19人+1人のリリィ×仮面ライダー   作:ジェットプテラ

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第九十七話が完成しました
色々とありまして今回はかなり短めです
其れではどうぞ


第九十七話 楽しいコミニケション

たい焼きを食べた私達は別の場所に移動した

 

ミリアム「ほう!

ほうほうほう!」

 

ミリアムが興奮しながら設備を見る

 

楓「如何しましたの、ちびっこ2号

 そんなホーホー言ってフクロウの真似ですの?」

 

楓はそう言うが興奮しているミリアムは聞こえておらず

 

ミリアム「見よ、この機材!

CHARMのオートメンテナンスマシンに此方はスキラー数値測定器の最新版じゃぞ?」

 

千香瑠「流石、よくご存じですね

いずれも先日導入されたばかりの機器ですのに」

 

ミリアム「ふーむ、此れだけの物を一般リリィに使わせるとはのぅ

やはりCHARMメーカーがバックに居るのは大きいな」

 

ミリアムがそう言うと

 

楓「ただお金を注ぎ込めば良いと言うのは素人の考えですわ!

その点、グランギニョル社は伝統を重要視しておりますから!」

 

楓が対抗心むき出しにして燃やして来た

此れには

 

鶴紗「こんな所でライバル意識燃やさなくてもいいから」

 

鶴紗は飽きれている

 

恋花「でも、最新の設備が揃ってる分だけ要求スコアも厳しいからねー」

 

恋花が話した内容に鶴紗が聞き慣れていない言葉が出て来て

 

鶴紗「スコア……?」

 

と聞き返してしまう

鶴紗の疑問に瑤は

 

瑤「エレンスゲではリリィ達の戦闘データが細かく記録されて居て、その記録がデータベース化されているの」

 

千香瑠「このデータはリリィスタッツと呼ばれています」

 

千香瑠は〔ガトライクフォン〕を取り出して

 

千香瑠「こうして端末でデータを読み込んで……」

 

千香瑠は慣れた手つきで〔ガトライクフォン〕を操作して〈ガトライクモニター〉にリリィスタッツのデータを出す

 

鶴紗「……戦闘の統計情報にHUGE(ヒュージ)の個人討伐数、戦闘ごとのカロリー消費量にノインヴェルト戦術のパス成功率まで……」

 

鶴紗がリリィスタッツが如何言った基準で評価するのかを見て

楓は

 

楓「此方、千香瑠様の個人データでいらっしゃいますか?

此れ……かなり高い数値なのでは?」

 

瑤「そう、千香瑠のスコアは凄く高いよ

個人データだけで判断すれば上位に並ぶはず」

 

創「其の上仮面ライダーデュアンダルを使えば序列8位の私よりもその上を行ける筈」

 

私と瑤は千香瑠を持ち上げる

 

千香瑠「いえ……チームとして動けなければ意味が有りませんから

其れに安定性が大きく欠けているのも事実ですし……」

 

千香瑠は消極的だか

 

鶴紗「其れでも千香瑠様は凄いと思う」

 

鶴紗が千香瑠を褒める

此れには

 

千香瑠「え……っ?」

 

千香瑠は驚く

其れに続いて

 

楓「そうですわ、私達は何度も千香瑠様に助けられました

実際、ヘルヴォルの基本戦術に千香瑠様は欠かせない筈」

 

ミリアム「そうじゃな

精神的にもヘルヴォルにとって必要な存在じゃろう」

 

楓はミリアムが私達にとっては当たり前のことを言う

当然千香瑠も

 

千香瑠「そんなこと……

こんな私を受け入れてくれたヘルヴォルの皆に少しでも恩返しがしたいだけです」

 

と言うが

 

梅「千香瑠の魅力はこーいう謙虚さだな」

 

恋花「確かにー

千香瑠の包容力はあたし達じゃ出せませんわ」

 

瑤「……一緒にされるのはちょっと心外だけど、まぁ同意

千香瑠はヘルヴォルのお姉さん枠」

 

藍「千香瑠、料理もじょうずだよ!

とろっとろで、ふわっふわのオムライス作ってくれるの!」

 

創「其の上お菓子や紅茶なども一流と言っても過言じゃないから」

 

私達が持ち上げる

 

梅「うーん、お姉さんというよりお母さんじゃ――」

 

梅が言いたい事を言い切る前に〔ガトライクフォン〕の〈ガトライクモニター〉に写っているリリィスタッツのデータのとある部分に気が付いて

 

梅「ん?

