防衛軍幹部はリリィ達の育成をする   作:影病

10 / 15
NINESTORY-反乱-

今日は夢を見なかった

久々だな…

 

 

 

 

 

 

 

最近は少しとばかり暑くなってきた

気温が高くなり、半袖の生徒も増えてきた

気温のせいで生徒全体のやる気が下がっている

こんな暑い中訓練はしたくねぇよな

 

 

そこでだ

 

 

昨日の教官達での会議で、水泳訓練が提案された

少し速いが、水泳は色んな物が発達する

様々な部位の筋肉、体力、他にも沢山ある

もちろん、僕はその意見には賛成した

一気に強くなれるチャンスだからな

そして、理事長の許可も得て水泳訓練が行える環境になった

ただ1つ問題がある

それは僕が教えられないという事だ

水泳場には女性しかいない

男である僕は、授業中は立ち入り禁止となった

他の教官曰く、「やらしいことしたら嫌だから」という

僕は鼻で笑ったよ

僕はそんな事しませんよってね

でも、そんな風に見られているのなら、少しヤバいかもな

ま、僕は水泳そんなに得意じゃなかったから全然いいんだけどさ

 

「これから暇になりますね、レン教官」

「そうなんだよー、水泳だからって僕を暇人にしなくてもいいのにー」

後ろから出江さんが喋りかけてくる

「レン教官はこの夏どうするんですか?」

「僕はとりあえず、防衛軍からの金で格闘の自主練かなー」

適当に言ったけど、そんなに予定組んでなかったな

暇だからする事がないからな…

「長期休暇は?」

「多分自主練」

自主練しかないな…

そういえば夏ってなんかあったような気がするな…

「なあ、夏ってなんかあったくないか?」

「……祭り?」

「可愛い答えだな」

「死にたいですか?」

「あーごめんごめん!今のは聞かなかった事にして」

「分かれば良いのです」

夏…そんなに重大ではなかった事だと思うんだけど…

「誰かの誕生日とか?」

誕生日…居そうだけど、もっと前から知ってるんだよな…

でも日にちではあったような

「んー分かっんねぇ、なんか忘れてるような気がするんだよな…」

「あ、教官の誕生日とか?」

誕生日でクソ攻めてくる

僕の誕生日…

「僕の誕生日っていつだっけ?」

「8月9日とかではなかったかしら?」

 

 

 

 

「は!それだ!出江さん!夏は僕の誕生日だ!」

やっと解決出来たー!

「僕の誕生日は8月9日だった!ありがとう出江さん!」

「は、はぁ…」(誕生日忘れてたの?)

そうだ、僕の誕生日があった

中学生から祝われてなかったから忘れてた

やっと長年のモヤモヤが無くなった!

やっぱり出江さんだなー

まてよ、なんで出江さん僕の誕生日知ってる?

僕はここに配属される時は分からなくて書いてなかったぞ

「なんで僕の誕生日を?」

「言ったでしょ、私はあなたの監視役、あなたの事については人一倍調べていますので」

「どこからそういうの調べてるんだ?」

「新聞とかですかね」

「へぇー」

なんだか想像つかないな

新聞読んでる出江さん

だが本当に気になることは熱心に調べるんだな

「いつから水泳訓練実施でしたっけ?」

「来週くらいからだったよ」

「来週ですか…」

「なにか問題でも?」

「流石に急すぎませんか?」

「そうか?別に僕はそう思わないけど…」

でも言われてみれば急だな…

ま、急な提案だったしおかしくはないな…

 

 

 

「!出江様!大変です!」

後ろから2年がやってきて、出江に話しかけている

「は!レン教官!お疲れ様です!」

僕に気づき敬礼する

本当に防衛軍みたいになってきたな

「楽にしろ」

座っていたが話を聞きたいので、立ち上がった

「それより大変です!今街で反政府組織が暴動を起こしています!」

反政府組織?なんで今更…

「ただいま防衛軍が対処中ですが、圧倒的に数の差が生じているので、百合ヶ丘のリリィを援護にまわせと仰っています」

「ヘリを用意しろ、僕が先に出撃する」

「りょ、了解!」

「出江さんは理事長と交渉してリリィを出すかどうかを確認してくれ」

「分かりました」

僕は2人に指示を出し、急いでヘリポートへと向かう

 

