守銭奴ですが冒険者になれば金持ちになれますか?   作:土ノ子

27 / 27
 本ページに各モンスターの最終ステータスが一部更新して記載されており、本編未記載分を含みます。
 チラッと見て頂き、ますますえげつなくなったモンスター達をご確認ください。
 ※鴉天狗、ホムンクルスの一部スキルを変更・修正しております。


【Tips】まとめ 第一章

【Tips】時系列

本作における時系列について。

原作『モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?』において、1999年七の月に迷宮が出現。

そこから約20年後の(おそらく)2019年10月が原作開始時期と思われる。

本作第一話の時系列は同年4月であり、原作主人公北川歌麿が冒険者となる半年前に物語がスタート。

 

 

【Tips】プニキ

 とある高難易度【子供向け】ブラウザゲームの主人公の愛称であり尊称。

 ゲームそのものは名前を言ってはいけないあのクマ (バッター)が森の畜生ども (ピッチャー)のボールを打ち返すシンプルな野球ゲーム。だがネット上に転がる経験談曰く「とてもキッズ向けゲームとは思えない超高難易度の真剣勝負」とのこと。

 数多のやきう好きのお兄さんの時間を奪った闇のゲーム。なお既にサービス終了済み。

 詳細は敢えて割愛。詳しく知りたい人はくまの○ーさんのホームランダービー!を検索。

 

 

【Tips】狼王ロボ

 本作オリジナルモンスター。

 同ランクでは上位の戦闘力を持ち、スキルも優秀なEランクモンスター。

 初期戦闘力90+復讐の牙スキルで威力が上昇した一撃なら戦闘力150のDランクモンスターくらいなら食える格上殺し。

 狛犬が無傷で済んだのは自身のスキルを全て活用して防御性能が大幅に上がっていたのが大きい。守善が日和って後ろで構えていたら守護獣スキルが使えずにロストもありえた。

 Dランクカードを一、二枚しか持たない普通の一ツ星冒険者なら増殖コボルトを処理しきれず、その隙をロボが突くことでカードのロストどころか死亡もありうる凶悪コンボ。

 なお原産地アメリカの迷宮で出現した場合戦闘力がワンランク上昇し、統率系スキルや眷属召喚スキルが追加され厄介さがアップ。事故死が怖い。敵に回すと死ぬほど面倒くさいタイプ。

 

 

【Tips】中等攻撃魔法(地)

 本作独自設定。

 七人のドワーフが所有するスキルの一つ。

 原作において中等攻撃魔法を所有するモンスターは一通りの属性別攻撃魔法を使用できると推測されるが、上記スキルの持ち主は地属性系統に限定して中等攻撃魔法を使用できる。

 また、属性別のバリエーションが存在する。

 追記:ストーンバレット、ロックカノンなどは本作オリジナル魔法。

 

 

【Tips】疑似メテオ

 本作独自魔法。

 使用可能なモンスターは七人のドワーフのみであり、そのため正式名称はない。

 七人のドワーフが一致協力して作り上げた巨大な岩石を天から高速で撃ち放つ質量攻撃。

 その威力は中等攻撃魔法以上高等魔法以下。低ランク冒険者が従えるモンスターが喰らえば大抵死ぬ。Cランクモンスターでも割と死ぬ。

 使用には相応の溜めと安全な距離が必要だが、それらを犠牲にして早打ちも可能。

 

 

【Tips】呪いのカード

 原作にも登場する特殊なカード。通常のカードと仕様が異なる規格外品。

 迷宮の外でも一部スキルを使用できる、マスターへ危害を加えたり、影響を及ぼすことができるなど既存の常識を打ち壊す存在。実体があやふやな噂話としてのみ語られる未確認情報。

 なお本作ではバーサーカーが呪いのカードに該当する。

 ※原作を読んだ作者による要約です。正確な詳細は原作を参照してください。

 

【Tips】二重のカード化

 本作独自設定。

 マジックカードなど迷宮産アイテムはモンスターカードも使用可能。その応用としてあらかじめマジックカード等をモンスターに渡し、更にモンスターカードごとまとめてカード化可能な迷宮の仕様。本作では響が『特訓』中に木の葉天狗へマジックカードを渡し、二十二話まで保管していたことが該当。

 カードを使用するたびにいちいちマスターからモンスターに渡すのではなく、あらかじめモンスターにカードを持たせておくことが可能となり、利便性が高い。

 ただし渡したカードはモンスターを召喚するまで取り出すことは出来ないというリスクも存在する。

 

 

【Tips】七人のドワーフ

 本作独自のイレギュラーエンカウント、白雪姫がEランク迷宮に出現した時に主敵となるモンスターであり、その固有スキル。

 七体で生命力・負傷を共有・等分する。また言葉を用いずに意思疎通が可能となる。シンプル故に極めて強力。初心者殺しのイレギュラーエンカウントの中でもさらに凶悪な対マスター性能を誇る。モンスターを四体(四枠)しか召還できないEランク迷宮で七体+猟師の合計八体の脅威に対抗可能な初心者マスターはほぼいないと断言しても過言ではないだろう。