このリリィスタッツのシークレット欄ってのは何だ?」

 

疑問に思い質問すると

 

千香瑠「あっ、それは――」

 

千香瑠が慌てて止めるが

 

ミリアム「ふむ、データ・マスキングじゃな

このパターンならセキュリティ権限は最低じゃから……」

 

ミリアムが千香瑠の〔ガトライクフォン〕を

 

ミリアム「よっと」

 

操作して

 

ミリアム「ほれ、マスクは外れたぞ」

 

簡単にデータ・マスキングを解除してしまう

 

千香瑠「ま、待って!

其れは駄目ーっ!」

 

千香瑠は慌てて大声で叫びながら止めようとするが

 

鶴紗「身長……体重……3サイズ……」

 

時すでに遅しで

 

梅「……流石はお姉さんだな、うん」

 

梅達は見てしまう

 

千香瑠は頬を赤くしながら

 

千香瑠「み、見ないで下さい……もうっ!」

 

怒り気味に言う

 

ミリアム「す、すまんの

良かれと思ってやったのじゃ……」

 

ミリアムは反省していると

 

[――!――!――!]

 

突然サイレンが鳴る

 

瑤「っ……!?」

 

私達は一瞬ビックリするが直ぐにこのサイレンの意味を思い出して

 

楓「これは……HUGE(ヒュージ)が出現しましたのね?」

 

恋花「さっき言ったエリアディフェンスは聞いて居るんだけど、それでも西から侵攻して来るHUGEがたまに出るんだよね」

 

瑤「最近は外征の要請も増えて来ている……」

 

話している間に千香瑠が〔ガトライクフォン〕でHUGE(ヒュージ)が出現した場所を調べていて

 

千香瑠「場所、判明したわ

ガーデンから少し離れた位置だけど……」

 

千香瑠は皆に位置情報を皆に見せた瞬間

 

藍「!」

 

藍はHUGEが出現した場所に向かって走る

 

楓「当然、私達も参りますわ!

宜しいですわね、皆さん!」

 

鶴紗「聞くまでもない

って言うか、藍の奴もう行っているんだけど」

 

鶴紗の言葉を聞いて私以外のヘルヴォルのメンバーは藍が居た場所を見ると確かにいなくなっている事に気が付いた

 

創「藍は先程千香瑠の〔ガトライクフォン〕でHUGEが出現した場所を見て直ぐに移動したよ」

 

恋花「えっ?

あ、ちょっと、藍!

くそー、いつもは一葉の役目なのになー!」

 

創「今は一葉は西東京の防衛構想の防衛構成会議に出席していますからね」

 

梅「それじゃ、私達も行こうか!

都会の街並み、守ってみせようじゃないか」

 

ミリアム「じゃな!」

 

鶴紗「まずは――」

 

楓「あのちびっこに追いつきますわよー!!」

 

私達は藍を追いかけるように出撃し、仮面ライダーに変身その後は侵攻して来たHUGEを殲滅した

その後私達はヘルヴォルの控え室で

 

千香瑠「みなさん、お待たせしました」

 

千香瑠は人数分のふわとろオムライスを運んで来た

 

梅「おっ、いい匂い!

此れが噂の千香瑠のとろとろオムライスか」

 

藍「やったー!

いただきまーす!」

 

藍は直ぐにオムライスを食べようとするが

 

瑤「待った。

藍、その前にメディカルチェックだよ」

 

瑤に待ったを掛けられる

其れを聞いた藍は

 

藍「え――ーっ!

オムライスは~?」

 

創「其れは大丈夫」

 

私は〔コネクトウィザードリング〕を取り出して待機状態の〔ワイズドライバー〕に翳す

 

『コネクト ナーウ』

 

ワイズマンの魔法陣が現れて両手を其処に入れて

 

創「えっと……」

 

私はお目当ての物を手探りで探り

 

創「あ!

あった!」

 

お目当ての物を探り当てて取り出す

 

瑤「此れは?」

 

創「保温冷蔵庫」

 

私はそう言いながらコンセントが有る場所まで運んで其処に置き保温冷蔵庫のプラグをコンセントの穴に刺す

そして保温冷蔵庫のスイッチを押して

 

創「こうすればいつでも暖かい千香瑠特製のふわとろオムライスが食べられるよ」

 

私はそう言うが

 

藍「むぅぅぅぅぅ~っ」

 

藍は今すぐ食べたいようだ

其れを見ていた楓は

 

楓「仕方ないですわね」

 

そう言ってスプーンを持ってオムライスを掬って

 

楓「ほら、あ~んですわ」

 

掬ったオムライスを藍にあ~んする

 

藍「ん?