 

 

 

 

「ヘリ、出撃します!幸運を祈っております!レン教官!」

「ああ!ありがとう!」

誘導役が敬礼しながら見守っている

僕は目の前のヘリに乗りパイロットに発進可能と伝える

 

ヘリは離陸を始め、高度を上げながら目的地に進む

 

 

 

 

 

 

ヘリに乗ってから5分くらいの時

「レン陸佐!通信が入っておりますのでヘッドセットを!」

「了解だ」

パイロットに言われ、近場にあったヘッドセットを着ける

 

「こちら現場の指揮官の者です!あとどれくらいで到着しますか?!」

「もう残り1分と言ったところだ!」

「もうそんなところまで!1つ注意して欲しい事があるのですが!」

「なんだ?!」

「近場になってきますと、相手らはもしかしたら対空武器で攻撃してくるかもしれません!要注意を!」

「了解だ!」

通信を終わらせる

 

「レン陸佐!そこにある小銃で敵をここから撃ってください!」

通信を終わると次はパイロットから指示を受ける

「分かった!右の扉、開けてくれ!」

「了解!」

僕が手に取ったのは89式小銃

防衛軍では普及されているもの

指示通りパイロットは右の扉を開ける

そして僕はそこから小銃を撃つ

結構遠いが何発かは当たっているっぽい

「陸佐!どうですか?!」

「ここからじゃそう当たらない!もう少し高度を下げれるか?!」

「無理です!これ以上高度を下げるとヘリが撃たれます!」

そうか…確かにな…

 

 

 

 

「!レン陸佐!ロケランが!」

考えてる内にパイロットが叫ぶ

前を見るとロケランがもう目と鼻の先

 

 

 

 

 

 

そしてロケランはヘリに着弾

後ろの部位を当てられ抵抗力を失ってしまった

ヘリ内では鳴り響く警報音

「くっ!陸佐!もうこのヘリダメです!」

回転しながら段々と地面に落ちていく

「分かってる!だから今から出ようとしてるんだ!」

僕は操縦席まで行く

「君、パラシュートの使い方くらい分かるよな?」

「もちろん!」

僕はパイロットにパラシュートを渡し、操縦席のドアを拳で吹っ飛ばす

「よし!ここから飛び降りろ!」

「あ、あなたどうするんですか?!」

「心配すんな、僕は大丈夫だ!」

「りょ、了解!」

人の心配するなんてな

流石防衛軍の人間だ

そしてパイロットはヘリから脱出

「よし、そろそろ脱出しないとな」

 

 

 

 

 

僕はパラシュート無しで垂直に落ちる

「空は久々だな…」

右足にマギをため、着地に備える

 

 

 

「!陸佐!パラシュートなしで…」

「陸佐?あれがレン陸佐か?!」

「そうです!」

 

 

僕は右足で地面に着地する

直後に半径10mくらいまでに衝撃波がはしる

近くにいたパイロット達は少し飛ばされていたが特に問題はないだろう

正直言って右足はクソ痛い

だが耐えれる程の痛み

そして僕は何事も無かったかのように現場の指揮官の元へ

 

 

 

 

 

「陸佐!お疲れ様です!」

テントの中に入ると、指揮官が敬礼をして向かえる

「楽にしろ、それで今日の任務内容は?」

「今回は聞いての通り、反政府組織との闘いになります、ですが防衛大臣の指示で殺してはならないのですよ」

僕は最後の言葉に引っかかる

 

「おかしくないか?」

「何が…ですか?」

「なんで殺しちゃダメなのに僕ら防衛軍が対処してるんだ?警察で良いだろ?」

おかしい…おかしすぎる

 

 

 

 

 

 

 

僕らは人を殺す訓練をしている、逮捕なんてした事がない

「防衛大臣からの出動命令なので…」

なるほど…

では考えられるのは1つか

防衛大臣と反政府組織のボスがグルで何かを企んでいる

何かが怪しい

今の総理なら特殊な警察方々を出すと思うが…

それにリリィを救援にというのもおかしい

何故リリィなんだ?そして何故防衛軍だけでは数が少ないんだ?

