19人+1人のリリィ×仮面ライダー   作:ジェットプテラ

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第九十四話が完成しました
色々とありまして今回はかなり短めです
其れではどうぞ


第九十四話 少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)の為の物語

私達は少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)と仲良くする為に、たい焼きと灯莉の要望でマカロンを作って茶会する

藍と灯莉は一目散にキャンプの椅子付き折り畳み式の机に行き紙皿に其々藍はたい焼き、灯莉はマカロンを取る

私と梨璃は少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)と一緒に冷えたラムネを

 

[[ポン]]

 

ラムネのビー玉の栓を開けて私は一口を飲んで

 

創「毒味終わったよ」

 

私は一口飲んだラムネを少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)に差し出した

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は無言でラムネを受け取り其のまま飲もうとしたが

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

ラムネの栓をして居たビー玉が飲む口を防いで飲めない

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)が飲めない事に不満な顔をして居ると

 

梨璃「あぁ、えっとね此処の窪みにビー玉を乗せて飲んだよ」

 

梨璃はそう言ってビー玉を窪みに乗せて飲んだ

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)も梨璃がしたように自分も同じことをする

すると瓶の中に入って居るラムネ=炭酸飲料を飲んで

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「!?」

 

ビックリして

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「ゴホゴホ」

 

咽る

 

梨璃「だ、大丈夫」

 

創「まさか炭酸飲料は初めて飲む口かな?

まぁ瓶から一気に飲むから咽たんだと思う」

 

私は

 

『コネクト ナーウ』

 

ワイズマンの魔法陣からコップを取り出して其のコップに少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)のラムネを注いで

 

創「こっちの方が飲みやすいよ」

 

私はラムネが入って居るコップを差し出す

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「コク」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)はコップを受け取って再度ラムネを飲む

今度は咽ることなく飲みきった

私も私の分のラムネを開けて飲んで

私は紙皿を取ってたい焼きとマカロンを回収して

 

創「二人と美味しい?」

 

私がそう言うと

 

藍「うん美味しいよ!」

 

灯莉「僕も美味しいよ☆」

 

二人共美味しいよと返してくれる

 

私が作ったお菓子が美味しいと言われて私は安心が出来る

自分もマカロンを食べる

本来なら私が先に味見しないといけないのに藍と灯莉にさせた事には反省させないといけない

それにしても

 

創「それにしても美味しい

普段CHARMの整備に機械いじりしかしていないのに

やっぱり御爺様の血を引き受けている」

 

そう言いながら私は少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)の前に紙皿に乗って居るたい焼きとマカロンを置く

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

たい焼きとマカロンを見る

 

創「貴方が毒味を指名した食材から作ったお菓子達だよ

こっちのお魚がたい焼き、丸い奴がマカロンと言うんだよ」

 

私はたい焼きを手に取り食べる

 

梨璃「えっと私もいいかな?」

 

梨璃がそう言うと

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……コク」

 

頷いて

 

梨璃「では失礼します」

 

梨璃はマカロンを手に取り食べる

 

梨璃「う~ん、美味しい!」

 

梨璃は嬉しそうな顔をする」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)もマカロンを手に取り食べる

 

梨璃「美味しい?」

 

梨璃はそう言うと

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

言わないが口元が少し緩んでいた

私達は残りのたい焼きとマカロンを食べて

 

梨璃、創、藍、灯莉「「「「プッは!」」」」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

ラムネを飲みきった

梨璃は少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)の方を向いて

 

梨璃「其れで如何してさっき私を襲ったの?」

 

梨璃は質問すると

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……ごめんなさい」

 

梨璃「あ!?

そうだよね行き成り私が此処に来てビックリしたよね?

此方こそ御免なさい」

 

謝る少年に、梨璃も謝りながら笑って少年に話し掛ける。

 

梨璃「其れで教えて欲しんだけどいいかな

如何して私の方に来て暴れるのかな」

 

梨璃がそう言うと

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は少し目線を落として無言を貫いていた

 

梨璃「えっと……」

 

梨璃少し考えて

 

梨璃「あ!」

 

梨璃は多分あの文章の内容を思い出して

 

梨璃「……人が苦手?」

 

そう言うと

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……うん」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は俯きながら答える。

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「昔はね……ドラゴンと人間は仲良く暮らしてたんだ。

けど……人間が僕たちを恐れて……」

 

梨璃「……そっか」

 

ポツリポツリと語る少年に、私達は話に耳を傾けて、梨璃はそう言う。

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「仲間が居なくなってから……僕は独りぼっちなんだ。仲間を探したけど、見つからなくて……」