あ~~~ん」

 

藍は楓が持って居るスプーン乗って居るオムライスを向いて口を開いて

 

楓「熱いから火傷しないようにね

はい、どうぞ」

 

藍「はむ……っ」

 

一口のオムライスを食べる

 

藍「うーん、やっぱり美味しい!

千香瑠のオムライス、いける!」

 

私達は突然な事だった為止める事が出来なかった

 

瑤「あ……本当は検査前に食べちゃ駄目なのに」

 

楓「まぁ、一口位大目に見てあげて下さいませ」

 

藍「しーっ、だね!」

 

楓の言い分に藍が便乗する

 

楓「ふふ……残りは帰って来てからですわ

いってらっしゃいませ」

 

瑤「ありがと、楓さん

それじゃ、ちょっと連れてくね……また後で」

 

瑤は藍を連れて行く

そんな後姿を私達は見て

 

ミリアム「ふふっまるで幼子じゃな」

 

梅「楓も藍が相手だとお姉さんするんだな」

 

鶴紗「梨璃の前でもああだったらいいのに……」

 

一柳隊のメンバーは其々感想を言う

 

楓「そこ、うるさいですわよ!」

 

楓は鶴紗の感想に反応して思わず返してしまう

 

梅「……所で、藍が呼ばれたのは何か理由が?

見た所、さっきの戦闘で負傷はしてなかったと思うけど」

 

梅は藍が検査する事に疑問に持ったようだ

 

千香瑠「…………」

 

千香瑠は話していいのか分からず黙り込んでしまう

其れに気が付いた梅は

 

梅「込み入った事情があるようだから無理に話す必要はないゾ」

 

梅がそう言うが

 

恋花「……ブーステッドリリィ」

 

恋花が梅の質問を答えて

 

鶴紗「……!?」

 

鶴紗が反応する

 

恋花「藍はG.E.H.E.N.(ゲヘナ)によって造り出されたリリィなんだ

知ってるかな、ブーステッドリリィって言葉」

 

ミリアム「う、うむ……」

 

ミリアムが歯切れが悪そうに答える

 

鶴紗「私も同じだよ

子供の頃にG.E.H.E.N.(ゲヘナ)でブーステッドリリィの施術を受けさせられた」

 

鶴紗は自ら自身の過去を言う

鶴紗の過去を知っている私は

 

創「……」

 

敢えて沈黙する

一方で千香瑠は

 

千香瑠「本当ですか……っ!?」

 

鶴紗の過去に喰らいついた

 

鶴紗「うん……なんとかG.E.H.E.N.(ゲヘナ)からは逃げ出せたけど

だからG.E.H.E.N.(ゲヘナ)は嫌い……悪いけど」

 

創「しょうがない

G.E.H.E.N.(ゲヘナ)は黒い噂が後を絶たないからね」

 

鶴紗「……うん」

 

私と鶴紗と喋って居て

 

恋花「そうか……百合ヶ丘にもブーステッドリリィがいたなんてね」

 

千香瑠「ですが、藍ちゃんは恐らく鶴紗さんよりも深い場所でG.E.H.E.N.(ゲヘナ)に繋ぎ止められて居ると思います」

 

千香瑠の言葉に

 

鶴紗「どうゆう事……?」

 

鶴紗は千香瑠の言葉に疑問が出たようだ

 

創「鶴紗さんは幼少期にブーステッドリリィの施術を受けたんですよね」

 

鶴紗「あ、うんそうだけど」

 

恋花「そうか藍の場合、G.E.H.E.N.(ゲヘナ)の研究対処になって居たのは胎児の頃から

あの子は生まれる前から吐き気がするような目に遭って来たの」

 

恋花の驚愕な真実に

 

鶴紗「な……っ!?」

 

鶴紗は驚く

 

楓「何ですって!?