 二体一対スキルとは似て非なるスキル。詳細は後述。

 

 

【Tips】二体一対スキルの仕様

 スキル『七人のドワーフ』と異なり、二体一対スキルの場合、負傷の等分や意思疎通は出来ない。

 例えば狛犬がその生命力でまかなえる範囲で傷を負っても獅子側に影響は及ぼさず、傷を引き受けることも出来ない。ただし狛犬が瀕死の状態となっても獅子が健在な限りロストすることはない。

 その代わり瀕死の狛犬に追撃が加えられた場合や、負傷による狛犬の生命力減少は獅子側の生命力を容赦なく削っていく。

 また、両者が無傷の状態で片割れに二体がロストする程強力な攻撃を受けた場合は超過ダメージが発生し、攻撃が受けていないもう片方もまとめてロストする。

 

※二体一対スキルの仕様については原作者である百均氏に確認しており、上記に反映しております。

 ただし私が誤解していたり、誤った表現を用いている可能性があるため、あくまで二次設定としてお考えください。

 

 

【Tips】アンチ・マジック・スキル

 本作独自設定。

 限られたモンスターのみが持つ、魔法無効化ないし弱体化の効果を持つスキルの総称。

 マジックユーザータイプのモンスターに対し有利に立てる強力なスキルだが、概ね使用回数や使用条件等厳しい制限を有する傾向がある。

 狛犬・獅子の『辟邪の咆哮』を例に取れば、まず狛犬・獅子の二体を揃えなければ使用不可。無効化・弱体化できるのは一つの魔法のみ。無効化する魔法へタイミングを合わせて使用しなければ失敗する。クールタイムが存在し、連続して使うことはできない。など。

 使い所を見極めるのが難しいが、場にいるだけで敵のマジックユーザーを牽制できる非常に有用なスキル。

 

 

【Tips】イレギュラーエンカウント:白雪姫

 本作オリジナルモンスター。

 迷宮のランクによって主敵となるモンスターが変わり、ランクが上がるほど従える配下モンスターが増える変わり種のイレギュラーエンカウント。

 攻略難易度は下の下~上の上。迷宮のランクが上がるほど難易度は上昇する。参考として『七人のドワーフ』の攻略難易度は下の中にあたる。低めの難易度は【戦力さえ十分に揃えれば問題なく撃破可能】であることから。ただし肝心の戦力を揃えることの困難さを考えれば、紛れもなく低ランクのマスターにとっての死神と言える。安定撃破には最低でも十分育成されたDランクカードを二枚以上持った四人以上のマスターがドワーフ及び猟師を四手以上に分断、各個撃破する戦術を推奨。

 Fランク迷宮に出現する『猟師』は高度な隠形系スキルと弓術スキル、そして己の死を偽装できる偽死スキルを所有する。ただし本編においては偽死スキルを使う暇もなく頭部を砕かれ、消滅した。この偽死スキルは猟師が獣の内臓を白雪姫のものと偽り、王妃を騙したエピソードに由来する。

 Eランク迷宮には『七人のドワーフ』が出現する。詳細は本編を参照。

 Dランク迷宮では『魔法の鏡』が、Cランク迷宮では『意地悪な王妃』が出現する。

 Bランク迷宮及びAランク迷宮における主敵は未確認だが、恐らくは『王子』と『白雪姫』が該当すると推測されている。

 

 

【Tips】『守銭奴ですが冒険者になれば金持ちになれますか?』における2019年

 迷宮の出現とその恩恵により、戦争や貧困といった大きな問題が数多く解決されている(その代償に迷宮終末論を始めとする迷宮の脅威も多数存在する)。

 そのため現実世界の2019年よりもはるかに発展している部分があり、一見すればユートピアに見えるところも。

 医療技術もその一つであり、迷宮産のアイテムや技術を用いることで高度な医療を比較的安価に受けることができる。

 堂島藍が受けている治療もその恩恵に預かっており、現状維持だけならばさして大金は必要ではない。

 

 

 

〜第一章終了時点のステータス〜

 

【種族】鴉天狗(疾風(ハヤテ)

【戦闘力】230(50UP!)