 

梨璃「……辛かったね」

 

仲間を無くした哀しさと孤独による寂しさに、少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)の目に涙が浮かんだ。

梨璃はそんな少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)をそっと抱き寄せ、その涙を指で拭う。

 

創「人間中にも己の欲望を優先して悪い事をする人は確かに居る。

君が言っている事は強ち間違っていない……」

 

私は皆が食べて居た物を片付けながらそう言う

 

創「だけど……」

 

片付けが終わって私は俯く少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)に、近づいて

 

創「そんな人間の中にも、独りぼっちになった人も自ら独りぼっちになった人(白井夢結)にも自分の安全を顧みずに手を伸ばす人も居るんだ」

 

私はそう言って梨璃を見る

 

梨璃、少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)

「「え!?」」

 

私の言葉に

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は俯いていた顔を上げて梨璃と一緒に驚いて居た

 

創「何を驚いて居るの実際自ら独りぼっちになって居た白井夢結にシュッツエンゲルの契りを勝ち取ったじゃん」

 

梨璃「そ、其れはそうですけど」

 

創「兎に角、梨璃は信用に値する人物と思うよ

実際竜になった君のブレスを痛いのにも拘らず真正面から受け止めて抱きついたから」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……そうだね」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)と話していると

 

灯莉「ねぇちょっと良いな?」

 

灯莉が此処で発言して来た

 

灯莉「君って原初の竜じゃないよね?」

 

灯莉の質問に

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「?」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は首を傾げて

 

梨璃「どうゆう事ですか?」

 

梨璃は疑問を返す

 

灯莉「えっとね

梨璃、創、らんらん、プリミティブドラゴンの物語の内容覚えている?」

 

藍「えっとね

何だっけ?」

 

藍は忘れているみたいで

 

創、梨璃「「ハハハ」」

 

苦笑いして

 

梨璃「えっと確か……

『昔々、始まりを知る竜がいました。

 

心優しい竜は人間をとても気に入り、見守り、時には助け、人間と友達になりました。

 

竜は人が物を知り、成長し繁栄するのをとても喜んでいました。

 

そして竜の一族と人は仲良く暮らしていたのです。

 

時が経ち、始まりの竜が居眠りについた頃、増えすぎた人は竜たちと違う場所に住まうようになり、やがて竜のことを忘れてしまいました。

 

竜たちは再会をとても喜びましたが、現れた人間たちは突然竜たちを攻撃し始めました。

 

昔友達だったことなど忘れて、竜のことを化け物だと思っていたのです。

 

竜たちはかつての友情を忘れられず、戦うこともせず、一匹、また一匹と倒れていきました。

 

最後の一頭の命が尽きる頃、永い眠りから覚めた始まりの竜は驚きました。

 

そして仲間と友達をいっぺんに失ったことをとても悲しみました。

 

悲しみに暮れた始まりの竜は仲間を求めて彷徨いました。

 

世界中、何年も何百年も何千年も、寿命が尽きて、死んだ事にも気付かずに仲間を求めて彷徨い続けました。

 

骨となり、魂だけになってもまだ、何年も何百年も何万年も彷徨い続けました。

 

忘却の果てには悲しみが、その悲しみは未来永劫続く悲しみ。

 

吟遊詩人たちも詠っている。

 

悲しみから永遠に救われず、今も仲間を求めて彷徨っている竜の歌を。』

でしたよね?」

 

灯莉「うんその通りだよ

この話通りなら多分原初の竜はお爺ちゃんだと思うだと僕はそう思ったんだけど、その子は子供だと思うの」

 

梨璃「確かにそうですよね

一番最初に産まれた竜ですもんね」

 

灯莉「そう多分この物語は白雪姫の様に何処かで物語が捻じれたんだと思うの」

 

梨璃「そうなの?」

 

梨璃は問いかける

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「コク」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は頷く

 

梨璃「灯莉ちゃんの言う通りです」

 

灯莉「やっぱり僕の予想通り!

本当の物語は……

『かつて彼の世界は、人間とドラゴンの共存するやさしい世界だった。

 

しかし、いつしか人間がドラゴンを敵視し、気づくと「子竜」以外のドラゴンは死に絶え、子竜は仲間を求めて世界をさまよい続けた。

 

だがとうとう力尽き、孤独と飢えを抱えたまま人間への憎しみだけを残して息絶え、やがてプリミティブドラゴンとして伝承されるようになった。

……が本当のプリミティブドラゴンの物語だと僕は思う」

 

梨璃「確かに最初の文章は若干違和感有りましたけど

この文章なら違和感ありません」

 

藍「うんらんも」

 

灯莉「でしょ!