それほど腕が落ちているのか?

「とりあえず対処をお願いします…」

「分かった、その代わりいつでも発進できる装甲車を用意しろ」

リリィの身に何かあるかもしれない

「了解!」

「あ、あと」

「はい?」

 

 

「殺したらごめんな」

僕はその言葉をかけ、テントから出る

 

 

 

 

 

僕は外に出た瞬間に絶句した

外は地獄絵図だった

ナイフでバラバラになっている遺体

複数人に切られている遺体

首だけの物

どの遺体も防衛軍の人の遺体

「そうか…殺しちゃならないから殺られっぱなしなのか」

今の防衛大臣は無能だな

防衛軍は何にも悪くねぇのにな

「たすけて…助けてよ!」

どこからか声が聞こえる

女性の声?

僕は声の元へ駆け寄る…

 

 

 

声の方には男性複数人に押し倒されている女性がいた

「はぁ…」

僕はため息をついた

なんでこういう場ってこういう犯罪が起きるんだろうな

僕は女性の方へと近寄った

「!!たすけて…助けてください!」

女性が声を上げる

「何言ってんだよ、お前は今から俺らの奴隷になるんだよ!」

男性達は呑気に笑っていた

僕が近づいているのに気づかずに…

 

 

 

「なあ、爺さんここらで女性を見なかったか?」

僕は男性の汚い肩に触れる

「ああ?!テメェ誰だよ?!」

急に振り向く男性

「あ、いたいたこの子探してんだよね」

「おいおいこの嬢ちゃんは俺らのもんだぜ」

僕が女性に近づくと近くの別の男が僕の前に出てくる

「あ、いやこの子僕の連れでね、この子が何か失礼な事しました?」

「デタラメ言ってんじゃねぇ!」

男性が僕に殴りかかってくる

 

 

「まあまあ待ちましょうよ」

僕は男性の肩を掴み殴りをおさえた

 

「あ?……あああああ!!」

肩を掴んだ瞬間に相手は悲鳴と共にしゃがみ出した

 

「お、おい!ガキ!こいつに何した?!」

後ろの人が喋りかけてくる

僕はその人の方を向きながら言う

「こいつの肩の骨を体内でボロボロにした、下手に動けばどこかに刺さり死ぬ可能性がある、1つ対策法があるとするなら義手にしなければならない、まあお前らなら無理だと思うがな」

「何言ってんだ…」

「次は君かもね…」

僕は笑いながら指を指した

それに怖くなったのかとても怯えている

「!怯えてられっか!しねぇぇ!!」

後ろからナイフもって迫ってくる男

 

 

僕の腕には見事に貫通した

だが僕は笑っていた

「ひ、ひぃ…!!」

「なあ爺さん、思わないのか?」

腕に刺さっているナイフを自分で抜き、相手に近づく

 

 

「自分はなんて哀れなんだろうって」

「あああああ!!」

僕は相手の足にナイフを刺した

相手は叫び、倒れ込む

残り3人…

もう普通にやるか…飽きたし

「!よくもぉぉぉ……おえっ!…?」

僕は目の前にいた人の頭を叩いた

普通に叩くではなく、正式に言えば脳震盪を起こさせただろう

そして後ろの人の顔に肘打ちする

「ぐはっ!!」

ラスト1人には、膝蹴りをした

一瞬にして3人は倒れた

雑魚め

 

「大丈夫か?」

僕は女性に話しかける

「…怖かった…」

すると女性は赤ん坊のように泣き出した

「な、泣くな!俺がやったみたいになるだろ!」

女性防衛軍員

名前は、クロエ・リスタリオ

リリィを目指していたが、スキラー値が足らず挫折

 

何故僕が知っているかって?