G.E.H.E.N.(ゲヘナ)が非人道的な研究に手を染めているのは一部では公然の秘密でしたが、其処まで腐っていたなんて……!」

 

ミリアム「うむ……わしも科学者の一端

智の探求には理解を示したいが、それにも限度はある

マッドサイエンティスト……狂った化け物たちの巣窟か」

 

一柳隊の面々は其々感想を言う

彼女達も藍の様に生まれて来た子を知っている為そう言った感想が出てくると思う

そしてそれを知っている私は敢えて喋らないにする

 

鶴紗「どこか似た雰囲気を感じてはいた……

だけど、藍がそんな……」

 

梅「鶴紗……」

 

千香瑠「確かにG.E.H.E.N.(ゲヘナ)が藍ちゃんにした事は許せません

いつかこの行為に対する罰を受けるべきでしょう」

 

鶴紗「だけど今の藍を生かして居るのも、またG.E.H.E.N.(ゲヘナ)……

奴等の技術が無いと藍がどうなるか分からない」

 

恋花「……流石によく分かってるね」

 

鶴紗「藍……」

 

鶴紗は藍の事を思って居ると

 

楓「……藍さんにとって、ヘルヴォルとの出会いはラッキーでしたわね」

 

楓はそう言うと

 

鶴紗「ラッキー……?」

 

鶴紗は楓が言った言葉に?を出した

 

楓「確かに生まれはアンラッキーだったかもしれません

ですが今この環境……ヘルヴォルには藍さんの事を想う方がこんなにいらっしゃるのですからね!」

 

千香瑠「楓さん……」

 

鶴紗「私も地獄みたいな場所からある人の助けを借りて抜け出せた

其の人達がいなかったら、きっと今も……」

 

梅「そして鶴紗には今私達がいるからな!

鶴紗も藍に負けないくらい、愛されキャラなんだゾ」

 

ミリアム「あー、よく雨嘉になでなでされておるのぅ

こないだもソファで喉を鳴らしておったの、見たぞ」

 

ミリアムから驚愕な情報に

 

鶴紗「な、鳴らしてなんかない……!」

 

鶴紗は顔を赤くしながら慌てながら否定する

 

千香瑠「ふふ……確かに藍ちゃんも猫っぽい所があるわね

お昼寝が大好きだし」

 

鶴紗を弄りながら楽しい会話して居ると恋花が何か思いついたようで

 

恋花「それなら、レギオン対抗、マスコット対決でもやる?」

 

予想外な提案をして来た

 

梅「望むところだ!

鶴紗の実力を思い知らせてやるゾ!」

 

梅はその話に乗った

 

恋花「いいのかなーそんなこと言って

うちの藍は強敵だよー」

 

梅「なんの、梅は、いつかこんな日が来るだろうと思って鶴紗の為に、可愛い動物のパジャマを買っておいたのだ!」

 

と梅が選んだ可愛い動物のパジャマ(猫のパジャマ)を着た鶴紗が「に、にゃあー……」恥ずかしそうに鳴く姿が頭に浮かぶ

 

梅「鶴紗の可愛さに悶え苦しむがいいゾ!」

 

恋花「やるねー

だけど、可愛いパジャマならうちの瑤だって持ってるんだから!

あたし達が藍の為に、厳選したとっておき見せてあげる!」

 

恋花と瑤が選んだ可愛いパジャマ(熊のパジャア)を着た藍が「食べちゃうぞー」といつも通りの感じで接して来るのが頭に浮かぶ

 

恋花「あの愛らしさは、反則級だから、覚悟して!」

 

色々と変な方向に走っている梅と恋花に

 

鶴紗「……当事者を放置して勝手に勝負を進めないで」

 

鶴紗がツッコムが

 

梅「それなら次回、互いに見せ合って勝敗を決めるゾ!」

 

恋花「いいねー

面白くなってきた!」

 

二人は聞こえていないようで

 

鶴紗「だから勝手に話を進めないで

着ないからね

絶対に着ないからね」

 

キレ気味でツッコミを続ける

 

楓「なんだが随分と盛り上がって居ますわね」

 

千香瑠「ふふふ……でも安心しました

暗い過去が有っても、それを乗り越えられる味方さえいれば明るい未来に至る事が出来る」

 

楓「そうですわ、私達が付いていればなんも問題ありません!

鶴紗さんも藍さんも私にとって大切な存在ですからっ」

 

鶴紗「……恥ずかしい事を言わないで」

 

楓「あっ、ですが申し訳ありません

一番は……私の隣は梨璃さんの席と決まっていますのでっ」

 

恋花「あはは……この人はブレないね」

 

楓「あぁっ、暫く梨璃さんの匂いを嗅いで居ませんわっ

この同じ東京の空の下に居るというのに……恋しいですわっ!

梨璃さん、かむば―――っく!!」

 

その後は皆で千香瑠のふわとろオムライスを食べた




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