続きの物語は……」

 

灯莉は少し考えて

 

灯莉「うん決まった☆」

 

灯莉は少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)の方を向いて

 

灯莉「これから君に話すのは、この物に登場した独りぼっちのドラゴンの、その後の物語だよ☆」

 

そう言って灯莉は、少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)の為に1つの物語を語り始めた

 

 

灯莉「

『新たなる物語

 

むかしむかし

 

ドラゴンと人間は仲良く、幸せにくらしていました。

 

しかしある時、ドラゴンを恐れた人たちに、ドラゴンは狩られてしまいました。

 

生き残ったのは、たった一匹だけです。

 

どこ? どこにいるの?

 

砂漠の上も。吹雪の中も。

 

いるはずがない仲間をドラゴンは探し続けました。

 

しかし、ついに力尽き、ドラゴンは倒れてしまいました。

 

それから時が経ち、体が骨だけになっても、ドラゴンは仲間を探しました。

 

しかし仲間を見つけることはできません。

 

僕は一人ぼっちなんだ。

 

疲れて眠るドラゴンの耳に、ふと誰かの声が聞こえました。

 

君は一人ぼっちじゃないよ。

 

友達ならいるよ、君のすぐそばに。

 

ほら。耳を澄ませてごらん。何が聞こえる?

 

風の音…笑ってる。とても楽しそうに。

 

そうドラゴンが答えると更に声は尋ねました。

 

水はどう?土は?火は?何を感じる?

 

水は歌ってる。

 

土はなつかしい匂いがする。

 

火は、すごく温かい。

 

すると大自然はエレメンタルドラゴンとなり、ドラゴンに寄り添いました。

 

ありがとう。友達を見つけてくれて。

 

ドラゴンは、エレメンタルドラゴンと共に、大空へ飛び上がりました。

 

2匹は手を取り合い、大自然のなかでいつまでも楽しく暮らしてゆくのでした。

 

めでたしめでたし。』。

 

如何かな?」

 

物語を語り終え、灯莉はそう話す。

 

創「まぁ、一番仲良くなってくれる友達は案外身近な場所に居るって、灯莉さんは……それを君に教えたかったんだ」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……お姉ちゃん達が?」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は私達を見て言う

 

創「そうかもしれないね

まぁ、私は君が本当は優しいドラゴンだと思ってる。

実際こうやって君と会って話をして一緒にお菓子も食べたからね」

 

灯莉「うんうん☆」

 

梨璃「そうですね

多分私に炎を出したのは人間に怯えただけですもんね」

 

梨璃がそう言うと

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……」

 

気まずそうな顔をする

 

藍「それらんは知って居る

君以外にもドラゴンは居るんだよ」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「え?」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は不思議そうに見る。

 

藍は〔グレートクローズドラゴン〕を取り出すと

 

グレートクローズドラゴン『ピィィーー!』

 

〔グレートクローズドラゴン〕は藍の手元から離れて少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)の少年の元に行き

 

グレートクローズドラゴン『ピィィーー!』

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「!」

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)と戯れる

 

創「種類は違うけどその子の様な竜は沢山いる」

 

『コネクト ナーウ』

 

ワイズマンの魔法陣から〔エモーショナルドラゴンワンダーライドブック〕と大きな〔ブランクライドブック〕を取り出して

 

創「此れにも龍の力が宿って居る」

 

私は〔エモーショナルドラゴンワンダーライドブック〕差し出して少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は手に取り。

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「……本当だ。

この本の中にもドラゴンが宿って居る」

 

創「うん。

永遠は無理だけど私達が君を独りにしない。

 

私は梨璃の方を向いて

 

梨璃「あ、うん

えっと死ぬまで……ずっと君と一緒に居てるだから友達になろ!」

 

梨璃が笑ってそう言うと、少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)の顔に笑みが浮かぶ。

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「皆、友だち?」

 

灯莉「そうだよ。

僕も皆、君の友だちになってくれるよ」

 

灯莉も少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)に手を差し伸ばす。

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は灯莉の手も握り

 

少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)「自分も……君の友だちになっても良いかな?」

 

藍「……うん!

らん達と友達になろ」

 

藍の問い掛けに、少年(〔プリミティブドラゴン〕の核である)は藍に向かって笑顔で頷向

その瞬間、辺りが強い光に包まれた。




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次回もお楽しみに
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