 

 

僕が幹部の時に指導した人間だからだ

 

 

僕はクロエをおんぶしようと腕を掴むと頭痛が発生した

「っ!はっ!」

燐の時と同じような痛み

何かが見える…何かが

「あ…くっ!」

僕は倒れ込む

凄い頭痛だ

体がダルすぎて立てない

「陸佐!陸佐!」

叫ぶクロエ

「だ、黙れクロエ…はぁ…はぁ…お前は…はぁ…戦うか…はぁ…撤退するか…はぁ…しろ…」

急な息切れ、力がどんどん抜けていくのが分かる…

 

何か分からないがある場面が見えた

前の時のように…

 

 

 

 

 

 

 

 

「手……げな」

ある女性が男の人に背後から銃を突きつけている

声はあまりよくは聞こえない

「お……の…もうと………だ…」

男の人は何か喋っている

 

 

 

 

見えて聞こえたのはそれくらいだ

 

 

 

 

 

 

 

「…さ…りく…陸佐!陸佐!大丈夫ですか?!」

目を開けるとクロエはまだ僕の元で叫んでいた

頭痛は無くなり、ダルさも無くなった

なんだかさっきのが嘘のように…

「クロエ…まだいたのか?さっさと行きな」

「やです!」

断固拒否された

こいつ、格闘技術も射撃技術もそんなにのクセに根性だけはある

これがこいつの長所なんだが、うっとしくなる時もある

例を上げれば今だ

指示を聞かずに根性だけでどうにかしようとしている

そんなのじゃ死ぬのにな…

「はぁ…クロエ、お前は後退しときな」

僕は立ち上がり、服についた汚れをはらう

「やです!私も防衛軍の人間なんです!みんなの役に…」

「正直言って防衛軍自体が邪魔なんだ、人を殺すことしか出来ない防衛軍の人間はな邪魔なんだよ」

羽織っていたジャケットをクロエに被せる

「何がお前をそうさせるかは知らんが、お前が出る幕じゃねぇ、全部俺がやってやるから心配すんな」

「陸佐…でも!」

「俺が帰ったらそのジャケット返せよ、近くの洋服のピー山で高かったからな」

クロエ、いや部下をここで死なす訳にはいかない

未来ある部下をな

 

 

 

 

残りの人間はざっと見で50人と行ったところか

 

 

 

 

 

銃なし、ナイフなし殺しなし

気絶だけか…

麻酔銃でもありゃいいのにな

 

「陸佐!おひとりで何を?!」

僕が敵陣へと歩いて向かっている最中に指揮官が話しかけてくる

「数分だけ後ろに下がっといてくれ」

「は、はい?」

俺の狙いはこうだ

 

まず敵陣の中心へと行き、そこでマギをためる

 

 

そしてためたマギを四方八方に飛ばす

簡単な事だ

 

 

 

 

「おい!ガキが1人で走ってくるぞ?!やっちまおうぜ!」

敵が俺の事を認識し、攻撃を仕掛けようとする

ある人は銃剣をもち、ある人はナイフを持ち俺に攻撃を仕掛ける

 

「しねぇぇ!!」

「お、おい!このガキ、全然攻撃が当たらねぇぞ?!」

攻撃を躱しながら中心へと順調に向かう

 

こいつら、一般人ということもあってかナイフの振りや銃剣の攻撃パターンが1つしかない

新兵と一緒だ

 

こんな奴らと戦う必要はもうない、とっとと終わらせてやらねぇと

「このガキィィィィ!!」

「な?!」

唯一俺の事を捕まえてきた

後ろから首を締められている形になっている

こいつ…なかなかやるな…

「どうした?!ガキ?!さっきの勢い…ぬわぁ!!」

俺は相手の足を踏み、背負い投げをする

こんなにデカい男を投げ飛ばすのは久々だ

「ふっ、なかなかやるな、坊主」

「忠告だ、死にたくなかったらこの場から離れるといい」

「おいおい、俺には脅しなんて効かねぇぞ?分かってんだよ、お前ら防衛軍が俺らの事を殺さないことくらい」

「何故そう思った?」

「殺していいならもう殺してんだろ?俺のことを」

素晴らしい洞察力、素早い物でも捉えられる反射神経

そして自分よりも強い奴に歯向かう、勇気

どれも良い感じに発達している

「これ以上は業務のため詳しくは言わないが、いつかお前と一緒に戦う日を待っている」

防衛軍に入れば良い陸曹にはなれるだろう

それか、俺が反政府組織に入るか…まあそれはねぇと思うがな…

「俺もあんたと一緒に戦える日を待ってるぜ」

勧誘されているが、俺はまだその時ではない…

「もう少し仲間をつけたら来るよ…」

俺は知っている、政府は悪だってことをな

だが俺にはまだ色んな人に恩返しと、政府の悪を知らせなければならない

 