【先天技能】

 ・武術:戦闘技術に対する一定の知識と技能を持っている。特定行動時、行動にプラス補正。

 ・天狗の隠れ蓑:被った者の姿を隠す蓑。気配遮断、透明化、無音行動の効果を持つ。

 ・中等攻撃魔法:中等の攻撃魔法を使用可能。

 

【後天技能】

 ・翼の誇り:マスターに自らの誇りである翼を預けた証。下された命令を誇りに懸けて実行する。命令に対する強いプラス補正、精神異常への耐性、一部の拘束スキルの無効化。

 ・飛翔→疾風飛翔(CHANGE!):空を翔ける者達の中でも更に一握りの天稟。常時飛行技能に大きくプラス補正。更に加速し続けることで耐久力と引き換えに俊敏性が大きく上昇。最大3倍まで上昇する。

 

 ・風読み:風を読み取り、遠方の状況を知覚できる。

 ・天狗風:旋風を起こし、味方に付ける。自身の飛行速度が向上する。

 ・中等状態異常魔法:中等の状態異常魔法を使用可能。

 

 

【種族】ホムンクルス (レビィ)

【戦闘力】200(100UP!)

【先天技能】

 ・人造生命:自然ならざる手段で生み出された命。美貌、未分化の生命、虚弱体質、絶対服従を内包する。

  →美貌:その姿は作られたかのように美しく整っている。美形が多いカードの中でも特に容姿に優れている。

   虚弱体質:生命力、状態異常耐性低下。

   未分化の生命:このカードはまだ雌雄が決定していない。マスターとの関係性によって性別が固定されることがある。

   絶対服従:魂の誓約であり呪い。どのような命令であっても実行する。命令に対する極めて強いプラス補正。

 ・無垢:この世に生まれ落ちたばかりの純真な生命。技能習得の効率向上、精神異常耐性低下。

 ・アーキタイプ:詳細不明。

 

 ※「両性」→「未分化の生命」へ変更。両性はいわゆる両性具有のイメージで描写していましたが、原作にて性別を自由に切り替えられる特性と判明したため変更・修正。なのでホムンクルスは【生えてない】し【ついてない】です。なお淡い膨らみはある。

 

【後天技能】

 ・零落せし存在:本来の存在より零落している。戦闘力を常時100マイナス、スキルの欠落やランクダウン。

 ・短剣術:短剣の扱いに特化した武術スキル。武術スキルと効果重複。特定行動時、行動に大きなプラス補正。

 ・投擲術:武器の投擲に特化した武術スキル。武術スキルと効果重複。特定行動時、行動に大きなプラス補正。

 ・忠誠:仕えるべき主を見出した証。忠誠心に応じてステータス向上。

 ・奇襲:攻撃時、相手に気づかれていない場合ダメージにプラス補正

 ・復讐するは我にあり(NEW!):自身や仲間が受けたダメージに比例して攻撃力が大幅に上昇する。

 

 

【種族】バーサーカー (B.B(ビー・ビー)

【戦闘力】250(70UP!)

【先天技能】

 ・武術:戦闘技術に対する一定の知識と技能を持っている。特定行動時、行動にプラス補正。

 ・狂化:戦闘を終了するまで暴走状態となり、徐々に生命力が減っていく代わりに全ステータスが三倍となる

 ・物理強化:物理的な攻撃の威力を強化する。

 

【後天技能】

 ・恵体豪打:恵まれた肉体から繰り出される豪快な打撃。同族の中でも肉体的に優れている証。

 ・強振 (フルスイング):武器攻撃の威力向上、精密操作性低下

 ・選球眼:遠距離攻撃を見切る眼力。防御技能にプラス補正。

 ・ピッチャー返し:非接触型の投射攻撃を敵に向かって打ち返すことが出来る。実体の有無を問わない。

 ・ピンチヒッター(NEW!):窮地に陥るほど意識は冴え渡り、打撃は威力を増す。生命力が減少するほど攻撃面のステータスが上昇する。また、生命力が1/10を切った段階で精神状態異常無効が発動する。狂化スキルのデメリットにも適用される。

 

 

【種族】狛犬/獅子

【戦闘力】180(30UP!)

【先天技能】

 ・二体一対:このカードは半身と呼べるカードと二枚で一つである。二枚召喚しても迷宮の召喚枠を一つしか消費しない。また生命力を二枚で共有する。

 ・辟邪の咆哮:魔を除け、邪悪を退ける退魔の霊威を宿す咆哮。魔法を無効化または弱体化するアンチ・マジック・スキル。狛犬と獅子が揃っている時のみ使用可能。

 ・守護獣:聖域を守る神獣。防衛行動時、生命力と耐久力が向上する。威圧、庇うを内包

  (威圧:強烈な迫力で敵の動きを鈍らせる。稀に怯ませる。

  庇う:仲間の元へ瞬時に駆け付け身代わりになることができる。使用中、防御力と生命力が大きく向上。)

 

【後天技能】

 ・気配察知:五感を強化し、隠密系スキルを見破りやすくする。

 ・食いしばり(NEW!):戦闘中にロストする程のダメージを負っても一度だけ二体一対スキルによる片割れへの超過ダメージを防ぐことが出来る。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。