できない事実である。

 

「例えば"デュエル年代"であれば、個人の強さという指標は重視されるに足る意味を持っていた事でしょう。

しかし、ノインヴェルト戦術複数名による連携必殺が対ヒュージ戦の主流となり、集団による連携が重視されるようになった今、個人の強さという評価軸だけではもはや不十分と言わざるを得ません

先程も申し上げた通り人と人との繋がりや絆……それらによる相乗効果が個人の力を超える結果をもたらすものだと確信しているからこそ、私はそれを新たなヘルヴォルで体現してみせます」

 

要するに、このエレンスゲに新たな評価基準を導入する、というのが一葉の提唱する改革だ。

現地で戦うリリィやマディックから後方の指揮官まで全員に集団としての意識を持たせ、相互に守り合う事により人的損害を抑えつつ、これまでと同等以上の戦果も叩き出すという新たな戦術思想を確立する。

その過程で現在は7つしかないレギオンの総数拡大、結成の自由化を行い、個人としての序列以外にレギオンとしての序列を導入して、個人技と連携、個々の得意分野に応じた適材適所を徹底する事で、全てのリリィが極力自分に合った環境で戦えるように整える。

その他にも理想実現の為、やらなければならないことは数多いが、一葉にはその道筋が確かに見えていた。

そしてその為の試金石となるチームこそ、一葉が編成した新生ヘルヴォルだ。

ただそれを含めた改革の具体案を語るのは、少なくともこの場ではない。

それに、一葉にはもうひとつ語るべき事が残っている。

 

一葉「ーーーしかし。

私は、個人の強さを蔑ろにする積りもまたありません」

 

戦場というのは、往々にして予測不可能な事態が起きるものである。

先程とは逆に集団の力のみを評価軸にしたチームでは、例えばメンバーが分断されてしまった場合や誰かが戦闘不能になってしまった場合に機能不全を起こす可能性がどうしても付き纏う。

そんな状況を打開するには、やはり個人として強力無比な存在こそが必要になってくる。

だからこそ、一葉が考える最強のチームとは個人と集団、二つの評価軸のハイブリッドいいとこ取り。

皆が皆を守り合う盾となる事ができ、その中に数名の最強の矛エースを備えたレギオンこそが理想形。

さながら神話におけるヘルヴォルが、楯と共に輝く(ティルフィング)を携えたように。

 

一葉「更に整備不良のCHARMの誤作動に突然のCHARMの故障などが対応できる人物をヘルヴォルに入れたい。

だからこそ、私は5人目のメンバーとして」

 

加えなければならないもうひとつのピースがある。

一葉にとっての相棒であり、ずっと共に戦ってきた相手。

その名を呼ぶ。

 

一葉「アーセナルの白城創を指名させて頂きます」

 

私の名前が呼ばれた。

そして私と一葉はアイコンタクトして

 

一葉「メンバーの一人一人の考えや個性を尊重し、互位に助け合う結束力の強いレギオンを目指しましょう。

それが相乗効果を生み、真の強いレギオンとなるのだと私は、そう信じています。

指名させ頂いたメンバーの方々。

そして生徒の皆様。教導官の皆様ーー人々を守る為に、人々の心を守る為に共に戦いましょう」




最後までお読みいただき有り難う御座います。m(__)m
アンケートの参加、誤字脱字、感想、評価を待っています。
次回もお楽しみ下さい(^O^)/

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