 

 

 

俺は中心の方へと全速力で走った

猛スピードだ、誰にも止められない

 

 

 

 

 

色んな人間に邪魔されながらも、躱しては投げ飛ばしたりしていると敵陣の中心であろうところに到着する

「さ、いい加減、任務を終わらせるか…」

手のひらにマギをためながら敵の攻撃を躱す

「ためてるときくらいは、大人しくしておいて欲しいね!」

躱しているうちにマギがたまる

 

「よし、それじゃあな!」

その発言と共にマギを四方八方に飛ばす

 

直後、俺に近い奴らから飛んで行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マギを飛ばしてから3分が経った

俺の周りには誰もいなかった

この光景をみて確信した

「任務完了」と

 

 

 

 

 

 

 

 

「防衛大臣に報告でもしておけ、終わったってな」

「了解です!」

俺はあの後、テントまで戻り、任務が終わったと伝える

さあ、どうする?防衛大臣さん

俺はあんたがブラックだと思ってるが…

「陸佐!防衛大臣はあなたの事をとても称えておられます!是非賞状でも、貰わないかと」

それで俺を仲間につけたつもりなら、殺す

「本当か?!それは嬉しい!」

とりあえず適当言って、探れる道を作っておくか…

「陸佐!百合ヶ丘から通信が」

通信科の人間が話しかけてくる

「百合ヶ丘?誰だ」

渡されたヘッドセットを手に取り、頭につける

「こちらリエスタ1等陸佐、あんたは誰だ?」

「案の定生きていましたか」

「俺が死ぬことは相当ないだろうな…それと失礼な事を言うな、出江さんは」

「あら?失礼でしたか?」

今日は随分と気分が宜しいようだ

「……それで何の用だ?」

「良いニュースと悪いニュースがあります、どちらから聞きたいですか?」

「じゃあ良いニュースで」

こういうのは良いニュースから聞いた方がいいと勝手に根拠もなしに思っている

「良いニュースは工廠科である真島百由からの伝言です、頼まれていた物が出来たとの事」

あれか…

「悪いニュースはあなたの仕事がもう1つ増えました」

仕事?別に悪いことではないが…

「何が言いたいんだ?」

「今百合ヶ丘に向かってきている人達がいるということです」

ほう…

「どんな奴らだ?」

「そうですね…傭兵という感じでしょう」

傭兵か…これで分かったような気がする

証拠はないが、防衛大臣は悪だな

なるほどな…そういう事か…

俺を別のところにいかせて、百合ヶ丘を制圧でもするのか…

そして、制圧出来ても、防衛大臣は防衛軍を派遣したが間に合わなかったとでも言う気だな

でも流石にリリィを舐めすぎなんじゃねぇか?

男が勝てるわけがない…

 

「とりあえず俺は今すぐそっちに向かう、耐えれるか?」

「無理に等しいと思います、もう玄関で待機しているので、幸運を祈ります」

よく分からない言葉を最後に通信を遮断

「陸佐ー?陸佐ー?幹部!!」

となりからデケェ怒鳴り声が聞こえる

俺はヘッドセットを取り、何があったか聞く

「なんだよ、クロエ、どうしたんだ?」

「百合ヶ丘、何かあったんですか?!」

「ああそうだ、だから今から車乗っていくところだ」

「私も行きます!」

出やがった、変な根性

「無理だ、お前にはやることがあるだろ」

「嫌ですいやでーす!どうしても幹部のお役に立ちたいのー!」

「役に立ちたいなら言うこと聞いてくれ!」

「むー」

涙目になりながら頬を膨らませる

 

 

俺は少し考えた

確かに2人なら任務もすぐ終わる

んー、どうしたもんか…

 

 

 

「クロエ、死にたいか?」

「あなたの傍で死ねるなら本望です!」

どうやら死んでもいいらしい

 

 

 

 

 

「なら着いてこい!」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。